二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ONEPIECE×青の祓魔師
- 日時: 2012/01/23 14:56
- 名前: 夏蜜柑 (ID: 6C/2QBw5)
皆様おはこんばんちわ。
何個小説かいてるの!?
と思う方もおりますかもしれませんがこれは私がスレを立てただけで、書いているのはネ申のサリーsなのでお間違えのないようお願いします。
これは題名のとおりONEPIECEと青の祓魔師の合体バージョン(なんじゃそりゃ)です。
私よりもとても描写の上手なお方なので、見ていってください。
とても長々とした話となってしまいました。
最後に、基本のルールを書いて終わりたいと思います。
*・*ルール*・*
*荒らし・中傷目的の方は戻るをクリック。
*サリーsの小説を侮辱しない方は来てくださって構いません。
*荒らしに反発しないでください。
私が書くわけではないのですが、この二つは必ず守ってください。
荒らしなどをみて気分を損ねる方もいると思われるので。
>>1 目次
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- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.113 )
- 日時: 2012/01/13 19:54
- 名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
いや、実はしえみって自分が料理得意じゃないって知ってるんだよ!!!
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.114 )
- 日時: 2012/01/13 19:56
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
ま、マヂで!?
初めて知った!!
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.115 )
- 日時: 2012/01/14 15:04
- 名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)
うそ!? 良かった!! しえみ嫌いにならなくて済んだ!!
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.116 )
- 日時: 2012/01/15 14:16
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
第八話「得た絆(モノ)と迫る危機(前編)」
今から16年前—
由緒あるとある寺が青く強く光った。
「ぎゃあああああっ!!!」
「ぐぬぅあああああっ!!!」
寺に集まった僧は一人一人、体から青い炎が発火し
焼け死んでいく…。
「ひっ…うわぁあああああ!」
その恐るべき光景を目にした修行僧はその場から離れ、
御堂の隅へと逃げた。
腰が上がった時にはもう夜明け。
僧の大勢はいなくなっていた。
それからその寺はこう呼ばれるようになった。
—祟り寺。
◆◆◆
「坊が生まれて物心つく頃には寺はすたれとったらしいんです」
「【青い夜】…」
【青い夜】の事を聞いていた一同は言葉を失った。
その脇ではナミとロビンが少し離れてとある話をしていた。
「16年前って…」
「《ブラックホール》が開いた年と同じ…」
「何か関係が—まさか元の世界に帰れる手がかりに!?」
「なるかもね」
すると、ロビンは燐の変化に気がついた。
表情がやけに険しい。
拳も強く握っている。
「授業再開するゾ〜!」
“ブ—ッ!ブ—ッ!”
勝呂と一緒に帰ってきた椿の携帯がなった。
「何かネハニー?なんだって!?今からかい?仕方ない子猫ちゃんダ!」
(子猫ちゃん!?)(ハニー!?)
「注ゥ目ゥ——!しばらく休憩にする」
「えっ!?」
椿の謎の言動と急な決まりに勝呂は驚いた。
「いいかネ!
基本的に蝦蟇は大人しい悪魔だが人の心を読んで襲いかかる面倒な悪魔ナノダ!
私が戻るまで競技場には降りず蝦蟇の鎖の届く範囲には決して入らないこと!!
イイネ!
わかったら以上!!今行くヨ子猫ちゃ〜ん!!」
「………」
辺りが一瞬で静かになった。
その空気を崩すように勝呂が言った。
「なんやアレ!あれでも教師か!?
…生徒も生徒やしなぁ!!」
強面の顔の彼がさらに険しい顔になって厳しい目つきで燐を睨んだ。
「なんだよさっきからうるせーな…なんで俺が意識低いって判るんだよ!?」
「授業態度で判るわ!!」
「また始まった…」
「坊、大人気ないですよ」
「止めてやってください坊」
「やかましい!…そうや。
そんならお前が意識高いて照明してみろや!!」
「はっ!?」
「あれや」
驚く燐を脇に競技場で大人しく座っている蝦蟇をビシッと勝呂は指差した。
「蝦蟇に近づいて襲われずに触ってこれたら勝ち…!」
蝦蟇は目に映る者の目を見て感情を読み取る悪魔だ。
恐怖、悲しみ、怒り、疑心—。
動揺して目をそれしたりなどの行為をすると襲ってくるのだ。
つまり、平常心でいれば襲われない。
「祓魔師としてやっていくんやったら蝦蟇なんてザコにビビってられへんしな。
もちろん俺はやる!
当然勝つ!!」
「お前本気なのかよ…!?」
「本気や。なんか問題でもあるんか?」
「…いやない…」
「どうや!?やるかやらんのか!?」
緊張の糸が張り詰める。
皆、息を飲んだ。
頬に冷や汗が流れる。
「へっ…面白ェーじゃねぇか!」
すると燐は人差し指を一本立て
「まぁ、やんねーけど」
鼻の中に差し込み気合の無い声で答えた。
「間違って死んだらどーすんだ。
バッカじゃねーの?」
「おい!燐!!」
「?」
「受けろ!!勝負!!!」
「はっ!?」
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.117 )
- 日時: 2012/01/15 14:17
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
第八話「得た絆(モノ)と迫る危機(後編)」
燐は急に叫び出したルフィの顔に驚いた。
それも言ったのはルフィだけではない。
「燐、勝負に逃げはねぇ」
「受けたら勝つまで」
「漢だろ!!」
「アウッ!!」
「燐さん、受けて下さい」
「いややらねーって!!」
勝負を進める7人を燐はふりはらった後、申し出に振り向き言った。
「俺にもお前と同じ野望があるからな。
こんな所で死ねねぇんだ」
「???…!!—お前ら言うたな」
「「いやぁ…」」
「何が野望や…お前のはビビっただけやろうが!!
なんで戦わん!!?悔しくないんか!?」
しかし、当の本人はそんな必死の叫びにも動じない。
「俺はやったる!!お前はそこで見とけ!!!」
勝呂は競技場に滑り下りた。
「おい止めろ!」「「坊!!」」
「本気なの!?」
「どーせ引き返すでしょ、バッカみたい」
しかし神木出雲が言った事は本当にならなかった。
彼は迷わずに、真っ直ぐと蝦蟇に進んでいく。
「俺は…俺は!
サタンを倒す!!」
「プップハハハハハ!!
サタン倒すって…アハハハハッ!!子供じゃあるまいし!!!」
魔女のような出雲の笑いを聞いた勝呂の今まで進んでいた足が止まった。
—俺の野望を…わら
「人の野望を笑ってんじゃねぇよ!!!!」
「!?」
ルフィが出雲の胸倉を掴み、大声が叫んだ。
「あいつは笑われようとして言ったんじゃねぇ!!
自分の決意を言ったんだ!!!
それを…他人みたいに笑ってんじゃねぇ!!!!」
「…!!!」
すると勝呂は蝦蟇と目が合ってしまった。
彼の目には—1粒程の涙が溜まっていた。
【ゲボォオオオオ!!】
(しまッ…)
“バグっ!!”
蛙の悪魔に人間が食べられる音がした。
一人の少年の目にあったのは、
蝦蟇とその前にいる燐だった。
「いいかよーく聞け。
サタンを倒すのはこの俺だ!!
てめぇはすっこんでろ!!」
「…ば、バカはてめーやろ!!死んだらどーするんや!!!ってか人の野望パクんな!!!!」
「パクってねーよ!!オリジナルだよ!!」
「やっぱあいつら仲良いな!!」
「…ああ」
「犬猿の仲ってやつね」
◆◆◆
その次の日。
恐るべき頂上現象は起きた。
“ドサァ!ドサドサァ!!”
「すげぇ教科書の量だな」
「…どうしたの兄さん」
「ベンキョーだよ!」
「「「えっ」」」
それを聞いた雪男は手を口にあて、
ウソップは机の下に隠れ、ナミは震えあがる体を押さえた。
「なんかの前触れ…?」
「絶対今日この世界壊れる…」
「皆!!今日、台風が来るわよ!!!」
「なんでだよ…!!」
自分を馬鹿にするものにキレ、教科書に向かうと前髪が邪魔をした。
前髪の向こうには人影が—
「……」
強面な顔がこちらを見下ろしていた。
勝呂だ。
「なんだよ?お前もバカにしに来たのか?」
「……」
勝呂は燐から視線を逸らせてこう言った。
「昨日言いそびれたけど…ありがとぉな」
「!?」
「コレ、俺が夜勉強する時に使うやつ…貸したるわ」
彼からクリップを受けっとった燐と周りの者達は顔を青ざめた。
「何かの前触れ…??」
「気持ち悪…!」
「みんな——!!!大嵐が来るわよ———!!!!」
「んやとぉ!!?人のまごころを!!!」
また、彼らの周りに騒がしい声が増えた。
◆◆◆
「という訳だ」
『海賊…それがそっちにいるの?』
「ああ」
正十字騎士団ヴァチカン本部。
その隅の方でとある男が3つ電話を持って通話をしていた。
『名はあるのか?』
「ああ。《麦わらの一味》…総合懸賞金8億ベリー」
『8億!そいつぁ大物ッすよ!!』
「大声で喋るな」
『つれねぇなぁ!!』
『ふざける貴方がイケないんデス』
『そうだ』
「とにかく、この事は本部にもどこにも知れ渡ってはいけない」
『当たり前だ』
その声で男は通話を終了し、携帯を閉じた。
その後、真夜中の本部の外に出て空を仰いだ。
「《麦わらの一味》…か…」
———
「エクスワイヤ?」
「へぇ…」
「出でよ」
「お願い」
第九話「3つの才能」へ続く
今回の裏
ル「なにぃ!?嵐が来るゥ!?」
ウ「帆畳め———!!!」
雪「…」
燐「何言ってんだ?」
勝(頭おかしいと思ってたけど、まさかここまでとは…)
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