二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ONEPIECE×青の祓魔師
- 日時: 2012/01/23 14:56
- 名前: 夏蜜柑 (ID: 6C/2QBw5)
皆様おはこんばんちわ。
何個小説かいてるの!?
と思う方もおりますかもしれませんがこれは私がスレを立てただけで、書いているのはネ申のサリーsなのでお間違えのないようお願いします。
これは題名のとおりONEPIECEと青の祓魔師の合体バージョン(なんじゃそりゃ)です。
私よりもとても描写の上手なお方なので、見ていってください。
とても長々とした話となってしまいました。
最後に、基本のルールを書いて終わりたいと思います。
*・*ルール*・*
*荒らし・中傷目的の方は戻るをクリック。
*サリーsの小説を侮辱しない方は来てくださって構いません。
*荒らしに反発しないでください。
私が書くわけではないのですが、この二つは必ず守ってください。
荒らしなどをみて気分を損ねる方もいると思われるので。
>>1 目次
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- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.32 )
- 日時: 2011/11/10 18:22
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
第五話「花園のしえみ(後編)」
「な、なんでこんな展開に!?」
「おいルフィ、そっち持て」
「おう」
3人は壊れた魔除けの門を直していた。
それが邪魔で肥料が流せないらしい。
「ごめんなさい。さっきは驚いて・・」
「いやいいよ。コイツだって反省してるし、
何よりあなたが美しいから・・」
関係のない事を言うサンジを無視して、少女は手を差し出した。
「仲直りしてくれる?私、あなた達がいい人だって知らなくて・・・」
「おう!いいぞ!!」
気前良く、ルフィも手を差し出した。
「私、杜山しえみ」
「おれ、モンキー・D・ルフィ!」
「お・・奥村燐・・」
「ナイトのサンジです」
すると、握手した手から肥料の臭いにおいがした。
それに3人が騒いでいると、
「この庭はね、おばあちゃんの庭なの」
「しえみちゃんの?」
「うん。私、この庭でおばあちゃんから色んな事を教わった。
私、この庭が・・おばあちゃんが大好き!
—でも・・・」
しえみの顔が俯いた。
「でもおばあちゃんは事故で死んでしまったの。きっと・・一足先に
天空の庭に行ってしまったんだわ・・・。そうだといいな・・・」
「あまはらの・・・」
「庭?」
意味不可解な言葉に3人は首を曲げた。
「あ!天空の庭っていうのはね、神様が世界中の植物を集めて
創った場所のことなの。そこにいけば世界中の草花に
会えるんだって・・!」
「へー!いいなそうゆうの」
「行けよ!」
「無理だよ・・おとぎ話だもん」
「・・・それでいいのか?」
「え?」
珍しく、女性に優しいサンジがしえみの言葉に反論を入れた。
「しえみちゃんの夢だろ?行かなくてもいいのかよ」
「・・・・・」
しばらくしえみが黙っていると、買い物を済ませた雪男がしえみの母親を
連れて戻ってきた。どうやら、二人は知り合いらしい。
「この3人は今日は見学に」
「見学?」
雪男にしえみが見とれていると母親が言った。
「アンタ、先生に足診てもらいな!」
「わ・・私、悪魔になんか・・」
「念の為です」
しえみは雪男の顔を見た瞬間、頬を赤らめた。
「はい」
そういって、着物からしえみの足が出された。
それはあまりにも奇妙なものだった。
まるで足を糧にするように生える—
「根だ・・・。これは魔障です。悪魔の仕業に違いない」
「そ、そんな・・・」
「しえみさん・・・あなたは悪魔と対話していたはずだ。
心当たりを話して下さい」
「私、悪魔となんか—」
「しえみ!!お前はこの庭を出るんだ!いくらおばあちゃんが
大事にしていたからって—こんな庭!お前が体を壊してまで
やる価値は無いんだよ!!」
「・・・・こんな・・・庭・?」
しえみは叫んだ。
「この庭はおばあちゃんの宝物なのに!!!
お母さんなんか・・・お母さんなんか大っきら—」
最後の言葉を言う前にしえみは糸の切れた人形のようにぱたりと
倒れた。
———
「オールブルー?」
「何だ!?」
「動かないよ!!」
「栄養剤」
「なんか・・」
第六話「おとぎ話の探し物」へ続く
今回の裏
サ「しえみちゃん・・あなたの美しさはこの花のよう・・」
し「あ!それ、まだ咲いてない!」
サ「え・・・」
し「あ、ゆきちゃん」
サ「ユキチャン!!!???」
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.33 )
- 日時: 2011/11/12 14:12
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
ア「小説の書き方書き方変えますー。っていうか作者さん、
ぼくはいつ出るんですか?」
作「え・・えええええ・・・っと・・・も、もうちょっと・・・かな?」
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.34 )
- 日時: 2011/11/18 22:31
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
第六話「おとぎ話の探し物(前半)」
『しえみは花や草が好きかい?』
おばあちゃんは優しい人だった。
外が嫌いな私に色々な事を教えてくれた。
天空の庭の事も。
『おばあちゃん、いっしょにいこ!』
でもおばあちゃんは首を振った。
もうこの年だし、宝物の庭をほって置けないと言って。
『しえみが大きくなったら行っておいで』
その数年後。
大きくなって、お金を貯めた私は天空の庭を探す事にした。
『行っておいで!』
笑顔でおばあちゃんは、私を送った。
その夜。
あまりお金がなくて、近場しかいけなかった。
『おばあちゃん・・・?』
おばあちゃんはなぜかつる棚の下敷きになっていた。
『私・・・どうすればいいの?』
【この庭を守らなきゃ】
誰かが私に語りかけた。
自分はこの庭を守れると。
自分はこの庭の妖精だと。
自分に力を貸してくれないかと。
『力ならいくらでも貸すよ・・・だからこの庭を守って!!』
妖精は微笑むように言った。
【一生一緒に守ろうね】
「!!!」
しえみは起きた。
ハァハァ息を直しながら。
「どうだい?」
「?」
横を見ると、椅子に座ったサンジがいた。
「なぁ、しえみちゃん。オールブルーって知ってるか?」
「・・・?」
「オールブルーっていうのは、世界中の海の生物が集まる場所の事だ。
天空の庭の海バージョンってところか。
いずれも、おとぎ話って言われてるがな。
おれは、その海を見つける事が夢なんだ」
「でも、おとぎ話じゃ・・・」
「じゃあ、なんでしえみちゃんは天空の庭を信じてんだ?」
「・・・!」
「信じてるから行きてぇって言ってんだろ。
・・・おれもそんな時はたくさんあったよ」
ダンッ
「大丈夫か?」
そこには燐とルフィが立っていた。
「しえみ。か—ちゃん心配してんぞ」
「・・・!
なんで・・あなた達にそんな・・・ひどいのはお母さんだもん!!
私は・・おばあちゃんの庭を守るって決めたの!!」
その言葉で燐とルフィの顔が悪魔のように豹変し、庭へ向かった。
ブチィ
二人はバラを引きちぎったり、パンジーを蹴り飛ばしたりした。
「やめて・・・やめてよ!!!」
「しえみちゃん!!!」
魔障にかかった足を引きずりながら、しえみは燐の足にしがみ付いた。
「じゃあお前は何に縛られてるんだ!!」
燐が大声を上げて一喝した。
「だって・・・私が早く帰って・・・外へ行かずにつる棚を手伝っていれば—
おばあちゃんは死ななかった!!
私のせいでおばあちゃんは死んだ!!」
彼女は亡き祖母に約束したのだ。
『庭は何があっても必ず守る』と—
「だったら、母ちゃんに心配かけないでやれ!!!それができないんだったら
やめろ!!それに—
お前が本当にやりたいのはアマハラの庭を探す事だろ!!
それとも、お前のばあちゃんはそーゆーお前に行くなっていうのか?」
しえみは涙目になりながら首を振った。
「しえみ。
もしこの庭がお前の夢を邪魔するんだったら、
おれがこの庭をぶっ壊してやる!!!!」
真っ直ぐな瞳でルフィはそう言った。
「ううう・・・うわああああ!!!
私・・バカだ・・・!!もう足が動かないよ!!!」
「そんな根っこオレがぶった切ってやる!!!」
「あっという間に祓えますよ」
盛り上がっている中、澄んだ声が一つ入った。
「雪男!?いつの間に!」
「しえみさん。あとは貴方の心です」
「雪ちゃん・・・」
【約束を破る気・・・?】
しえみの足がぶくぶくと膨らんでいき、形を変えていった。
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.35 )
- 日時: 2011/11/18 22:33
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
第六話「おとぎ話の探し物(後編)」
【約束を破る気・・・?】
しえみの足がぶくぶくと膨らんでいき、形を変えていった。
【あたし達は一生一緒にこの庭で生きていくのよ!
きゃははははははははははははははははははははははははははは!!!!】
パンジーのような体をした妖精、それがしえみを苦しめた悪魔
『山魅』は彼女の体を憑依した。
「このクソ悪魔!!しえみちゃんを放しやがれ!!!」
「あっおい!サンジー!ダメだ!!」
「何がですか?」
【何?攻撃するワケ?】
「あいにくおれはレディは蹴らねェんだ・・・
悪かったな『ヴォ—ショット』!!!」
【その言葉はそのまま返すわよ・・・あたしは女!!】
「な!?」
ドカァンッ!
「サンジは女と戦えねぇんだ・・・」
ルフィが頭を抱えながら呟いた。
「二人とも・・少し力を貸してくれないか?」
雪男が言うと、ぱぁっとルフィと燐は「待ってました」と
表情を明るくした。
「にっしっしっし!しょうがねぇな〜」
「このオレが力を貸してやらんこともない・・・!」
ルフィは帽子をかぶり直し、燐は剣を抜き青い炎を発火させた。
そんな二人に雪男は「やれやれ」と呆れるばかりだ。
【あんた・・・!?】
驚く『山魅』を無視して、雪男はバカ二人に説明をした。
「いい?これから僕のする事を一切気にせず、あいつの相手を
してくれ!!」
「「わかった!!!!」」
しかし、『山魅』はあざ笑うような声を上げて攻撃してくる。
【きゃははは!!倒せるもんなら倒してみなさい!!!
かわいい〜アタシ達に傷がついてもいいならね!!
きゃははははははははは———!!!】
「くっ」
「うお!」
普通の悪魔だったら二人で簡単に倒せる。
しかし、今回は別だ。
今『山魅』の体には憑依されたしえみがいる。
下手に攻撃を入れると取り返しがつかない事になってしまう。
「どーすんだよ!!」
「仕方がない・・・」
ガチャ・・・
雪男の銃に弾が装填される音がした。
「こうなったら彼女ごと撃つしかない」
「!?」
「は!?」
【きゃははは!ハッタリね!!アタシ達騙されないわ!!!】
しかし、雪男はニコッと微笑んだ。
「そうかも知れないな・・・さてどっちでしょう?」
【この・・・】
ついに『山魅』の堪忍袋が切れた。
【クソ偽善者どもが!!!撃てるワケねェだろぉが!!!】
『山魅』は雪男を襲った。
ドォンッ・・・
雪男は銃を撃った。
銃弾はしえみの肩を貫いた。
「・・・!!!」
「雪男!!!!」
【ヒィ・・・ギャアアアアア!!!】
『山魅』は呻き出し、ついにしえみを解放した。
「兄さん!ルフィ君!!」
「てめぇ!!誤っても許さねぇぞ!!!」
「うぉおおおおおおおおおおおお!!!」
スパァン
ドカァン
『山魅』は殴られ、真っ二つに斬られた。
燐とルフィは、雪男に振り返った。
「「雪男ォッ!!」」
「あ・・・雪ちゃん・・・?」
「よかった・・・」
雪男に抱かれたしえみが目を覚まし、彼の名前を呼んだ。
「・・・おれは何を?ん・・・?
—!!!しえみちゅわーん!!!!」
『山魅』に吹き飛ばされたサンジが目覚め、悲鳴を上げた。
「足の根も消えている」
「もう立てるはずですよ」としえみを立たせた。
彼女は—
立った。
「しえみ・・・!」
彼女の目の前には怒りが頂点に達した母親だった。
「おかあ—「「いけよホラっ!」」ギャッ!」
「兄さん!」「ルフィ!!」
二人は後ろから彼女を殴った。
「サクッと誤ってこいよ。
今行かねーと絶対後悔すんぞ?」
「・・・」
おそるおそるしえみは動ける足を踏み出した。
「おかあっ・・・」
ギュッ
次の瞬間、
彼女は温かい物に包まれ頬には、
母親の涙が落ちた。
「バカな娘だよ・・・!
心配をかけて・・・!」
「おかーさん・・・
ごめんなさい!!」
二人は泣いた。
母親とその子供は
無邪気に
子供のように泣いた。
「お前・・何撃ったんだ?」
「栄養剤」
「そ—ゆーオチかよ!」とツッコんだ後、燐は微笑んだ。
「なんかーいいな。こーゆーの」
「にしししし!」
その翌日。
「皆さん、新しい塾生の杜山しえみさんです」
「よ、よろしくお願いします!」
しえみはガッチガチで燐の隣に座った。
「な、なんでしえみが・・・」
ルフィは少し驚いていた。
「さぁな。
しえみちゃんなりに、夢に踏み出したんじゃねぇか?」
しえみを見て、サンジはそう言った。
———
「ごめんなさい」
「あの二人はなんや!」
「なんだアイツ・・・」
「サタン?」
次回『サタンと夜と』に続く
今回の裏
全『・・・』
サ「ん?どうかしたか?」
ゾ「おいおい、アイツ頭でも打ったか?」
ル「おう。打った」
サ「てめぇら・・・(怒)」
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.36 )
- 日時: 2011/11/18 22:41
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
やっと次回京都3人組が出てきます。
はぁ・・・。
1個だけやりたいのがあったんだよなぁ・・・。
(声優マニアなら分かるハズ!)
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