二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ONEPIECE×青の祓魔師
日時: 2012/01/23 14:56
名前: 夏蜜柑 (ID: 6C/2QBw5)

皆様おはこんばんちわ。
何個小説かいてるの!?
と思う方もおりますかもしれませんがこれは私がスレを立てただけで、書いているのはネ申のサリーsなのでお間違えのないようお願いします。
これは題名のとおりONEPIECEと青の祓魔師の合体バージョン(なんじゃそりゃ)です。
私よりもとても描写の上手なお方なので、見ていってください。
とても長々とした話となってしまいました。
最後に、基本のルールを書いて終わりたいと思います。

*・*ルール*・*
*荒らし・中傷目的の方は戻るをクリック。
*サリーsの小説を侮辱しない方は来てくださって構いません。
*荒らしに反発しないでください。
私が書くわけではないのですが、この二つは必ず守ってください。
荒らしなどをみて気分を損ねる方もいると思われるので。

>>1 目次

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Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.203 )
日時: 2012/03/06 18:48
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?774213

なんか…次の話グロい事になってる…
(苦手な人は見ない方がいいかも…)

Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.204 )
日時: 2012/03/09 19:24
名前: 雛林檎 (ID: BA35VKfF)

大丈夫、私なんてグロいっつーより、精神的にだめなやつ書いたからw
それに、私ぜんぜんグロいの大丈夫!!
好き、とまではあまりいかないけど、好きなほうだね〜

Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.205 )
日時: 2012/03/11 13:32
名前: レイズ ◆pUkDxPccxI (ID: 1kkgi9CM)

きました!!
すごいですね〜!!
あまり二次は知らないので、詳しくは語れませんが、この方はかなりすごい人なのだな。ということは分かりました!
私も小説は書いておりますが、まだ二話しか書いていませんよww
頑張って書いてください!!((ファイト〜!!
応援してますよ!!
レイズとなっておりますが、梨花です!

Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.206 )
日時: 2012/03/21 12:01
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?774213

第十二話「裏切り手騎士」

寮の部屋の外の片隅に一人の男がただずんでいた。
20辺りで白い長髪、そして服装は悪魔を祓う者——祓魔師の服装だった。
しかし、男は小さな悪魔に囲まれていた。男は何にも動じず、
その場で小さく笑い、こう言った。

「任務完了」

◆◆◆

“ニョキニョキニョキィッ!!”

一瞬にして部屋は木の根っこに包まれた。《屍》の頭が破裂した瞬間、
二ーちゃんが“ウナウナ君”を出したのだ。
しかし、異変はそれだけではなかった。

「うっ…」「ゲホッゲホッ!!」「あ 熱い…」「クラクラする…」
「ど、どうしたんだ!?」

燐が叫んだ。
破裂した時に飛び散った物—《屍》の体液がかかり、その症状が現れたのだ。

「なんとか杜山さんのお陰で助かったけど…
体力が尽きたらこのバリーケードも消える。その時は——」
「死ぬわね」
「そんな平然とした笑顔で言うなよロビン!!」

今、この部屋は暗闇に覆われている。
暗闇で活発化となる《屍》にはうってつけの環境だ。
その上、《屍》は2体。
たとえ訓練生が闘っても勝ち目はない。

「ど どうするよ」
「俺が囮になって外に出る。2体とも俺について来たらその隙に逃げろ」
「囮って…!?」

体液を被っても、立ち上がり燐は危険な意見を言った。

「俺の事は気にすんな、そこそこつえーから」
「お、おい!!」「奥村!!」「戻って来い!!」

しかし、彼を呼ぶ声は《屍》の唸り声と木が折れる音に消されていく。

“ボゴッ!!”

壁が壊れる音が大きく鳴った。
燐の作戦はうまくいった—かと思われた。
まだ残っていた。《屍》だけではなく《子鬼》の大群まで…。

「燐!!」
「ちょぉ!!ルフィさん!」

ルフィも燐の後を追った。
そんな二人を見た勝呂は、体力を使うしえみを見て言った。

「このままボーッっとしてられへん!!
詠唱で倒す!!」
「倒すって…アイツの致死節知らんでしょ!?」
「知らんけど《屍》系の悪魔は“ヨハネ伝福音書”に致死節が集中しとる。
俺はもう丸暗記しとるから全部詠唱したらどっかに当たるやろ…!」
「全部!?20章以上ありますよ!」
「21章です」

驚く志摩の声を妨げるように子猫丸が言った。

「僕は1章から10章まで覚えてるんで手伝わせて下さい…」
「頼むわッ!!」
「杜山さん!!危ない!!」

バリケードから抜け出した20体の《子鬼》がしえみに襲いかかった。
一同からは距離が遠い。
塞げない—


“キィンッ…!”


「!」

次の瞬間、しえみの視界に映ったのは刀1本で《子鬼》を止めたゾロであった。

「悪ィな。コイツは手が放せねェ状態だ…相手なら—」

間たたく合間に《子鬼》は真っ二つに斬れて、その残骸がボトボトとりに落ちた。

「おれ達が受けて立つが?」
「てめぇマリモ!!」
「うぉッ!何すんだてめぇ!!」

何故かキレているサンジがゾロに蹴りかかり、また喧嘩が始まった。
「こんな時まで…」と京都3人組は呆れた。
が、どんどんとバリケードから《子鬼》は抜けだし襲いかかって来る。
喧嘩中の二人は《子鬼》に向かって叫んだ。

「「うるせぇっ!!!!」」
(((ええええええええ—————!!??)))

もうお互い相手しか見えていない。
サンジは天井ギリギリまで高く飛び、回転しながら1本足で《子鬼》まで蹴り下ろす—

「“串刺し(プロシェット)”!!」

強力な足技の使い手に踏まれた悪魔は血を出して潰れた。

「どーだ!?おれの方が大量に倒したぜ!!」
「あぁ!?」

今度は倒した数で競い合っている。
しかし《子鬼》からして獲物は2匹だけではない。

「うぉお!!こっちに来た!!」

悪魔が口を開け、巨大な牙で獲物を噛み砕こうとしたその時、《子鬼》の動きが止まった。

「なんやアレ!?《子鬼》の体から手が生え取る!?」

せき込んでいた勝呂が叫んだ。
《子鬼》は手の持ち主を感じ、睨んだ。
その人物は—始末の言葉を発した。

「十二輪咲き(ドーセフルール) クラッチ!」

“ボキボキボキィッ!”

骨が折れ、地に落ちていく《子鬼》を見てロビンはフッと笑った。
彼女は“ハナハナの実”という体の一部を『咲かす』
—移転させるという悪魔の実を食べたのだ。
その咲かせる数、場所を厭わない。

「あたしだって!!」

ナミは立ちあがり制服のポケットに手を入れた。すると、表情が固まる。

「…きょっ教室に忘れてきちゃったみたい(テヘッ!)」
「なに————————————————————!!?」
「100%あたしの過失だけど、カワイイから許してね☆」
「許すか!!」「坊、許したりましょ!!」「お前は黙っとけ!」
「ナミ!」

いつも下げている鞄からウソップが何かを取り出し、ナミに投げた。

「天候棒(クリマ=タクト)!」
「こんな事もあろうかと持って来た!思う存分戦え!」
「了解!“サンダ—=チャージ”!!」

ナミの天候棒の上にある玉に電気がほとばしり、回転する。

「いくわよ…“風速計(スイングアーム)”!!」

当たった《子鬼》は感電し、黒コゲになって倒れる。

「す…すごい…」「っていうかアイツ使い魔いらないでしょ!!」

一味の強さに出雲達は呆気を取られた。
しかし、《子鬼》の大群は休むこと無く現れる。

Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.207 )
日時: 2012/03/21 12:08
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?774213

「こうなったら…“ランブル”!」

チョッパーが丸くて黄色い薬を食べた。

「“筋力強化(アームポイント)”!!」

両腕の筋肉が膨れ上がる。

「“刻蹄 桜吹雪(ロゼオミチエーリ) ”!!」

強力な蹄の連打が悪魔達を襲う。
—先程、チョッパーが食べたのは“ランブルボール”という
悪魔の実の派長を狂わし、3分間だけ強化するという薬なのだ。

「よっしゃ!!この勇敢なウソップ様が悪魔を成敗してやるぜ!!」

“新兵器カブト”というパチンコを持ちながら、ウソップが
足を震わせ《子鬼》に狙いを定めた。
彼が狙撃をすると右に出る者はいない。狙われれば逃れられない
百発百中の狙撃手(スナイパー)なのだ。

「“必殺 三連火薬星”!!」

火薬がたっぷりと入った玉が3発、彗星の速さで《子鬼》に迫り、衝突——

「“ビーンズ左(レフト)”!!」

“ドカァンッ!!”

する直前に他の銃弾が《子鬼》を撃ち落とした。
ウソップは撃ち落とされた《子鬼》を見て、少し安堵をしながら撃った張本人に叫んだ。

「おいフランキー!おれの見せ場を取るなよ!!」
「おおう、そいつはスーパーすまなかった」

グラサンをかけたフランキーは頭をポリポリと掻きながら、180℃開いた腕を元に戻した。

「なっ…なんやお前その体!!?」「「かっ、カッコええ…」」「志摩ァ!?子猫丸!?」

勝呂(のみ)が驚くのも無理はない。
彼は昔、とある事故で重傷の傷を負った。
なんとかせねばならないと自分の体を改造、鉄人(サイボーグ)となったのだ。

「(ボ〜)…はっ!!私もぼんやりしてる場合ではありません!!」

1人端の方で正座をしていたブルックが我に帰り、立ち上がった。
ステッキに見立てた剣を抜刀して落ち着いた様子で《子鬼》の方へ歩いて行った。
しかし《子鬼》は肉のついていない彼を無視して他の者に向かった——

“斬ッ!”

次の瞬間、《子鬼》は何者かに斬られた。いや斬られていた。

「“鼻唄三丁 矢筈斬り”!!」

ブルックが鞘に剣を納めたと同時に早斬りの達人に斬られた悪魔は血を大量にあげて堕ちた。
奮戦奮闘した一味の前にはもう数えるほどの数になった《子鬼》。
しかし内1体の様子がおかしかった。
落ちている残骸を見た途端、フルフルと震えだした。

「まさか…」
「?」

“ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!”

大きな雄たけびを上げた後《子鬼》はキングサイズへと巨大化した。

「なっなんで巨大化したんや!?」
「え!?なんで驚いてんだ!?」
「おそらく、倒した《子鬼》の血に反応したのよ。…でもおかしいわ。
《子鬼》がこんな反応を起こすのは腐った動物の血の匂いなのに…」

何かがおかしい、とロビンが呟いた。

「いくらなんでもこれは…—!?」

絶句したナミの前に1つの影が立ちふさがった。
それは右に《黒刀・秋水》、左に《妖刀・三代鬼徹》、そして口に《和道一文字》
—三刀流の構えをしたゾロであった。

「やっとやりがいのあるヤツが出て来たぜ…」
「おい!まさか1人で「いいんだよ」はぁ!?お前ついに頭イカれたんか眉毛!!」

一仕事が終わり、呑気に一休みをしているサンジに勝呂が怒鳴った。
しかし彼は言い返した。

「あいつとおれとルフィは強ぇえからな」
「・・・・・・・・!!!」
「坊!落ち着いて!!」

魔獣と昔呼ばれた男は悪魔と睨み合う。
唸り声をあげ、獲物に飢えた悪魔は魔獣へと飛びかかった。


————— 一閃

「“鬼斬り”!!!」

“斬っっっっ!!”

「……!?」
「な?」
「おい何してんだ!!」

驚いていた勝呂と子猫丸に向かってゾロが叫んだ。

「さっさと詠唱しろ!!もうすぐそこまで来てる!!」
「あ…ああ!」
「ちょっと待ちなさいよ!!」「?」

出雲が冷や汗を掻いて言った。

「言うてる場合か!!女こないになっとって男がボケェ—っとしとらへんやろ!!」

勝呂は1人懸命に《屍》の動きを止めるしえみを指差した。
その姿に感心したように志摩がコートの裏ポケットから武器であるキリクを取り出して言った。

「俺は全く覚えとらんのでいざとなったら援護します」
「おお、仕込んどったか」
「む 無謀よ!!」
「…なんやさっきまで気ィ強い事ばっかし言っとったクセにいざとなったら逃げ腰か…戦わんのやったら引っ込んどけ」
「………」
「……」「なんだ。てめぇは乱入しねぇのかコック?」
「あぁ?黙れマリモ」
「子猫丸は一章めから、俺は十一章めから始める。つられんなよ!」
「はい!!」

毎回の喧嘩を無視して最後の希望の二人は詠唱を始めた。

「“太初(はじめ)に言(ことば)ありき”!」
「“此(ここ)に病める者あり…”!!」


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