二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

自由人の理想【あんスタ】
日時: 2016/03/21 15:47
名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)

「今日から俺、アイドルはじめまーす」



「あっ!思い付いた!今すぐ書かなきゃ!」



「俺は俺のやりたいようにやらせてもらうぜ」




これは男性アイドルの育成に力を注ぐ、夢ノ咲学園に通う一人の自由人のお話。



作詞が得意な少年の、強く儚い理想。



※これはあんさんぶるスターズの二次小説です。

Re: 紅茶部の活動 ( No.36 )
日時: 2017/03/28 17:43
名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)

夢ノ先学園生徒会長天祥院英智先輩が部長を務める紅茶部。俺の部活はそれだ。

夢ノ先学園生徒会長天祥院英智先輩って漢字多いよね。ま、それは置いといて。

うちの紅茶部には俺と部長以外にも部員がいる。一人は1年生の紫乃創くん。もう一人は同じクラスの朔間凛月くん。その四人で、活動している

といっても、会長は体調悪くてここ最近は入院してるから、実質3人なんだけど。

紫「紅茶入りましたよ」

いつも活動日には来て、紅茶を淹れてる紫乃くん。真面目さんだと思う。

蒼「ありがとー♪そこに置いといてくれる〜?」

紫「はい」

俺は今、作詞したのを原稿用紙に書いていて、凛月くんはイスに座って爆睡中。

凛「zzzzzz zzzzzz 」

まともに紅茶部の活動をしているのは紫乃くんだけなんだよね。

蒼「ふぁ〜」

俺は眠くて欠伸する。

蒼「原稿も半分くらい終わってるから一眠りしようかな」

紫「ソファで寝ますか?」

蒼「ううん。ここで良いよ・・・♪陽当たり良いし♪」

今座ってる席は綺麗で陽当たりの良いガーデンテラスの中でもここは、俺のお気に入りの特等席。ほんとに気持ち良い....♪

紫「今日の紅茶はどうでしたか?」

蒼「うん。紫乃くん淹れ方丁寧だから、茶葉が入んなくてとっても飲みやすかったよ。お湯の淹れ加減も良い感じなんじゃないかな〜。さすが、紫乃くん♪」

紫「本当ですか・・・!ありがとうございます・・♪」

喜ぶ紫乃くんを横目に、俺は目を瞑る。


紫「あ。先輩、おやすみなさいです♪(小声」

Re: 自由人の理想【あんスタ】 ( No.37 )
日時: 2016/03/29 20:01
名前: ヤミ (ID: 10J78vWC)

しののん可愛い♪
リッツは相変わらず寝てるね〜♪


Re: 俺の黒歴史だったりー ( No.38 )
日時: 2016/03/29 21:42
名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)

蒼「やっばいやっばい!急がなきゃ!」

俺は今焦ってます。何でかっていうと今日は昼休みにUNDEADの集まりがあるの忘れて教室で寝てたから。
というか!大神、起こしてくれたって良いのにね!あいつ、一人で行きやがった!
音楽室に向かって猛ダッシュ。走ってたら副会長に怒られそうだな・・・。
なんて冗談考えながら走ってると、

蓮「おい、榮倉。廊下を走るな!」

副会長の蓮見先輩が俺を怒鳴った。

蒼「げっ・・・副会長・・・」

蓮「げっとは何だ(怒)」

蒼「何でもないで〜す。だから早く行かせてくださーい。俺、急いでるんでー」

俺の腕をギギギと握る副会長の手を退かせようとする。

蓮「今日こそは榮倉。お前の脳に常識という言葉を刻み込んでやろう」

蒼「何でっすか!」

蓮「お前はいつも非常識な行動をとる。廊下を走り、文字を辺り一面に油性マジックで書き、授業は寝て、授業自体をサボることも多々。非常識にも程がある」

蒼「えー。廊下はみんな走ってるじゃないですか〜。油性マジック事件のことは謝りますけど、最近やってないじゃないですか〜。まあ、授業については否定できないけど...」

蓮「油性マジックのことはつい最近あっただろう!大神と二人で廊下に落書きしおって!」

蒼「あのときは水性マジックっすよ!」

蓮「マジックであることは変わりない!!」

蒼「えー」

蓮「それに生徒会に半旗を翻す存在であることも未だ変わりはない。俺は忘れはせんぞ。あの日、生徒会室に一人で乗り込んできて英智の胸ぐらを、掴み上げ暴言を吐き散らしたことを!」

蒼「!」

蓮「英智が許したから良かったものの、あの後の謝罪すら無ければお前は退学行きだったぞ。全く、お前は才能に恵まれているというのに、三奇人と同じような存在だということは何とも言えんような話だ」

蒼「・・・・・・こ・・も・・・」

蓮「何だ?」

蒼「あの日、あの時英智先輩が朔間先輩たち三奇人に掛けた言葉もレオ先輩に掛けた言葉も酷いものだった。自分の大好きな憧れの先輩達をこけにされて、黙ってろって言うんですか・・・!」

蓮「!!」

自分でも驚くくらいの低い声だな;;でも、生徒会には言いたいことが山ほどあって自分が押さえられない;;

蒼「そりゃ俺も前の学園みたいな無法地帯が素晴らしいと思ってたわけじゃない。生徒会がだしたような秩序は必要だと思うよ。だけど、」


蒼「だけど、今みたいに生徒会や周りの人間の言いなりになって心のない人形みたいに扱われるのなんてごめんですよ!!」

もうこれでもかっ!って言うくらいの大声を俺は出した。ちょっと、副会長ビックリしてる。

蓮「!・・・・今でもお前はこの学園を変えたいと思うのか」


蒼「まさか。もうそんなこと考えてませんよ。生徒会に半旗を翻していた頃のは俺の黒歴史なんすから、あまり明るみに出さないでくださいね〜」


さっき怒るように出していた低い声とは真逆の明るい声副コロッと変えて会長に声を掛けた。


まだ少しぽけーっとしている副会長の肩をトントンと叩き、俺はまた....


走り出す☆


蓮「こら!!榮倉!!廊下を走るな!!」

Re: 命懸けの逃走だったりー ( No.39 )
日時: 2016/03/30 11:55
名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)

衣更真緒side

蒼「うわああああああ!!退けて退けてえー!」

朝っぱらから大声出して廊下を走ってるのは蒼輔。道行く人に何度も当たりそうになりながらもこちらへと走ってくる。
・・・・・・ん?こちらへと...?

蒼「真緒くーーーーん!!」

衣「うおっ!」

生徒会の書類を持ち、教室から出ようとした俺に蒼輔が飛び込んできた。

その拍子に生徒会の書類がバラバラと落ちる。

衣「ちょっ、おい蒼輔!何するんだよ。書類落としたじゃんか」

蒼「ごめん真緒くん!でもそれどころじゃないんだって!!俺をかくまって!!」

俺は落ちた書類を拾いながら聞く。

衣「どうしたんだよ?あ、面倒ごとには巻き込むなよ」

蒼「伏見から逃げてるの!かくまって!!」

衣「また何かして怒らせたのか。そんなのいつも通りに謝ればすぐすむことじゃ・・・・」

蒼「謝ったよ!でも何処からかナイフ出してきて『許しませんよ★』って言うんだもん!俺、命の危機だよ!」

衣「何したんだよ;;」

蒼「この前、廊下走っただけでめちゃくちゃ副会長に怒られたからその腹いせに脅かそうと思って生徒会室に蛇のオモチャ仕掛けたら、それに姫くんが引っ掛かってビビっちゃって泣いちゃって、『坊っちゃまを泣かせるとは万死に値しますよ★』とか何とか言って伏見がナイフ持って襲い掛かってくるんだよ!」



何してんだ、コイツ;;

蒼輔ってたまにあのアホコンビ(明星と遊木)と同じくらいアホなんだよな。



衣「ドンマイ」

蒼「ドンマイじゃないって!!何処か隠れられる場所ない!?」

衣「素直に土下座して謝ってこいよ」

蒼「つまり俺に死ねと!!!?」

衣「隠れてたって何時かは見つかるんだからよ。もうしょうがないだろ」

蒼「酷いっ!真緒くんは俺が死んでも良いって言うんだねっ!」

衣「違えよ。流石の伏見でもナイフで刺すようなことはしないだろ」

蒼「何、言ってんの!?伏見だからやるんじゃん!絶対やるって!そういう目をしてたもん!」


あ、伏見がこっちに来るのがみえる。

衣「あ」

蒼「何?あ..って・・・・!!」

さっきまで遠くに居たのにもう蒼輔の後ろに立ってる伏見。

伏「見つけましたよ、榮倉様★」

星が黒い;;
でも俺はこの件には一切関わりがないからな。

ポンッ

蒼輔の肩に手を置いて、

衣「いってらっしゃい」

蒼「嫌だああああ!真緒くん助けてーー!!!」

伏「さあ、榮倉様?一瞬で終わりますから目を瞑って」

蒼「嫌だよ!終わるって何が!?俺の人生!!?」


ぎゃあああああ、という蒼輔の声を聞きながら俺は反対方向に書類を持って走り出した。
きっと向こうには目も当てられないような悲惨な光景が待ってるだろうからな。






その後、姫宮の一声もあり蒼輔は無事教室に帰ってくることができた。しかし、2週間ほどは伏見にナイフを突きつけられて、青ざめていた。蛇のオモチャを仕掛けたという噂は副会長の耳にも入り、生徒会室で伏見と副会長と姫宮に土下座して謝っていた。

Re: 自由人の理想【あんスタ】 ( No.40 )
日時: 2016/03/30 12:44
名前: ヤミ (ID: 10J78vWC)

…………(爆笑)





はぁ〜♪笑いがおさまった♪
蒼くんはすみんにはらいせしたかったら3-Aに行けばよかったのにwwww


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。