二次創作小説(紙ほか)

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自由人の理想【あんスタ】
日時: 2016/03/21 15:47
名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)

「今日から俺、アイドルはじめまーす」



「あっ!思い付いた!今すぐ書かなきゃ!」



「俺は俺のやりたいようにやらせてもらうぜ」




これは男性アイドルの育成に力を注ぐ、夢ノ咲学園に通う一人の自由人のお話。



作詞が得意な少年の、強く儚い理想。



※これはあんさんぶるスターズの二次小説です。

Re: 羽風パイセンとサボったりー ( No.21 )
日時: 2016/03/22 21:41
名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)

蒼「あ〜、羽風パイセンじゃーん」

廊下を歩いていると、向かい側から歩いて来た人物に声をかける。

羽「そのパイセンって呼び方やめてくんない?」

蒼「別に呼び方なんてどーでも良いじゃないすかー」

羽「でも、朔間さんとか先輩って呼んでるじゃん」

蒼「気にしない気にしなーい」

羽「えー;;」

蒼「で、パイセンはどうしてここに居るんすか?レッスン行かなくていいんすか?サボリっすか?」

羽「そういう蒼くんもサボリでしょ?」

蒼「違いますって〜。俺はネタ探しっすよー」

羽「サボってるんじゃん」

蒼「だってレッスンだるいんですもーん」

羽「だよねー。せめて華やかな女の子とか居たらやる気出るんだけどなー」



この人、羽風薫パイセンは女好き。
いっつも女子を見つけては追いかけている。

蒼「ホント、女の子好きっすねー」

羽「だって女の子可愛いじゃーん」

蒼「そーすねー(棒読み)」


羽風先輩に棒読みで返した所で俺はくるりと回り、歩き出そうとする。

羽「あれ、レッスン行くの?」

蒼「まさか」

羽「俺も出たくないなー」

蒼「じゃ、先輩一緒に行きます〜?」

羽「何処に?」

蒼「学園の近くの商店街の手前にあるケーキ屋がオオスメなんすよ。ケーキ食べれますよね?良かったら行きます〜?」

羽「行く行く♪蒼くんからのお誘いなんて珍しいね」

蒼「そうっすかー?」

羽「いつもレッスンの時間になると一人で逃げるからね」

蒼「だって先輩足、遅いんだもーん」




羽「そのケーキ屋ってどんなとこ?」

蒼「女性客多いらしくて、可愛らしいなかなか有名なお店らしいっすよー」

羽「へぇ。楽しみだな〜♪」

Re: 自由人の理想【あんスタ】 ( No.22 )
日時: 2016/03/22 22:05
名前: ヤミ (ID: 10J78vWC)

あー!羽風だー!!
パイセンってセンパイを並び変えたの?面白いねwww

Re: 自由人の理想【あんスタ】 ( No.23 )
日時: 2016/03/23 18:22
名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)

パイセンって呼び方は友達がしてたから真似てみたよ(キリッ

私、UNDEADも結構好きだから度々登場するかもー。

勿論、Knightsも登場するけどね♪

Re: 同クラは、おかまちゃんだったりー ( No.24 )
日時: 2016/03/23 18:42
名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)

鳴「あらあら・・・・?そこで寝転がってるのは蒼ちゃんかしら?」

中庭でぐでーっと寝転がっていた俺に偶然通りかかった嵐ちゃんが声をかけた。

蒼「やっほー」

鳴「気持ち良さそうね♪」

蒼「うん。中庭は日当たりよくて気持ち良いよー」

鳴「でも、そんな所で寝転がると制服汚れちゃうわよ」

蒼「いいよ。どうせ、洗うから〜」

鳴「髪もボサボサになってるじゃない!もう!アイドルなんだから身の回りのことには注意しないとダメでしょ!」

蒼「はーい。ホント、嵐ちゃんってお母さんみたく世話好きだよねー」

鳴「『お母さん』よりは『お姉さん』の方が嬉しいわぁ♪」

蒼「嵐姉さん?」

鳴「きゃーっ!可愛いわね!弟出来たみたい!」

今俺の目の前できゃっきゃっとはしゃいでるのは、同じクラスの鳴上嵐ちゃん。一応、生物学上は男なんだけど。こういう喋り方してるから、おかまちゃんみたいなんだよねー。

ていうか、おかまちゃんかぁ。

蒼「眠い〜」

鳴「今はここ暖かいけど、日が暮れたら冷えちゃうから寝るなら校舎に入ったらどうかしら?」

蒼「そうだねー。寒くて風邪引いちゃうのも嫌だし。俺は中入るよ。・・・嵐ちゃんはどうするの?」

鳴「あたしは椚先生を探すの♪」

蒼「あー。生徒指導の先生だっけ?」

鳴「そうよ。なかなか会えないから、こっちから会いに行くの♪♪」

蒼「好きだねー。あの先生のこと」

鳴「うふふ♪だって格好良いもの♪」

蒼「そういえば保健室の方に歩いていくの見たよ、椚先生」

鳴「本当?じゃあ、早く行かなきゃ!ありがとね、蒼ちゃん♪」

蒼「うん」

嵐ちゃんは保健室目指して走り出す。
恋する乙女は可愛らしいねえー。


あ、嵐ちゃんは男か。

Re: 隣は自称吸血鬼の弟だったりー ( No.25 )
日時: 2016/03/23 21:02
名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)

俺のクラスは2-B。

そして、隣の席は自称吸血鬼の朔間先輩の弟、朔間凛月。まあ、この弟の凛月くんも自称吸血鬼なんだけどね。

今は授業の真っ最中。

でも、俺と凛月くんは机に突っ伏して寝ている。俺は時々、後ろの席の伏見に起こされるから寝たり起きたりの繰り返しだけど、凛月くんの場合

先「おい、朔間。起きなさい!(怒)」

凛「スースースースー」

先生に怒られても起きないし、

衣「凛月!!起きろよ!」

凛「スースースースー」

真緒くんに大声出されても起きないし、挙げ句の果てには

衣「凛月!起きろ!もう放課後だぞ!」

誰も何も言わない状態なら、放課後まで寝続けるし。

まったく、羨ましい限りだよ。←←


そんなこんなで俺の隣の席のやつは問題児くんです。

といっても、寝続ける以外には何も問題起こさないんだけどね。


俺は授業は貴重な人生の時間を無駄にしていると思うから、まともに受けていない。

蒼「はーあー。眠い〜」

凛「眠いなら寝ればいいじゃん」

ビクゥ

蒼「お....起きてたのかよ。凛月くん」

凛「たった今起きた」

蒼「はあ、ビビるからいきなり声かけるの止めてよ」

凛「ん?あぁ、ごめんねえー」


もー、凛月くんてば呑気だなぁ〜。
俺が言えたことじゃないけど。


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