社会問題小説・評論板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

終わらない戦い—祝!参照1500越え!—
日時: 2011/07/27 17:48
名前: 向日葵 (ID: 5obRN13V)

どうも。はじめまして、向日葵です。
こちらが初!投稿作品です。
文章変だとは思いますが、最後まで見てくれたら嬉しいです。(更新あんまりできませんっ!)

人物紹介・>>3>>68>>74>>151

まとめ的なもの?(読まなくてもおkです)・>>218

出会い編・>>4>>7>>10

里香&亜子編・>>11>>12>>17>>24>>30>>45>>49>>50

崩壊編・>>53>>55>>61>>65

洵&薫編・>>67>>73>>75>>76

過去編・>>77>>80>>81>>82>>85>>86>>94>>97>>100>>106>>139

綾編前半・>>140>>142>>143>>146

仲直り編・147>>148>>149>>150>>160>>169

綾編後半・>>173>>174>>175>>176>>190>>191>>226new!(製作途中)



参照1000回記念企画・>>207>>215>>216


番外編
遊園地編・>>234>>253

Re: 終わらない戦い ( No.148 )
日時: 2011/02/25 21:40
名前: 鈴蘭 (ID: 5obRN13V)


「…榛名」
香奈美が不意に榛名を呼ぶ。
「何!?ちょっと黙ってて!集中してんだから!」
榛名は課題の提出期限が今日までのためとてもカリカリしている。
「ぉ、おおぅ…ごめん」
香奈美は榛名怖っ!と思いつつ、誤った。
すると、後ろのほうから聞きなれた笑い声が。
「あはっ、はははっ」
後ろで大爆笑している咲恵。そんな咲恵を香奈美はずっと見ていた。やがてその視線に気がついたのか、咲恵は笑うのをやめ本に集中しようとするのだが香奈美の誤る姿を思いだしてケラケラと笑っている。
「ぷっ……」
とうとう香奈美まで笑いだした。
洵はかなり居心地が悪そうにしていたがそんなの気にせずに二人で笑い合っていた。

「はははっ…こんなに笑ったの久しぶりかも!」
と、咲恵。
「私もだよ、ははっ…」

「お二人さん煩い!」
課題をやっている榛名に鬼の形相でにらまれた。怖かったが二人には恐れよりも笑いが込み上げてきて。

やっぱり二人して笑い合った。


「咲恵さ、美紅ちゃんちと何かあったの?」
一通り笑い終わった後投げ出された質問。あんなにも仲が良かったのだ。不思議に思って当然だろう。
「あー…私は綾ちゃんのこと好きだよーって言った」
要約はしていたが大体の話を香奈美にした。

その間香奈美は黙って咲恵の話を聞いていた——

Re: 終わらない戦い ( No.149 )
日時: 2011/02/26 11:28
名前: 鈴蘭 (ID: 5obRN13V)


榛名は課題をやっているふりをして、咲恵の話をずっと聞いていた。
時々洵のほうを向きながら。
(美紅ちゃんねぇ…私も正直嫌いなんだけどさー…今回は綾ちゃんも悪いというか…どっちもどっちだよなぁ…帆波脅したって言うし…)
などと考えていた。そこで初めて手が止まっていたことに気がつく。
(やばっ!まだ半分ぐらいしか終わってないし!)


「マッチィ〜…分かんない」
数学は榛名が一番嫌いな科目だ。二番目は理科。理数系とは遠く離れた存在だ。一番得意なのは英語。小学校5年からやっているだけのことはある。この前の定期テストで榛名は赤点を取ってしまった。そのテスト直しが今回の課題なのだが…そのテストの答え合わせの時榛名は運悪く風邪で休んでしまったのだ。そのため一から計算しなおさなければいけない。なんてめんどくさいんだ。
「話してる途中だけど…まぁいっか。何ー…どれ?」
「これ…」
「それは…………分からん☆」
あはっ、と笑う香奈美。
「ちょい町田さんふざけてんの?(黒笑)」
榛名、ブラック降臨。町田さん=香奈美。本名を町田香奈美と言います。町田からマッチというあだ名が付けられました(いらない情報でした)
「ごめんっ、本当に分かんないの!」

「えぇ〜……じゃ、ガジョ教えてー」
いきなり名前を呼ばれたのでびっくりする咲恵。
「!ようし、このガジョベー様が教えてやろう!」
咲恵はいつものテンションだ。
「何々…?武さんは、遥さんに十五秒後に追い付きました…?」
問題文を読んでいく咲恵。
「……知るかそんなもんっ!!!」
ばしっ、と紙を投げる咲恵。
「ちょいちょいちょいガジョ!?何してくれちゃってんの!?」
うわー…とか言いつつ榛名が紙を取りに行く。
「あ…ごめんごめん…さきタンドジっちゃったぁ」
てへっ、と右手で頭を小突く咲恵。心なしか声の調子も変わっている。しかも自分のことを「さきタン」と呼んでいる。
「その声何だぁぁぁ!!」
すかさず香奈美のツッコミが入る。
「わぁ〜…かなちゃんが苛めるーぅ」
わぁ〜…迫真の演技。
「かなちゃんって呼ぶなぁぁぁ!!」
香奈美は顔を真っ赤にさせて、机を持ち上げようとする。
榛名はそれを見て机をバンバン叩きながら笑っている。

「はぁ〜…いや〜笑った笑った」
榛名は上機嫌。
「本当〜笑ったねぇ〜」
咲恵も上機嫌。
「………」
香奈美は不機嫌。

「もー、マッチもそんなに怒らなくても良いじゃん」
榛名が香奈美をなだめる。
「う゛っ…」
香奈美はいまだに項垂れている。
「あ。良いこと思いついた!」
榛名が立ち上がる。





「ガジョが、こっちに戻ってきてくれたら許してあげる!」






榛名は、にこりと笑って香奈美のほうを向いた。
「これでどう?マッチ」
香奈美は榛名のほうを向かず、
「いいんじゃないの?」
と答えた。

「まったく素直じゃないんだから……






で?ガジョどうすんの?」




「えと…行っても、いいの?」




榛名はにんまり笑って、





「勿論!!」





といった。




その返事を聞いて、咲恵は





「じゃ、じゃあ宜しくお願いします?」





——日常が、戻ってきた———

Re: 終わらない戦い ( No.150 )
日時: 2011/02/28 16:22
名前: 鈴蘭 (ID: 5obRN13V)


榛名の課題も終わりに近づいたころ、教室に訪問者が訪れた。

ガラッ。教室の戸が開く音に反応する咲恵・香奈美・洵の3人。榛名は課題と睨めっこ中。
「幸人いますかね?」
と言って入ってきたのはフックこと福田 祐之助。陸上部の期待のエースだ。入学直後のスポーツ大会で50m、6秒という驚異的な記録を叩きだした。大会でもその実績は出ていて、1年生ながらに県大会1位という栄光を掴み取った。いまや1年生の中に彼を知らない者はいない。
洵は入ってきたのが薫じゃないと確認するとまた本に眼を移した。
「幸人?居ないけど…部活じゃない?」
幸人の属している男子バスケットバール部はなかなか強くて去年はインターハイにも出場したほどだ。今年も、インターハイの時期が近づいてきているため部活にも熱が入っている。
「そうですか…ありがとうございます」
「ねー福ちゃん。何で敬語?」
福ちゃんとは咲恵が付けた祐之助のあだ名のことだ。
「いや〜…癖、なんで」
祐之助はもう一度ありがとうございました、と言うと走って出て行こうとする。
「あ、部活頑張ってね」
「あ、はい。頑張ります」
祐之助は廊下を走って行ってしまった。
咲恵が廊下を覗くとそこにはもう祐之助の姿はなかった。
「やっぱ凄いなー陸上部。もう見えない」
たった10秒間でおそらく階段まで100mはあるであろう廊下を駆け抜けた祐之助は凄い、と改めて思った咲恵だった。



「ん゛ー!!!課題終わりっ!」
榛名の課題との睨めっこともようやく終わりが来たようだ。「ん゛ー!」と唸りながら伸びをする。
「ふぅ…井口先生のところ行って見せてくるね」
井口は締め切りに煩い。今日中に見せなければきっと鬼の鉄拳が降ってくるだろう。
「いってらっしゃーい」
「いってらっさーい」
井口の性格を知っている2人は榛名を見送った。

ぱたぱたと榛名は駆けて行った。


職員室前まで来て、職員室の戸をあける。
「失礼します、井口先生…」
井口がいるかどうかと確認すると、見当たらない。
(はぁ!?どこ行ったんだよあいつ…課題持ってこいとか言ってたくせに!)
榛名は怒りで燃えていた。
(あー…マジうぜぇ)
などと考えていると、声をかけられた。用務員の人だ。
「誰をお探しですか?」
「あ、井口先生です」
少し戸惑って返答が遅れてしまった。普段話さない人に話しかけられると緊張するものだ。
「井口先生は今お説教中なんですよ…」
へぇ……と榛名の口元が思わず上がる。
「誰ですかね?」
(面白いじゃんw)
「あぁ…3組の河崎さんと、飛来さんが…」
この名は何度も聞いたことがある名だった。なんせ中学が同じなのだ。飛来にいたっては小学校も同じ。聞いたことないはずは無い。
「河崎 珠恵さんと飛来 彩花さん、ですね?」
「そうそう!その子よ!何でも髪染めたみたいで……」
ほんと、馬鹿よねぇと用務員はつぶやく。
「あ、では失礼します」
榛名は自分が聞きたい情報だけ聞き出すと、もう興味が無いとでもいうかのように手早に職員室を去って行った。

Re: 終わらない戦い ( No.151 )
日時: 2011/02/28 16:34
名前: 鈴蘭 (ID: 5obRN13V)

はい、結構更新しました!

何か知らないうちに咲恵と祐之助のフラグ立ってしまいましたね…
そして何故か榛名と用務員さんの仲が良い件ww
祐之助のキャラはデジモンの光子郎くんタイプですw

それでは新キャラ説明

福田 祐之助(フクダ ユウノスケ)
1年4組20番。男子陸上部所属。誰にでも敬語。優しい性格・お人好し。家族に問題アリ。実は幸人と…。拓斗・幸人と仲が良く、よく拓斗に苛められる。

河崎 珠恵(カワサキ タマエ)
1年3組11番。無所属(帰宅部)面倒なことが大嫌いな女王様タイプ。派手。髪を染めたり煙草を吸ったりしている。万引きして捕まったこともある。男子の前では良い子を演じる。女子には嫌われている。彩花と親友。

飛来 彩花(ヒライ アヤカ)
1年3組26番。無所属(帰宅部)人を物として扱う女王様タイプ。派手。髪を染めたり煙草を吸ったりしている。万引きして捕まったこともある。男女両方から嫌われる。珠恵と親友だが、一度裏切った。


とまぁこんな感じですかね。
珠恵と彩花はクラス・学年の中で一番派手なグループにいる子を想像して頂ければ結構です。
ではでは鈴蘭でしたー(・ε・)

Re: 終わらない戦い ( No.152 )
日時: 2011/02/28 16:37
名前: だめがね (ID: cbQP1H./)

うほ!神(ガジョ)かっこいい〜〜〜〜〜〜♪
福ちゃんきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!
・・・そして女子の方々。鈴蘭s、個人的な因縁がでていると思いますが・・・・

まぁがんばってください。では〜☆


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。