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- オリジナルBL
- 日時: 2014/09/02 12:15
- 名前: 神革刺 (ID: 5MQ4cIeK)
色々初な僕ですが、頑張ってみようと思います!!
結構何でも書きたいなあ…とは思っていますが、一つの話が長くなる可能性もあります…。
見てくださると嬉しいです!!
- Re: オリジナルBL ( No.393 )
- 日時: 2014/10/14 10:51
- 名前: 煉 (ID: 7XOfSzGy)
初めまして、煉と申す者です。
神革刺さんの小説、とても面白いです!
これからも、ちょくちょく来させてもらいますね。
- Re: オリジナルBL ( No.394 )
- 日時: 2014/10/14 16:45
- 名前: 神革刺 (ID: W/.Oe74D)
煉☆
初めまして!!
あざっす!面白い!?あざっす!!
宜しくお願いしやす!!
- Re: オリジナルBL ( No.395 )
- 日時: 2014/10/15 11:45
- 名前: 神革刺 (ID: FGLM7kra)
僕、知ってたんだ。
南海君が宙の事好きって。付き合う前から、知ってた。
でも、誰にも取られたくなくて。宙を自分のものにしたかったから。
南海君の気持ち気付かないふりして告白した。
「うん、いいよ。こんな俺でよかったら」って宙に言われて嬉しかった。
安心、した。
南海君に宙と報告しに行った日の南海君の顔は忘れられない。
笑って「おめでとぉ!」って言ってくれたけど、僕にはわかってしまった。
深い、絶望に落とされた顔をしてた。
胸が軋んだ。
毎日毎日三人で遊んだ。
その度に南海君が泣きそうな瞳をするのが辛かった。
日に日に少しずつだけど、やつれてく南海君を見ていられなかった。
罪悪感でいっぱいになった。
「南海君は可愛いね」
「羨ましいな」
南海君を利用しようとした。
南海君が「宙ちゃんを頂戴」って言うように誘導しようとした。
もめて、南海君の本心からの言葉聞いて、もう関わりたくないって思われようって考えた。そしたら、罪悪感も少しは無くなるかなって。
だけど南海君は笑って励ましてくれた。
南海君の瞳はそんなこと思ってない。
「返して」って。「ひどい」って言ってた。
でも、言葉にしなかった。
チャンスだったのに。僕から宙を奪えたチャンスだったのに。
励ましてくれたんだ。
優しすぎて、涙が目にたまる。
でも泣かなかった。南海君の味わってる悲しみに比べれば、僕の涙なんて足元にも及ばない。
「ごめんね」って心から思った。
誰よりも守りたいって、思った。
宙には悪いけど、南海君を何からも守りたいって思ったんだ。
罪滅ぼしにもならないけど。
泣いてる声が聞こえた。
「大好き」って消えるような声も聞こえた。
暗くなった道を歩きながら泣くその子は、変わらずに恋心を捨ててなかった。
夜から意識を奪い取り、近付いた。でも、自分の意志で喋れなかった。
泣きそうだった。
僕の言葉を夜に託して、僕は意識を「中」に戻した。
「まタ、泣いてルんダネ」
その言葉を聞いてから、僕は眠った。
逃げ出したんだ、また。
- Re: オリジナルBL ( No.396 )
- 日時: 2014/10/15 16:39
- 名前: ヨウ素液 (ID: VMvMkRLZ)
神革刺さんはじめまして。
小説面白いです!
ちょこちょこ見させてもらいます。
- Re: オリジナルBL ( No.397 )
- 日時: 2014/10/15 17:51
- 名前: 神革刺 (ID: R9wydAGD)
ヨウ素液☆
来てくれたのねー!!わーい!
面白いなんて!ありがとぉ!
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