BL・GL小説 （オリジナルで全年齢対象のみ）
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- オリジナルBL
- 日時： 2014/09/02 12:15
- 名前： 神革刺 （ID: 5MQ4cIeK）
色々初な僕ですが、頑張ってみようと思います!!
結構何でも書きたいなあ…とは思っていますが、一つの話が長くなる可能性もあります…。
見てくださると嬉しいです!!
- Re: オリジナルBL ( No.2 )
- 日時： 2014/09/02 16:57
- 名前： 神革刺 （ID: SsVmP61.）
バキッ!!
「うしっ!!今日も絶好調!!」
殴り飛ばした野郎を更に踏みつけて俺は学校へ向かった。
歩くと前にいる奴等が道あけてくれるからな。わざわざ避けなくていいのは楽だ。
俺、双葉 宙 （ふたば ひろ）は、自分で言うのもなんだが、この町で結構有名な不良だ。毎日、喧嘩してっけど負けたことがねぇ。
ここいらの不良どもは、俺を倒したがってよく俺を狙ってくる。やめときゃいいものを。
喧嘩は好きだけど、毎日襲ってこられたら多少骨もおれる。朝なら俺、めっちゃ気分いいから朝に来てほしい。学校行くの遅れることもできるしな。
学校なんか行かなければいいとかよく俺のダチに言われるが、学校は面白い。いったほうが断然いい。勉強が好きなんじゃない。授業はサボってる。
行く理由なんてないようだか、俺の目的は授業じゃない。
噂だ。
- Re: オリジナルBL ( No.3 )
- 日時： 2014/09/03 00:11
- 名前： 神革刺 （ID: tDifp7KY）
「はよーッス」
教室のドアを勢いよく開けて挨拶をする。
おはようって言っても今は昼休みだから、ビミョーなとこだ。
俺の教室は三年A組。因みに高校生だ。
「おはようの時間じゃないよぅ！てゆーか来るの遅いよぅ！」
自分の席につくと駆け寄ってきたのは、同じクラスのダチである田中 南海（たなか みなみ）。特徴的なしゃべり方をする奴。
俺の傷んだ金髪と違って、ふわっふわの黒髪。顔は可愛いって言葉がよく似合う。
パッチリな目をした、一見女子の男。
俺も最初、女子と間違えた…。
「来ただけいーだろ」
適当な返事をして持ってきたゲームをやりはじめる。
この学校で唯一のダチだからな。南海は。
他の奴等なんて俺に近づきもしねぇ。そんな中で俺に付き合ってくれる奴だ。大切にしねぇとな！
「もぉ…。この南海君いい噂持ってきたけど、ゲームするってことは聞かなくてもいいってことねぇ…？」
「マジで!?赤フードか!?」
南海の噂という言葉に反応してやり途中のゲームの電源を切った。
ここまで反応するのは南海の情報は確かだからだ。
噂というあやふやな感じではなく、れっきとした『情報』。
だが、俺達は噂って響きのほうが好きだからそういってるだけだ。
「ドンピーン!!正解だよぉ!!赤フードの事ぉー!!」
「早く教えろよ!!」
「そんな急かさないでよぉ」
「急かすに決まってんだろ!?それを楽しみに学校きてんだからよ!!」
早くしろ、と目で訴える。
「わかった、わかったよぅ。教えるよぉー」
俺は新しい赤フードの噂にドキドキしながら南海の次の言葉を待った。
「赤フードの最新の噂、赤フードは口が裂けている!!」
「…は？」
「だからぁ、口が裂けてる！」
「…」
「…」
「いやいやいや、なんだそれ!?」
予想外にも程がありすぎて思考回路が一瞬、停止した。
何だって？口が裂けてる？意味わかんねぇ!!
「何って、新情報ぅ〜!」
「口が裂けてるってなんだよ!!口さけ女みたいな感じか!?」
「そういうことぉー」
「そんなん現実にいてたまるか!!」
こいつの噂は信じてきたけど、今回のは信じらんねえ!!
口さけって!!整形手術でもしたのか!?
「あ、整形手術はしてないみたいよぉー」
心を読まれたかのような南海の言葉に俺は余計に混乱した。
「え、何？お前、俺のことからかってんの？」
「そんなわけないでしょぉ!!ガチネタだってぇ!!何で今までみたいに信じてくれないのさぁ!!」
信じれねぇだろ!!ファンタジーすぎるわ!!
「ムゥ…ホントなのにぃ…」
- Re: オリジナルBL ( No.4 )
- 日時： 2014/09/03 16:14
- 名前： 神革刺 （ID: 7I10YEue）
俺は今、家のパソコンで赤フードの噂について調べてる。
あの後俺はやはり信じられず、早々に帰宅した訳だ。
「あった…これか…」
『赤フード噂特集!!』とかいうサイトをひらいてみる。ここで真実にたどり着けるかはわからないが、見てみよう。
本当に口なんて裂けてるのか？
最新情報欄をクリックして見てみると、結構色々あった。写真も載っている。
「うぉ、マジで赤フードしか色ねぇじゃん」
噂だけで姿を見たことがなかった俺は、赤フードが写ってる写真をクリックしてまじまじとその姿を見る。
赤いフードつきパーカー以外は黒いものを身に付けているといわれてる赤フード。夜の暗闇に溶け込むように登場するらしいが、赤いフードつきパーカーが夜道に目立ち、それを目撃した奴が『赤フード』と名付けたらしい。
ここまでの情報は南海からだ。
「へー意外とひょろっちいな」
喧嘩最強と聞いてたからもっとゴツい奴かと思ってたけど、案外体は細目だった。
「こんな奴より、俺のほうがつえぇんじゃね？」
俺が赤フードに執着するわけは、喧嘩最強っつー肩書きだ。
俺が一番強いってことわからせてやりたくて赤フードの噂あさってんだ。だが、なかなか現れない。俺が毎日夜家をでて待ってるってのに!!
早く闘いたくてウズウズする。
「あ…」
写真をとじて、再びサイトを見るとあった。
『喧嘩最強の奇妙な噂!!』
俺は、迷わずクリックした。
『今、巷でその名を広めている赤フード!喧嘩最強の肩書きが広まるとともに奇妙な噂を耳にした!!
「赤フードは口が裂けてる」
ネットで話題になっているこの噂!!そんな非現実的なことがあるのだろうか!?我々は先日、赤フードに遭遇。真相をしろうと赤フードを追いかけた。赤フードは足が速く、真っ正面から写真を撮ることは難しかったが、一枚だけ撮ることに成功。
これがその写真だ！』
俺は、すぐさま写真を見た。
そこに写っていたのは、赤フードの右斜めからとった顔。
たがとても遠くに写っている。
こんなんで顔確認するとか難易度高過ぎだろ、と思いながら俺は画面に鼻がくっつくかっていうとこまで近づいた。
写ってる赤フードの顔には赤フードが必ずつけてるという、真っ黒のデッケェマスク。そして、
そのマスクにも収まりきらなかった、耳もとまで裂けた口だった。
- Re: オリジナルBL ( No.5 )
- 日時： 2014/09/04 00:06
- 名前： 神革刺 （ID: GDWSGe53）
今日から小説あげるの遅くなるかもです…。
なるべく早くあげれるよう頑張るので、読んでくれたら幸いです!!
コメントしてもらえると調子のって、もっと頑張れます!!(*´∀｀)
- Re: オリジナルBL ( No.6 )
- 日時： 2014/09/04 00:10
- 名前： 小波渡未來 （ID: hdgWBP0m）
初めまして、小波渡未來です。
更新頑張ってください。
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