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オリジナルBL
日時: 2014/09/02 12:15
名前: 神革刺 (ID: 5MQ4cIeK)

色々初な僕ですが、頑張ってみようと思います!!
結構何でも書きたいなあ…とは思っていますが、一つの話が長くなる可能性もあります…。
見てくださると嬉しいです!!

Re: オリジナルBL ( No.42 )
日時: 2014/09/08 09:38
名前: 神革刺 (ID: aQG7fWp7)

「舞夜…?ソれは僕じャないヨ…?
「は、はぁ!?お前は、舞夜だろ!?俺がお前を間違えるわけねぇ!!」

涙を拭いながら舞夜じゃないと言う目の前の赤フードに、俺は恐怖なんて忘れて叫んだ。

「違ウよ。舞夜じゃナイ。でモ似てイルよ。名前。」
「舞夜、お前何いって「夜。」
「……は?」
「僕の名前ハ、夜。」

こいつがいってることが理解できない。

「よ…る……?」
「ソう。夜。」
「だけどッ…」
「それニ僕、君のコト覚えテない。」
「なっ………!?」

俺は、絶句する。
覚えていない…?
何でだ。俺は、お前を忘れたことなんかなかったのに。
マスクで顔半分は隠れちまってるし、髪だって色が違う。あいつの髪は元々、黒だ。
それに喋り方も違う。カタコトな喋り方なんてあいつはしなかった。
でも、それでも。
間違えるわけねぇんだ。

「デも、完全ニ覚えていナイ訳でハなさソウ。」
「……?」
「君を見てルと懐かシイ気持ちニなる。」
「舞夜………」






一旦切ります!!



Re: オリジナルBL ( No.43 )
日時: 2014/09/08 10:26
名前: 神革刺 (ID: kdYqdI6v)

あノ人間、僕を舞夜ッていっタ。
聞かナくてイイよ。

僕の名前ニ似てル。
偶然だヨ。

デも、舞夜っテ名前、僕聞いたコトあるヨ。
そんなワケナイよ。

覚エてないッてイッタら、悲しソウな顔してル。
アノ人間は僕ノこと、知ってルッて。

僕モ知ってる気がスル。
舞夜っテ言われル度、胸が苦シクなる。

アノ人間が僕のこト知ってるナラ、僕モアノ人間のコト知ってルハず。
……思い出しタイ。















駄目。
思い出しちゃ、駄目。
蓋を開けないで。閉じ込めとくの。
絶対に、思い出さないで。


心が壊れてしまう。



Re: オリジナルBL ( No.44 )
日時: 2014/09/08 22:13
名前: 神革刺 (ID: 5ySyUGFj)

いつまで、そうしていたのだろうか。

俺は、舞夜を抱き締めていた。
目の前で舞夜が殺した人間がいる。
舞夜も、包丁を持っている。
第一俺は、赤フードの存在を恐れた。
だけど、関係ない。
ただ、そこにいる恋人を抱き締めた。

涙が出てくる。
もう、自分が不良だのなんだのは頭から完全に排除されている。
嬉しくて、悲しかった。

「舞夜ッ……舞夜…!」

舞夜は俺を覚えていないと言った。
見た目も、前と変わっちまってる。
でも、俺が初めて愛した人にはかわりなくて。

「お…っ…おか…えり…!」
「違ウ。僕は舞夜じゃナイ」
「覚えてなくてもいい。いいから…ただいまって、言ってくれよ…」

ずっと会えなかったんだ。
寂しかった。悲しかったよ。
せっかく幸せにしようって決めた奴だったのに。
姿が見えなくなった頃は、生きる意味さえわかんなかったんだ。

「う…あぁ…あ…」
「…………………………」

カランッ!

赤フードは、包丁を手放した。
そして空いた両手で俺を抱き締め返す。

「舞夜…?」
「た…だいま……」

俺を抱き締め返す手に力がこもる。

「ただいま……。宙……」




顔を見ると赤フード……舞夜も、泣いていた。





Re: オリジナルBL ( No.45 )
日時: 2014/09/08 22:46
名前: 原罪 (ID: FDRArTRL)

いいんすか!!
おとももちー^^

かっちゃんともっちゃんってよぶっす!!

あああああ急展開!!
どうなるんだ!?

Re: オリジナルBL ( No.46 )
日時: 2014/09/08 23:16
名前: 神革刺 (ID: VTNklIIG)

レチ☆

おとももちー★
嬉ー!!

まぁ、二人のいきさつは僕にもわからん。
宙ちゃんも舞夜んも、どうなっちゃうんだろ?


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