BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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ハイキュー!国見ちゃん受け
日時: 2015/02/04 18:50
名前: 月音 (ID: HK6OImIM)

何人か知っている方いらっしゃると思いますが、月音です。初の自スレなので、よろしくお願いします。

この小説は国見ちゃん受けなので、基本国見ちゃんの小説を書きますが、リクエストあれば言って下さい。書けるように頑張ります。国見ちゃん受けのリクエストなら大歓迎です。
また、知識が足りない点などもありますので、よろしくお願いします。
家の事情でたまにこれなくなったっり、あまり夜遅くまで来れないので申し訳ありません。あと文才無いです・・・。
気軽に来てください。

Re: ハイキュー!国見ちゃん受け ( No.100 )
日時: 2015/02/09 17:16
名前: 春介 (ID: mvR3Twya)
プロフ: http:/ハイキュー&ダイヤのBL

え…?
クラスメートにいじられてるの…?
スマホ…。(((ツッキーってスマホ?

Re: ハイキュー!国見ちゃん受け ( No.101 )
日時: 2015/02/09 17:20
名前: 月音 (ID: HK6OImIM)

私スマホじゃないよ!パソコン!あいつはこの前泊まりに来て、「どうせツッキーが書いたことになるんだし、面白そうだからかいとこ〜」って書きやがったんだよ。

Re: ハイキュー!国見ちゃん受け ( No.102 )
日時: 2015/02/09 17:37
名前: 春介 (ID: mvR3Twya)
プロフ: http:/ハイキュー&ダイヤのBL

あちゃあ〜…。
まぁ…ドンマイ!

Re: ハイキュー!国見ちゃん受け ( No.103 )
日時: 2015/02/09 18:43
名前: 月音 (ID: HK6OImIM)

 青葉城西×国見

 入学式。桜舞う季節。俺、及川徹は幼馴染の岩ちゃんとともに、バレー部の勧誘をしている。
「きゃーっ、及川さぁーん!」
「ハイはーい、ごめんねー、今チラシ配ってるから〜。」
「おい、クソ川、マネージャーばっかり集めんな。」
「違うよ岩ちゃん!」
 なんていつも通りの日常。彼と出会うまでは。


「あれ・・・ねえ岩ちゃん、俺の財布知らない?」
「あ?知るか。どっかに落としたんじゃねえの?」
「え、うそ!財布の中にバレー部の費用入ってるのに!」
「んだと!?さっさと探せクソ!」
「せめて川まで言って!?」
 言い争いをしながら、もと来た道を戻る。


「見つかんないー・・・どうしよう、見つかんなかったら・・・」
 うーーんと悩んでいると、ちょいちょいと服を引っ張られた。
「あ、岩ちゃん見つかっ・・・え・・・?」
 そこには眠そうな顔をした子が財布を差し出していた。
「これ、俺の財布!?君が見つけてくれたの!?ありがとう!」
 コクコク。その子は頷いた。
「及川、見つかったか?」
「あ、岩ちゃん!うん、この子が・・・あれ?」
 その子の姿は見えなかった。
「可愛い子だったな・・・。」
 この気持ちに気づくのはもう少し後。

Re: ハイキュー!国見ちゃん受け ( No.104 )
日時: 2015/02/09 19:45
名前: 月音 (ID: HK6OImIM)

 青葉城西×国見


 あれから数日たち、及川は金田一の教室に向かっていた。
「きーんだいち、今日から部活本格的に始まるからね・・・って、あ、あーーーーーー!!!君この前の・・・」
 金田一の教室に入ると、なんとこの前の子がいた。
「及川さん!・・・国見の事知ってんすか?」
「え、あ、うん、ちょっとね。国見って言うんだあの子。」
「・・・ちょっと特殊事情もちですけどね。国見!」
 国見君はこっちにトコトコやってきた。
「この人、及川さん。知ってるだろ、バレー部の主将。」
 コクリ。その子は頷き、持っていたノートに何かを書いて見せた。
≪初めまして。財布さん≫
「初めまして、じゃないよね。てゆか財布さんってなに?そもそもなんで筆談?」
「・・・こいつ、声が出ないらしくて、話すときはいつも筆談なんすよ。」
「そうなんだ・・・。」
 と、休み時間の終わりを告げるチャイムが鳴った。



「あの子、そんな事情持ってたんだ」
「あ?どうしたんだ?」
「なんでもない」
 部活が始まる時間、岩ちゃんと歩いていると、校舎裏の方から、水をかける音が聞こえてきた。
「誰だ?」
 どんどん近づいていくと、笑い声も聞こえてきた。
「くくく、おいおい、水浸しじゃねーか。」
「いいだろ別に、こいつだれにもいわねーし、こんなところあんま人通らねーだろうしよ」
「叫びたくても声が出ないんだったらなあ」
 声が出ない・・・聞いたとたん、思わず走り出していた。
「・・・なにしてんの、君たち。」
 そこには、二年生の数名が、ホースから出した水を、誰かにかけていた。
「ゲ、及川先輩・・・」
 そいつらは俺の姿を見て、一目散に逃げて行った。
「!おい、お前大丈夫か!?」
 後から少し遅れてきた岩ちゃんが、水をかけられていた子に駆け寄る。
「やっぱり・・・」
 その子は国見君だった。国見君は薄着で、ぐっしょりと服を濡らしていた。可哀想に、がくがくと震えている。
「岩ちゃん、この子保健室に運んで行くから、肩支えてあげて。」


「金田一、俺らは部活に戻るから、後はよろしくね。」
「ハイ、分かりました。」
 国見君は今、保健室のベットに横になって眠っている。服は予備のジャージを貸してもらっている。あの後金田一に事情を説明して来てもらった。
「悪いな、もうすぐインターハイがあるのに・・・」
「いえ・・・こいつ、ちょっと心配だったんです。先輩に目つけられないかって・・・」
 まあ、なんであんなことされてたのかは目覚ましたら聞こうか。


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