BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- お前と俺。俺と君。
- 日時: 2017/06/25 19:45
- 名前: 朝倉 (ID: nZxsmZ3d)
オリジナルのBL小説載せていきたいと思います!
一部屋に2人で住んでいる男達の話です。
小説下手かもしれませんが、興味のある方は閲覧していってください!
2016.10.09 閲覧数500突破!感謝!
2017.03.02 閲覧数800突破!感謝!
2017.05.01 閲覧数900突破!感謝!
2017.06.23 閲覧数1000突破!感謝!
- Re: お前と俺。俺と君。 ( No.1 )
- 日時: 2016/04/12 00:21
- 名前: 朝倉 (ID: NLcS5gZX)
俺の名前は、浅井浩史。24歳身長183cm。
どこにでもいる平凡な名前で、平凡な人生を歩んできた。俺は自分で言うのもなんだがナルシストという部類には入るのだと思う。仕方が無い。モテるのだから。ナンパは成功しないことがない。ホストのバイトしてる。金にも女にも不自由はない。若いから遊んでおける時に遊ぼうと自分の欲だけに忠実に生きた。
ただ、それで罰が当たったのか、只今住んでいる所は、風呂キッチントイレ付きで、居間が寝室となっている畳の部屋。勿論キッチンとかは扉を仕切りにフローリングになってるが…。
玄関で靴を脱いで少し歩くと、居間の所で、部屋半分から真っ黒い布の様な物が天井から吊るされていてカーテンの様になっている。俺からはカーテンを開けなければ決して部屋半分の内側を見ることは出来ない状態。
「なんだこれ……」
新居に引っ越して出た初めての台詞は、これだった。
適当に安くて綺麗で設備バッチリで管理人のオススメ付き、と書かれているのを読んだだけで、住むと決めたのが悪かったのだろうか。仕事までも近い。
カーテンに仕切られていながらも、片方半分は俺の寝床らしいことがわかった。6畳ってとこだろう。
- Re: お前と俺。俺と君。 ( No.2 )
- 日時: 2016/04/12 19:48
- 名前: 朝倉 (ID: UsVfFHTT)
6畳の畳の上へ胡座をかいて座る。持って来た荷物を置いてカーテンを見つめる。下には隙間はない。壁についているところが端なため、そこは少しだけなら隙間があって、開けることは出来そうだった。
よしっ!と意気込んでカーテンを片手で掴んだのだが、ふと、俺の考えに迷いが生じた。
(もしかして、誰か住んでたりするのか?)
俺のスペース以外、風呂トイレは綺麗で、キッチンを見ると冷蔵庫があったのを思い出す。普通なら初めから置かれている物ではないはずだ。
それにこのカーテン。
今、カーテンの向こう側には誰かいるのか?
もしかして、俺と一緒に住むことになるのか?
それが可愛いアイドル顔の女の子だったら…
そんなことを考えると興奮した。下を向いて深呼吸し、呼吸を整えていると、カーテンの下から白い紙が出てきていた。
疑問に思ってカーテンから手を離して紙を取る。
メモ帳の切れ端のような物で、そこには文字が書かれていた。
“絶対にカーテンは開けるな。勿論、触れることも許さない。従えないなら容赦はしない。”
「は?なんだこれ……」
字は綺麗だったから読みやすかったが、書かれていることがガキくさくて、了承できない。
裏には見ても何も書かれていなかった。
思わず呟いて、カーテンの向こう側に誰かいるのかと確認しに玄関へ向かう。靴があるならいるはずだ。
玄関には無くて、下駄箱を見ても無かった。
と、なると、今はここには居ないはずだ。俺は正体を知る為、平気でカーテンを開けた。
- Re: お前と俺。俺と君。 ( No.3 )
- 日時: 2016/04/12 19:57
- 名前: 朝倉 (ID: UsVfFHTT)
畳の上にフローリング板を敷いてあり、畳まれた布団が壁の方へ。テレビが1つ。その下と隣にはタンスのような棚のような物があった。
整理整頓された綺麗な部屋だ。驚いて目を見開いてしまった。
すぐにカーテンを閉めて、携帯で時間を見る。
今は夕方の5時過ぎたところだった。
自分も仕事へ行く準備をしながら、同居人の帰りを心待ちにした。
正直、直感ではあるが、女の子ではない気がする。
でも、ほんの少し期待をしていた。
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