BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ハイキュー伊達工業
日時: 2017/06/05 13:31
名前: タヌキ (ID: v8ApgZI3)

アニメ、ハイキューの伊達工業高校の物語を自己満で小説あげたいと思います!

腐です!ほとんど二口受けだと思います!
伊達工中心、二口中心です。
裏要素あんまりないです。殆どギャグ。

何かおかしな点や、こんなシチュ見たい等ありましたら意見聞かせてください!
気軽に声かけてください!

よろしければ閲覧どうぞ。

2016/11/18 閲覧数100突破!ありがとうございます!
2017/02/11 閲覧数300突破!ありがとうございます!
2017/03/19 閲覧数400突破!ありがとうございます!
2017/04/12 閲覧数500突破!ありがとうございます!
2017/05/10 閲覧数600突破!ありがとうございます!
2017/06/05 閲覧数700突破!ありがとうございます!

Re: ハイキュー伊達工業 ( No.20 )
日時: 2016/11/29 13:45
名前: タヌキ (ID: caCkurzS)

二口side

「はぁー、はぁー…ちょっと鎌先さんタンマ!はー、あははっ、もー笑い過ぎて腹痛いから!」

「ああ゛?!タンマって何だ!つか、なに笑ってんだ!」

「ぶっはは、も〜鎌先さんなんなんすかぁ〜」

なんか鎌先さん見てると悩み事吹っ飛ぶ。アホ過ぎてゴリラ過ぎて顔見ただけで今は笑えてくる。教室までもうすぐ。俺が廊下で足を止めれば、追いついた鎌先さんも息を整えながら腰に両手を置いている。

「あーあ、今日は鎌先さんの顔を朝から見たんで不吉な事が起こるかもしれませーん」

ふう、と一息置いて無表情で上記を述べればまた鎌先さんは額に青筋を立てる。
面白い。ホントこの人をおちょくるのは楽しくて面白い。

「二口…」

「二口先輩!」

「あれ?作並?」

眉間にシワを寄せていた鎌先さんが急に真顔になって、真剣に何か言おうとしたのか、俺を呼べば、鎌先さんの後方から聞き慣れた高い声が聞こえた。鎌先さんの後方を見ようと顔を傾ければ、思った通りの人物が俺を確認して走り寄ってきた。

珍しいな。一年が二年のいる階に来るなんて。でもま、作並とは部活で一緒だから不思議じゃないけどな。

「どしたー?作並」

「あのっ…今日、観ました!占いのテレビ!二口先輩大丈夫かと思って」

「あ〜、俺も今日の朝見た。たまたま。んでも、平気平気。さっき鎌先さんが突進してきた事以外は別に何もねーし」

「何度も謝っただろーが」

「で、でも!気をつけてくださいね!」

「おう、てかそれ言う為だけに追っかけてきたの?作並、お前俺のこと心配し過ぎだろ」

冗談を言ってケラケラ怒りを煽るように笑うと、鎌先さんは怒って「ぶっ飛んだ頭で勘違いしてんじゃねぇぞ」と言ってくるもんだからムカついて「鎌先さんよりぶっ飛んだ頭してませーん」なんて言うとまた鎌先さんはキレた。
今は青根がいないから俺と鎌先さんの間に走る火花を止められる人はいない。

なんて思っていると、俺と鎌先さんの間から作並が言った。

「はい!もちろん心配しますよ!二口先輩に何かあったら大変ですから!」

「…さ、作並ぃ〜」

心配をしてくれる可愛い後輩に思わず胸打たれて右手を口に持ってきてホロりといった感じで言った。語尾に可愛いとでも付けたかったが遠慮した。

茂庭さんにも後輩に想われる先輩になった俺を見せたかった。

Re: ハイキュー伊達工業 ( No.21 )
日時: 2016/12/05 09:29
名前: タヌキ (ID: 0JVwtz5e)


ちょっと息抜き黄二。
設定
付き合って1ヶ月くらい。
出てくるの二人だけw
下駄箱。
()の中は思ってること。
木曜日。

ーーーーーーーーーー
ザー…

黄金「…雨っスね」

二口「……」

黄金「二口先輩!傘は「持ってきてねぇよ」…え゛!マジっすか!」

二口「お前もねぇの?」

黄金「…ウッス」

二口「……(この雨じゃ2時間ぐらいは止まねーだろーな)」

黄金「…(二口先輩横顔もカッコイイなっ!ハッ!見蕩れてる場合じゃない!)二口先輩!俺ん家、こっからダッシュで5分っス」

二口「…(は?…何言ってんだコイツ。なんか顔が必死…お前ん家行けってか?濡れて…つっても雨、止まなそうだしな)」

黄金「濡れたら服も用意するっス!(彼シャツ!彼シャツー!!///)」

二口「……(コイツ、ヤる気か?)」

黄金「今日俺ん家誰もいないんで!何にも気にしなくていいっスよ!」

二口「泊まらねぇからな」

黄金「え゛ぇ!」

二口「明日も学校あんじゃん。土曜まで我慢しろ」

黄金「!了解っス!!(土曜デキる許可貰った!)」

ーーーーーーーーー
結局、黄金川の家まで二人で走った。びっしょ濡れの二口見て黄金川暴走(笑)
二口が拳を振り下ろして制裁。
黄金川の服を借りて萌え袖に二度目の黄金川暴走。二口留められず…。
「お、い…ばっか…こ、がっ…ねっ」
「二口先輩!俺もう我慢出来ないっス!」
「あっ…おいっ…んっ」
ってなって、結局ヤられた二口。
次の日、腰痛。部活で部員に心配されて、良いスパイクも打てず、練習にならなかった。黄金川に八つ当たり。
罰で土曜はデキなかったとさ。

Re: ハイキュー伊達工業 ( No.22 )
日時: 2016/12/06 22:49
名前: タヌキ (ID: 1QppuERs)

二口side

今日授業のある教科の教科書を忘れた一限目。二限目は何故かいつも教室に置きっぱなしにしていた辞書が無くなっていて、先生に怒られた。三限目は問題なく終わった。三限目終了後、時間が無かったからと勝手に辞書を借りてごめんと謝ってきた隣のクラスのやつに、今日の昼飯は奢りだと伝えた。
四限目、普通にいつも通り板書をしていれば、寝ているのかと間違われて名簿で頭を叩かれた。

そして今、隣のクラスの奴に奢ってもらったパンはいつものと違うパン。頼んだパンを買った後に別のヤツから交換してほしいと強請られ、断れなかったらしい。
俺の後ろの席には青根が居て、その隣には小原が居て、その前にはパンタロンがいる。

今日の出来事を愚痴のように三人に向かって吐けば、パンタロンから「日頃の行いの悪さからだろ?」と嘲笑われ、言い返そうとすれば小原から「気のせいだろ、いつもが良いことだらけなだけなんだろ?」と言われる。
納得がいかない…。

青根の席の机に置いていた腕を青根に掴まれて、青根を見れば「人と一緒にいれば…」と途中で話が切られる。きっと青根は、誰かと一緒に居れば悪い事もそんなに起こらないだろうと言いたいんだろうな。

「でも誰と一緒に居ろっつーんだよ?…青根?」

俺を見つめたまま動かない青根に、もしかして、自分が一緒に居てやるって言ってんのか?首を傾げればコクリと頷いた。

「わー…心強い」

正直青根の言葉に説得力があるかどうか考えれば無いと思う方が強くて、顔を逸らして脱力感に見舞われながら棒読みで言えば、小原から苦笑混じりに下記を告げられた。

「…お前らさ、ラブラブすんなら他所でやれよ…」

Re: ハイキュー伊達工業 ( No.23 )
日時: 2016/12/12 13:45
名前: タヌキ (ID: 1QppuERs)

青根side

今日の二口はいつもとは様子が違う。
朝練については1年である黄金川と作並が昨日の練習後部室で話しているのが聞こえていたから、二口と一緒に登校出来ないのは想像出来た。
一応二口を迎えに家には行ったが予想通りで、すぐに学校へ向かった。遅刻はしていない。

教室に入れば、二口が両手を合わせて拝む様に謝ってきた。意外と律儀な対応をたまにするから焦る。俺に連絡をし忘れ、珍しく携帯も家に忘れたと言ってきた。わかったという意味を込めて頷けば二口は自分の席に向かう。
俺も自分の席へ行った。何か少し二口の様子がおかしいことに違和感があった。だが、それはきっと朝が弱いくせに頑張って来て眠気もあるから体が疲れているということなんだと思う。大きなため息をついていた。

そして、昼まで、二口に関する珍しい部分をいくつも見た。昼になれば俺が見ててきた以外のことも起きていたことを知る。流石に何か危険な気がして、二口の腕を掴めばいつもと変わらない顔で見上げてくる。二口は俺より背が低いから自然と俺を見る時は見上げる形になることは解るが、少し破壊力がある。
次に危ない目にあったら手助けが出来るように俺が一緒に行動するという意を込めて見れば、二口は呆れたのか諦め気味の様子だった。

5限目は何も無かった。6限目の移動教室の時、階段近くを通る。6限目は1階だからだ。

「そういや明日、D高と練習試合だと。追分監督もマネージャーも居ねーのにな」

二口が部活の話を始めた。追分監督とマネージャーの滑津舞は共にインフルエンザで休んでいる。顧問がついてくるらしいから大丈夫だと伝えると納得のいかない表情をする二口はまた考え事をし始めた。後ろから騒いでる生徒を見ると、男子生徒2人が走ってこっちに向かってきた。

「待てって!こらー!!」

「ギャハハ、掴まてみーろー」

「おい!前、前!危ない!」

「え?おわあぁ!」

「うおっ!」

「!二口!」

追いかけっこをしていた様子の前方を走っていた生徒が前を見ていなかったこともあり、前にいた二口に気づいた時には足を止められず、二口の背中に体当たりの強さでぶつかった。
二口も二口で考え事していた様子で後ろに気付かず、ぶつかった衝撃で前へバランスを崩す。
俺達は今、階段を降りようとしていたところで、二口は落ちそうになりつつ落ちないように咄嗟に出した足が階段の端に乗ったが完全ではなく滑った。
俺は二口が階段から転げ落ちると思い、焦りで咄嗟に二口の腕を掴んで引き上げる。

騒がしかった廊下は一斉に静寂となる。みんなの視線が俺らに向いていた。
二口を見ると、二口は目を見開いて驚いた顔のまま硬直してきた。二口、と耳元で小さく声をかけると正気を戻して、ゆっくりと立った。

「…ああ、ありがと青根…」

Re: ハイキュー伊達工業 ( No.24 )
日時: 2017/01/25 00:32
名前: タヌキ (ID: ddk2hi50)

二口side

なんでこんなに運が悪い…!
占い如きに人生変えられてたまるかよ!?腹立つ!茂庭さんに癒されに行こ!

廊下をズンズン歩いて三年棟へ、茂庭さんのクラスをひょっこり覗けば、バスケに行ったデカイ三年の先輩達に絡まれる。

「おおー!二年の二口だー!」

「はー?だれだれ?あー!あのバレー部のかー!」

「お前でかいのにバレー部行くとか惜しいなー、今からでも、バスケ来ねぇ?」

「俺ら引退したけどな!」

「それな!つか、二口って細いよなー!」

三人の先輩に囲まれ、一人の先輩は俺の肩に腕を回す。重いから退けろ。軽く体重乗せてくんなよ。因みに三人とも俺よりデカイけど、こんなとこで引いたら俺のプライド的にも許さないし部長の名も廃る。だから、俺も言ってやる。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。