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- ハイキュー伊達工業
- 日時: 2017/06/05 13:31
- 名前: タヌキ (ID: v8ApgZI3)
アニメ、ハイキューの伊達工業高校の物語を自己満で小説あげたいと思います!
腐です!ほとんど二口受けだと思います!
伊達工中心、二口中心です。
裏要素あんまりないです。殆どギャグ。
何かおかしな点や、こんなシチュ見たい等ありましたら意見聞かせてください!
気軽に声かけてください!
よろしければ閲覧どうぞ。
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- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.30 )
- 日時: 2017/01/30 22:56
- 名前: タヌキ (ID: ddk2hi50)
中編
ーーーーー
二口「聞いてないんすけど」
笹谷「まぁ、ハプニングだったからな。咄嗟の判断は大切だろ?」
二口「咄嗟の判断て、俺の意思は無視なんすか?」
鎌先「二口、テメェは顔とバレーセンスだけは良いから勧誘もやって来い!」
二口「鎌先さんは黙っててください」
鎌先「んだとッ!(╬⊙д⊙)」
小原「二口…明日茂庭さんに勧誘出来たって褒めて貰えるチャンスじゃないか?」
笹谷「そうそう、二口が上手く勧誘出来れば茂庭喜んでくれるぞー?(´▽`)」
二口「は?別に褒めて貰わなくったって勧誘ぐらい出来ますよ?(-_- )」
笹谷「ほぅ、なら、やれるな?」
二口「当たり前じゃないすか、デカイ一年連れて来ますよ」
鎌先「おー、じゃ二口、頼んだぞ」
二口「俺が居なくてもちゃんと部活やってくださいよ、先輩方!」
笹谷「おー、やるやる(´▽`)」
二口「明日俺と青根のブロックに弾かれたら二人共グラウンド3週お願いしますよ?」
鎌先「おー!いいじゃねぇか!燃えてきたぜ!」
二口「…じゃあ、俺行ってきますね」
笹谷「二口」
二口「なんすか?」
笹谷「忘れるなよ、笑顔 な(´∀`)」
二口「…ういーす」
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.31 )
- 日時: 2017/02/02 00:35
- 名前: タヌキ (ID: 0K/ebJFU)
後編
黄金川視点
ーーーーー
将来工業系の仕事に就くためにここに入ったけど、部活も意外と成績残してることがわかった。
「ごめんねー、他当たってもらえるかな?」
いろんな部活の先輩達が背の高さとか、ガタイ?の良さとかでよくわかんねぇけど、入部勧誘してくる。俺にとっては殆ど初心者からだから、何をすればいいのか分からない。とりあえずマネージャーさんの手伝いしようと頑張ってた。
昨日は陸上部の体験入部を新しい友達と行った。
走るのはまあまあ楽しかったけど、先輩達や中学で経験してた友達は俺とレベルが違ってて…
今も、優しいってこの学校では有名らしい陸上部の部長さんに苦笑いで言われた。泣きそうになって我慢しながら、少し遠くにある体育館が目に入る。
誰か細身で明るい茶髪の人が駆け足で出て行った。ズボンが短かったからバレー部かもしれない。
そういえば、バスケ部からも声がかかってたはず!…でもバレー部からはないなぁ…(´・ω・`)
やっぱり初心者は要らないのかな…。
はぁ…別に強制されて部活に入部するわけでもないし、バイトでもして放課後の時間は潰そう…
教室に戻る途中、一年のクラスの前で何人か先輩らしき人がいる。入部勧誘目的で。部活の服着て来たり、制服で1人で来てて堂々としてるから先輩ってわかる。
あ…さっき体育館から出てきた人だ。多分あの人だった。身長の高い人重点的に声かけてる…。
…工業高校にもあんなに顔がキレイな人がいるんだなぁ。
よし!気合い入れ直して、バスケ部見に行こう!
・・・・・・
え!?今日部活休み!?はぁ…帰ろう。
もう殆ど教室に人が残ってない。
静かだなぁ
「なぁ、ちょっと」
「びゃ!パァイ!?」
いきなり肩を叩かれて驚いて声を上げながらも後ろを見ればあのさっきのバレー部の人がいた。
「キミ1年?」
「は、はいッ!」
「名前は?」
「コッ!ココッ!黄金川ッス!」
多分この質問からして先輩だ。背筋を伸ばして返事をする。
こんなにキレイな男の人に話しかけられると少し緊張する。
「そっかぁ、まぁ、そんなに緊張すん…いや、緊張しないで?」
「あ?…あ、ウッス…」
「そうそう、バレー部、興味ない?」
「ば、バレーッスか…?」
緊張して上手く話ができない。薄く笑って柔らかな物腰で話してくる先輩の顔は近くで見ると余計キレイで見入っちゃう。
「っそ。バレーってさ、意外にやってみるとチョーカンタンだし、入部届出してくれれば明日から練習参加じゃんっじゃん出来るから、な!どう?興味ない?」
「…いや、でも、俺部活入らないとこうかと思って」
「ほらバレーボール、持ってみ?ちっさいだろ、軽いし、これ叩くとストレス発散にもなるんだぜ?初心者でも歓迎してるから体育館あっちだし、キミみたいな身長も存分に活かせるチャンスだし、なっ、どう?入ってみない?バレー部」
饒舌な先輩の話を聞きながらバレーボールを渡されて両手で持つと、先輩も大事そうにこのバレーボールを片手で撫でて上記を言えばニコッと笑った。
すっげぇ、整った顔…。気づけば返事をしてた。
「…ウッス」
「お、入ってくれる気なった?じゃ、明日放課後体育館で待ってるから、よろしくな!黄金川くん」
語尾におんぷでもついてきそうに楽しそうに笑って最後はウインクして駆け足で去っていった先輩を見つめる。
もう姿も見えないけどあのキレイな顔が目の裏にこべりついた。
あの人がバレー部の部長かぁ、キレイな人だなぁ。
バレー部……初心者でも歓迎…行ってみよう
ーーーーー
その後、黄金川は青根のブロックに感動。セッターの茂庭が主将で拍子抜け。二口の簡単な口車に乗せられて入部した1年にゲラゲラ笑って「バーカ、初心者が簡単にバレー出来ると思ってんじゃねぇーよって!先に言うけど、ウチのバレー部、練習地獄だから」眉を八の字にしてゲス顔で笑う二口。爽やかでニコッと笑ったあの顔を見れたのは勧誘時だけだったと一年の浮かれた気分も一気に落ちた。
バレー部レギュラーは全員して、思った。「流石二口」と。
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.32 )
- 日時: 2017/02/03 01:43
- 名前: タヌキ (ID: 0K/ebJFU)
息抜き。茂二
設定
付き合ってる
茂庭の家
恋愛進展させたい茂庭とタチっぽいのにそっち系内気気味な二口
会話文と効果音のみ
二口は茂庭のベッドにゴロ寝して雑誌読んでる。
茂庭は勉強中、二口がどうしても気になり…
ーーーーー
カリカリカリ…
ペラッ…ペラッ…
茂庭「二口?」
二口「んー?なんすか?」
茂庭「退屈じゃないか?雑誌読んでても」
二口「えー?いや、茂庭さんの勉強邪魔出来ませんよー」
茂庭「…うん、そっか」
10分後ー
カリカリカリカリ…
ペラッ…ペラッ
茂庭「二口」
二口「なんすかー?」
茂庭「今日さ、ウチ留守なんだよな…」
二口「へぇー、茂庭さん1人で留守番すか?」
茂庭「うん、まあ」
二口「…なに、寂しいんすか?俺、泊まりましょーか?」
茂庭「うん、泊まって?」
二口「へっ?」
茂庭「親御さんにしっかり連絡しろよ?」
二口「あ、ウッス…」
茂庭「うん」
20分後ー
ペラッ…ペラッ…
カリカリカリ…バンッ
二口「ビクッ」
茂庭「なぁ、二口」
二口「な、なんすか?」
茂庭「俺さ、お前と付き合ったのいつだっけ?」
二口「へっ?え、なんすか、急に」
茂庭「いいから、覚えてるだろ?いつだった?」
二口「あ、えーと…二ヶ月くらい前、すかね?」
茂庭「そっから俺らって何かしたっけ?」
二口「え?うーん…デートしましたよね!」
茂庭「キスしたっけ?」
二口「えっ?な、茂庭さん?なんでそんな近づいてくるんすか?こ、こわ」
茂庭「な、キスしたっけ?」
二口「し、してないっスね!はい!怖い怖い!茂庭さん真顔やめて!?」
茂庭「二口、俺はさ…お前と、進みたい」
二口「…えっ?え?ちょ、ちょちょ、茂庭さんっ?なにっ?」
ドサッ…
茂庭「さっきも言ったけど、今日俺以外いないから…な、二口」
二口「い、いや、ちょっと、待って?いきなりどうしたんすか、茂庭さんっ!」
茂庭「どうしたもこうしたもねぇよ、考えてみればオイシイ状況だろ」
二口「あんた、勉強し過ぎてパンクしてるだけっすからぁ!落ち着いて!落ち着いてください!」
茂庭「落ち着いてる!俺は、もう我慢できそうにないんだよ、二口…」
二口「で、でも俺らにはまだ早いからっ!」
茂庭「なんでそこまで拒否るんだよ、キスぐらいいいだろ?」
二口「ま、まぁ、き、キスぐらいなら…」
茂庭「お前ってさ、意外とウブだよな」
二口「は、はぁ!?…帰りますよ?」
茂庭「ごめんごめん、可愛くて、つい、さ」
二口「っ!…なんっなんですか、ほんと!あんた、不意打ち好きっすね!」
茂庭「二口にだけだよ」
二口「っ!あー!もう!」
茂庭「ははっ、大丈夫だよ、二口。まだ朝まで時間あるし、たっぷり」
二口「は?いや、ヤりませんよ?」
茂庭「……ん?」
二口「まだ早いでしょ、俺ヤり方とか知らねーし」
茂庭「大丈夫、優しくするから」
カチャカチャンッ…
二口「え?なにこれ、えっ?茂庭さん?」
ガチャガチャッ…
茂庭「俺二口とヤりたくてさ?色々調べたから、安心しろ?笹やんにも聞いたし」
二口「それではいって言うほど俺はバカじゃないっすからね!ってか笹谷さんに聞いたんすか!?とりあえずこれ外し」
茂庭「うん、知ってる。だから、コレつけた」
二口「え、え、えっ?なに?なにこれ、茂庭さんってそういう趣味あったの?」
茂庭「大丈夫、二口が抵抗しなくなれば外すから」
二口「えっ?怖い!茂庭さんのその笑顔怖い!だれかっ、誰か助けてぇー!」
ーーーーー
この後無茶苦茶ヤられました。茂庭はスッキリしました。二口は訳分からずゲッソリしました。
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.33 )
- 日時: 2017/02/03 23:36
- 名前: タヌキ (ID: CjSVzq4t)
笹谷side
後ろから声をかけて来たのは俺のよく知る元バレー部主将の茂庭だ。
そう、二口には休みって伝えたけどあれは嘘。二口が今日茂庭みたら俺のこと怒って文句言いに来んのかなーとか考えるとちょっとした優越感だが。
「おう、茂庭。俺とトイレ行くか?」
「はぁー?行かないよ、1人で行けるでしょ?」
「冗談冗談」
「…まぁ、笹やんの冗談はわかりやすいからいいけどさ。二口達上手くやれてるかなー、心配だ」
「茂庭…」
「ん?なに?」
「…いや、二口も黄金川の面倒で少しは真面目にやってるんじゃないか?今度三人でアイツらの練習、見に行くか?」
「おう!行く行く!鎌ちに早速言わなきゃ!」
誰よりも部員を思うのが大抵主将になる。茂庭がわかりやすい例えだ。まとめるのも上手い。指示も的確。コートの中で太陽みたいな、そんな存在が主将な気が俺はする。
二口が主将になって不安だと言う事を1度だけ俺に漏らした事がある。漏らすって言っても二口からだと口を滑らせたようなもんだっただろうな。
気持ちはわかる。烏野の主将も青葉城西の及川も主将の存在がデカくて中心だ。
どの学校よりも先に二年に後を託した。二口や青根とも二年間ずっと居たかと思えないぐらい短い。短い時間だ。
茂庭もコートの中での今の太陽として存在を放てるのが二口だと解って託したものかもしれない。でも、まだゴタゴタしてる。
たまに様子を見に行きたくても自分からは言い出せない優柔不断なところがある茂庭の背中を押すのが俺の役割だ。
きっともう一人の三年も喜ぶに違いない。俺よりずっと二口と絡んでる分、仲が良いかは置いておいて、もっと居たいと思ってんじゃねぇかな。
走って鎌先のクラスに行く茂庭を見て、部活中俺らが来て表情が明るくなる後輩を想像すると俺も顔がニヤけた。
そんな顔を隠す事もせず、両手をズボンのポケットに突っ込みトイレへ向かった。
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.34 )
- 日時: 2017/02/04 22:08
- 名前: タヌキ (ID: CjSVzq4t)
息抜き。ほのぼの?鎌→二
登場人物
鎌先、二口、茂庭?
二口達入部して、暫くしてからの、話。
まだ茂庭さん主将じゃないです。前三年居ます。
ーーーーー前編
「あ゛ー、もう外が真っ暗じゃないすかぁー」
「それがどうした。二口、まさか暗闇が怖いのか?(ニヤリ)」
「そんなわけないじゃないすか、暗闇が怖いなら今の状態で平常心でいられるわけないでしょ」
「んな冷めた返し方すんな」
「それが嫌ならチョッカイかけないでください」
「ああ゛!?元はと言えば二口テメェが」
「ああーもう!なんでそんな元気なんすか!?どっからその活力湧いてきてんです?やっぱりネジの外れた人は違うんすかねー」
「んだとッ!?」
電気も消され、真っ暗で静かな体育館の中であり地下のような所に体育倉庫がある。
そのには二人の声が響き渡っている。他の声は聞こえない。
こうなってしまっている原因は遡ること、三時間前。
バレー部は練習を終えて体育館掃除に取り組んでいた。真夏の夕暮れ明日は別の学校との練習試合がある為、長引いてはいけないと、部長の指示の元、片付けをしていたのだが……
入部して来た一年は怖い形相のやつ、背の高いやつがやっぱりメインだった。そんな中、自己紹介から一際目のつく一年が居た。工業高校、生徒の男女割合が八割、いや九割と言ってもいいほど男の多い高校。男子校と言ってもいいぐらいのこの学校に顔の綺麗なヤツが入ってくることすら、珍しい。学年に1人居たとしても2桁はいかないぐらい。
そいつは、目を瞑って口元に弧を描き、漫画みたいに例題に出される顔で笑っていた。まさに効果音はニコニコって感じで。
自己紹介の時は動作があまり無いのに対して明るい口調でリズム良く語った1年は少しチャラい感じがしたのは確かだった。隣に立っていたのがやけに堅く見えたってのも関係あるのかもしれないが、誰にでも懐いて気の利くその一年を俺は気に入っていた。
その顔には裏があったことに気づいたのは、つい最近。
部活に慣れて来た頃だ。共感を求めようとソイツに聞けば真顔で否定的な言葉が返ってきて眉を寄せればソイツは鼻でフッと笑ってニヤッとすれば「仲良くしましょーよ、鎌先さん?」と俺を挑発するようにヘラっと笑った。それから彼の態度は入ってきた頃とは全く違う取り方をしてきて、こっちが本当の彼なんだと知った。笑い方や表情、声、体の動きが自然だったから、周囲のヤツらも察したようだった。俺は態度の変わりようにショックを受ける、なんてことは無くて、ただただ腹が立った。何にか知らんが、ムカついた。
それから、部活でソイツと話すとすぐ喧嘩になった。原因はいつもアイツだ。俺をおちょくって楽しもうって魂胆なのか、いちいち苛つく事を言ってくる。
今日も原因はそれだった。
「なんだとッ!二口!」
「だから、そんなしょーもないことで怒るのって子どものやる事だと思っただけですー((・ε・)プー)」
「ああ!?(カチンッ)」
「やめろよ、二人共!鎌ち、先輩が見てるって!」
「茂庭は黙ってろ!」
「抑えろってー!いくら後輩相手でも暴力沙汰はマズイだろ」
「そうっすよー、鎌先さん。ジョーダンじゃないすかぁ、ジョーダン♪(ニッコリ)」
「(イラッ)」
「おい、お前ら、なにしてんだ!」
「ゲッ、部長…」
「ほらな、見つかった。鎌ち。どんまい、二口も謝っといた方がいいぞ」
茂庭がそう二口と俺に言ったが、謝る気は一切無かった。「俺悪くない」の二口の一言で二度目の喧嘩が始まれば俺ら2人はこの体育館倉庫にとじこめられた。後から茂庭が伝言を、言いに来た。
「仲良くなるまで出してやらないってさ、頑張れよ」
のみ。茂庭は夕食を食べに戻ってしまった。
そして、今に至る。
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