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- ハイキュー伊達工業
- 日時: 2017/06/05 13:31
- 名前: タヌキ (ID: v8ApgZI3)
アニメ、ハイキューの伊達工業高校の物語を自己満で小説あげたいと思います!
腐です!ほとんど二口受けだと思います!
伊達工中心、二口中心です。
裏要素あんまりないです。殆どギャグ。
何かおかしな点や、こんなシチュ見たい等ありましたら意見聞かせてください!
気軽に声かけてください!
よろしければ閲覧どうぞ。
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- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.15 )
- 日時: 2016/11/22 02:28
- 名前: タヌキ (ID: caCkurzS)
二口side
隣で黄金川が最近あった出来事を話している。
俺は肩を上げてマフラーにより顔を埋めると、何か違和感を感じた。
あれ…?なんか、違うな…いつもと。
「そしたら、作並君が……んで、俺迷ったんスけど…あ、この間は…あって、青根先輩が」
青根?
「あ!青根!!やっべぇー!!青根に連絡すんの忘れてたー!!」
黄金川の話が微かに耳に入ってて、青根という単語を聞いた瞬間に思い出した。ほぼいつも俺と登校してくれる青根を俺は、家の前で待たせることが多くて。今日は黄金川との朝練に付き合うから待たなくていいってことを伝え忘れていたことを思い出した。
慌てて鞄の中の携帯を探す……が、
「どーしたっスか?!二口先輩!」
「え…無い。嘘だろ、なんで無いんだよ!確か昨日は…」
いくら探しても鞄に携帯が入っていない。軽くパニックを起こしながらも鞄に本当に無いか何度も調べ直し、頭の中では携帯を持ってた時間帯の記憶を遡る。
昨日は、机に置いてた。朝もあった。パン焼いて、歯磨きして、携帯取って……あ、リビングのテーブルだ。そっから持ってこなかったっけ?!くっそ!持ってきてねぇ!
「…はぁ、これなら青根に連絡できねぇな」
毎日暇つぶしに携帯を弄っていたが、それも今日はできない。滅多に携帯なんて忘れない。電車でも使う。だが、今日は朝早く起きてたから眠くなって着くまで寝てた。諦めて肩を落とす。
「二口ぃぃぃぃ!」
「あ!鎌先センパイ!おはようございま」
「ウオッ!」
「はー?鎌先さん?なんでこんな朝早くn…がっ!」
鎌先さんの雄叫びが聞こえてきて幻聴かと思ったら俺の後方を見て黄金川が元気よく挨拶するのを見て、幻聴じゃなかったことを悟り、鎌先さんが朝早いのは珍しいと思いながら振り向くと、意外と近くに来ていて転んだ鎌先の頭と俺の頭がガツン!と鈍い音を立てて鋭くぶつかった。
いってぇぇー!どんだけ石頭なんだよこの人!舌噛んだー!
ぶつかった箇所を手で抑えると、平気そうにしている鎌先さんの声と心配してか泣きそうな顔で大声で声をかけてくる黄金川。
「おお、悪い悪い。なんかこんな所にバナナの皮あってな。滑っちまった」
「バナナの皮で滑るなら、後ろに倒れてくださいよ」
「大丈夫ッスかぁ!?二口先輩!」
「平気だから、んな大声出すなよ朝から」
周りの目が集まるのは避けたい。鎌先さんに用件を聞くと、軽くイラついた顔をしながら答えた。
「で?鎌先さんはなんなんすか?人に向かって突進してきて」
「したくてしたわけじゃねぇ!バナナの皮が!」
「はいはい。で、なんすか?」
「ったく、変わってねぇな二口。…今日はどうも朝から変でなぁ」
「鎌先さんもで…」
「ああ?」
「…いや、気のせいじゃないすかー?それか、鎌先さんがゴリラだから誰かに呪われてたり…?」
自分と同じ目に合っているのかと言おうとしてやめた。鎌先さんをおちょくる考えが頭を過ぎ顔が思わず笑んでしまう。鎌先さんの怒りを煽ると想像通りの態度で返ってきて、胸倉を掴まれそうになったから後ろに下がって交わせば余計怒った鎌先さんが殴る勢いで来たから逃げた。久々のこの感覚に楽しくて思いっきり走りながら笑った。
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.16 )
- 日時: 2016/11/24 09:40
- 名前: タヌキ (ID: caCkurzS)
黄金川side
朝練は二口先輩に付き合ってもらった!
まだアウトが多いけど少しずつ入るようになったところで終わりを告げられた。
後は放課後の部活でやるしかない!
今日は二口先輩と同じコートでチームだから褒めてもらえるように良いサーブ打たなきゃ!
でも、二口先輩はいつもより少し元気が無い?
んー、寒いからかな?肌が健康色じゃない。
携帯を忘れてしまったらしい。けど、携帯はそんなに無くても不便じゃないような気もして…。
あ!鎌先先輩だ!
あっ!!
「大丈夫ッスかぁ!?二口先輩!」
目の前で鎌先先輩と二口先輩の頭と頭が思いっきりぶつかってガツン!いや、ゴツン!かな、そんな音がして二口先輩だけ頭を抑えてよろけた。駆け寄ったら低い声で小さく返されたから怒る前かもと思って少し身を引いた。
鎌先先輩と二口先輩が少し話しているのを聞いてると、三年生が引退する前の二口先輩を思い出して可愛いと思った。ハッ!なんでだろう!?
でも二口先輩はどんな顔しててもカッコイイし、美しいなって思う!
ア゛ッ!二口先輩に置いてかれた…!
鎌先先輩を煽って追いかけられて逃げた二口先輩は鎌先先輩の様子をチラチラ見ながら笑っていた。
あの笑顔は初めて見たかもしれないって思う程新鮮で無邪気に見えて目が離れなかった。
胸がキューッと締まった気がして片手をあてると、後ろから肩を叩かれた。
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.17 )
- 日時: 2016/11/27 19:58
- 名前: タヌキ (ID: caCkurzS)
小原side
正面玄関を見つめてボーッとしているバレー部の後輩、黄金川の肩を叩くとビクッと肩が上がる。
「おはよ、黄金」とリズム良く挨拶をすると、頭を下げて大きな声で挨拶を返してきた後輩に自分が先輩なんだと思い知らされる。
「今日は、早朝練が休みなのに朝練はやってたんだろ?」
「ウッス!二口先輩とやってたっス!」
朝練の話を切り出すと、一気に声のトーンと声量が上がった。嬉しそうに目を輝かせながら話す黄金川に、少しは出来るようになったのか聞く。
「おお…そうか。で、どうだった?少しは出来るようになったか?」
「何本か入ったっスよ!」
「おお〜、なら今日は大丈夫だな。二口と同じチームだろ?」
「ウッス!絶対入れてみせるっスよ!」
拳を握って意気込んだ黄金川に「まあ、ミスらないようには気をつけろ」とだけ伝えておいた。
「ウッス!任せてください!」と力強く頷いた黄金川が微笑ましく、つい笑みがこぼれた。
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.18 )
- 日時: 2016/11/28 13:41
- 名前: 月蘭 (ID: k9gW7qbg)
タヌキさん文才凄いです!!!
二口さん可愛いです!
私のとこもこんなにいいの書けたらなぁ…
これからも頑張ってください!!!
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.19 )
- 日時: 2016/11/28 19:46
- 名前: タヌキ (ID: caCkurzS)
>月蘭さん
ありがとうございます!
私なんてまだまだですよ。
はい!ご期待に応えられるように頑張っていきたいです!
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