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- ハイキュー伊達工業
- 日時: 2017/06/05 13:31
- 名前: タヌキ (ID: v8ApgZI3)
アニメ、ハイキューの伊達工業高校の物語を自己満で小説あげたいと思います!
腐です!ほとんど二口受けだと思います!
伊達工中心、二口中心です。
裏要素あんまりないです。殆どギャグ。
何かおかしな点や、こんなシチュ見たい等ありましたら意見聞かせてください!
気軽に声かけてください!
よろしければ閲覧どうぞ。
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- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.5 )
- 日時: 2016/11/08 21:07
- 名前: タヌキ (ID: P4RGPyNJ)
SS
11月8日。
伊達工業高校バレー部、部室にて。
「ハッピーバースデー鎌先さん(鎌ち)」
「誕生日おめでとうございます!鎌先先輩!」
数個のクラッカーの音と数人の声が重なる。
部室の出入り口の扉を開けて固まってしまった男に向かって皆視線を集めている。
「……は?」
未だ状況が読み込めていない鎌先に眉を寄せていつものゲス顔をして口角を上げながら二口は近づいた。
「もぉ〜、筋肉のこと考え過ぎて、まさか、自分の誕生日まで忘れてたとかないすよね?」
「あぁ?!ンだと、二口!このやr」
「はい、これ。皆で作ったショートケーキ」
「…お?お、おお」
鎌先が二口の胸倉を掴もうと手を伸ばすと、その手に後ろから出した少し歪な形の手作りショートケーキ(ホール)を乗せて、二口はニッコリとさそれはそれは立派な営業スマイルをしてみせる。
ケーキを片手に鎌先は嬉しく言葉が出てこない。
「全部食べてくださいね」
鎌先は目の前からの声にハッと我に返った。二口の声であることは間違いない。だが、二口が生意気な口調の時と悪巧みを思いついた時、悪戯を行う前は決まって同じ声音をしていた。心が悦んでいるような笑みを浮かべて出す声。それが聞こえたからだ。しかし、時は既に遅かった。
目の前に白い物が近付き目をつぶった。
顔につくものを取ろうと手をやると、ヌルッと滑る。鼻につく甘いクリームの匂い。
聞こえてくる大きな笑い声、挑発的な嘲笑い、必死で耐えている笑い声、心配して近くへよってきた後輩の声、初めて見た光景だからか、驚いて掠れた震えている声が耳に入ってくる。
「ふーたーくーちー、てめぇこのやろぉー!!」
「うっわー!ちょっと、近づかないでくださいよぉ〜、クリームが飛んできちゃうじゃないですかぁ〜」
駄々をこねるような間延びした声、挑発的な口調。鎌先には二口の笑っている顔が見なくても想像出来た。白く生クリームで埋め尽くされた顔に青筋をたてて、鎌先は声のする二口をこらしめるべく、追いかけた。
ーーーあとがきーーー
オチ、ない!駄作です!
オチ思いつかなかった。
鎌ち、誕生日おめでとう!
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.6 )
- 日時: 2016/11/10 23:22
- 名前: タヌキ (ID: P4RGPyNJ)
SS
11月10日。
三年×二口
「おおい!二口!ほら、今日誕生日だろ?」
部室の扉を大きく音立て入ってきた3年人。
満面の笑みですっぱいグミを1袋二口の顔の前に突き出す鎌先。後ろから苦笑いしながら入ってくる茂庭。無表情で片手を上げる笹谷があとに続く。
「はあ…バカの一つ覚えで毎年これですか…」
「てめぇ…二日前俺に何した?」
「ケーキ顔面にプレゼントしました」
サッと鎌先の手からグミを受け取れば早速開けて食べ始める二口。
顔に青筋をたてている鎌先を見て、唇を尖らせて煽る表情をとりながら二口は言う。
「ちゃんと別のプレゼントもあげたじゃないすか」
「うまい棒一本な。俺、それの何倍もかけてるよな?!ああ?!」
「嫌だなぁ〜、鎌先さん。んな、ちっせーこと気にしてるから彼女出来ないんすよ?みみっちい」
「んだとコラ?!二口てんめぇ!!」
「はいはい、ストップ!やめろ、二口っ!鎌ちも落ち着け」
焦った様子で二人の間に入る茂庭。殴りかかる勢いでいる鎌先を笹谷が後ろから肩に腕を回して止める。
ーーあとがきーー
三年とは常にワイワイしてるイメージ。
なんだかんだいって手のかかる従兄弟の面倒をみる兄さん達感の三年である感じがする(笑)
二口の悪戯が堪能にみられる組み合わせだと思うんです!
二口!ハピバ!
続いては二年生!
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.7 )
- 日時: 2016/11/10 23:23
- 名前: タヌキ (ID: P4RGPyNJ)
SS
↑の続き
二年×二口
「はい、二口。誕生日おめでとう!俺らからのプレゼントな」
昼休憩中、2年A組の教室に小原、女川が来て青根を含めて昼食終了後、小原からそれは切り出された。
思ったより大きさのある紙袋を手渡された二口は早速中身を見る。
「ヌードルは女川?」
「うん、まあ」
「おい、誰?チョコレート入れてんの」
「俺。誕生日にはケーキがいいと思ったんだけど、コンパクトに用意出来なかったから、悪いけどチョコで」
紙袋の中身は、すっぱいグミ、板チョコ一枚、カップヌードル。ヌードルが幅をとっていたようだ。
文句を言いながらも嬉しかったのか、二口は三人に礼を言って紙袋を仕舞った。
「ん。青根も小原も女川もさんきゅ」
「おう!二口の礼は新鮮だな!」
「言われたくなかったなら次から言わねーよ」
ーーあとがきーー
この後、四人で雑談しただけ。二年生からは見た目では分からない、心から愛されてる二口であれば嬉しいなって思います!
二年生の前では少し素直になる二口であればいいなって思います!
二口!誕生日おめでとう!
最後は一年生!
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.8 )
- 日時: 2016/11/10 23:58
- 名前: タヌキ (ID: P4RGPyNJ)
SS
↑の続き
一年生×二口
「「「二口先輩!誕生日おめでとうございます!」」」
移動教室中、背後から大声をかけられた二口は肩を上げて驚き、恐る恐る振り返る。
一年レギュラー三人組が頭を下げていた。
「おう、なにお前ら」
「二口先輩!プレゼントです!」
「お〜、作並ー、ありがとな〜」
頭を上げた3人の中で一歩前に出てきた作並はすっぱいグミを1袋二口の前へ突き出す。
二口は受け取ると、ニッコリ笑みを浮かべて、軽くしゃがみ作並の頭を片手で撫でる。
「…二口先輩、これ」
「おう、吹上はー…うん、一緒か。さんきゅ」
「すいません、被ってしまって」
「いや、うん。一緒に渡してくれたらいいけどな」
続いて一歩前に出た吹上が同じ物を差し出す。苦笑いして受け取る二口。
「二口先輩!俺からは、これを!」
「えー?なにこれ。猫のキーホルダー?」
「はいっス!二口先輩猫っぽいんで!」
「俺、残る物いらねーから」
「え!すんまぜん!」
「…仕方ねーから貰うけど、来年は残らねーもん用意しろよ?」
「ウッス!任せてください!」
ーーあとがきーー
作並は身長からも二口に可愛がられてそう。二口の癒しとなってるイメージ。でも、作並は男なだけに意外と男っぽいこと口走りそう。
吹上は、早くセリフ来てほしい!なんかもっと絡みがあればわかるかも。頭脳派な感じはするし、真面目そうに見えて天然ボケっぽくもある。
黄金川は二口大好きって感じ。黄二好きだ!
黄金川が押して押して推しまくる。んで、駄犬を躾ける飼い主の二口が軽くDV並であったら面白い。
なんとなくですが、二口は一年生に手を焼いてる姿が想像できる!
二口!いっぱい愛されて、もっと出番増えてくれ!
誕生日おめでとうございます!
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.9 )
- 日時: 2016/11/22 01:34
- 名前: タヌキ (ID: caCkurzS)
小原side
今日は、昼食時間にいつも通り二口と青根のいるであろう教室に女川と弁当を持って向かった。
女川が日直だったみたいで、黒板消しやらで時間がかかってしまったが、目的の場所に着いた頃はまだ、青根は食事の途中だった。
珍しくもう相方が居ないなと思って、教室へ入り青根に近づきながら声をかけた。
「よう、青根。二口は?」
「……」
「居ないのか?休みか?」
二口はどうしたのか聞くと、俺らを見て首を横に振る。俺らは大して青根と一緒にいるわけじゃない分、二口程青根の感情を読み取ることは出来ない。
次の問いかけにも青根は首を横に振った。
とりあえず、青根の前の席は二口と決まっていたから青根の隣の席に俺は座る。女川も自然と俺の前、青根の斜め前の席に座った。
でも、普段は俺らが来るまで青根は昼食を摂ることはなくて、二口といる時なら食べ始めることはあったから、今日は二口が別の所で食べるということなのかな、と解決させて弁当を開けた。
「それにしても、珍しいな。二口が青根と一緒に食べねーって」
「俺が、なんだって?」
「おぉお、二口…お前どこ行ってたんだよ」
「弁当忘れたから購買行ってた」
弁当を食べ始めてから青根に聞くと、廊下と教室の仕切りの窓枠に両手を置いて疲れた表情をして俺を見てくる二口に声をかけられた。
いつの間に来てたんだと思い、初めは動揺した声が出たけど、二口の髪が揺れていたから廊下を走って来たことが解った。
二口にどこに居たのか聞くと、疲れた表情はしていたものの息は全く乱れておらず、教室の扉からちゃんと入ってきた二口は俺にそう言っていつもの定位置に腰を下ろした。手にはクリームパンの入った袋の端を持って。
それから、二口が帰ってくると会話は昼休憩時間の終わりの鐘が鳴るまで止まらなかった。俺も女川も喋るし、二口は何処から持ってくるのかいろんな話を口から出して、青根の顔を見れば青根が何か言う前にそれを聞き取ったように話は続く。
つくづく青根の考えることがわかる二口には敵わないな、と思った。
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