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- ハイキュー伊達工業
- 日時: 2017/06/05 13:31
- 名前: タヌキ (ID: v8ApgZI3)
アニメ、ハイキューの伊達工業高校の物語を自己満で小説あげたいと思います!
腐です!ほとんど二口受けだと思います!
伊達工中心、二口中心です。
裏要素あんまりないです。殆どギャグ。
何かおかしな点や、こんなシチュ見たい等ありましたら意見聞かせてください!
気軽に声かけてください!
よろしければ閲覧どうぞ。
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- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.25 )
- 日時: 2017/01/25 00:37
- 名前: タヌキ (ID: ddk2hi50)
「俺も残念ですよー、こんなに身長もあって頭のキレも良さそうな先輩達がバスケなんかに行って筋肉を無駄につけちゃって、頭まで鈍くしちゃったんすからぁー」
ぶっちゃけ、もっと別のこと言いたかったけど、茂庭さんに見つかったら怒られそうだし、俺の一言で喧嘩になってバレー部の印象も落としたくないしな。笑顔作って言ってやったよ。俺、しっかり笑えたかな?
「うーん?あー、そうか、そうか!二口は俺らの心配してくれたのかー?」
「うおー、さっすがバレー部現部長だな!別の部の先輩にも心配りするとかな!」
「ちゃんと茂庭継いでんなー」
よしよしと頭を撫でられる。俺がニコニコして言うから言葉を理解出来てなくても褒められたって思ってんだろ。馬鹿だなー(笑)つぅか正直、ちっげぇーよ!茂庭さんを俺みたいなのと比べてんじゃねぇーよ!あの人の凄さがわかってねーくせに同級生ってだけで調子乗ってんじゃねーぞ、コノヤ
「二口?」
え?今どっから聞こえた?誰か俺呼んだ?
キョロキョロ辺りを見回すけどデカイ先輩達が邪魔で見ずらい。少し眉を寄せれば馬鹿な先輩達は機嫌が良いから俺を可愛がりたがろうと余計絡んでくる。
うっぜぇ、しつこいな…!
「おお!やっぱり二口だ!おい、お前ら俺の後輩に何してんだー?」
もう一度聞こえた声にはその場にいた俺含め四人が固まり、声の主へ顔を向けた。デカイ先輩とデカイ先輩の間を顔を出して見れば、やっと見えたそこにはポケット手を突っ込んでいつものニヤケ面で俺を見ている笹谷さんが立っていた。
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.26 )
- 日時: 2017/01/25 19:08
- 名前: タヌキ (ID: ddk2hi50)
笹谷side
6限終了後、教室の外(廊下)が賑やかと言える程騒がしかった。ガラスを割ってしまっただとか、荒れて人を殴っただとか、そういう悪い方の騒がしい、じゃない分いい方だ。
2年の時は先輩の3年生のバレー部とバスケ部は対立が激しくてそういう問題もあったとか聞いてる噂にはあるが、今は大分減った。俺らの代で、茂庭がバレー部の主将になってからはバレー部だけしゃなく、バスケ部も安定してたからな。
(トイレ行こ…。)
席を立ってトイレへ行こうと廊下へ出れば聞きなれた声が聞こえた。少し上擦ったような挑発的な口調。思わず足を止めて聞こえてきた方を見る。
(同じクラスの元バスケ部員の三人が何か集まってるな…)
機嫌の良いアイツらが集まって何をしているのか少し気になった。何か三人とも同じものを見てるから。三人をその場で見つめていると、見知った顔が見えた。
(あれ?)
「二口?」
思わず名前を呼んでいた。色素の薄い茶髪。人を馬鹿にする時によく使う営業スマイル。あの爽やかな顔だからドキツイ性格でも分からない人は多い。中身をよく知ればそこまで悪い性格じゃないことも、きっと普通の奴らじゃ分からない。
三人、いや四人に近付いて三人の見ている中心をよく見てみると思った通りの人物がそこには居た。三年に頭を撫でられて嫌だったのか二口は眉毛を寄せて、軽く睨んでるのか?(笑)ムッとした顔も、いつもの無表情から爽やかな顔のやつは崩れた表情も癖になりそうなぐらい綺麗だ。もっと崩れた表情も見てみたくもあるが、それは他人には見せたくないな。意外と俺も独占欲って強いのかもしれない。
声をかければ四人ともこっちを見た。二口は三年の陰から顔を覗かせ俺を見れば驚いたのか目を丸くして固まった。
(ほら見ろ。たまに見せるこの抜けた顔。可愛いな)
生意気な奴を仕掛けたドッキリにまんまとはめて成功した時の気分だ。嬉しくてたまらない。
俺が間に入ったことで三人は何か言いながらも何処かへ行った。三人が見えなくなるまで見送って、未だ視線が痛いほど感じる。残った二口を見れば案の定俺を見ていた二口は俺を睨みつけてる。上から。
「二口くん、助けてやったんだから、感謝の言葉は?」
「…助けに来るならもっと早く来てくださいよ」
「まあまあ、そう言うな!」
俺がニヤケ面で質問すればムスッとした表情でそっぽを向いた二口は小さく言う。この可愛げのない可愛い後輩は何で嫌いになれないのか世話をやいしまう茂庭の気持ちもわかる。素直で良い子の青根や、馬鹿真面目な黄金とはまた違って特別に可愛がってやりたくなる。
「で?どうした、バレー部の現部長さん、何か俺に相談事かー?いいぞ、バレー部のお兄さんであるこの笹y」
「茂庭さん居ないんすか?」
俺の言葉を珍しく遮って二口は当たり前のように質問してきた。
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.27 )
- 日時: 2017/01/30 06:18
- 名前: タヌキ (ID: ddk2hi50)
(また茂庭か…)
二口が茂庭の事を尊敬して、凄い好きなのもわかるから、仕方ないと思いつつも頭ではまたかと思ってしまう。気に入ってる人に寄ってこられて別の人を探してるなんて、気にくわないだろ?
「お前、俺に会いに来て茂庭居ないか聞くのは酷くねぇか?」
「俺、茂庭さんに会いに来て笹谷さんに会っただけなんすけど」
確かに、二口の言葉も强間違いではない。俺と茂庭の教室の外で二口は絡まれて俺が助けただけだから。俺が茂庭だったら二口には都合が良かったってだけの話だろう。俺に話す時だけ俺に視線を寄越す二口は、ずっと俺を見ているだけじゃない。二口が来た理由にもある茂庭を探している。俺の話に耳を傾けつつ視線は冷静に教室の中を見たり騒がしい廊下へ向けたりしていて、嫌でも何をしているかなんて分かってしまう。
「なんで茂庭捜してんだ?」
「いや、ただ茂庭さんに会っておこうかと…」
きっと二口には理由があるんだろうが、言いづらいんだろう。俺に視線を寄越すことも無く言った。その台詞だけ聞いてると普通は勘違いする人が多いだろと思うが、二口は雰囲気で話すことが多くあるから自分の言葉をリピートすることを言わないと勘違いされるような事を言っていた事に気づかない。
懸命に茂庭を捜している二口だが、悪い知らせをやってやろう。二口は何て言うか、どんな顔をするか楽しみで顔がニヤける。二口が俺に話しかける為にこっちを見てきたから良いタイミングで言ってやる。
「…茂庭さん全然通んないんすけど、笹谷さん、知りませ……なにニヤけてんすか?」
「茂庭は今日は休みだぜ?」
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.28 )
- 日時: 2017/01/30 18:12
- 名前: タヌキ (ID: ddk2hi50)
「…げぇー、マジっすかぁー?」
あからさまに残念そうに顔を歪める二口。コイツは茂庭の前だと特に表情が変わるから、茂庭が少し羨ましくもなるが、茂庭の性格になれば、厄介なのかもしれない。ま、茂庭の性格になったことは無いから茂庭が二口をどう思ってるのかは曖昧だがな。
「部活の話なら俺が明日茂庭に伝えとくぞ?」
「…いや、大丈夫です 鎌先さんに会ったら朝から追いかけてくんのはやめてくださいって伝えてください」
「それは自分で言え。ってかまた追いかけっこしてたのか?」
「体力の消費量が子供の遊び並とはいかないんで、意外とキツイんすよ」
「なあ、二口」
「?…なんすか?」
「……青根が迎えに来てるぞ、ほら、さっさと戻れ」
「へーい…あ、茂庭さんに俺が来たことは言わない方向でお願いしまーす。それじゃ、失礼しまーす」
二口との話を終わらせる気は無かったが、話は俺の話ではないし、丁度視界に二口を捜してたのか青根が来たのが見えて、コイツらはやっぱりセットだな、と思いつつ呆れ気味にフッと笑って言えば、青根の方を見た二口が、思い出したように俺の方を見て一言言えば律儀に軽く会釈して駆け足で青根のほうへ行った。
後ろから駆け足で寄ってくる足音が聞こえて、二口達の見えなくなった廊下を眺めつつ心の中で嘘をついてしまった相手に悪いな、と謝った。
「あれ?笹やん?何してんの?」
- Re: ハイキュー伊達工業 ( No.29 )
- 日時: 2017/01/30 22:45
- 名前: タヌキ (ID: ddk2hi50)
息抜き。黄→二
※完全妄想です!
設定
黄金川入部決意の時。
絵文字注意!会話文多め
バレー部部活中、茂庭だけ一年勧誘へ
前編
ーーーーー
笹谷「今年はデカイ一年来てほしいなぁ( ´,_ゝ`)」
小原「どうですかねー((^_^;)」
二口「なんすか、笹谷さん 茂庭さんが誘いに行ってんすよ?来るに決まってんじゃないっすかぁー(´▽`*)」
ガタッ
鎌先「どわああ!茂庭ぁあ!」
二口「鎌先さーん、今は演劇の時間じゃないっすよー(‾▽‾)」
鎌先「なんだと、二口 コノヤ」
笹谷「どうした?」
鎌先「あ?あ、そうだった!茂庭が…!」
バタンキュー
二口「茂庭さん、どうしたって?( '-' )」
小原「なんか、動き回り過ぎて熱出たらしい」
女川「大丈夫なのか?」
青根「……(・_・;)シンパイ」
二口「茂庭さん、大丈夫すか?」
茂庭「ごめん、みんな…今日は勧誘出来ない…」
鎌先「仕方ねぇ、茂庭は休んでろ」
笹谷「そうだな、今日は二口に行かせるから」
二口「は?(゜□゜)」
笹谷「茂庭は、ゆっくり休めよ(´ー`)」
鎌先「よし、もう茂庭は帰って寝ろ。後は二口にやらせる、また明日な!」
二口「え?いや、ちょっと!」
茂庭「悪いな、二口。じゃあ、また明日な(・ω・)ノ」
鎌先「おう!またな!(`・ω・´)ノ」
笹谷「ゆっくり休めよー(´▽`)ノ」
二口「いや、ちょ、茂庭さぁん!(´;□;`)ノ」
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