二次創作小説(新・総合)
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- 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲
- 日時: 2023/01/16 22:59
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
ユマです。
いよいよ本格始動です。"いつもの奴"を。
ep3番外・体内マナとある死体の話>>244-247
0.プロローグ・豪華客船にて>>1-4
1.舞台とルールと参加者のみなさん>>21-28
2.オープニング・取材クルー現る>>34-39
3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝>>52-59
4.ミッション1・宝玉はどこにある?>>69-75
5.ミッション1・死季時計、起動セリ>>83-92
6.通達2・死季時計の惨状>>100-105
7.ドラマパート2・通報します>>109-117
8.ミッション2・警備員室の残影>>121-130
9.ミッション2・ベルフェゴール・デッキ>>135-140
10.ミッション2・戻る記憶>>145-151
11.通達3・ユマを信じるな!>>154-163
12.ドラマパート3・ホワイダニット>>169-179
13.ミッション3・復活したいなら>>183-194
14.ミッション3・最後のお宝>>197-201
15.ミッション3・復活ゲーム裏側編>>206-213
16.ミッション3・反撃開始>>216-223
17.通達4・船内、大パニック>>226-231
18.ドラマパート4・置き土産>>234-240
19.ミッション4・逃走者達、地獄を見る>>248-254
20.ミッション4・もう、黙ってて下さい>>256-267
21.通達5・例のやり方とセピアの秘密>>268-271
22.ドラマパートF・助ける価値、ありましたか?>>272-276
23.エピローグ・死季ノヲワリニ>>277-281
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.122 )
- 日時: 2020/01/31 19:53
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
8.ミッション2・警備員室の残影・2
ドラマパートです
2日目、4階、VIPルームエリア
警備員A(森)「どこ...だ、...」
仮面の男(荒垣)「...」
さまよい歩くゾンビの警備員を無関心そうに眺めている仮面の男。そこへ...
ケイオス(アルジュナ)「おやおや。不機嫌なご様子ですね。」
なんと、爽やか笑顔のケイオスが。
仮面の男(荒垣)「...お前の事情には関係ない。それと今の作り笑顔を俺に見せるな」
仮面の男は珍しく口を開く。今のケイオスに対し嫌悪感を感じているみたいだ。
ケイオス(アルジュナ)「酷いですね。貴方にどういう見解されるか分からないのに不機嫌な顔やむっつり顔は見せられません...」
仮面の男(荒垣)「...どうでもいい。とにかくその笑顔を見せるな忌々しい、癪に触る」
ただ、仮面の相手は何かしら嫌そうなご様子で威圧感が。
仮面の男(荒垣)「貴様...そのツラで馬鹿にしてるなら...まさかだが先の奴らと同じ目にあいたい、と?」
ケイオス(アルジュナ)「嗚呼失礼。遊び過ぎた。...そうすると貴方が困りますよ?毎度毎度彼らの1日目が変わらない事に苛立って毎回警備員達とノワール隊長を惨殺したの、貴方でしょう?...具体的には...」
*過去回想
本編ループ、1日目夕方、オークション会場前
ノワール(ヘクトール)「今日は疲れた...はよ寝よう...?」
お疲れ気味の警備員の隊長が見たのはなんと、
ケイオス(アルジュナ)「やはりですか。まだ殺し足りないらしいですね。」
仮面の男(荒垣)「...黙れ...!」
ケイオスと仮面の男?
バッ
<仮面の男、ノワールに馬乗りになる
仮面の男(荒垣)「...」
ノワール(ヘクトール)「は...?」
ガブリ
<仮面の男、ノワールの首筋に噛み付いた!?
ノワール(ヘクトール)「ぐぁあああ!?ってケイオスさん、何...で、」
ケイオス(アルジュナ)「...我々が共にいるのを見た輩は誰であっても消す事にしてるんです。申し訳ない」
なんと、ノワールが襲われたのはケイオスと目の前の男を見た事が理由...噛み付いたノワールの首筋から口を離す男は...
仮面の男(荒垣)「ふぅ...ケイオス...コイツは...消すだけじゃつまらん...また同じように...ククク...今度はコイツにその他を殺させるんだ...」
ノワール(ヘクトール)「...何言ってんだおま...!」
ドクン
ノワール(ヘクトール)「ぐぁああ!?な、何!?なん、だ...?」
首筋から口を離してしばらくした瞬間、ノワールに異変が。苦しみはじめた!
仮面の男(荒垣)「まあ、お前が望む望まないに関係なく、笑顔の可愛い部下達をみんな殺すんだがなぁ?...それと殺し終えたらお前、自殺かも...。(黒笑)」
ノワール(ヘクトール)「やめて、やめろ...キヒ、ヒヒ...ヤメロぉおおお!!」
錯乱してふらふらとその場を立ち去ったノワール...あの惨劇を起こすよう誘導していたのは仮面の男だったのだ。
*回想ここまで
ケイオス(アルジュナ)「...今回、毎度毎度のパターンに飽きてるなら彼らの死体は全て私に任せて下さい。...大丈夫。面白い事になると思います」
仮面の男(荒垣)「...勝手にしろ。...俺は寝る」
フッ...
そして相変わらずの様に姿を消した仮面の男。残されたケイオスの手には...
ケイオス(アルジュナ)「全く。自分が興味のない話題には徹底して無関心ときますか...まあいい。ノワール隊長も始末を終えたら彼の暗示通りに自殺してそのまま部下達と共に死ぬでしょうし...先の発言については個人的に試したいモノがありまして、ね。」
鼓動の様に点滅する、手のひらサイズの赤黒い宝石。
宝石...?
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.123 )
- 日時: 2021/03/09 21:50
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
8.ミッション2・警備員室の残影・3
ここから本題、通報部隊の恐怖1
104:52 1階、フロント前
警備員D(景虎)「ドコカシら...!」
警備員C(玉藻)「ウフフ...」
幻徳((((;゚Д゚)))))))ゾンビコワイヨー!!
仮面ライダーローグ、あの後スタッフルームから出て行った後に警備員を見かけて壁に身を隠していました。
幻徳「...」
しばらくしてゾンビが何処かに行ったので...
幻徳(・・?)もうOKかな?メールさっき来たの見てなかったし...
メール内容は、前回最後の案件に関する杏とエリザベートからのメールだった。
幻徳(>_<)高巻とエリザのメール内容...ブラックとシルバー逃走ってマジ?まだ容態危ないのに...
搬送されたスタッフルームから脱走した2人の行方に関する手がかりも無いので保留する事にした幻徳だが...
タッタッタッタッ...
幻徳「!?」
誰かの足音。なんと、
カルナ「...」
蓮「あれ?氷室さん??」
沖田「丁度良かった、これから雨宮君、カルナさんと警備員室に向かうんですけど...?」
幻徳(・□・;)お前らそれよりも後ろーーーッ!
だが。コレは幻徳のみ気付いた事。
警備員I(パリス)「つうほうーー!」
<笛を取り出す
蓮と沖田とカルナが先とは別のゾンビに目をつけられていた事だった!
ピー!ピピーッーー!
<警備員、笛を吹く!
ハンターA「!!」
ゾンビ警備員の通報は基本的に逃走者を発見したら笛を吹いて、その音を聞いた一番近くのハンターがその場に駆けつけてしまいます。
4人「ーーーッ!!」
散り散りになる4人。それから数秒のラグで即座にハンターが駆けつける。最優先で目をつけられてしまったのは...
LOCK ON>
KARNA
カルナ「俺か!?」
施しの英雄だった...!通報による発見の為、判断が遅れた上に...
ガタッ
カルナ「く、行き止まりとは」
1階の行き止まりで彼の足が止まった。
ポンッ
カルナ 通報による確保
104:31 残り21人
カルナ「...コレが通報という奴だな。ただ...」
確保されたカルナは船の地図を確認するのですが...
カルナ「...勘違いしたか?先に俺達が見つかった場所がここ、フロントで俺がいる場所らしき場所がここ、目的地の警備員室は...」
なんと、カルナ含めて3人は道を間違えていたそうだ。地図を見ると警備員室はフロントから逆方向、具体的には西側にあったのだ。
カルナ「(汗)」
<無表情だが自分がやらかしたかもしれない責任を感じてる顔
まだコレは序の口である...
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.124 )
- 日時: 2021/03/09 21:54
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
8.ミッション2・警備員室の残影・4
刑事と怪盗の証言と真司限定の話題?
PPPPP...
カルナの確保は即座にメールで配信。
エリザベート「うるさいわね、もう...は?ら、ランチャーが通報で確保ですって!?」
湊「残り21人...」
蓮「カルナさんが...」
沖田「関係者内でミッションに積極的な方の確保はキツいですね...」
幻徳(´・ω・`)すまぬ
スバル「...警備員の通報怖い...ゾンビならもっと怖いから...」
Ga.「そういう、事か...時間邂逅から回避する手段あった訳ね」
104:01 中1階、B102号室
あの際、お宝倉庫にいたメンバーは仮面ライダー龍騎が指定した本人の自室近くの空き部屋にいた。それも...
月詠「ユマさんが応急処置のプロテクトをかけてこの部屋限定で真司達へのセーフティエリアにしたから、ですか。そしてさくらさんとリュウガも緊急時はココへ来いと言われていると来た...」
土方「更に加えて契約者でしかこの部屋のロックを開けられない...一般からの危険が無いだけまだマシか」
Ga.「それも正式にではないけど異端者案件でほぼ今回の件が確定したから出来た事、安全を99%保証出来るセーフティエリア1つ作成で干渉可能なギリギリか...」
なお、これがユマに出来るギリギリの手助け干渉なのはマジです。
真司「ユマ曰く、これ以上の干渉だと危険人物リスト入りの異端者介入、ユマが直に介入ならそれに加えて俺達が全員瀕死で半死半生になってないと駄目なんだ。」
では話がそれる前に本題へ。ルージュと怪盗が記憶を保持してる理由...全員は既に時間邂逅を回避出来るもう1つの方法についてを移動しながら聞いていた。
Ga.「時間邂逅しててもアンタらの記憶が残ってた理由はよく分かった。"時計が起動する前に時計本体に何らかの形で触れていた"からか。」
ルージュ(鳴上)「そうみたいだ。最初のあの舞台のドタバタの際に俺の肩か肘か何処かが時計に触れちまってた可能性があるかも、ってさ。」
パステル(理)「まだ半信半疑だが手袋越し、服越しでも効果がある、僕も彼も時計に触ったのが最初のループの直前だったから容態も悪影響が全くなかったのが驚きだったけどね。ワンダークロックの時間邂逅をお互い知っているのは今から1つ前のループで知った所だよ。もし現時点で時間邂逅の悪影響を受けていても時計に触れれば容態回復は出来ないけど、以降のループからも外れる上に今までの全ての記憶だけなら戻せるかも。」
ここで朗報が。時計の悪影響を受けていても時計本体に触れば今までの全ての記憶を戻せる上にループからも外れる事が出来る事だ。
月詠「じ、じゃあ時計を探しに行きましょう。そうすれば」
真司「ストップ。悪いけど...7日しか時間は無い。容態の回復が出来ないなら船に乗船した全員に時計を触らせても無駄だし...第一に俺達の話を信じてくれるかな...」
パステル(理)「ミスター・ルージュ、どうか落ち着いて」
ルージュ(鳴上)「お前に言われなくとも分かってる、俺の部下...ブランも時計の悪影響を受けていてな...今は部屋で寝かせているが医者曰く現時点でどうなるかは不明らしい...!」
もう1人...ここにいないルージュの部下も時計の悪影響で衰弱して命の危機に陥っていた。
ルージュ(鳴上)「もしも時計に触れる機会があれば部屋で寝てるブランにも時計を触らせて欲しい。奴しか知らない情報がある筈だ。開始から数えて2度目のループで奴が独自で出会っていた相手の事と...申し訳ないが勝手に見させてもらった奴の手帳の中身を信じるならばまさか、だけどな」
真司「...あ、そうか。そうだった!モノには時計の悪影響が無いから...」
土方「紙に書いた手記ならまだ残っている、と。...なら月詠の見解通りに動いた方が良いかもしれん。全員は無理でも...話が分かるか重要な関係者の記憶だけ戻すぞ。それならあまり時間はかからねえ筈...」
月詠「なら、急げって訳ですね...分かりました」
Ga.「全員に送信しておくか、時計に関する手掛かりとか色々...」
そんなこんなで真司とパステル以外は全員部屋から出て行く。
ガチャ。
真司「...」
パステル(理)「城戸さん、もうこれで良いよね。...時計の悪影響は時間邂逅による記憶のリセットと7日間の繰り返しだけでないのは薄々感づいているみたいだし。」
そう。仮面ライダー龍騎はお互い2人になった際にどうしても彼から聞かないといけない重大な話題があった。
真司「あの際、場を混乱させる訳にはいかなかったんだ。"彼女"の検閲にも引っかかる。俺とアンタの2人だけならまだ良いだろ。」
パステル(理)「そうだね。ミスター・ルージュにもブラン君にもこの話題は僕の仕事都合で話せないから丁度良い」
この件は後で。
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.125 )
- 日時: 2020/01/31 19:59
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
8.ミッション2・警備員室の残影・5
ついに警備員室へ&酷な展開注意1
103:44 1階、警備員室近く
誰よりも一番最初に警備員室に着いたのは心の怪盗団のスカル。
竜司「通報部隊の件はご自由に、とユマ姉は言ってたけどよぉ。警備員室はこの先だな。」
そして竜司は警備員室に近付く。
竜司「ユマお姉様。コレ...罠、とかじゃないわよね、つか...ねーよな!?((((;゚Д゚)))))))」
<ウザそうな言い方...
扉が最初から壊されていたのに驚くが、恐る恐る、部屋の内部に。
船員型HG(天田)「」
そこには機能停止していて動かない...足が両方とも太ももから先がなくなっている船員型のヒューマギアが横たわっていた。部屋の所々には血痕もある。
竜司「ヤバすぎだろいきなり...部屋にあんのは...ノートPC、うげっ...血で汚れているが連絡帳と...コレって壊れているけど噂の...ヒューマギア??」
ガチャ
再度、この部屋に誰かが入って来た。それも...
陽介「あれ?坂本もミッション関連?」
ゆかり「え、そのヒューマギアっ...天田君!?」
戦兎「お、さかもっちゃん。どんな塩梅ー。」
で、戦兎と陽介とゆかりに詳しく説明する竜司君。メモと連絡帳らしきモノ、PCと動かない船員ヒューマギアの事も。
竜司「連絡帳とメモはわかんねーけど、PCとコイツを起動して何か残ってるなら進展可能そうっす」
陽介「...メモは...?"たいちょうに、ころされる"...?」
戦兎「この連絡帳...というかコレ、日替わり当番制の日誌みてえだな。...ふむふむ...アレ?色々日にちが繰り返してるのに疑問符...と、一番新しいのはコレかな。字のくせから隊長らしき人が当番で..."大半が体調不良で地下2階の休憩室行きに。サボりの理由らしき可能性があるので休憩室行きは全員後でドツきに行くとして..."ここだけじゃなく地下2階の休憩所も探せって事ね...OK。」
ゆかり「PCとこの子がまだ動く、何かしら知っているなら良いんだけど...」
だが、メモと日誌だけではあまり手掛かりとなるモノが少ない。PCと動かないヒューマギアも調べる事と最悪...
陽介「休憩室...調べようにも地下2階は確か入れねえ筈ですよね...最初のミッション時は警備員さんが常にいたし一般の立ち入り禁止区域だって言ってたしそれ以前に地下エリアは絶賛封鎖中だし...」
竜司「でも、警備員今いねえだろ?ならエリア封鎖された事あっても出入り出来る方法が何かあると思...?」
ピピッ
と、その際に仮面ライダービルドがヒューマギアを再起動させてくれました。
戦兎「俺の専門外だったけど...この子スリープモードで省電力になってただけみたい。どう、話せそう?」
船員型HG(天田)「ガ...ガガ...申し訳ないデス...」
どうやらこの子は起動バッテリーの充電が限界に近いらしく、言動にもノイズが入っていた。
船員型HG(天田)「僕ハもう、バッテリーの充電がキレていましテ。このままだと...ここで事情を多少話すダケで限界がきて機能停止シテしまいマす。なので...」
彼が取り出したのは...USB?
船員型HG(天田)「"何かしらあった際にバックアップはとっておけ"、と言われてタのを思い出しテ...僕の今マデ見た映像、会話ノ記録を全てココに入れてオキました。詳しくはコレの中身を見テ、下さ...」
プシュー...
<ヒューマギア、機能停止
戦兎「...」
竜司「確か...チビの方のスバル姉さんがメールで言ってた...モノとかは時計の悪影響受けてねえ、って。コイツ、元はロボットだから...」
陽介「...モノやロボットに悪影響無いのが本当なら良いネタ期待だぜ...」
で、時間はかかりましたが...
ゆかり「PCを起動してみたよ。1個だけ残っていた通信機の通話記録と動画アプリの多量な視聴履歴の記録があるわね。まず動画。全て流してみるけど...」
PCの履歴動画>
・オークションの商品が沢山搬入されている内容の動画。多数あるが一部には仮面の男らしい影も
・VIP客室からの眺めの公式紹介動画。
・この船に乗船したクルーズ客が撮影した実況動画。仮面の男が数秒だけ映る。
陽介「ここからは通信機の記録...つかあの仮面野郎神出鬼没だろ...」
竜司「嫌な予感しかしねえわ((((;゚Д゚)))))))」
携帯電話の通話記録>
「おい、休憩所でサボってる奴らへ!支給警備員室前に増援を!応答しろ!おいーーーッ!!」
「あの仮面野郎何なんだよ消えたり出てきたり...!」
「銃が効いてない!」
「あれ?隊長早いお帰り...」
グシャ
「え。な、何で...貴方が」
ザシュッ
「ヒッ!?...な、何だよ、何なんだよアンターーー」
「そんな...ノワール隊長!な、んで...」
「コロコロコロコロ...イヒヒヒヒヒヒヒ...!」
*ここで記録終わり
陽介「うげぇ...俺達エグいモン聞いちまったかな...」
ゆかり「後は...桐生さん」
戦兎「りょーかい。USBの方は何が残っている...?」
USBの真相は?
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.126 )
- 日時: 2020/01/31 20:01
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
8.ミッション2・警備員室の残影・6
酷な展開注意2と通報部隊の恐怖2
103:25 1階、警備員室内部
4人はその足でUSBのデータを再生。中身は多数の会話時の映像記録、そして...メモ帳のテキストデータ。名称は"全て見終わったら"と記載されている。
陽介「まず、記録からだな」
*記録の一部。映像セットだ。
映像には彼ともう2人の船員。
船員型HG(天田)「先輩、今日は...月...日ナノに...」
船員G(モルガナ)「コイツ、時計設定がおかしくなったのか?」
船員C(マリー)「今日は日付からオークションの1日目よ...でも、アレ?見覚えないメモがある」
どうやら、コレはループが開始してからの映像だ。
船員型HG(天田)「...」
船員E(玲)「アレ、どうしたの。当番君じゃなかった筈だよ。...そういえば何で服が汚れちゃったんだろ?」
そして、当然ながら衰弱して倒れている船員も出ていた。
船員B(風花)「...」
<顔色が悪い...
船員D(芳澤)「...しんどい...」
船員F(善)「...すまんな。何かよく分からんが...」
船員型HG(天田)「倒レタ原因...計測不明...分からないデスが休んだ方がヨロしいカト。」
<手に何枚か毛布を持っているらしい
で、多分ここからが本題らしい。本編ループでの様子だ。
船員A(明智)「倒れている人を見かけたら1階と地下1階にそれぞれあるスタッフルームに運んで欲しい。僕は地下と中1階を見てくるから、1階方面はお願い。」
先の原因不明で衰弱している乗客を搬送して欲しいと頼まれて彼は警備員室にまで行っていたようだ。
船員型HG(天田)「...!?」
警備員D(景虎)「ち、ちょっと君!ここにいたら危ないですっ!!」
警備員室近くで見たのは、仮面の男に警戒している警備員達?
仮面の男(荒垣)「...(ニヤニヤ)」
警備員A(森)「おい!まだ通信は通じねえのかよ!?」
警備員F(アーチャー)「まだだ!...おい、休憩所でサボってる奴らへ!支給警備員室前に増援を!応答しろ!おいーーーッ!!」
警備員E(坂本)「あの仮面野郎何なんだよ消えたり出てきたり...!」
警備員B(ロビンフッド)「銃が効いてない!」
そこへ...
ノワール(ヘクトール)「...」
警備員D(景虎)「あれ?隊長早いお帰り...」
グシャ
<ノワール、警備員Dの首を喉ごと握り潰す
警備員B(ロビンフッド)「え。な、何で...貴方が」
ザシュッ
<ノワール、警備員Bの首を切り落とす
警備員E(坂本)「ヒッ!?...な、何だよ、何なんだよアンターーー」
警備員A(森)「そんな...ノワール隊長!な、んで...」
ノワール(ヘクトール)「コロコロコロコロ...イヒヒヒヒヒヒヒ...!」
そして、彼を助けてくれたのはあの場で多少冷静だった人物。
ガシッ
警備員F(アーチャー)「君は早くこちらに!」
船員型HG(天田)「は...ハイ!」
警備員A(森)「...!そうだ!急ぐぞ!」
その頃、ノワールは行き止まりに追い詰めた警備員の喉に...
警備員E(坂本)「嫌だ!やめてくれぇえええええ!」
剣を突き刺す。
ズシャッ
そして、ヒューマギアの少年は警備員に助けられて部屋の中に。だが。
ノワール(ヘクトール)「にげ、ルナ...!」
ザクリ!
<ノワール、船員型HGの両足を切り裂く
船員型HG(天田)「!?」
この際にヒューマギアの船員は両足をなくしてしまった。足が両方とも切り裂かれて中の機械部品がむき出しに。そしてすぐ...
バタンッ!
<警備員Fと警備員A、警備員室の扉を閉める!
警備員A(森)「なあ、お前。ヒューマギアとか何とかお堅そうな事言ってるが、基本ロボットだろ?見た映像とか、ここで会話した事とか覚えられるかどこかに保存出来ねえか?」
ドンッ!ドン!
船員型HG(天田)「それならば...出来マス...もしもの時にはこのUSBにバックアップを作ってオケと。」
ドンドンドンドンッ!
狂った隊長がドアを無理矢理こじ開けようとする音の中で彼は警備員2人に記憶データのバックアップ用のUSBを見せる。
警備員F(アーチャー)「...なら考えがある。君はスリープモードになってここからの映像と音声をそれに全て保存してくれ。誰か、話を信じてくれそうな人にそのUSBを渡すんだ!」
彼は頷き、そのままスリープモードに。視覚と聴覚の機能だけ動くように残しておく。同時に...
バタンッ!
<ノワール、扉を突き破る!
ノワール(ヘクトール)「ははは、あはは、アハハハHA...」
ザクッ!
<ノワール、警備員Aの眉間に剣を突き刺す
ドスッ!ドスドスドスドスッ!
<ノワール、警備員Fの胸を何度も突き刺す
そして、
ノワール(ヘクトール)「...!」
隊長は惨劇を見た途端、何かを思い出した様に...
ドスッ
<ノワール、喉を剣でブッ刺す
ドラマ同様に自殺したらしい。今回は休憩室から真っ先に襲った様です。辛うじてこの子はスリープモードにしてたのが幸いなのかバラバラのスクラップにはされなかったみたいだ。
船員型HG(天田)「...?」
だが、再度警備員室に入って来た影。彼は再起動を避けて再度意識をスリープモードに戻す。
ケイオス(アルジュナ)「...休憩所とここで最後ですね。"屍人(シビト)の心臓"の効果も本当だった様です」
なんと部屋に入って来たのはケイオス。そして手に持っている赤黒い宝石を掲げると...殺された警備員達がゾンビになって起き上がり部屋から出て行く。
*記録ここまで
ゆかり「警備員達がゾンビになったのはケイオスが持ってた宝石のせい?」
竜司「えーと、なんとかの心臓、だったな。リストに何か...お、引っかかったぜ。...え?"「屍人の心臓」...24時間以内に死んだ人間を意識はそのままにゾンビにして操る危険な魔宝石"...うわぁ...多分あの映像から石はモノホンだろ。めっちゃ最悪じゃんかコレーーーッ!」
戦兎「...」
<厳しい目付き...
陽介「...桐生、さん?」
困惑する4人と同じ頃。
同刻、1階、エスカレーター前
水翼と月夜の作者2人は鬼の副長と別れて1階の倉庫方面へ向かっていました。
Ga.「後はどうやって1階の時計を回収してくるか、ですよね...」
月詠「...警備員さんがいない事が...?...!」
ピピーーーッ!ピピーー!
<誰かの笛の音?
クマ「助けてクマーー!あっちにクマ好みの警備員がいてたクマよーー!!(涙目)」
そして追い討ちをかけるか如く、ぷりちーなクマさんの後から警備員の女性が!
警備員C(玉藻)「な、あのクマさん以外にもまだいやがったか!通報でございまーす!!」
ピピーーーッ!ピピーー!
<警備員、再度笛を吹く!
作者2人「ざけんな馬鹿クマぁああああ!?」
そして、
ハンターC「...!」
笛の音を聞いて走り出したハンター...!
どうなる、作者さんとついでにクマ吉
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