二次創作小説(新・総合)

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自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲
日時: 2023/01/16 22:59
名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)

ユマです。

いよいよ本格始動です。"いつもの奴"を。

ep3番外・体内マナとある死体の話>>244-247

0.プロローグ・豪華客船にて>>1-4
1.舞台とルールと参加者のみなさん>>21-28
2.オープニング・取材クルー現る>>34-39
3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝>>52-59
4.ミッション1・宝玉はどこにある?>>69-75
5.ミッション1・死季時計、起動セリ>>83-92
6.通達2・死季時計の惨状>>100-105
7.ドラマパート2・通報します>>109-117
8.ミッション2・警備員室の残影>>121-130
9.ミッション2・ベルフェゴール・デッキ>>135-140
10.ミッション2・戻る記憶>>145-151
11.通達3・ユマを信じるな!>>154-163
12.ドラマパート3・ホワイダニット>>169-179
13.ミッション3・復活したいなら>>183-194
14.ミッション3・最後のお宝>>197-201
15.ミッション3・復活ゲーム裏側編>>206-213
16.ミッション3・反撃開始>>216-223
17.通達4・船内、大パニック>>226-231
18.ドラマパート4・置き土産>>234-240
19.ミッション4・逃走者達、地獄を見る>>248-254
20.ミッション4・もう、黙ってて下さい>>256-267
21.通達5・例のやり方とセピアの秘密>>268-271
22.ドラマパートF・助ける価値、ありましたか?>>272-276
23.エピローグ・死季ノヲワリニ>>277-281

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.87 )
日時: 2019/12/29 23:41
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

5.ミッション1・死季時計、起動セリ・5

本題4、今回関係ない一部の人達の行方

118:54 2階船外、西プロムナードデッキ

太閤殿下のワガママ奥方、2階にある先とはもう1つのプロムナードデッキで悩んでいた。

茶々「うー...ハンター怖いけど色々気になる事があるしー...ん?」

茶々が見かけたのは...

豆狸「...そうでしたか。蒼太さんご所望なのはクリスタルシードの化石なんですね...すんません、メールで持っている人いないか連絡してみます。」
蒼太「夜空袿に関して、僕の方は急いでないので安心して下さいね。」

なんと、顔無の作者が自分のモノらしいお宝=大きめの掛け軸を会話のお相手であるボウケンブルーのモノらしいお宝=夜空の様な色で染まっているお着物、夜空袿と取り引きの真っ最中だった。

茶々「豆狸ーーーッ!茶々のお宝はボウケンブルーに関してどうだしー?」

パカッ。

茶々ちゃんが取り出したのはなんとテディベア。なお、このテディベアは全てが高額な素材で作られた"究極のテディベア"と呼ばれる代物だそうな。ただ...

蒼太「茶々ちゃん、ごめん。僕の所望してるのは"クリスタルシードの化石"でね...」
豆狸「あー、茶々ちゃんの持っとるお宝はテディベアやったか...」

残念ながら、テディベアは蒼太のご所望ではなかった。が...

蒼太「そうだ、知ってると思うけどこの船でのオークション参加者は持っているお宝を場合によってはお互い了承の上で物々交換するのが暗黙の了解なのが常識なんだ。」

オークションの物々交換の情報と共に蒼太もボウケンジャーでさくら以外で取り引きに応じてくれるもう1人の人物だった。ご所望のクリスタルシードの化石を夜空袿と呼ばれるお着物とトレード可能だという。

豆狸「あの着物は夜空を加工して作られたと言われるモノで加工の特殊さから数千万の価値があるそうやで。」
茶々「ふーん。茶々はもっとスゴイお着物持ってるしー(^3^)」

そして、ボウケンジャーという事で...

蒼太「そうだ。2人に警告というか何というか。この絵..."神妃シンヒの肖像画"についてだけどこの絵を見かけたら絶対に目線を合わせちゃ駄目だ。」
茶々「大人な茶々よりも美人だしー...」
豆狸「こ、これこれ茶々ちゃん」

会話内容...6人の譲歩には個人差があるが絵のタイトルと目を合わせてはいけない事は共通して逃走者へ話しているみたいだ。

同刻、3階、VIP専用エスカレーター前

そしてこの前後。

謎のシスター(ベヨネッタ)「貴方達ありがとうね。コレ、叔母さまの形見で手放さない様にしてたの。はい、約束通りにコレはお礼ね。」

水翼の作者と仮面ライダーローグが眼鏡美人のシスターからハートの宝玉を入手した。

幻徳(^ω^)やった!
Ga.「よし、時間あるうちに置きに行こうぜ。」

しばらく2人は一緒に行動する事にしたらしい。協力するも否も自由である。

幻徳(-.-)...?
Ga.「どうした、幻と...!」

ただ、2人の目の前にいたのは...

蓮「大変すいません、俺の知り合いと似た人がいたんで。」
お嬢様(春)「いいのよ、私も失礼したわ。」
女執事(双葉)「全く...ペシェお嬢様。こういう変な男が多数いるんです。ご注意なさって下さいな。」
Ga.「あー、レンレン知り合いとバッタリした系統か。」
??「すいません、お客様。どうされましたか?」

声をかけてきた人物に愕然としたのは蓮とGa.。

Ga.「...は?」
蓮「ーーーッ!?」
幻徳(・・?)誰?

だって...

??=船員A(明智)「おや、ペシェ様と執事さんでしたか。」
船員型HG(天田)「...」

黄色を基調として黒いネクタイを締めた服の船員の1人=明智君だったからだ。しかももう1人は天田君ですが耳のパーツから...

幻徳(・ω・)ここにも飛電のヒューマギアがいたのか?
船員型HG(天田)「...ハイ。ちょうどここでオークションが開催されたのト同時期に試験配備されマシた。」
船員A(明智)「僕も詳しくは知らないんですが、今後の展開も兼ねてまずは1機試験配備...という事で当船にこの子を配備したんです。」

なお、"まだまだこの子は見習い船員なので多目に見てほしい"との事。

蓮「べ、別人とは分かった、分かっていても((((;゚Д゚)))))))」
幻徳(・・;)さっさと行こうか
Ga.「うん、そうしよう。」

レンレン、ドンマイですね

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.88 )
日時: 2021/03/09 21:47
名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)

5.ミッション1・死季時計、起動セリ・6

本題5、ラストスパートです

118:07 1階、秘密の倉庫前

早くに倉庫前に来たのはなんと...あの時スペードの宝玉を預かった仮面ライダーファイズ。

巧「ハンター...いないな?」

カチッ

>スペードの宝玉、設置を確認

ミッションクリア!

巧「とりあえず、現時点でどうなんだ?先のメールで豆狸が言っていた最上のお宝の件ってまさか...」

PPPPP...

巧「?」

なんとメール。中身は...

巧「ミッションの途中経過か。"現時点で配置されていない宝玉はハートとクラブの2つのみ...。"」
??「た、巧!?」

彼女に声をかけてきたのは...なんと禍罪の作者だった。

巧「まさかだが...」
??=鬼藤「巧...!そうだ」

そんな時に...

ハンターA「!!」

LOCK ON>
C.K.ONIFUJI、INUI

2人共見つかった...!

巧「宝玉があるなら行け。俺がある程度引きつける」
鬼藤「わ、分かった!」

そして隙をついて鬼藤は素早く宝玉を設置!

カチッ

>クラブの宝玉、設置を確認

ミッションクリア!

コレで残りはGa.と幻徳の持つハートの宝玉のみになった。...しかし一方では。

PPPPP...

鬼藤「ま、まさかだけどさ...そんな!巧!?」

乾巧 確保
117:51 残り27人

鬼藤はミッション遂行出来たものの、この前後に彼女をかばって仮面ライダーファイズが犠牲に。

117:30

117:00

116:30

116:00

115:35 1階、エントランス前

Ga.「急ぐよげんさん!俺らが多分一番遅刻してるかも、だ!」
幻徳「!

115:30

115:00

114:50 1階、秘密の倉庫前

幻徳((((;゚Д゚)))))))待てじーくん!
Ga.「げ、ハンターうろついてる」

水翼の作者は以前にも同じパターンを見かけたので凍りつく。

ハンターB「...」

しかし、ここで思い切れば...

Ga.「そーだなぁ...ねえ幻さん」
幻徳(・_・;)何なのだジエたん

パシッ

幻徳((((;゚Д゚)))))))ジエたんーーーッ!?
Ga.「ハンターがある程度離れたらすぐに宝玉はめてくれ。どっちか確保は前提のアレ...」

ハンターB「!」

ただ...即座にハンターが2人以外で誰かを発見したらしく、そのまま走り去る。

Ga.「...まあいいか。はよ行ってパパっと済ませて帰ろう」

カチッ

>ハートの宝玉、設置を確認

>全ての宝玉、設置を確認

ミッションクリア!

しかし、あの際ハンターに目をつけられてしまった不運な輩は...

黒猫「ひぇえええ!」

LOCK ON>
C.KURONEKO-δ

通りがかりの陰遁の作者。しかも...

ゴツンッ。

黒猫「し、しかも行き止まりって何!?」

ポンッ

黒猫δ 確保
114:44 残り26人

不運な事と行き止まりが悪夢でしたね(黒笑)

黒猫「まあいいか、トクマさんとジェネさんの件は偶然来た鬼藤さんも聞いてましたし...確保された中には多少今回の件で話通じそうなネロちゃまと真田君と真と巧もいました、牢獄の皆さんにもついでで話しましょうかね?」

そうしてくれると助かります、黒猫さん。

PPPPP...

Ga.「ミッション達成と...黒猫さんが...ついに作者にも魔の手出したって奴?」
幻徳((((;゚Д゚)))))))

ミッションは達成したが...

月詠「...げぇえええ!?」

作者1人も

エヴォル「ここで黒猫さんアウトかよ!」

コレとセットで落ちた事で、

スバル「怖いから...いや、マジです」

他作者にも見事な動揺が。

茶々「ま、豆狸...」
豆狸「ブツブツブツブツ...」

だが、黒猫さんのあの際会話していた内容に関する話はもう1人同じ話題を聞いていた輩がいた。

鬼藤「...」

禍罪の作者だ。

次から間奏とドラマです

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.89 )
日時: 2019/12/29 23:52
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

5.ミッション1・死季時計、起動セリ・7

あの時、黒猫が呼び止められた理由

*ここから過去回想と別サイドになります

<間奏5・鬼藤樟葉の回想と...?>

117:45頃 1階、フードコート前

鬼藤サイド>

当時、宝玉は設置出来たが巧の確保で落ち込みながらフードコートの近くに来ていた私。ここに男子作者2人がいたのは事前に知っていた。

鬼藤「...」
黒猫「ではありがとうございますたー...って、鬼藤さん!?怖いから!顔怖いですって。」

どうやら、これから私にされる説明は先客の黒猫さんも聞いているらしい。彼女が去った後で事情を彼等から聞く。

鬼藤「...」
ジェネ「まず始めに。これからする話は黒猫さんの他にも巧、戦兎、ゆかりにしてるのと同じ話題だ。」
トクマ「まあ、巧は先程確保されましたが...」

ここからが重要だった。

トクマ「あの時計、真司からの情報では現時点で稼働出来ない不完全品らしいのが判明しました。何かしら、核か炉心みたいな装置が外れていたそうです。」

ただし、真司が情報を得た先が問題で...

鬼藤「で、どうして欠陥のある不完全品と分かったんですか?」
ジェネ「自室に突然現れた異端者の男からの話らしい。奴の受け売りらしい、本人もいい加減な記憶しかない様子だったから信憑性に欠けるとも言っていた。」

だからこのミッションを転送したのか?スタッフは。何かしら介入して時計に関して直に確かめる方法としたら...

鬼藤「...だからか。だからこのミッションで時計に近付いて確認する為に...」
ジェネ「大体当たりだ。アルジュナだけでなく、伊那谷さんもあの倉庫には介入したくても出来なかったからな。訳は今回割愛させてもらう。今回の騒ぎに関係しない話題だからな。」

で、伊那谷さんの鑑定結果...

トクマ「あの時倉庫開いてすぐ伊那谷さんがドサクサでこっそりと内部に入って時計を直に見てもらって...核か炉心みたいな部品みたいなモノが抜けてるらしいとの結果が出ました。」
ジェネ「正確には伊那谷さんの視線をユマさんが共有し、彼女の目を通して見てそのまま鑑定した結果さ。」

あ、そうか。契約者の誰かか他の作者さえあの倉庫に入れば視覚を共有して時計を鑑定出来たんだ。...って事は

鬼藤「場合によっては私の目をユマさんはレンタルする可能性があった訳ね」
トクマ「察してくれて何よりー。とにかく注意して下さいね、どういう形で異端者が介入してるか分かんないので。」
ジェネ「まあ、仮に俺とトクマさんに何かしら緊急メンテ発生でも真司か他の参加してる契約者、最悪の場合はさくらに頼って構わない。」

*それと同じ頃。再度別サイド

真司サイド>

同刻3階、VIP専用エスカレーター前

改めて、事前に用意してきたスーツに着替え、最終日のオークション会場に来た俺。

真司「予定通り最終日が来てしまった...」

ートクマとジェネ、なかなか美味そうな惣菜食ってたな。特にロールケーキ...

真司「ちょっとー。空気読まない発言やめてもらえる?」

ーちぇ。辛気臭いツラしてるの心配してるのに...

初日からずっと相変わらず、軽口を叩くリュウガ。1人じゃないだけマシだがあの作者2人にはリュウガの存在即バレしていまーす。

真司「まだあの2人にだけバレてるのならマシな戦略は立てられたんだ...」

ーあ、あの時の事、まだ怒ってんのかよ!こちとら半分くらい寝てて寝起きだったし!派手にやらかす未遂だったし!!

*過去回想。2日目オークションが終わった後になります。

2日目夜。B101号室内部。

ーzzz...

カタカタ...カタカタ...

真司「...」
<スマホとミニノートで仕事の資料を作成中

夜遅くに持参していたミニノートで資料をまとめていた俺。リュウガは既に寝ててルームメイトは外出中。部屋はとても静かだった。

ガチャ

真司「?...帰って来たんすか??」

ルームメイトがかなり早くに帰って来た、そう思って扉を開ける俺。だが、後から思えばあの人も合鍵持っていてそのまま部屋のロックを俺に声をかけてから自分で開けてたよな...

真司「」
??「こんばんはーーーッ。城戸真司君♪」

扉の目の前にいたのは鉄パイプを持って殴りかかって来たルームメイト!?

ルームメイト「...」
??「きこえてるー?このままだと君、その人に殺されちゃうよぉ?...そうだなー。城戸真司...発狂したルームメイトに撲殺されて...」

カランカラン...パタリ。

手に持っていた鉄パイプを急に落としてそのまま意識を失ったルームメイト。

ルームメイト「」
<そのまま気絶
??「チ、やっぱりユマ君に絡んだ輩にゃこれ以上の干渉は出来ないな。」
真司「お前...その声とかこの人を操っていた事から考えて異端者だな...!」
リュウガ「真司!」

アドベント!

急に変身したリュウガが現れ、ドラグブラッカーまで呼び出した!?

真司「待て!リュウガ!何で出て来てるんだ!!今の状況」
リュウガ「ドラグブラッカー、そのまま真司についとけ...人を操って真司に殴りかかって来た奴が悪い...ブツブツブツブツ」
<手にサバイブカードが

あの場を見て怒り狂ってるリュウガがドラグブラッカーを呼び出した上、サバイブカード。

スゥウ...
<相手、姿を現した!

??「おお、怖い怖いー。俺、殺されてそこの黒いドラゴンの餌になるのはゴメンだよーん。」

この時点でこちら側が派手にやり兼ねないと警戒したのか否か犯人は姿を現した。刀剣乱舞の山姥切国広に似た若い金髪の男で黒い七分袖ブラウスにベージュのズボン、首には金チェーンのネックレスを着用して手には何の変哲もない子供用の学習ノートを持っていた...

??「ハロハロー。そこの黒いのは下手に動かないでよね。原作とライダータイムの件での事は多少知ってるよ?城戸君と入れ替えていない時点でどれだけここに出て体維持して戦えるかは分からないんでしょ??」
リュウガ「...チッ」
真司「リュウガ、離れてろ。下手したら」

俺達が現在対峙しているのは異端者。危険な相手だ。リュウガも判断したのかドラグブラッカーを引っ込め、

リュウガ「何かあればすぐに俺と入れ替えろ」
真司「...多分、そういうモノじゃないと思う」
??「そーだよー、疑われて悲しいーーーッ。君はお邪魔だから早く引っ込んでよ。ここからの話聞いてたら...お前の今いる小さな鏡、即座に割ってやるから」
<途中から恐ろしい形相に

恐ろしい形相と威圧感での"鏡割ってやる"発言に驚いてリュウガは引っ込んだが...

??「そうだな、あの黒い奴が下手に聞いてたら俺が困るからねえ(黒笑)...まず、今持ってるその鏡を捨てて俺について来てくれる?」

仕方ないので鏡を部屋に戻す俺。リュウガの事も事前に知ってるならコイツにはミラーワールドに関する騙しは通じないか...相手が来た場所は...

2階船外、船首展望エリア

なんと、展望エリア。写真目当ての観光客もいない深夜0時近い真夜中なので俺と目の前の相手しかいない場所。しかもここの近くには鏡どころか水場もガラス窓もない。

??=リチ「ここならアイツも聞いてないでしょ...改めて。俺の名はリチ。存じている通りの異端者ってやつサ。」
真司「!」

なんと、相手=リチは自分が異端者である事も素直に打ち明ける。

リチ「このまま時計の事秘密にしただけだと面白くないからね。あ、今回は顔合わせとご挨拶〜」
真司「...」

コイツの場合...確実とは言い切れないけどこの船で騒ぎを起こして楽しみたいだけな愉快犯の可能性がある。

リチ「そうだな、本当の事を2つだけ。時計を今回横流ししたのは俺じゃない。それにアレ、現時点では動かせないらしいから。...何だっけぇ?炉心が無かった...だったかな、聞いとけば良かったかな??...じゃあ。伝えたからシーユー☆」

バシュ!

真司「あ!言いたい事だけ言って消えんな!!」

*過去回想ここまで

ー話までは知らねー。だがアイツが時計を横流ししてないと...

真司「...」
<苛立っている顔

ー分かった分かった。リチって奴の事は黙るから!鏡捨てないで!!

苛立ってしまった俺だが、ここからのリュウガの言い分を聞いた方が後から回り道するのを考えたら良かったかも知れなかった。

蒼太「...、...!」
??(以蔵)「...、...。...!」

ー(あれ?スーツ姿だけどアイツって確か...ボウケンブルー??だれか...作業員と話してんぞ?)

異端者リチ、何が目的?

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.90 )
日時: 2019/12/30 00:14
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

5.ミッション1・死季時計、起動セリ・8

ドラマパート1です!

7日目、PM18:45頃、4階、オークションB会場

ざわざわ、ざわざわ...

日にちは進んで、本日はオークション最終日。

船員A:明智吾郎(ペルソナ5)

船員A(明智)「おさないで下さいー!」

船員B:山岸風花(ペルソナ3)
老医者:ガノンドロフ(ゼルダの伝説シリーズ)
孫:トゥーンリンク(ゼルダの伝説シリーズ)

老医者(ガノンドロフ)「ここで待ってなさい。」
孫(トゥーンリンク)「はーい。おじい様」
船員B(風花)「オークション会場はこちらですよ。中に入ったら荷物と身体検査を受けて下さい。」

一般客には8、9歳ぐらいの孫息子を連れている老紳士も。

船員C:マリー(ペルソナ4)

船員C(マリー)「く、初日以上にキツイわよ今日ー!?」

あまりの観覧席のお客の多さで警備員だけでなく船の船員まで総動員して収容しようとする事態になっていた...その中、

スーツのウザい男:イアソン
(Fate/GrandOrderシリーズ)

派手な服の強面男:アシュヴァッターマン
(Fate/GrandOrderシリーズ)

謎のシスター:ベヨネッタ
(ベヨネッタシリーズ)

ヴィオリスト:クロム
(ファイヤーエムブレムシリーズ)

ヴィオリスト(クロム)「ここだな、買い手側の受付は」
謎のシスター(ベヨネッタ)「ごめんなさい、私は...」
派手な服の強面男(アシュヴァッターマン)
「おうよ、オークションで落札する側なんだ。」
スーツのウザい男(イアソン)「ほら、証拠の会員証だぜ。」

買い手側はミッションに関与して来た男とシスターさん、他にもスーツ姿の金髪男と常にヴィオラの入った鞄を持ち歩いている男も現れていた。

船員D:芳澤かすみ(ペルソナ5)

ピピッ。×4
<船員D、4人の会員証をハンディに読み込む。

船員D(芳澤)「えーと、買い手席はこちら左手側の出入口からですね。すいません、彼等を案内するので他にも同じお客様が来たら案内出来ますか?"船乗りのブルー"君。」

彼らが出したのはブラックカードの会員証。重要な買い手側の客は最優先で会場に入れる様に手配したりしないといけない。

船員型HG:天田乾(ペルソナ3)

船員型HG(天田)「任せテ下サイ!」

もう会場は作業現場そのもの。

お嬢様:奥村春(ペルソナ5)
女執事:佐倉双葉(ペルソナ5)

お嬢様(春)「すいませーん。」
女執事(双葉)「彼女と私、買い手側で2人です。」

白い礼服の男:シグルド
(Fate/GrandOrderシリーズ)

ピピッ。×2

白い礼服の男(シグルド)「...」
白い礼服の女(ブリュンヒルデ)「...」
<2人共、会員証を取り出して見せる。
船員型HG(天田)「ハイ、確認しまシタ。お2人共コチラへ。」

ピピッ。×2

黒いローブの男:クラウド
(ファイナルファンタジーシリーズ)

黒いローブの男(クラウド)「会員証だ」
眼帯の女(ルフレ)「...」
船員D(芳澤)「会員証を確認しました、こちらです。」

あの2日目のゴスロリ眼帯女、白い礼服の女性の他、常に素顔の上半分が隠れている黒いローブの男、白い礼服に勲章をかけた眼鏡のイケメンまで買い手が追加...もうてんてこ舞いだ。

警備員A:森長可(Fate/GrandOrderシリーズ)

警備員A(森)「ん?アンタら誰??」

もちろん、あの刑事2人も客として現れた。

ブラン(カムイ)「入れますかね、コレで。2人分の最終日の観覧予約チケットです。僕と」
ルージュ(鳴上)「俺で2人だ。」

警備員B:ロビンフッド(Fate/Extraシリーズ)
警備員C:玉藻の前(Fate/Extraシリーズ)
警備員D:長尾景虎(Fate/GrandOrderシリーズ)

警備員B(ロビンフッド)「あ、この人ら見た事あるぞ」
警備員C(玉藻)「確か...」
警備員D(景虎)「怪盗パステル追っかけてるおまわりさんーーーッ!」

ルージュとブランは事前に3日目までのオークションに2回以上来たお客様限定で受け付けていた最終日の人数限定予約席を2人分どうにか入手していたのだ。

警備員E:坂本龍馬(Fate/GrandOrderシリーズ)
警備員F:アーチャー(Fate/stay nightシリーズ)

ただ、この警備員達はすっごい今時ミーハーな若い人が多くてルージュとブランを見た瞬間に驚きと歓喜の声。

警備員E(坂本)「怪盗を追いかけてる刑事さんに出会えるなんて...」
警備員F(アーチャー)「まさか、噂通りに最終日の本命を狙っているとかかい?」

警備員G:ランサー(Fate/stay nightシリーズ)
警備員H:アキレウス(Fate/Apocryphaシリーズ)
警備員I:パリス(Fate/GrandOrderシリーズ)

警備員G(ランサー)「でも毎回ドジしてるからよー、それも見ものじゃね?」
警備員H(アキレウス)「そういえば俺ら、大事な事を忘れてないか?」
警備員I(パリス)「げ、まずいよ皆後ろ後ろーーーッ!?」

"大事な事を忘れていないか?"と反応した警備員が後ろを振り返ると...

ノワール隊長:ヘクトール(Fate/GrandOrderシリーズ)

ノワール(ヘクトール)「おーい、お前らー?噂の刑事さんに出会えて楽しいかぁ?...つかサボれて嬉しいの方が正しいか?(・∀・###)」
警備員全員((((;゚Д゚)))))))ヒィイイーーーッ!!

その若い警備員達を纏めている黒い笑いの警備員隊長、ノワールが戻って来ていたのだ。

ノワール(ヘクトール)「ンなとこでサボってねーで持ち場に戻れぇえええ!まだまだ案内するお客様は沢山いるんだ!!」
警備員達「ギャぁあああ!ごめんなさーーーい!!」

騒がしい若手警備員達は慌てて上司から逃げる様に戻っていった。そしてルージュとブランは...

ノワール(ヘクトール)「すんません、若いのが失礼して。お詫びといっちゃ何ですがここからは席まで俺が案内します。」
ルージュ(鳴上)「...まあ」
ブラン(カムイ)「あの子達の言い分、実話ですからねえ。」

だが、多数のお客が集まっていく中...

ピカッ

船員E:玲(ペルソナQ)
船員F:善(ペルソナQ)
船員G:モルガナ(ペルソナ5)

船員E(玲)「ふー、しんどかった...アレ、どうしたの?」
船員F(善)「...何か、小さな光るモノがあのベンチか植木鉢にあった様な」
船員G(モルガナ)「お前、熱あるか疲れてんのか?...気のせいじゃねー?」

なお、視聴者諸君へ。モナちゃんはロイヤル時のイケメンに擬人化してます。

コレがフラグだ

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.91 )
日時: 2019/12/30 00:11
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

5.ミッション1・死季時計、起動セリ・9

ドラマパート2、ついに時計が...

最終日、PM19:00、B会場内部

全てのお客を収容して数分後、ついにオークションが開催。舞台に現れたのはもちろん...

ケイオス(アルジュナ)「皆様、大変長らくお待たせしました。このたびはオークションが開催されてから最終日まで毎日お越しのお客様や今日初めて来訪されたお客様も多いと思われますが...最終日という事でカタログにも記載されていない、滅多にお目にかかれない大変珍しい商品を数品ご用意、紹介させて頂きます。どうぞ、時間の許す限りこの瞬間をお楽しみ下さいませ。」

パチパチパチパチ...

ブラン(カムイ)「...まさか、最初にいきなりア」
ルージュ(鳴上)「...ブラン、静かにしろ。...あの女の持って来たアレが怪盗パステルが狙っている...」

セピアが運んできたのはなんと、あの時ケイオスが眺めていたワンダークロック!どよめきに包まれる観客席。

ケイオス(アルジュナ)「まず1品目。クロックワーカー一族の中でも悪名高いシビル・クロックワーカー氏の遺作、ワンダークロックにございます...!」

観客席
「あ、アレが伝説の魔時計...」
「シビル・クロックワーカーの番外時計にして遺作、だったよな」
「金細工で綺麗な時計だ...」

そして買い手側は驚きを隠せない面々が一部分だけ。特に黒いフードの男と礼服の男は購買意欲が湧いていた。

黒いローブの男(クラウド)「...クロックワーカーの魔時計...しかも悪名高いシビル氏の作品なら...!」
ヴィオリスト(クロム)「ほう、そうくるか」
白い礼服の男(シグルド)「おお...なんと見事な」
白い礼服の女(ブリュンヒルデ)「...!」

騒がれているがもうそろそろ...

ケイオス(アルジュナ)「皆様、申し訳ありませんがご静粛に。私も当オークションにこの時計を出品させて欲しい、との匿名での依頼の話を聞いた時は半信半疑でした。ええ、偽の時計の可能性大でしてね。」

笑い声が聞こえる買い手と観客席。それを...

仮面の男(荒垣)「...」
<不機嫌そうな顔...

あの仮面の男が

仮面の男(荒垣)「...ワンダークロック」

出入り口の扉の前から

仮面の男(荒垣)「繰り返す時計。」

忌々しいモノを見るような目線で

仮面の男(荒垣)「...時計の意志の怒りをかって、大きなお船は砕けて沈む。」

全員を睨みつけていた。

仮面の男(荒垣)「...時計の怒りは有頂天、愚かな時をまた繰り返す」

それに気付く輩は、誰もいない。

ケイオス(アルジュナ)「それに今回、この時計を当オークションから盗み出すなんていうとんでもない輩がいるという噂が出回って...」
??「うん、そうだよ。僕の要件はその時計にあるのさ」

何処からか会場内部に聞こえるマイク音声。若い男の声だ!

観客席
「え?」
「何処から声が聞こえるんだ。」
「マイク音声だったよな!?」

ケイオス(アルジュナ)「皆様、皆様!?落ち着いて!落ち着いて下さ...!」
セピア(伊那谷)「...チッ」

そして、ケイオスが一瞬目を離した瞬間にワンダークロックの目の前に一瞬のうちにワープした様な形で現れ、時計に触れていたのは...

怪盗パステル:結城理(ペルソナ3)

??=パステル(理)「怪盗パステル、参上です。この時計、ワンダークロックを予定通りちょうだい致します...」

リフレクビートのパステル君の顔のぬいぐるみが縫い付けられた黒いシルクハットと紳士服。ネクタイも藤色のパステル君柄。そして顔の上半分を隠す黒いアイマスクの若い小柄の男。彼が...

ブラン(カムイ)「な...!」
ルージュ(鳴上)「ブラン!驚いてねーで舞台行くぞ!もうこうなったら素手で捕まえてやらぁ!」

ドタドタドタドタ!

すぐさま駆け足で舞台に上がるルージュとブラン!だが...

パステル(理)「ミスター・ルージュにブラン君!駄目だ!これ以上舞台に上がるな...」

ガッ

パステル(理)「く、...」
<セピアの両手を抑えている!
セピア(伊那谷)「こ、のぉ!私の邪魔すんじゃねぇぞクソ怪盗が!!...こうなりゃ...!」
<手には軍用ダガーが!

ドガッ
<セピア、パステルの鳩尾を蹴り飛ばす!

パステル(理)「グ...!」
ケイオス(アルジュナ)「な、セピアさん!?」

何処に仕込んでいたのか怖い雰囲気でダガーを持つ秘書、今度は刑事2人に飛びかかる...!

セピア(伊那谷)「怪盗だけじゃない...アンタら刑事共も邪魔!」

ザクッ

ブラン(カムイ)「うわっ!」
<左の二の腕に傷が!

ガタガタッ!
<ブラン、舞台から転げ落ちる!

セピア(伊那谷)「チ、部下はまだいいわ。まずはアンタよ!さっさと死になさいルージューーーッ!!」
ルージュ(鳴上)「うわぁあああ!?」

ナイフを振り回す相手から慌てて逃げるルージュ。だが目の前に気付いていなかったのか、時計に衝突。

ガタッ
<ルージュ、衝突した際に右肩が偶然ワンダークロックの土台に触れて...

カチッ、コチッ、カチッ、コチッ...

ルージュの右肘が時計に触れたのと同刻だった。

仮面の男(荒垣)「ワンダークロック」

微かな音だが...ワンダークロックが起動し始めたのだ。

ルージュ(鳴上)「い、イッテェ...そうだブランが!」

カチッ、コチッ、カチッ、コチッ...

仮面の男(荒垣)「不思議な時計」

観客席
「い、一体何があったんだよ!」
「し、知らない!怪盗が現れて...」

カチッ、コチッ、カチッ、コチッ...

仮面の男(荒垣)「時計造りの最高峰」
セピア(伊那谷)「チッ、起動したらもう簡単には壊せないか!」

だが、気になる言動の仮面の男の存在には誰1人気付く事もなく。

カチッ、コチッ、カチッ、コチッ...

仮面の男(荒垣)「クロックワーカー、手作り時計」
ブラン(カムイ)「ルージュ警部...僕は無事、です...」

カチッ、コチッ、カチッ、コチッ...

パステル(理)「動くモノだったのが想定外だったな。一応対策は練ったけどねぇ...」
仮面の男(荒垣)「奏でる音は、不思議な音色」

カチッ、コチッ、カチッ、コチッ...

ルームメイト((((;゚Д゚)))))))
真司「クソ、...ユマ!最悪の事態になった。嗚呼そうだ!あの時計が起動し...」
仮面の男(荒垣)「時間を止める、はじまりの音...」

カチン、ゴゴゴゴゴゴゴゴ...

ケイオス(アルジュナ)「ま、まさか本当に"本物"の時計...だったなんて。」

そして、会場全てが黒いブラックホールに飲み込まれた。それを...出入り口を半分開けた状態からあの男が確認していた。

リチ「よしよーし。予定通り起動したね、起動しちゃったね。事前に外した補助炉心を誰にも気付かれない様にこっそりと元に戻しておいただけなんだけどッ。まあ、見たところ炉心に火がついて馴染むのに時間がかかっただけだったな。...あ、そうだ。もうそろそろヤバそうだから巻き込まれないうちに...!」

そして、リチは何らかの自己に対する保護をかけていた。

同刻、実況席。

ワンダークロックの起動により、実況側は大混乱。あらゆるエラーが発生してその対応に追われていた。

美鶴「なんて事だ...逃走者、牢獄、ドラマ関係者の無事はユマさんのプロテクトで保障されているが...」
マシュ「エリア全域でのエラーが発生している上、エリアの一部に空間の歪みが見受けられます。地下1階と3階と...両方のプロムナードデッキはこのままでは...」
ジョーカー「エリアとしては使えない、か。分かった。後でコレに関する通達を私が送ろう。」

通達よりもこの後の話題がとても重要だった。

ルナ狐「駄目だ。ジェネさんもトクマさんも通信が出来ない!繋がらない!」
No@h「契約者の方はプロテクトの影響下で通信を確認出来ますが...どうします?」
ユマ「真司とさくらにはこちらから連絡を取ります。...No@hさん」

貴方へは...他の契約者メンバーと黒猫さんへの対応をお願いする。

No@h「了解。ゆかりっちと坂本君と信長に通信モード入れて...黒猫さんはラストですねー。...あー、あー、契約者の3人。聞いてくれない?実は...」

にしても、もうお前以外にも誰かは知らないが真司がエンカウントした際の言動から共犯者いるのは確認してるよ?

ユマ「...リチ?」

ユマの目の前にあるのはあの時の会場前の防犯カメラの映像だった。そこには何かを確認してる様子のリチの姿...

ユマ「リチの場合...完全な愉快犯だからねえ...口も割らないと思うしどうするか...」

悩みどころな中で、

次回予告
6.通達2・死季時計の惨状
<年明けに通達内容とあの際に起きた事の詳細が...!

以下おまけ


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