二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲
- 日時: 2023/01/16 22:59
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
ユマです。
いよいよ本格始動です。"いつもの奴"を。
ep3番外・体内マナとある死体の話>>244-247
0.プロローグ・豪華客船にて>>1-4
1.舞台とルールと参加者のみなさん>>21-28
2.オープニング・取材クルー現る>>34-39
3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝>>52-59
4.ミッション1・宝玉はどこにある?>>69-75
5.ミッション1・死季時計、起動セリ>>83-92
6.通達2・死季時計の惨状>>100-105
7.ドラマパート2・通報します>>109-117
8.ミッション2・警備員室の残影>>121-130
9.ミッション2・ベルフェゴール・デッキ>>135-140
10.ミッション2・戻る記憶>>145-151
11.通達3・ユマを信じるな!>>154-163
12.ドラマパート3・ホワイダニット>>169-179
13.ミッション3・復活したいなら>>183-194
14.ミッション3・最後のお宝>>197-201
15.ミッション3・復活ゲーム裏側編>>206-213
16.ミッション3・反撃開始>>216-223
17.通達4・船内、大パニック>>226-231
18.ドラマパート4・置き土産>>234-240
19.ミッション4・逃走者達、地獄を見る>>248-254
20.ミッション4・もう、黙ってて下さい>>256-267
21.通達5・例のやり方とセピアの秘密>>268-271
22.ドラマパートF・助ける価値、ありましたか?>>272-276
23.エピローグ・死季ノヲワリニ>>277-281
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.257 )
- 日時: 2022/08/09 13:46
- 名前: YUMA (ID: SQ5s5iz7)
20.ミッション4・もう、黙ってて下さい・2
現時点でどう出るか
38:50
PPPPP......
一気に3人も減った事はすぐさまメールで知らされる。コレでもう、
作者チーム>
全滅!
ペルソナチーム>
*竜司、杏
Fateチーム>
沖田、茶々、*信長
仮面ライダーチーム>
剣崎
ですからね♪
竜司「確保情報が出て、は!?」
剣崎「湊に月詠、チビ昴まで。本当にごめんなさい(>w<)」
杏「作者さん達は全滅、ペルソナ組は残っているの私と坂本だけって!?」
茶々「ち、茶々は覚悟、しとくだし」
信長「沖田、あの部屋の件はマスター達に伝えておいた。ワシらはそれよりも」
沖田「ええ、剣崎さんに連絡をとって見ますか。」
試しにノッブと沖田さんは仮面ライダーブレイドと連絡してみる事に。
沖田「剣崎さん!」
剣崎「え、沖田隊長。」
話はもちろん、
剣崎「例の"薄荷"は俺が持ってます。今......お客が沢山エントランスでたむろしてるんで下手に上階へ動けない状態ですね」
エスカレーター付近に剣崎はいるみたい。沖田さんとノッブについてだが。
沖田「今、ノッブが見張り中ですが、我々がいるのは薄荷を設置したい予定の2階でして。展望台に出たいんですがこちらも展望エリアに向かう派手な色黒のアシュバーモントさ......もといお客の背中見てて。」
彼女ら2人もお客の恐怖からか不利な雰囲気。更にミッションはあまり時間も残されていない。
信長「おき太少し電話借りるぞ!ブレイドよ、ワシからの提案ーーーー」
ぴー......ぴろろる〜♪
剣崎「何だ、この笛の音」
るるる〜るりりろ〜♪
沖田「この笛の件、我々は関係ありませんよ、誰が......」
信長「沖田、はよう身を!」
バッ
無言で状況を理解した沖田は相手の指示に従って息を潜めた。
派手な服の強面男(アシュヴァッターマン)
「......何処なんだよ。例のお客。」
ギリギリセーフ。汗だくの2人を無視して通り過ぎていったのは気にしてた展望エリアに入ったお客でした。
信長「?」
沖田「ノッブ?」
ドタドタドタドタッ。
仮面ライダーブレイド側もおかしな事になっていた。笛の音を聞いたお客達が虚ろな目線でどんどん上階に集まり始めている。
剣崎「な、何故かは不明だけど」
そのお客達の行方についてだが。
ぴろろろー、りろろー♪
杏「コレで、良かったんだ。」
茶々「お客がどんどんどこかに行ってるみたいだしー。」
パンサーのお宝=木笛が間に合ったのか、全てのお客達がお嬢様の笛の音と共に軌道を変え始めた。
お嬢様(春)「コレで僅かな間ですが、貴方達を追ってこないかと思います。」
<本物のペシェです
ドタバタドタバタドタバタ......
しかし、何かを見て、足音から血相を変える杏と茶々。
お嬢様(春)「あら?」
<本物のペシェです
ハンターB「!!」
LOCK ON>
TAKAMAKI、CHACHA
ハンター、2人を見つけて今回の瞬間最高速度を更新しましたー。
杏「なんでぇえええええ!」
茶々「空気読めだしーーーッ!」
で。ハンターが最優先したのは、
LOCK ON>
CHACHA
茶々「嘘だし!?」
足の遅い茶々ちゃん。
茶々「止まってくれだし無礼者だしつかやめーーーッ!」
ポンッ
茶々 確保
37:59 残り5人
ハンターは神出鬼没ですけど、アンドロイドだから説得も話も交渉も通じませんよ?
茶々「でもー、どうして茶々の事ハンターが目ぇつけてただし。最初からかなり足が早かったー」
コレ、覚えておいてね
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.258 )
- 日時: 2022/08/09 13:21
- 名前: YUMA (ID: Yt9nQPKm)
20.ミッション4・もう、黙ってて下さい・3
PPPPP......
メールにて、茶々ちゃんの確保が伝えられる。
作者チーム>
全滅!
ペルソナチーム>
*竜司、杏
Fateチーム>
沖田、*信長
仮面ライダーチーム>
剣崎
剣崎「もう、残りは5人か。」
沖田「茶々さんが」
信長「ワシらも覚悟しておいた方が良さそうじゃの」
会議の結果、
剣崎「じゃあ、俺が展望台で」
沖田「私とノッブは牢獄ですね。」
速攻で仮面ライダーブレイドが2Fの展望台へ向かい、沖田と信長が4Fのビュッフェ会場=牢獄へ向かう事に。
剣崎「お客は上へ向かってました、気をつけて下さいね!」
そして2階エリアに残された剣崎の行方。
37:28 2F、展望台付近。
剣崎「よし、ハンターはいないな。」
周りを警戒しながら、
>2階、船首展望エリア分、剣崎一真により設置確認
>残り台座、1個
ミッションクリア!
これで、残りの薄荷の指定設置場所は4階のみとなりました!
37:10、3階、エスカレーター前。
沖田「ハンターがいますね、今は」
信長「客共もしつこいが、ハンターまでおるとは」
ハンターB「...」
残りの薄荷の設置に気を取られがちですが、
ハンターA「...」
ハンターB「...」
ハンターAA「...」
ハンターAB「...」
エリアではハンターが巡回中。気をつけましょう。
同刻、4階、牢獄エリア。
一方では、牢獄エリアに暴走したお客達が集ってヤバ過ぎる事に。
客達
「逃走者が見つからないじゃねえか!」
「ざけんなよ、スタッフ共!」
「責任とれ!責任者出せ!!」
「牢獄エリアの奴らのお宝でもいい、はよ出せやコラァ!!」
ルナ狐「グゥ、分身達は私に続け!取り囲め!牢獄とレモンさんとNo@hさんを死守しろ!!」
<本人。口元には血が
傍観の作者も牢獄のピンチに別の力で20人に分割し、バリケードで補助。本人の口元には負荷を象徴する血が滲んでいた。
レモン「待って!待って皆さん!落ち着いて下さいってばーーーッ!!」
<メガホンで呼びかける
No@h「ええ、ええ。客達がどうしても逃走者とコンタクト取れないなら牢獄で捕まった人らでも構わない、って感じになってます!危害は加えられないから私とレモンさんとルナ狐さんではもう......!」
そう、誘導されたお客の行方は全て牢獄に行ってました。
スバル「うわー......」
<あのトラウマの事もあるから壊れた
渡「ど、どうしましょう!」
幻徳((((;゚Д゚)))))))怖いよぉ
一海「わ、分かったからテメェは涙目で俺に抱きつくなヒゲ!」
ゆかり「ええ、ええ。しばらくは作者さん方が私達に危害が無いようにしてるから今は耐えて、って奴ですね。」
そして、残り時間
32:30、4階、牢獄エリア
沖田「え。」
信長「何があったのじゃ、コレは」
まだ混乱継続中の牢獄に2人は騒然。
ルナ狐「グ......コホ、コホッ」
<口元に血が&幾らか吐血
力を使っていたルナ狐が客の対応で早くに限界、残る甘味と柑橘の作者2人はお客達に最終手段をとっていた。
No@h「氷の、バリケードですっ」
No@hは硬い氷のバリケード、そして本命は涙目で震えながら、スタッフから借りたナイフを手首に向けているレモンドール。
レモン「アンタらさあ。作者チームの知識多少あるならウチの力は分かってるよねえ?ココでリスカして、血ィばら撒いて、後で全員どうなっても知らないよ?」
戦兎「そーだ、そーだ!」
エリザベート「作者のレモンの血を含めた体液は危険な猛毒なのよ!アンタ達、なんて事をしてんのよ責任とれー!」
順平「オレッチ達に何かあったら慰謝料払って!つか払え!」
万丈「レモン姉さんの毒に巻き込まれたらテメェらのせいだぞー!」
鬼藤「聞いた事あるわよ、彼女の事!」
蓮「彼女の病の魔法は簡単に言うと体内でウイルス生成出来る能力でー」
エヴォル「今の涙目の彼女の事考えたら感染範囲設定を空気感染にしてる可能性あり。簡単に言うとお前達、今めっちゃ危ない。」
月詠「生身の人間はもちろん、作者にも感染したら速攻で即死する強烈なウイルスらしい話よ?」
永夢「彼女の血を2、3滴この部屋の床に適当に垂らして数分で換気されてない事と密閉されてる事から一気にウイルスが蔓延して危険なバイオハザードのエリア化まっしぐらかと思います」
ネロ「サーヴァントの余達も作者レモンドールのウイルスの毒性は霊基と霊核が数分もつかどうかなのだがなあ。」
巧「......」
<えむ先生とネロとたっくん、沖田と信長の方を真剣に見る
時々、エヴォル含めて何人かは何処かをチラ見。レモンさん、提供魔法の都合とはいえ特にすいません。
黒猫&豆狸&スバル&Ga.(;ω;)
クマ(;ω;)
幻徳(;ω;)お願い、ノッブとおき太さん、はよ!早く!装置!
<無言&あざとい涙目で手招きするヒゲと熊田さんと作者達の図
そして、守られている牢獄の皆さんが手招き。2人にやるなら早めにやれとのサインか。
レモン「さあ、どうするー?ウチもNo@hさんもこういう事本当はやりたくないんだぞー!マジLOVE1000%の涙目とやる前とやった後の状況がお互いトラウマになるから嫌なだけなんだぞコラァアアアア!!」
沖田&信長「!」
31:05
>4階、ビュッフェ会場分、沖田総司、織田信長により設置確認
>残り台座、無しを確認
>同時に、隠し機能の起動開始
ミッションクリア!
PPPPP......
竜司「お、ミッションクリアだ!」
剣崎「良かった。でもあの装置をどう使うつもりだろう」
剣崎の意見はすぐにわかるぞ?
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.259 )
- 日時: 2022/08/09 13:39
- 名前: YUMA (ID: g3crbgkk)
20.ミッション4・もう、黙ってて下さい・4
夢見の薄荷の補足であります
31:00
それはすぐさま効果を発揮した。乗客は夢見の薄荷の影響で全員眠りに。
バタバタッ、バタッ
乗客達
「なんだ、眠い?」
「ふぁああ......」
「zzz......」
実況席ではとある映像を眺めていた。なお、彼らの付近には極小ダイヤの夢見の薄荷のついた指輪が。
獄卒&にゃぐわ&ねんごろ「......zzz」
キングプロテア「......もう、たべれないですぅ......zzz......」
大道&賢「zzz......」
剛三「ふがー、ぐがーっ......zzz」
京水「ぐ、ユマちゃん?聞こえてる?舐めてかかっていたわ、指輪のアレ」
<ふらふらしてる
レイカ「..."夢見の薄荷"...威力抜群でしょ、0.数カラットの小さいダイヤ型でも数秒で身体のデカいAIサーヴァントのキングプロテアでさえ眠らせるって。ある意味で"兵器"だか」
<もう一押しで寝そうな顔
夢見の薄荷は極小ダイヤのサイズの石だけでコレなだけ。どんな身体のデカい奴でも人間じゃなくても寝てしまいます。
ジョーカー「映像はココで残っていた京水とレイカが倒れた事で全員眠ってしまい、終了か」
不眠症や鬱抱えた"眠れないアル"な人もこれ1つあると0.数秒後にネムネムで、レムレムおねむでイチコロにしてしまうくらい強烈な眠りの魔力を放つ古くからの兵器である。
美鶴「それを、ミッション時の設置台の装置で魔力を増大、共振と同時に拡散させて船内全てに大放出か。」
マシュ「まさかですけど、プロテクトが効いてる逃走者さん達、潜入した作者さん達2人、城戸さんと西堀さんはこの魔力に耐性があるから無事ですが」
マシュの気付いた通り、
同刻。
ぐらり。
真墨「な......」
映士「ねむ......い!?」
菜月「さくらさん。こ、れは、いった、い......!」
ココでさくら以外のボウケンジャー5人もここで全員おねむに...
さくら「みなさん、ごめんなさい。ユマからの通告です。これ以上はボウケンジャーでは私以外の干渉は出来ないとの事。船の人々達と一緒に全てが終わるまで寝てて下さい」
蒼太「僕らがいたらややこしいって...わ、け...」
明石「さくら...!...分かっ...」
バタバタッ。
そして今は鏡の中のリュウガも......
ーぐ、真司......ミッションとあの薄荷色はこういう訳......?
真司「リュウガごめん!詳しくは後で全部話すからお前はしばらく寝ててくれ!」
ーzzz......zzz......くかー......
眠りにつく乗客達の中、契約者以外で動けるのは......
トクマ「もう、黙っててくれよ。」
ジェネ「嗚呼、これ以上関わったら乗客達も命に関わるからな。」
作者2人ととある事情で怪盗パステルとルージュのみ。
パステル(理)「しつこいぞ、ミスター」
ルージュ(鳴上)「待てよ、パステル!」
そして招かれざる客も。
セピア(伊那谷)「へえ、アンタがワンダークロックを船に横流ししたの。」
??「うん、そうだよー。ユマ君がプロテクト仕込んだな。もう駄目か。潮時か。嗚呼失礼。忙しいからまた後でねー」
悪いけど夢見の薄荷には即席ウイルスプロテクトの処置を同時に施してある。既にユマも保護下でシステムの中、しかし...
真司「西堀さん!間に合ってよかった!」
さくら「城戸さんも、でしたか」
真司とさくらが合流したその際でした。
??「あのー。手こずらせてくれたわね。」
スゥが干渉してきたのは。
また大ピンチ
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.260 )
- 日時: 2022/08/09 13:44
- 名前: YUMA (ID: V9P9JhRA)
20.ミッション4・もう、黙ってて下さい・5
ボウケンピンクのサイド&龍騎とボウケンジャー推しには申し訳ない仕様です
??「この時を待ってたヨォ?」
バチッ
さくらサイド>
黒髪で黒いリボンの赤い両目。どピンクと白リボンの派手なセーラー服の少女らしい女が私と城戸さんに手をかざした途端に、
真司「ぐがぁあああ!!」
さくら「(からだ、が、中、からっ......焼けるッ!)ーーーッ!」
全身にノイズが入り、城戸さんは頭を抱えて苦しみ、私は身体が中から焼ける感触と知らずのうちに声にならない悲鳴。コレがスゥの能力だったのか!
??=スゥ「私の能力は権利者、異端者特有の回線をハッキングして偽の情報を流したり汚染で苦しめたり出来るの。分かりにくいなら自我持ちの超危険なコンピュータウイルスそのものととらえてもらってOKよぉ?ユマ君達は通称して"権利者殺し"って読んでたかなぁ。今の様子だとユマ君と契約した子達にゃ即死したり自我の掌握は無理っぽいけど動けないレベルには出来るかぁ。」
彼女が関与した時点で戒厳令が発令されるくらい異端者としての危険レベルは高い、名前とセットで予習はしていたけれど......!
真司「思ってた以上......うう、想定外過ぎたかな......!」
さくら「あの本とおもちゃは......ただのフェイクだったか......がぁあッ!」
スゥ「ちなみに私の権利者殺しのコンピュータウイルスは応用で強化にも使えるけど今回は......視聴者のよい子のみんなには関係ないかー。アハッ☆」
おぞましい。今は異端者とはいえコイツもあの女と同じ絶対権利者だったか。メタ視点もあるとは......
ガスッ
そう考えていた際に私のお腹を容赦なく蹴り飛ばして相手のクソな女は語る。
さくら「ガ......?!」
スゥ「さくらさーん。下手に脳内で思考の垂れ流しはやめてよねぇ。メタ視点とか、ナレーションやテロップ見えるのは全ての絶対権利者の基本スキルだからー。ユマ君は見えてる、聞こえてる、分かっているけど普段は無視して黙っているだけなんだ、よッ。」
ガスッ
再度、先程よりも威力の高い蹴りを私に浴びせて壁に叩きつけるスゥ。
さくら「ガハッ!」
スゥ「あははー。もっと良い声で泣くか叫んでよお。」
ガッ
異端者の女は、私をマークしながら城戸さんの、ライダーデッキを持った右手首を踏み付ける。
真司「痛ぅ!バレたかチクショウ!」
スゥ「城戸真司、アンタに変身させる隙なんて与えない。西堀さくらと違って一度でも変身させると鏡かガラスかどっかから逃げちゃう可能性があるからねー。」
と、そこで。
ジェネ「スゥ!貴様ッ!」
トクマ「嘘、でしょ。」
スゥ「作者さん達ー。この2人にはしばらく近付かないでね、"うつる"から」
作者2人も合流、現時点での我々が受けた惨状を目の当たりに。
ジョーカー「あの女の言う通りだ、ジェネ、トクマ。アイツと城戸と西堀には近付くなよ。」
スゥ「というか君らのバックのユマ君にも丁度良いや。元々最後のミッションで出す奴は私がいじくって改変しといたよぉ。やるかやらないかは自由だけど、やらないとこの船から出られない上ー」
スゥはリモコンを取り出して、モニターを映す。
ピピッ。
さくら「は?誰かが」
ぴろろろー。ぴろろー。
ジェネ「まさか、おい。」
ぴろろろー、りろろー♪
トクマ「嘘だろ。」
るるる〜るりりろ〜♪
お嬢様(春)「......」
<本物のペシェです&目つきがおかしい?
なんと、異端者の女はペシェ嬢を敢えて起こして洗脳し、笛を吹かせ続けているのか!
真司「スゥ!お前まさか」
スゥ「大丈夫ー。"今の時点では"起きないよぉ。そうだなー。残りの時間が6:30分になったら乗客達全員起こしてドラマ班にぶち当てて大惨事にする予定ー。それが嫌なら」
"もう少しすると具体的に説明してくれる人が出てくるよー"と異端者。笛を吹いている女性の付近から現れたのは、なんとセピア。隣には怪盗とお巡りさんが縛り付けられていた!
セピア(伊那谷)「ほら、来な!聞こえますかね、逃走者の皆さん。今すぐにワンダークロックを私の元に届けて下さい。そうしないと関係ないドラマ班、でしたっけ。その人達が危ない上、いいですかー!匿名の"甘党の甘月さん"」
スゥ「おーけー」
スゥは敢えてもう1人、ミス・セピアまで起こしていたなんて。
ピピッ
シュン!×2
真司「な!?」
さくら「くっ!」
そして、私の意識はブラックアウト。
次からが逃走者にも関わってくる!
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.261 )
- 日時: 2022/08/09 13:48
- 名前: YUMA (ID: nGb.G1Wf)
20.ミッション4・もう、黙ってて下さい・6
スゥの悪意は止まらない
実況は、被害の甚大さに愕然としていた。
30:50、実況席。
ユマ「申し訳ないけど、このミッションというか通達はユマにも止められない。スゥが知らないうちに改ざんしてたなんて。」
スゥ「そんなユマ君にもお知らせー。リチから取り上げてきたノート、今すぐに読んでみてー。」
嗚呼、そういう事なら。
ユマ「主な船員や俺ら以外の乗客全てに......"自分と同じ顔の人間を見たら即座に殺す"」
スゥ「うんうん、そうだねー。当たり」
コイツ、何が目的なんだ?次々読み上げていく中、
ユマ「"異端者スゥ、異端者リチの目の前に現れて自分の能力を簡単に暴露してそのまま姿を消す"、"権利者ユマ、異端者スゥの介入には事態が1回表面化するまで全く気付かない"、コレらは成立済みやね」
スゥ「ククク......」
スゥが血相を変えたのは、次のページだった。
ユマ「昔、といってもかなり最近だね......"異端者スゥ、異端者リチに対して常に全面無防備になり致命傷を受けて力も使えなくなりそのまま捕縛"コレまだアンタへ有効やけど?」
スゥ「あ、そのページと、私がリチの前に現れた事とユマ君が介入に気付いた所はそうだね、悪影響受けてない実況席ではマシュちゃんか桐条さん、奴のノート読んでみて」
ユマが驚愕したのは、この際。
美鶴「な、コレは」
マシュ「え、ユマ先輩。落ち着いて聞いて下さいね。スゥがリチに無防備になるページの分ですが、私達だと"異端者リチ、権利者ユマに対して常に全面無防備になり致命傷を受けて力も使えなくなりそのまま捕縛"です。」
嘘だ、嘘だ!でもユマの元からの性分で真実を知らずにはいられない。
ユマ「じゃあ、スゥがリチの前に現れたのは」
美鶴「"異端者スゥ、異端者リチの目の前に現れて自分の能力を浴びせて姿を消す"だ。」
ユマの、絶対権利者の認識が元から狂ってたなんて。
ユマ「......後の事はいい、マシュ。私に介入の件の記載を言ってくれ」
マシュ「"権利者ユマ、異端者スゥの介入には事態が1回表面化するまで全く気付かない、対策をしても裏をかかれてそのまま逃げられる"、です......!」
それを聞いていたのは、狂った様に悪趣味に笑い転げるスゥ。
スゥ「あはははははははwwwwwwひーひっひひひwwwwww馬鹿だね、大馬鹿だね、神経質で人間不信のユマ君♪大昔にうつしたウイルスが何年経過してても健在だったなんてめっちゃざまあwwwwwでも、逃走中のミッションでのシステムプロテクトで治療してもスゥ様が関与した事限定で視覚の認識狂ってる程度には後遺症残ってるかあ。」
ショックはまだある。何処かに転送された仮面ライダー龍騎とボウケンピンクの声。
真司「痛え......おい、待てよ。俺と西堀、さんをどこに」
さくら「え。ここは牢獄!?」
なんと、いつの間にか縛られた契約者2人は牢獄前に転送だと!?
ルナ狐「ユマ、ざんっ、わだし、もっ、ノア、さんも、レモンドールさん、も大体聞いて、いた。見切りも今起動してて。まさかだが契約者の、真司と、さくらはっ、2人はスゥのウイルスにやられたのかっ。」
No@h「え、嘘」
レモン「早くウチらだけでも」
そ、それはいけない!女性作者3人を避難させようとするが、謎のエラーが発生した。転移出来ない!
ユマ「え、嘘やろ!?だ、駄目です、転送出来ません!」
スゥ「ここからが逃走者の皆さんへの本命ー。牢獄にいる逃走者の皆さんと、作者さん達3人の防護プロテクト限定だけど残り時間6:30になったら全員解除するシステムに改変してるんだー。多分城戸真司と西堀さくらである程度耐えてるウイルスは参加者全員と作者'sにとって致命的な毒性かな。全員助けたいなら」
嗚呼、そう。6:30までにワンダークロックを本当のセピアの元に持ってこい、って訳?
ユマ「......」
スゥ「ウチが介入してもしなくても、ユマ君の友人達全員が船から脱出する為にはコレ、実は必須なんだ。もう通達はこちらから出したよ。この私、スゥのプランに関して、やるかやらないかはそっちのご自由に。」
派手に人質をとったスゥの連絡が途切れたと共に、
PPPPP......
残りの5人の逃走者に通達が届いた。
ユマ「ジェネさんと、トクマさん。ワンダークロックはありますか?ええ、いつでも手渡し出来る様に手配して下さい。及び、ノッブと竜司君がいるなら、彼らもさくらに伝えた例のやり方を以前から知ってます。」
次回予告
21.通達5・例のやり方とセピアの秘密
>次回、ドラマは最終局面に突入。お覚悟を
以下おまけ
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57