二次創作小説(新・総合)

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ざくざくアクターズZ!(完結)
日時: 2018/10/04 17:04
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

たくっちスノー
「王さま、このZってなに?」

デーリッチ
「ほら、Zって付けるとボリュームアップ感を感じないでちか?色々と」

ローズマリー
「はいはい、それじゃあ注意に入るよ」

【王様と神のまったりものがたり】

ローズマリー
「この小説はフリーゲーム『ざくざくアクターズ』の二次創作です、時系列はエンディング後だから注意してね」

たくっちスノー
「まぁ、ネタバレは最大限防ぐけど、それでも出てくるかも」

デーリッチ
「それとこの小説は、作者が中途半端にしか妄想してないからどんな展開になるのか、どんな結末を迎えるのかは作者にも分からないでち!」

たくっちスノー
「最後に!この小説は自分がここにいる時点でお察しだけど、マガイモノが登場します!というかメイドウィンがずっと脳内に溜めてきた設定がぶちまけられます!」

ローズマリー
「言わば【メイドウィン小説入門用】の作品というわけだ、懐かしのメイドウィンキャラも登場するからこの作品でメイドウィンを深く知ってほしい」

デーリッチ
「これらが許せるなら、君もハグレ王国の一員でち!」

たくっちスノー
「それじゃあ、楽しんでみてくれよな!」

ハグレ王国、国民一覧 >>10
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『目次』
【第一章 はじまりの章】
「たくっちスノー、そしてマガイモノ編」
>>2-8
「大空戦隊バードマンVS秘密結社ヘルラージュ編」
>>9-27
「たくっちスノーの恋心編」
>>34-41
「二人ぼっちのハグレと孤独な神様編」
>>43-52
「不器用で複雑な愛情編」
>>56-59
「始まりの者編」
>>62-71
「王国で一番強くなりたい編」
>>74-83
「EPISODE『K』編(前編)」
>>86-92
「EPISODE『K』編(後編)」
>>93-102

【第二章、魔導の章】
「最高の相棒パートナー編」
>>105-109
「私があんたで、あなたは私編」
>>112-119
「魔導お兄ちゃんとギャングお姉ちゃん編」
>>120-126
「魔導界編 ~始まりの巻~」
>>129-132
「魔導界編 ~零の巻~」
>>133-135
「魔導界編 ~最強の章~」
>>140-146
「魔導界編 ~剣の巻~」
>>147-150
「魔導界編 ~戦争の巻~」
>>153-158
「魔導界編 ~崩壊・最期の巻~」
>>159-163

「魔導界編を一気見したい人向け」
>>129-163

【第三章 愛の章】
「激爽!ドッグレース編」
>>165-170
「五周年だ!水着イベントだ!色々記念編」
>>171-175
「決着!デーリッチVSたくっちスノー編」
>>176-178
「呪いの手紙とプライベート編」
>>181-183
「メイドウィンの子供編」
>>184-186
「LAST EPISODE たくっちスノーの最後のハグレ大祭り編」
>>187-192

【特別編】
「代理局長帰還。」
>>195-198

【宿屋イベント】
>>3 >>9 >>30 >>42 >>54 >>164

【SS】
フッチー「カレーってなんなんだ?」
>>202-205

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.162 )
日時: 2017/11/20 08:50
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

Miruraさん

たくっちスノー
「...そうなるね」

松山
「ああ、他作者のコメントでも見なくなるな」

たくっちスノー
「あいつは、かつての友達と同じところへと行ってしまった、自分を遺して...」

松山
「やめろ、勝ち逃げされたみたいで気分悪くナンだろうが」


ロストメイドウィン
「五年間...嘘だらけとはいえよくやったよ、あいつも」


コメント感謝だよ

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.163 )
日時: 2017/11/20 11:14
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 4mrTcNGz)

あの戦いから三日後....

ほとぼりが覚め、いつもの平和が戻ってきたハグレ王国。

デーリッチ
「今日はプリン五個も付いてたでち!」

たくっちスノー
「お前五個もあるなら自分に寄越せや!」

デーリッチ
「たくっちスノーだって四個貰ってるでち!」

たくっちスノー
「なんで自分は一個少ないんだよちくしょう!!」

松山
「ぴ~げらげら、無様だなぁたくっちスノー?」

デーリッチ
「げっ、松山さん....」

松山
「戦争が終わってまだ三日後だっていうのに呑気なこったよ」

たくっちスノー
「松山...あいつがいないからもう世界流しは無いだろ?帰ってもいいんやで?」

松山
「組長を付けろ組長を!...それなんだけどな、当分帰れねぇわ俺。」

デーリッチ
「え?どうして?」

松山
「メイドウィン...局長が死んだもんだから時空監理局が揉めに揉めててな、時空を跨ぐ渦を全部閉じちまった」

たくっちスノー
「え、じゃあ当分ニコニコワールドには行けないのか....」

.....

~会議室~

ZERO
【ソウイウ理由デ帰レナイカラ シバラク王国ニ世話ニナルゾ】

M
「すまないなローズマリー、過去のお前に世話になるなんて」

ローズマリー
「別に構いませんけど...そういえばMさん」

M
「どうした?」

ローズマリー
「未来から来たと言っていましたが...一体どれくらい先から?」

M
「まぁ、未来とは言っても八ヶ月くらいだな」

ローズマリー
「け、結構最近ですね...」

ZERO
【シカシMヨ 我々ハコノ世界デ何ヲスレバイインダ】

M
「デーリッチは私が何をすれば良いか聞いたとき、友達を作れと言っていた、まずはそこから始めてみるのもいいかもしれない」

ZERO
【友...カ 悪クナイ】

ハピコ
「おーいZERO!あんたの超合金飛ぶように売れてるよ!もっと商品作って!」

ZERO
【アア 今行ク】

兜甲児ヨ 見テイルカ

私ハ今 トテモ幸セダ

......

~公園~

ヘレン
「はぁ...どうすっかなぁこの後、世界が無くなっちゃったからおかげで無職か。」

ヅッチー(マフィ)
「うちの用心棒にでもなるか?」

ヘレン
「いや、いい...魔法、使えなくなっちゃったしな....剣だけじゃ物足りないでしょ」

ヅッチー(マフィ)
「そうかよ...そいつは残念」

ヘレン
「...そういやルミナ見てない?」

ヅッチー(マフィ)
「ああ、ルミナは...」

ヅッチー
「ほらー!こっちだ、捕まえてみろー!」

ルミナ
「まってー」

ヅッチー(マフィ)
「あの調子さ」

ヘレン
「...楽しそうだな、あいつ。」

ヅッチー(マフィ)
「ああ、そうだな....」


ヘレン
「....メイドウィンは死んだ、しかし、ひっかかる事が1つだけある。」

ヅッチー(マフィ)
「どうした?」


ヘレン
「マテリアで俺たちを作り出すことが出来たのなら...俺たちのご先祖様だった人、黒影剣さんのマテリア・ヒューマンも作れたはずなのに、何故あいつはそれをやらなかったんだろう」

ヅッチー(マフィ)
「さあな...それはもう、誰にも分からねぇよ」


ヘレン
「...でもまぁ、ルミナが無事なら今はもうどうでもいいか!」

ヅッチー(マフィ)
「そうだな、それがいい!」

ベル
「おーい二人とも!一緒に缶けりやらない?」

ヅッチー
「おーやるやる!ルミナもやるか?」

ルミナ
「...うん!」

ヘレン
「あ、待ってくれ!俺も混ぜてくれよ」

ヅッチー
「おーいいよ!」

ヅッチー(マフィ)
「...ま、確かに今が楽しいならそれでいいか。」

めーどいん めーどいん

もうあえないけど だいじょうぶ

だって ボクには こんなにトモダチがいるから

ちゃんと あいしてくれるから

.....

~帝都~

何も書いてない墓標に、マガイモノ四人は手を合わせる

Sonic.exe
「安らかに眠れ、メイだった者」

野獣先輩
「そして出来れば二度と出てくるな」

K
「......」

たくっちスノー
「黒影...」

たくっちスノーは持ってきた包丁を墓標に突っ込む

たくっちスノー
「悪く思うなよ黒影...包丁は使い方次第で凶器になるんだろ?」

たくっちスノー
「凶器としての使い道が間違いであると思っていないお前にはお似合いの墓標だよ...」

たくっちスノー
「じゃあな」


たくっちスノーは帝都にある墓場の帰り道、シノブとエステルにすれ違う。

エステル
「ああ、たくっちスノー、あんたも来てたんだ」

たくっちスノー
「おう、あんたらは誰の?」

シノブ
「私はお父さんに」

エステル
「私は...ほら、あんたも会ったでしょ?マクスウェルのよ。」

たくっちスノー
「あ、そういやマクスウェルってこの世界じゃ死者だったな...」

シノブ
「時空監理局、色々大変な事になっていると聞きましたが」

たくっちスノー
「ああそうさ、本元である黒影が死んで、メイドウィンの規律まで無くなっちゃったから」

エステル
「へ?」

たくっちスノー
「ほら、指定された食事だとかそういうの」

シノブ
「なるほど...」

たくっちスノー
「つーわけで自分もハグレの仲間入りだ、今まで以上に世話になる」

エステル
「はいはい....」

....

ルイージ
「当分帰れないんだって」

ミルラ
「そうですか...」

ルルミー
「構いませんよ、ここに長く居られるなら」

ルイージ
「まぁ、確かにここは退屈しないけどさ...」


メイドウィンは死んだ 新しい時代が始まった。

何かが大きく色々変わったが、これだけは分かる。


皆 幸せだった


たくっちスノー
「これにて魔導の章は完!」


たくっちスノー
「...は!?短すぎる!?分かった、分かったよ!じゃあ特別に見せてやるよ!」


たくっちスノー
「次回作の予告編をなぁ!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

別世界...

魔界、天界、物質界 RTP界その他諸々。


時空にはあらゆる世界がある

ある日、突然誰も知らない謎の世界を、主人公は感知する。

その世界は...裏世界アナザーワールド

もう一つの、作品世界


表世界オリジンワールド裏世界アナザーワールドを巡る 大きな冒険


『ドラえもん~!!』

「ドラえもんッ!!」


【のび太戦記ACE アナザールート】

目の前にいるのは...全く違う僕自身

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「どうよ!!これで満足してくれや畜生!!」

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.164 )
日時: 2017/11/20 16:39
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【宿屋イベント】
「竜の喫茶店」

ローズマリー
「え?喫茶店?」

ヅッチー(マフィ)
「ああ...」

マフィアヅッチーは新規店の提案をローズマリーと話していた

ヅッチー(マフィ)
「この王国にも そういうお洒落な店が必要だと思ってな」

ローズマリー
「それは構いませんが...まさか、マフィアの貴方がそういう店をやりたいなんて言い出すなんて」

ヅッチー(マフィ)
「あ、ああ?...悪いかよ、俺だってな、女なんだよ...そういう店やりたいとか..ちょっと思ったりしてたんだよ」

ローズマリー
「まあ、資金は用意してくれましたしよしとしましょう、それで喫茶店のメニューは?」

ヅッチー(マフィ)
「そうだな...」

K
「ローズマリー参謀、店を作りたいのだが....」

ローズマリー
「すいません、先にフッチーさんのを済ませてからで良いですか?」

K
「え?フッチーが...?密輸でもするの?」

ヅッチー(マフィ)
「てめぇぶっ飛ばすぞ...喫茶店だよ、喫茶店!」

K
「え、喫茶店...?実は私も喫茶店やろうと思ってここに来たんだけど」

ヅッチー(マフィ)
「え、マジ?」

ローズマリー
「そうなんですか?」

K
「はい、突然やりたくなって...」

ローズマリー
「それなら二人で共同でやってみませんか?」

ヅッチー(マフィ)
「...まぁ、いいか、お前もいいよな?K」

K
「ええ。」

そして...Kとフッチーの喫茶店が始まろうとしたのだが



ヅッチー(マフィ)
「お帰りなさいませご主人様...」

K
「うん、いいかも!」

ヅッチー(マフィ)
「いいわけねぇだろ!!!」

どういう訳か、マフィアヅッチーはメイド服を着せられていた

ヅッチー(マフィ)
「テメェのやりたかった喫茶店って、メイド喫茶の事かよ!!」

K
「うん、なんか魔導戦争の時ふと原作の記憶が浮かんできて、あーメイド見たくなったなぁって」

ヅッチー(マフィ)
「くだらねぇ!メイドウィン見てメイド喫茶やりたいとかすげぇくだらねぇギャグだよ!」

K
「そういうワケでメイドになってくれ」

ヅッチー(マフィ)
「ふざけんな、恥ずかしいだろうが!こんなの見られたらお嫁に行けなくなるだろ!」

ヅッチー
「フッチー、なにその格好」

たくっちスノー
「おっすお前ら」

ヅッチー(マフィ)
「うわっ、ヅッチー!!」

ヅッチーとたくっちスノーがメイド喫茶の見学にやって来ていた

K
「メイド服だ、ヅッチーも着てみる?」

ヅッチー
「え、いいのか?」

ヅッチー(マフィ)
「やめろ!!プリシラがまた気絶するだろ!!」

たくっちスノー
「K、ドラゴンでメイドって...もうお前元ネタ隠すつもりないんだね」

K
「ふと急に思い浮かんじゃってね」

ヅッチー(マフィ)
「と、とにかく俺はメイドなんてやらないからな!俺は料理人になる!」

K
「え、私も料理人なんだけど...困ったなぁ、じゃあ誰がメイドさんになろう」

たくっちスノー
「この王国、女が多いし当番式でメイドさんになればいいんだよ」

K
「なるほど!」

ヅッチー(マフィ)
「なるほどじゃねぇ!!」

....

デーリッチ
「それで皆メイド服を着ることになったんでちね」

ローズマリー
「私、こういうのはちょっと...」

エステル
「なんで私達まで....」

かなちゃん
「私はエステルさんやマリーさんのメイド姿が見られるなら満足です」

たくっちスノー
「自分はかなちゃん様のメイド姿を見られて満足です」

メニャーニャ
「なんで貴方までメイド姿なんですか」

ベル
「うう...僕は男なのに...」

ジュリア
「こういう格好も悪くないな」

ミルラ
「私達でも出来る仕事があると言って来てみれば、メイドって...」

ウズシオーネ
「私、他にも色々やってますけどウェイトレスは初めてですねー」

こたつドラゴン
「なんかこういう格好になるアニメちょっと前にやってたよねー」

Sonic.exe
「どうだK」

K
「こドラさんのメイド姿が一番そそるかな」

ヅッチー(マフィ)
「お前の好みで決めんじゃねぇ!!」

野獣先輩
「フッチーのメイド服写真を送ったらギャング全員からいいねされたゾ」

ヅッチー(マフィ)
「テ メ ェ マ ジ で ド ラ ム 缶 に
入 れ る ぞ ? 」

松山
「それヤクザじゃねーか」

プリシラ
「ヅッチーのメイド服...うっ」チーン

ティーティー
「というか、よく大明神やわしのサイズのメイド服があったな」

ルルミー
「ヘルさんの特注みたいです」

ヘルラージュ
「うちは服屋ではなく人造人間工房っていつも言ってるのに...」

イリス
「HEY!この衣装でバカな野郎共からマネーをたっぷりぶんどってやりマース」

ゼニヤッタ
「国王様の専属メイドになら何時でも...」


ニワカマッスル
「こ、これは...中々見られない光景だな」

アルフレッド
「う、うん...そうだね...」

ジーナ
「なぁアルフレッド、何鼻の下伸ばしてるんだい?」

アルフレッド
「姉さん!?べ、別に伸ばしてないよ!」

ハピコ
「おいおいマッスル、折角ここまでサービスしてやってるのに何とも思わないのかい?」

ニワカマッスル
「ああ...なんか金をぶんどる事に特化した衣装だなぁって」

ハピコ
「おい」

M
「ああいう文化はよく分からない、あの姿に何の意味があるんだ?」

ルイージ
「えっと...安らぎの効果かなぁ」

M
「リフレッシュ効果か?それなら何故普通の男が着てはならないのだ」

メニャーニャ
「貴方、もし田所さんがメイド服着たらどうなるか分かってるんですか?逆効果ですよ」

クラマ
「おえっ...想像してしまった..」

ZERO
【ソウイエバ メイドト言エバ 『さくら☆零号機』トイウ メイドロボットガ何処カニ存在スルラシイ】

たくっちスノー
「ロボメイドってレベル高いな...」

K
「よし!イケる!これならこの喫茶店は繁盛するぞ!」

ヅッチー(マフィ)
「俺もうアンダーマフィアの世界に帰れない....」

かなちゃん
「心配ありませんよ、元々表を歩けない仕事してるんですから」

ヅッチー(マフィ)
「フォローになってねぇよっ!!...ぐすっ」

かくしててんやわんやで始まったハグレメイド喫茶

この喫茶がどのように転ぶか...それはまた別の話

END

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.165 )
日時: 2017/11/21 09:59
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: SEvijNFF)


いつもの日常...たくっちスノーが、デーリッチの元に手紙を置く

たくっちスノー
「王様、なんかチケット届いてるぞ」

デーリッチ
「へ?チケット?」

たくっちスノー
「...えーっと、ドッグレースがどうのこうのだってさ」

ミルラ
「ドッグレース...?」

ローズマリー
「犬に乗ってレースする競技さ」

ZERO
【マルデ競馬ダナ】

松山
「競犬ってか?そんなのにお呼びが掛かるなんて王様ってのはすげぇなぁ」

デーリッチ
「ありがとう、参加するって書いておいてほしいでち」

Sonic.exe
「...何、デーリッチも選手なのか?」

ルルミー
「ハグレ王国って犬居ましたっけ?」

ルイージ
「マーロウ親子とか?」

松山
「バーロー、アレはオオカミだ」

デーリッチ
「ベロベロスっていうデーリッチ自慢のペットがいるでち、おいでーベロベロスー」

ベロベロス
「わん!」

デーリッチが合図を送ると、デーリッチのペットである小型のケルベロスが飛び付いてくる

松山
「ちっちゃwwwwwww」

たくっちスノー
「王様、こいつでレースする気か?」

ローズマリー
「ベロベロスを侮ってはいけないよ」

デーリッチ
「ベロベロスは体は小さいけど数々のレースで一位をぶっちぎってきた名犬なんでち!」

ベロベロス
「わん!」

ミルラ
「へぇ...本当かどうか分からないですが、スゴいですね」

たくっちスノー
「このチケットはいわゆる挑戦状って奴かねぇ」

ローズマリー
「この大会はアルタイル杯...おお、帝都で大きい方の大会だね、優勝したら賞金は120万G」

たくっちスノー
「120万G!?」

松山
「すげぇ.....!!」

ルイージ
「大会の日はいつなんだ?」

デーリッチ
「一週間後みたいでち」

松山
「へぇ」

たくっちスノー
「あと」

ルイージ
「一週間もあるのか」

ミルラ
「....もしかして貴方達も?」

ローズマリー
「やめておいた方がいいよ、ベロベロスだって過酷なトレーニングを何ヵ月も行って...」

たくっちスノー
「こんなちっちゃいワンコが大会で一位になれるなら自分がやれば世界一ィィィ!!も夢じゃないし!!」

松山
「120万!!120万!!」

ルイージ
「僕は賞金には興味ないけど、ちょっとやってみたいかなって思ってる」

ミルラ
「流石にやめておいたほうが...」

ルルミー
「止めても無駄ですよ...」

かくして、アルタイル杯に向けて、四人のドッグレーサー達のトレーニングが始まった!

.....

まずたくっちスノー達は帝都のペットショップで犬を探すところから始まった

松山
「まずは犬を選ぶか」

たくっちスノー
「粋の良い犬っころはどこだ~?」

ルイージ
「...流石に僕らが乗れるサイズの犬は売ってないような」

デーリッチ
「なんか凄い本格的でち...」

Sonic.exe
「あいつら本気かよ...」

ザクロ
(召喚すれば良いのに)

松山
「あ!ドッグレース用大型犬だってよ!!」

たくっちスノー
「幾らだ?....3万!?犬で!?」

ルイージ
「重い出費だけど...まぁ、スポーツ用だからね」

たくっちスノー
「ぐぬぬ...でも優勝すれは120万だ、これくらい....」

ルイージ
「必ず優勝出来るとは限らないよ、僕ら以外にもライバルは沢山いるし、何よりデーリッチがいるからね」

松山
「るっせー!!俺の犬が一番になるんだ!!」

たくっちスノー
「ちげーし自分のだし!!」

ザクロ
「ルイージは一番目指さなくて良いの?」

ルイージ
「うん、まだ出場出来るかも分からないからね」


たくっちスノー 松山
「「勝つのは俺(自分)だ!!!」」

デーリッチ
「...ベロベロス、もうそろそろご飯の時間だから帰ろうでち」

ベロベロス
「くぅーん....」

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.166 )
日時: 2017/11/21 13:00
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: SEvijNFF)

ルイージとザクロはハグレ王国のトレーニング場で走る黒い競争犬を見ながら話していた

ルイージ
「まずは名前を付けないとなぁ...」

ザクロ
「ポチとかペロで良いんじゃないの?」

ルイージ
「普通の犬ならそれで良いけど、今回はドッグレースだからね、競馬みたいにカッコよくて覚えやすい名前じゃないと」

ザクロ
「例えば?」

ルイージ
「『ディープインパクト』とか『キングカメハメハ』だね」

競争犬
「くぅーん...」

ザクロ
「それなら、シュバルツサンダーとかどう?」

ルイージ
「黒い雷かぁ...うん、良いかも、毛が黒いし。」

シュバルツサンダー
「ワン!」

ルイージ
「おいでシュバルツ、そろそろご飯にしよう」

シュバルツサンダー
「ワンワン!」

ザクロ
「競争犬ってドッグフードで良いのかな?」

ルイージ
「どうだろう?」

...

松山
「さぁ行けぇ!!ドメスティックブラッドォ!!」

一方松山は

Dブラッド
「....」ハァハァ

松山
「チッ、こいつなんかおとなしいしノロいし使えねぇな...これじゃ名前負けだ」

松山
「しょうがねぇ、寄生体オレの力を使うか」

松山は競争犬用のドッグフードに...そっとノミほどの寄生体を忍ばせた

松山
「さぁ、これでお前は最強の競争犬となる!骨を喰らえ!!弱者を踏みにじれ!!ハーーーーハハハハハハ!!」

Dブラッド
「......」

.....

そして、たくっちスノーは....

たくっちスノー
「いけー!グレートカイザー!」

グレートカイザー
「ワオオオン!」

ZERO
【グレート 嫌イナ単語ダ】

ローズマリー
「もうちょっといい名前なかったのか」

たくっちスノー
「るっさい!」

グレートカイザーは他二人の犬と比べ、図体が大きく馬力が強かった

たくっちスノー
「よし!この大きさなら誰にも抜かれないから順位をキープ出来るぞ!」

ミルラ
「それでもなんだか足が遅いような気も」

たくっちスノー
「良いの!そこは努力でカバーするから!」

デーリッチ
「あと六日でカバー出来るんでちか...?」

たくっちスノー
「ああ~出来るとも!偉大なるマガイモノの王をナメるなよ!」

....

そして、三人と三匹はトレーニングを続けた!

ルイージ
「出場する予定の犬をリストにしてまとめてみた」

シュバルツサンダー
「ワン!」

デーリッチ
「ほえ~、結構いるでち」

ルイージ
「今強いと言われているのは加速が強い【カットビニンジャ】と、最後に一気に追い上げる【マイティボンバー】だね」

ザクロ
「この二匹に要注意ってワケね!」

ルイージ
「それだけじゃない、デーリッチの【ベロベロス】はこの大会でも優勝候補として挙げられている、中々手強そうな大会だ...僕らも頑張ろう、シュバルツサンダー!」

シュバルツサンダー
「ワン!」

ザクロ
「シュバルツサンダーは今めきめきと成長しているのよ!」

シュバルツサンダー
「ワオーン!」

デーリッチ
「お、おお!これはいいライバルになりそうでち、こっちも気を引きめていくでちよベロベロス!」

ベロベロス
「ワン!ワン!」

....


Dブラッド
「ウウウ....」

松山
「寄生体飯をブチこみ続け早三日、今だ進展ナシか....」

Dブラッド
「ウウウウ....」

松山
「多少足が早くはなったが...まだだ、まだ足りねぇ」

松山
「テメェの力はそんなもんじゃねぇはずだ、寄生体飯とトレーニング二倍!」

....

たくっちスノー
「うおおおお!!!お前が止まらねぇ限り!その先に自分はいるぞ!」

グレートカイザー
「ウオオオオオ!!」ドドドド

たくっちスノー
「だからよ!!」

グレートカイザー
「ウオオオオオ!!」



たくっちスノー
「止まるんじゃねえぞ....」

時には軽い大会にも参加した

【町内ドッグレース大会、一位になったのはルイージ選手とシュバルツサンダー選手です!】

ルイージ
「やったよシュバルツサンダー!この調子だ!」

シュバルツサンダー
「ワフーン!」

松山
「グヌヌヌ....五倍だ五倍!」


Dブラッド
「.....」(ギラリ)


そしてレース当日。

ハグレ王国一行はデーリッチとベロベロスの活躍を見るためにアルタイル杯の観客席に座っていた

ヅッチー
「頑張れよ!ベロベロスー!相棒ー!」

ザクロ
「シュバルツサンダー!頑張ってよー!」

ミルラ
「いよいよ始まるんですね...」

K
「えーと出場犬のリストは...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
出場犬

1番【デーリッチ&ベロベロス】 (ハグレ王国)
2番【ツクシマル&カットビニンジャ】(ユズ村)
3番【ダイナ&マイティボンバー】(帝都)
4番【リリア&スノービーナス】(サムサ村)
5番【那雄宏&ドメスティックブラッド】(国籍不詳)
6番【ルイージ&シュバルツサンダー】(国籍不詳)
7番【ナッツ&クラウンチェリー二世】(ユノッグ村)
8番【デクノボー&ウドノタイボク】(ユノッグ村)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ハピコ
「この勝負、誰が勝つと思う?」

Sonic.exe
「俺はカットビニンジャだ、直線で勝負を決める事を祈る」

野獣先輩
「俺はやっぱシュバルツサンダーっすかねぇ、ドッグレース界のダークホースならぬダークドッグと噂されているし、あいつもよくトレーニングしたからきっとやってくれるっすよ」

ニワカマッスル
「やっぱ俺たち的にはベロベロスに勝ってもらいたいけど...シュバルツサンダーも頑張ってたし、この勝負、面白くなりそうだな」

ベル
「....あれ?そういえばたくっちスノーさんのグレートカイザーは?」

ZERO
【ソレナンダガ...】

ZEROが指差した方向には、グレートカイザーの遺影を握りしめながら泣き叫ぶたくっちスノーの姿があった

エステル
「ええええ!?グレートカイザー死んだの!?」

メニャーニャ
「元々寿命の短い犬種だったらしいです」

たくっちスノー
「ふざけんなあああああ!!せめてレースさせてやれよおおおおお!!」


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