二次創作小説(新・総合)

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ざくざくアクターズZ!(完結)
日時: 2018/10/04 17:04
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

たくっちスノー
「王さま、このZってなに?」

デーリッチ
「ほら、Zって付けるとボリュームアップ感を感じないでちか?色々と」

ローズマリー
「はいはい、それじゃあ注意に入るよ」

【王様と神のまったりものがたり】

ローズマリー
「この小説はフリーゲーム『ざくざくアクターズ』の二次創作です、時系列はエンディング後だから注意してね」

たくっちスノー
「まぁ、ネタバレは最大限防ぐけど、それでも出てくるかも」

デーリッチ
「それとこの小説は、作者が中途半端にしか妄想してないからどんな展開になるのか、どんな結末を迎えるのかは作者にも分からないでち!」

たくっちスノー
「最後に!この小説は自分がここにいる時点でお察しだけど、マガイモノが登場します!というかメイドウィンがずっと脳内に溜めてきた設定がぶちまけられます!」

ローズマリー
「言わば【メイドウィン小説入門用】の作品というわけだ、懐かしのメイドウィンキャラも登場するからこの作品でメイドウィンを深く知ってほしい」

デーリッチ
「これらが許せるなら、君もハグレ王国の一員でち!」

たくっちスノー
「それじゃあ、楽しんでみてくれよな!」

ハグレ王国、国民一覧 >>10
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『目次』
【第一章 はじまりの章】
「たくっちスノー、そしてマガイモノ編」
>>2-8
「大空戦隊バードマンVS秘密結社ヘルラージュ編」
>>9-27
「たくっちスノーの恋心編」
>>34-41
「二人ぼっちのハグレと孤独な神様編」
>>43-52
「不器用で複雑な愛情編」
>>56-59
「始まりの者編」
>>62-71
「王国で一番強くなりたい編」
>>74-83
「EPISODE『K』編(前編)」
>>86-92
「EPISODE『K』編(後編)」
>>93-102

【第二章、魔導の章】
「最高の相棒パートナー編」
>>105-109
「私があんたで、あなたは私編」
>>112-119
「魔導お兄ちゃんとギャングお姉ちゃん編」
>>120-126
「魔導界編 ~始まりの巻~」
>>129-132
「魔導界編 ~零の巻~」
>>133-135
「魔導界編 ~最強の章~」
>>140-146
「魔導界編 ~剣の巻~」
>>147-150
「魔導界編 ~戦争の巻~」
>>153-158
「魔導界編 ~崩壊・最期の巻~」
>>159-163

「魔導界編を一気見したい人向け」
>>129-163

【第三章 愛の章】
「激爽!ドッグレース編」
>>165-170
「五周年だ!水着イベントだ!色々記念編」
>>171-175
「決着!デーリッチVSたくっちスノー編」
>>176-178
「呪いの手紙とプライベート編」
>>181-183
「メイドウィンの子供編」
>>184-186
「LAST EPISODE たくっちスノーの最後のハグレ大祭り編」
>>187-192

【特別編】
「代理局長帰還。」
>>195-198

【宿屋イベント】
>>3 >>9 >>30 >>42 >>54 >>164

【SS】
フッチー「カレーってなんなんだ?」
>>202-205

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.192 )
日時: 2017/11/26 23:31
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)



ローズマリー
「頑張れデーリッチ!」

デーリッチ
「うおおおおお!」ガシッドスッ

たくっちスノー
「単純な体術なら少し大人の自分が上だ!」

Sonic.exe
「お前、普段永遠の子供とか言ってたくせに...」

たくっちスノー
「中身は子供のままだから対して問題ないだろ今のは!?」

デーリッチ
「隙あり!」ゴスッ

たくっちスノー
「だから腹はやめろって!!」

たくっちスノー
「いいか王さま!!殴りながらで申し訳ないが、最後にあんたに伝えたいことが二つほどある!!」ベキベキベキ

デーリッチ
「な...なんでちか!?言い終える前にダウン取られないように気を付けるでちよ!」ベシベシ!

たくっちスノー
「そちらもなぁ!!まずひとーつ!!デーリナ・イスタールゥ!!」

デーリナ
「えっ!?」

たくっちスノー
「あんたは自分をデーリッチの母であり、メイドウィンだ!!」

デーリナ
「えっ!?」

デーリッチ
「えっ...」

(ざわっ....)


デーリッチ
「お母さん....?」

デーリナ
「....私は」

たくっちスノー
「が、実はそれは違ーう!!」マワシゲリ

デーリッチ
「おっふぉ!?」

デーリナ
「デーリッチ!」


たくっちスノー
「デーリナ・メイドウィン・イスタール!!あんたはメイドウィンではない!!ていうかデーリッチの母親設定も本物ではない!!」

たくっちスノー
「あんたはいわゆる!オリキャラが作れないから、そのキャラの設定を流用したと言い張り開き直る存在....」




たくっちスノー
「つまり、デーリッチの『マガイモノ』だ!!」

デーリナ
「えっ!?」

デーリッチ
「えええっ!?」

たくっちスノー
「召喚士パンドラ?イスタールはE?父親の意味を知らない?」


たくっちスノー
「んな事どうでもいいんだよ!」

たくっちスノー
「ただ1つ言えるのは、ロストメイドウィンには設定を掘り下げる力は無いんだからんなことは気にすんなってわけだ!!」ジャブブロー


デーリッチ
「ぐおおお!」

たくっちスノー
「それになァ!!イスタール!!自虐でもあるが、回りの人間に死にたいとか言って回る奴!!こういうネット掲示板で死にますとか書くような人間が自分は大・DIE・大嫌いだ!」

たくっちスノー
「本当に死にたい奴はなぁ!!誰にも何も伝えずに、ひっそりと消えるんだよ!!要するにあんたのは構ってちゃんと同じだ!!」ヒャクレツケン

たくっちスノー
「死にたいんだったら」

たくっちスノー
「何も言わずに」


たくっちスノー
「勝手に一人で死ねや!!」ショウリュウケン

デーリッチ
「ぐっほあああああ!」

ローズマリー
「デーリッチ!」

デーリッチ
「い、いてて...たくっちスノー、お母さんに対するストレスをこっちにぶつけるのはやめてほしいでち。」

たくっちスノー
「はい、で、どうなのイスタール?本当は生きたいんだろ?」

デーリナ
「どうなんだろ~?メイドウィンじゃないなら生きる意味も死ぬ意味も分からないなぁ、それにデーリッチの母親でも無いんでしょ?」

たくっちスノー
「まぁ、マガイモノだからなぁ...義理の親子でいいなら王である自分が認めるけど」

デーリナ
「やったー!」


たくっちスノー
「さて...round 2!!」ドゴォ

デーリッチ
「うげぇっ!」

たくっちスノー
「さっきの腹パンの仕返しだゴルァ!!」

Sonic.exe
「わりとガチでやりあってるな....」

たくっちスノー
「二番目!!王さまよ!偉大なるハグレの王よ!!」トビゲリ

デーリッチ
「そおい!」タイキック

たくっちスノー
「ヘブッ 自分は!王として、人としてあんたに憧れるようになった!!」ズツキ

デーリッチ
「ウグエッ それがどうしたでち!?」

たくっちスノー
「あんたは一人...いや、たった二人でこんな大国を築き上げた!!だから自分はあんたにならって国を作ることをここに宣言する!!」アシバライ

デーリッチ
「うおっ...それは別に結構でちが、どんな国を作るかは決めてるんでちか!?」

たくっちスノー
「当たり前だろ!!その名は!!」

デーリッチ
「その名は!?」

たくっちスノー
「『マガイモノ王国』!!自分は、本物のマガイモノの皇となるつもりなの...さっ!!」トビヒザ

デーリッチ
「ぐえええええ!」

たくっちスノーとデーリッチの激闘の末に、デーリッチが膝を付く

たくっちスノー
「へへっ、ようやくあんたに勝てたぜ、王さま。」

デーリッチ
「さっきの不意討ちが効いたでち...」

デーリナ
「大丈夫デーリッチ!?今どうにか治療をー!!」

デーリッチ
「だ、大丈夫でちお母さん、治療魔法があるから...」

たくっちスノー
「聞けお前ら!!自分はやるぞ!!デーリッチがやってきたことを、自分もやってみせるぞ!」

Sonic.exe
「どうする田所?」

野獣先輩
「ま...時空犯罪するよりはよっぽど良いでしょ、それに..マガイモノの国か、なんかワクワクしないっすか?」

Sonic.exe
「....なるほど、興味深い。」

たくっちスノー
「では諸君!!」

Sonic.exe
「これにて!」

野獣先輩
「いわゆる!!」


マガイモノ三人組
「「「サラダバー!!!」」」

マガイモノ三人組は決めポーズ後、空高く飛んでいった....


デーリッチ
「....ふぅ、本当になんでもありでちねぇ、あの人は。」


『それでも、デーリッチには分かるでち、今のたくっちスノーなら成し遂げられる』


『ハグレ王国に負けないくらいデッカイ王国、マガイモノ王国を作ることが出来るって!!』



その後、たくっちスノー達はざくアクワールドから姿を消したが、ある日手紙が届いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【拝啓 ハグレ王国へ】

悪いね、急にいなくなったりして、時空を飛び回るとなると忙しくてねぇ、黒影の気持ちが分かる気がしてきた

ああそうそう、ミルラ氏達の事だけど....

ミルラ氏達は、自分の権限で旅行時間を伸ばしておきました、だってガイドですから!

それで、マガイモノ王国だけど、現在はまだぼちぼちといったところでんな。

国民は自分とexe、あと田所だけ。

え、イスタール?いやいや、親子水入らずで結構でしょうがよ!

ああそうそう!時空監理局だけど、なんか黒影の大量の罪状が明らかになって、終身刑になるところが相殺されて咎め無しになったの!

それどころか...いや、これはまだイイか!

デーリッチ!お前は長生きしろよ!死ぬなら寿命で死ねよ!あと、国民を大事にしろ!

じゃあ、マガイモノ王国が立派になったら、また手紙送るからな!待ってろよ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

差出人はこう書かれていた

『マガイモノ王国国王』


『及び、時空監理局新局長、たくっちスノー様より!』


...黒影、見ているか?

僕は君程仕事は出来ないけど、仮にも君が時空を守るため作り上げた組織だ。


もっとマシな奴が来たらこの椅子を譲るけどさ...しばらくは頑張るからな、黒影......


ーーーー

【CAST】
「登場人物」
『ざくざくアクターズ』
デーリッチ・イスタール
ローズマリー
ベロベロス
ハピコ
ニワカマッスル
ジーナ
サイキッカーヤエ
雪乃
ハオ
ティーティー
アルフレッド
エステル
シノブ
メニャーニャ
ヅッチー
プリシラ
かなづち大名神
ジュリア
ブリキット
ベル
マーロウ
クウェウリ
ウズシオーネ
サルバトール・ジャッコメディ・ポッコ
こたつドラゴン
ゼニヤッタ
ヘルラージュ
ミアラージュ
地竜ちゃん
ドリントル
柚葉
イリス
ヴォルケッタ
クラマ
M(????)
キャサリン

『マガイモノ』
たくっちスノー
Sonic.exe
野獣先輩
松山那雄宏
K
寄生体番号M-G3
デーリナ・メイドウィン・イスタール

『真マジンガーZERO』
マジンガーZERO/ガイザール・メイドウィン・魔神皇

『help-END』
Mafia ヅッチー

『オリジナル』
ルイージ
ザクロ
ミルラ
ルルミー
大空戦隊バードマン
シャドー・メイドウィン・黒影
シャドー・ルミナ・黒影
シャドー・ヘレン・黒影
ルミナの娘
黒影剣
戦国鉄人ダイセンゴク等、『魔神Zの可能性』
シュバルツサンダー
ドメスティックブラッド
グレートカイザー
ツクシマル&カットビニンジャ
ダイナ&マイティボンバー
リーン・メイドウィン・緑風

『????』
黒髪の医者
緑髪の少女

「元ネタ」
『はむすた』様より【ざくざくアクターズ】

「スペシャルサンクス」
ルイージ様
Mirura@様
ルルミー様
トクマ様
これを見ている貴方

「作者」
ロストメイドウィン

....
時空監理局にて。

かなちゃん
「おーい局長、大事件ですよ大事件、すぐに向かってください!」

たくっちスノー
「了解、すぐに向かう!」



....ありがとう、小さな王さま


『ざくざくアクターズZ』
【END】

Re: ざくざくアクターズZ!(完結) ( No.193 )
日時: 2017/11/26 23:42
名前: mirura@ (ID: TaIXzkpU)

うおおおおおおおようやく完結ですかあああ!
おめでとうございます!

オチが感動しましたよ!
良いじゃないですか!私のより10000倍いいですよ!

・・・・・・楽しかったです。
完結、おめでとうございます!

次回作も頑張って下さい!
では!

Re: ざくざくアクターズZ!(完結) ( No.194 )
日時: 2017/11/26 23:55
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【あとがき】

ロストメイドウィン
「どうも、本編に出る予定だったはずがそのまま出番失った作者代理のロストメイドウィンだ」

ロストメイドウィン
「なんと頑張った結果連続で完結を達成できた、応援ありがとう」

ロストメイドウィン
「今回もこぼれ話や裏事情、後、最初に妄想してた頃のエピソード、いわば初期案の話でもするか」

ロストメイドウィン
「今回は前作スマブラ戦記と違い、ずっと前から書きたかった作品だ、中身は別物になったがな」

ロストメイドウィン
「予定のまま登場しなかったオリキャラも多い、ルミナの娘こと【シャドー・ラミス・黒影】や、鎧に入るスライム【アイアンヴェノム】等がいる」


ロストメイドウィン
「俺に関してだが、俺は元々第四章で最後の新味方キャラをやる予定だった、というのも第四章の展開が書いたばかりの頃から大きく変わってな」

ロストメイドウィン
「途中で参戦したデーリッチママことデーリナだが、実はあいつラスボス候補だ」

ロストメイドウィン
「最初はデーリッチを連れ帰り、母親ごっこをするキチだが、なんか黒影が適当に書いてたらサイコキャラになってしまったしこのまま出してもインパクト薄くなると思った」

ロストメイドウィン
「というか前作キャラの【神居白太郎】で似たようなこと既にやったと思い出した」

ロストメイドウィン
「それに...ざくざくアクターズにそういう鬱とかシリアスは必要ないからな」

ロストメイドウィン
「ただ、ラスボスが母ってのはやりたかったらしい、何せざくアクのラスボスは...おっとネタバレになるな」

ロストメイドウィン
「だがしかし、魔導界編があんな展開を迎えるとは思わなかった」

ロストメイドウィン
「魔導界が滅ぶことは初期案からあったが、まさか黒影が全ての元凶になり、ガチのやべーやつになるとは思わなかっただろうな、書く前の俺は」

ロストメイドウィン
「何せざくアクZを書くまで黒影はたくっちスノーの言うとおり英雄で『俺の理想』をモチーフにしたものだからな」

ロストメイドウィン
「だが、『俺の現実』をモチーフにしたはずのたくっちスノーが、最後には黒影に近い存在になってしまった...ワケわからん」

ロストメイドウィン
「また現実モチーフのキャラ作らないとな....え?これ以降の作品はどうなるかって?」

ロストメイドウィン
「そりゃたくっちスノーは局長だし、黒影は死んだことになる」


ロストメイドウィン
「で、書いてて楽しかったキャラだが...ZEROだ、チートキャラは色々とな」

ロストメイドウィン
「最後失速したのも急遽デーリナが好い人と化した事が含まれる、ネタ切れもあるけど」

ロストメイドウィン
「何せ、俺は自慢ではないが小説を書くときプロットを組まないんでね、魔導界編で軽い説明を書いたぐらいでそれ以外はぶっつけ本番だ」


ロストメイドウィン
「...と、こんな話ばかりしてもしょうがないだろう、ここで宣伝タイムだ。」

ロストメイドウィン
「五周年エピソードでも触れたが、本家ざくざくアクターズの水着イベントが遂に完成したそうだ、後は色々チェックしてダウンロードサイトに載せるだけらしい」

ロストメイドウィン
「水着イベントとはいうが、絵柄が一新し、その他イベントも多数追加されているなど大型アップデートといっても過言ではない、ここからざくアクを遊んでみるのも悪くないと思うぞ」


ロストメイドウィン
「さて、宣伝といったらこちらもだ、次の作品について」

ロストメイドウィン
「今回は問題作【のび太戦記ACE】を元にした作品だ」

ロストメイドウィン
「のび太戦記ACEはあの【のび太のバイオハザード】で有名なaaa氏の作り上げた未完作だ」

ロストメイドウィン
「これもざくアク同様フリゲだが、少々ワケありでな...」

ロストメイドウィン
「のび太戦記ACEの設定を主軸に、オリジナル展開多数や、新規参戦作品、あとメイドウィンやマガイモノなんかも多数登場する」

ロストメイドウィン
「つまり俺の出番は続編まで持ち越しって事になるわけか...」

ロストメイドウィン
「のび太戦記ACEのプレイ動画はようつべにも沢山あるから、それで予習しておくのも悪くないかもしれないな...」

ロストメイドウィン
「では今回のあとがきはこれにて終了とする、次回作でまた会おう」

Re: ざくざくアクターズZ!(完結) ( No.195 )
日時: 2018/02/09 22:40
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

「注意!」
『時空監理局外伝「牙組」』と『のび太戦記ACE アナザールート』の本編終了後のお話です!

ネタバレなどを含むのでそちらを見終わってからこのお話を見ることを推奨します!


....デーリッチ、約束通り帰ってきたよ。

家族を連れてね。

ざくアクZ特別編
【代理局長帰還。】

たくっちスノー
「ハグレ王国、年末の時以来だな...」

メル
「ここがお前の行きたがってた場所か?」

たくっちスノー
「うん、今の僕があるのはここのおかげ...とも言えるかな」

メル
「ほーう、そいつは気になるなぁ...」

メル姉を肩に乗せて、たくっちスノーは数ヵ月ぶりにハグレ王国の門を開く...

...

たくっちスノー
「おーい、デーリッチいるー?」

ローズマリー
「その声は...たくっちスノー!?帰ってきたのか!?」

たくっちスノー
「久し振り!ローズマリー参謀!」

ローズマリー
「ひ、ひさしぶり...急にいなくなったものだから驚いたよ、exeと田所はすぐ帰ってきたが、君は姿を見せなくなったし...」

たくっちスノー
「まぁ、色々あったのさこっちも...そっちは変わらず?」

ローズマリー
「ああ...おーいデーリッチ、ほら、たくっちスノーが帰ってきたよー」

「ええ!?ちょ、ちょっと待つでち!」

メル
「お前にも仲良く話せる女が居るんだな」

たくっちスノー
「相手してくれてるだけだよ」

メル
「だろうな」

軽く話していると、デーリッチが駆け込み椅子に座る

デーリッチ
「たくっちスノー、来るなら予め言ってくれても良かったのに!何の準備も出来てないでちよ!」

たくっちスノー
「ごめんごめん...皆は元気?exeや田所、松山達は...」

デーリッチ
「もちろんでち、そっちは仕事済んだのでちか?」

たくっちスノー
「全くさ...一日で数百ものの資料が飛んでくるんだもん、あっちこっち漁ったり触ったりするので大変でさ...」

デーリッチ
「局長って大変なんでちね...」

たくっちスノー
「改めて黒影の凄さを感じたよ、やっぱりあの椅子には黒影ほどの天才じゃないと...」

メル
「お前は最強無敵じゃなかったのか?弱音を吐くなよ」

たくっちスノー
「そうだったな、ごめんメル姉」

デーリッチ
「その子は誰でちか?」

たくっちスノー
「前の事件で色々あって自分の姉になってくれた人だよ」

メル
「姉になればこいつの権力で好き放題出来るからな」

ローズマリー
「ゲスい」

たくっちスノー
「あ、そうだ松山いる?ちょっと話したいことがあって....」

ローズマリー
「彼だったら多分外じゃないかな...」

たくっちスノー
「そう...すまんデーリッチ!また後でじっくり話するから!」

デーリッチ
「あっ...!」

たくっちスノーはメルを残し、松山の元へと向かった

ローズマリー
「...何か変わったね、彼。」

メル
「そうか?いつもあんな感じだぞ?相当無理してるが」

デーリッチ
「どういうことでちか?」

メル
「そういやお前らは牙組じゃねぇからあいつのことは知らないよな、実は...」

....
松山
「はああああ!?牙組が無くなっただと!!?」

たくっちスノー
「うん、だから組長の君にも報告しておこうと思って」

松山
「どういうことだ!流石に牙組を無くすほどの大失態はしてねぇよ!!」

たくっちスノー
「したんだよ、別の世界線の松山が」

松山
「なら今ここにいる俺関係ねぇだろ!なんで解散させたんだよ!」

たくっちスノー
「牙組だけじゃない、心組も技組も体組も、他の組は全部解体した」

たくっちスノー
「なんか...グループ分けとか必要ない気もしてきてさ」

松山
「よく反感とかされなかったな...」

たくっちスノー
「自分も非難は承知の上だったけど、思いの外そういうのはなかったし、賛成の声もない、向こうからすれば仕事さえ出来ればどうでもいいんだろうね」

松山
「そういうものかよぉ...俺どうすっかなぁ」

たくっちスノー
「少なくともこれからは始末書は一人で書いてもらうからね」

松山
「ちっ...そういやアレどうなったんだ?」

たくっちスノー
「マガイモノ王国の事かい?アレはある程度は進んでいるよ、自分の作ったマガイモノも次々移住していくし」

松山
「そうかい、俺も一応お前...つーかメイドウィンから作られたマガイモノだしそこいくかな...」

たくっちスノー
「この国は住みづらい?」

松山
「最近俺に対する苦情が多くてな...」

たくっちスノー
「何処行っても変わらないね、君は...」

Re: ざくざくアクターズZ!(完結) ( No.196 )
日時: 2018/02/09 22:39
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「君も久し振りだね!田所!」

野獣先輩
「君とかいうのやめろ、なんかキモいから」

たくっちスノー
「悪い、この調子だったな?...で、ニコニコワールドは?」

野獣先輩
「バーチャルユーチューバーだのSyawuの帰還だのなんだのようつべの話題ばっかりでさぁ、もう終わりっすよ」

たくっちスノー
「自分は好きなんだけどね、チビの頃からお世話になった世界だから」

野獣先輩
「あんたまだ2歳だろ」

たくっちスノー
「精神年齢は17歳だ!...とはいっても、どれもこれもアニメやゲームの知識が合わさって出来た人格だけど」

野獣先輩
「はぁ...でもまぁ俺もなぁ、例のアレに寄生して色んなジャンルを見てきたけど、ニコニコがどんどん墜ちてくる姿を見るのは辛いもんっすよ」

たくっちスノー
「ニコニコ動画は一種のマガイモノ製造機だからね...今のオススメは?」

野獣先輩
「あんたにゃポプテピピックがお似合いさ」

たくっちスノー
「ありがとう、田所」

野獣先輩
「...あんた、俺に対してありがとうなんて言う奴じゃ無かっただろ?」

たくっちスノー
「あれ?そうだったかなぁ...リニューアル前の自分ってどこまで酷かったんだろ」

...

たくっちスノー
「ようexe!」

Sonic.exe
「T...貴様、俺を置いてった件を覚えているだろうな?」

たくっちスノー
「げっ...勘弁してくれよ、アレは大事な仕事だったんだ」

Sonic.exe
「仕事か...まあいい、次の冒険では俺を誘えよ?」

たくっちスノー
「気が向いたらね...ところで君こそどうなの?海の家は稼げる?」

Sonic.exe
「まぁな...稼げるのはいいが使い道が無いのだ」

たくっちスノー
「この世界にはまだチリドックは作られてないだろうしなぁ...あ!海の家といえばウズシオーネさんの事だ!」

Sonic.exe
「何故ここでシオーネの名が出てくるんだ?」

たくっちスノー
「ほら、君はウズシオーネさんと付き合ったりとかしてないの?」

Sonic.exe
「はあ?」

たくっちスノー
「君はそこまで行ってないんだ」

Sonic.exe
「マガイモノの俺があいつと対等に付き合えるわけないだろう、それはお前だってそうだ」

たくっちスノー
「かなちゃん様は自分にとって母親みたいなものだから...」

Sonic.exe
「何処ぞの赤い彗星みたいなこと言いやがって」

たくっちスノー
「でもさ、ウズシオーネさんもいい女でしょ?」

Sonic.exe
「お前の言ういい女の基準は知らないが、俺にとってはいい女だ」

たくっちスノー
「だからそういうことを考えてもいいんじゃないかな」

Sonic.exe
「だが世界に深く関わってはいけないと言ったのはお前だろう」

たくっちスノー
「それはメイドウィンの話であってマガイモノは別だよ...んじゃ、プロポーズでもすることだね!」

Sonic.exe
「お前、どこかアテでもあるのか?」

たくっちスノー
「旅さ!」



Sonic.exe
「まったく、あいつという奴は...」

ウズシオーネ
「あれ?さっきたくっちスノーさんの声が聞こえたんですけど...」

Sonic.exe
「さっきまで居たからな、シオーネ、ちょっといいか?」

ウズシオーネ
「えっ...はい」

Sonic.exe
「お前に言いたいことがあるんだ....よく聞け」

ウズシオーネ
「.....」


Sonic.exe
「あの野郎俺との冒険の約束数秒で忘れやがった!!!」

ウズシオーネ
「え?え?」

Sonic.exe
「すまないがこの金で有給休暇取らせてくれ、俺を置き去りにしやがって!俺も冒険させろ!!」

ウズシオーネ
「...ああ~」


「男の子って冒険大好きですね~」


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