二次創作小説(新・総合)

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スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
日時: 2021/05/03 07:38
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【これは俺達のもう1つの戦い】

どうもメイドウィンです、新から始まったスマブラ戦記のスピンオフ作品を作りました


【注意】
不定期更新
スマブラってあるけどスマブラ参戦作品は少ない
スマブラSP、及び『灯火の星』のネタバレ
他作品のネタとか出る
一応【スマブラ戦記】も見ておくことを推奨しておきます

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.58 )
日時: 2021/05/03 07:16
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第17話】
「いざ、邪神の元へ」


天夢
「ダンテ!!」

ダンテ
「天夢君!!行きますよ!!」


天夢
「【ARMS】!!!」

ダンテ
「【クレイジーハンド】!!」


天夢とダンテの腕は何度も交差して伸びて、ぶつかり合う!!


天夢
「俺は………お前の話を聞く限りキーラは許せないし、だからってダーズを見逃せない!!」

ダンテ
「ならどうすると言うのですか!?」

天夢
「決まっているだろ!!」





天夢
「キーラも、ダーズも、両方倒す!!!」

ダンテ
「!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


剣丸
「掲示板はどうでござるか!?」

ブルース
「ダメだ…………全然反応しない!」

マリー
「ちっ………向こうはどうなってんだ!?このままじゃ天夢が…………」

アイゼンベルグ
「………あああああ!!このままじゃ俺たちの人生何もかもおしまいだーーー!!!」


灰路
「こんな時に他の任天堂戦士は何やっているんですか!?」

ギン
「今、F.D.Xっていうのが他の任天堂戦士と戦ってて、皆それの見物しているらしい………」

空束
「どこかしこもやっている事は同じか…………」

バイオ
「天夢君…………」

バイオ
(こんな時に、私たちの力は何の役にも立たないの……?私たちは、世界を守る任天堂戦士なのに………)

バイオ
(いや、世界を守るなんて大義名分自体、ダンテの作り物だったわたし達に………)




天夢
【この星を守りたい!!】

バイオ
(…………それでも!!)

マリー
「任天堂戦士の力じゃ無理なのか………!?」

バイオ
「そうね、無理かもね………」

バイオ
「天夢君も任天堂世界も、地球も守ろうとしている…………」

バイオ
「あの子は………あの子はもう任天堂戦士じゃない、宇宙を相手にしている………」

バイオ
「言うなれば地球戦士よ!!」


マリー
「!!」

剣丸
「ふっ、地球戦士でござるか………」

アイゼンベルグ
「マジいいっす!!感動しました!!あっこれせめてもの気持ち!!今の全財産4000円と小銭です!!」

灰路
「………そうですね、最期に地球抱えるのも悪くありません」

空束
「…………続け、地球戦士共!」

>>

バイオ
「…………そうだ、わたしのキンをあちこちにばら蒔いて…………」


バイオ
「キンを元に灰路君がテレパシーで全方位にメッセージを送って!!」

灰路
「…………分かりました!」

空束
「俺たちは空から、天夢の援護に行く、頼むぞ剣丸」

剣丸
「合点!」

ブルース
「俺たちはもう少し仲間を集めに行こう、行くぞマリー」

マリー
「出遅れんなよ!!」




…………

____そして、物語は別視点から、一人の男が乱入してくる


「えーと宇宙人宇宙人、たくっちスノーが言うにはそいつらが原因らしいけど………」チラッ


「あっ、もしかしなくてもあれかな?」


「………と、よく見たら人らしきものもあるな、ヨッシーのヘリコプターもだけど、聞いてみるか」



「おーーーい!!ちょっとそこの!」


剣丸
「む?何者でござる?今拙者たちは急ぎの用事でなるべく手短に………」

「いやあのさ、俺ちょっとたくっちスノーっていうここの神様から、宇宙人がこの世界攻め込んできてるって言うから………」

剣丸
「…………知ってるのでござるか!?」


「ああ、もしかして相当知られてる?ウチの方は全然知らなかったんだけど」

剣丸
「話はあとでござる!ちょっと、手伝ってれないでござるか!?」

「もちろん、俺はその為に来たからな」

空束
「…………あんた、名前は?」

「俺?俺の名前は…………」



メイドウィン
「シャドー・メイドウィン・黒影、それが俺の名前だ」

空束
「シャドー・メイドウィン・黒影………?」


剣丸
「あれ、そなたもしやひとりでに飛んで………」

メイドウィン
「あ、変かな?なんなら乗せてくけど………多分俺の方が速いぞ?」

空束
「………この際、なんでもいいか、頼もう 」

剣丸
「よろしく頼むでござる」

メイドウィン
「任せな、こいつでひとっ飛びだぜ!!」


メイドウィンは空束と剣丸をかついで、一気にダーズの方へと飛び出していく!!




剣丸
「ところで、たくっちスノーとは誰でござるか?」

メイドウィン
「んー…………この件が終わったら改めて紹介するよ!」

>>


そして、下界は………!!


マリー
「………あっ!!」


クレイジーハンド
「ヒャッハハハハハ!!」

マリー達の前にクレイジーハンドが迫り来る!!


ブルース
「ギガストレート!!」

ギン
「アイスビーム………!!」

ブルースとギンはマリーを後ろに離し、技で迎撃する

クレイジーハンド
「ぎゃああああ!!」

ブルース
「…………スマブラの奴よりは強くないが」

ギン
「この数………どこまで持つかどうか」

マリー
「てか、なんでクレイジーハンドが襲ってきてるんだよ!?一応任天堂側だろ!?」

ブルース
「なんでと言われると…………それは…………だな」

ギン
「たまたまクレイジーハンドに似ているだけの宇宙人」

ブルース
「そう、そんな感じだ」

マリー
「それでいいのかよ…………」


ブルース
「ん?あれは!?」


「うわああああああ!!!」

「助けてくれぇぇええええ!!」

逃げ惑う人物の中には、黒いフードを被った人間も紛れていた


マリー
「おい、あれって…………」


ブルース
「暗滅教の奴らだな………」




ブルース
「おい、お前たち」

「うわっ!?おい、なんなんだあれは!?ダーズ様に一体何が…………」

「ダンテ様もどこかへ行かれてしまった!!」

ブルース
「……………これは、ダンテも自分が宇宙人とは伝えてなかったみたいだな」

マリー
「まぁ、普通は信じねーからな」


「う、宇宙人!!?じゃああいつ、俺たちを騙して…………」

ブルース
「騙すも何も、お前たちは本気で全て滅ぼして闇に変われば救われると思ってたんだろう」

「ま、まさか本当にできるとは思わなくて…………」

ブルース
「お前らはそんな軽い思考で任天堂世界を滅ぼしたのか…………」

「あ、いやそれは………ノリ、というか………あとから元に戻るって知ったから、まあいいや、と思ってさ………」


ブルース
「…………だったら後始末を手伝うんだ!!」

ブルース
「今の状態を見ろ!救われたのか?元通りになったのか!?」

ブルース
「責任を取れ!!今のままじゃ地球は終わりだ!!」

>>

バイオ
「…………行くよ!!キン放出!!」


バイオはキンをあちこちにばらまき、灰路はそれに繋げて超能力を放つ!!

灰路
「…………僕の方も、覚悟を決めました!!」





灰路
【皆さん!!…………聞いてください!!】


灰路
【今、我々は争ってる暇はありません!!】


…………

【見えるでしょう!?あの空が、怪物が、壊されていく任天堂世界が!!】

メイドウィン
「お、何だこの声?」

剣丸
「…………灰路殿」

空束
「始めたな………」


【我々の愛してきた任天堂作品の世界が、あのような存在に破壊されようとしている!!】


【そう!!あの宇宙人の手によって!】


【信じられないかもしれませんが、暗滅教は宇宙人なんです!!】




たくっちスノー
「なんかさっきから煩いな………宇宙人関連は黒影に任せてあるし周囲はシャットアウトさせておくか」

たくっちスノー
「こっちもこっちで忙しいんだよ〜!」ゴロン


【貴方達はなんですか!!!任天堂戦士でしょう!!】

【なら、貴方が1番やるべきことは………あれを食い止めることでしょう!!】

たくっちスノー
「だあっ!!防ぎきれねぇ!」


たくっちスノー
「ちくしょうクレーム入れてやる!!」



………


灰路
「任天堂戦士として………皆さんの選択を」



【うっせぇなおい!!】

灰路
「っ!?超能力が返ってきた!?」

【何がお前のやるべき事は決まってるだ!!勝手に自分たち巻き込むなよ!!】

【暗滅教倒したのもお前ら!!暗滅教に関わったのもお前ら!!自分たちは何もしていない!!】

【自分達は任天堂戦士とは言ったよな!?でもどうせお前ら任天堂戦士とか言いながらやるべきことも分からずブラブラしてた、ニートみたいなものだろ!?】

【任天堂戦士なんて向こうが決めただけで、自分たちは本気で取り組んでねーよ!!やりたい奴だけ、勝手にやってろ!】

灰路
「……………」


剣丸
「………これ、灰路殿の声ではないでござるな」

メイドウィン
「ごめーん、あとでお仕置きしておくから」

メイドウィン
(いや、こういうのって神様であるお前の責任だからね………?)

>>

【………ただし!その宇宙人ってやつのせいで、何もしなかったやつが不幸になっても、自分は知らん!!】

【そいつらが居たら、今まで出来たやりたかったこと何も出来なくなるぞぉ〜?】

【明日から漫画喫茶行けないぞ?コンビニにもカラオケにも行けない、ネカフェでバンガリアオンラインも出来ないぞ!!】

【ハンバーガーも食えない、ラーメンもカレーも、ハンバーグもだ!】

【ゲームだって自分は任天堂じゃなくてソニー派だからいいやとか思ってないよな!?残念このままじゃプレステも消えまーす!】


【まだ遊びたいだろ!?明日も楽しいことしたいだろ!?】

【明日から働きたくねぇとかほざいて親の金で食って野垂れ死になんて出来なくなる!それでもいいのか!?】

メイドウィン
「最後のはなんか嫌だな!」


【それが嫌なら………世界何とか変えてみろー!!】

【いいか!これで失敗したら、何もしなかったお前らのせいだからな!何せ今、全員が当事者だからな!恨み辛みを吐きながら殺し合い生活してろ!】


灰路
「……………」




メイドウィン
(こ、こいつ…………脅しやがった、娯楽という最大の餌で、人々を…………)

剣丸
「な、なんなんでござるか、あれは…………」

メイドウィン
「…………なんというか、その………あのね」




メイドウィン
「あんな奴が君らの世界の神様で、ほんとごめんな…………」


空束
「………えっ?」


メイドウィン
「たくっちスノーの奴………」

…………


ダンテ
「はっ!!」

天夢
「うおおっ、トースター!!」

ダンテ
「っ!!我が左腕よ!!」

天夢
「………っと!!」

天夢とダンテは能力を交わし続け、激突していた


天夢
「流石に、似たような能力を持つと当てるのが困難だな!!」

ダンテ
「…………不思議です、あなたは」

天夢
「ああ、少し変わってるかもな………宇宙人から見れば!」

ダンテ
「いいえ、あなたは………おかしいです、天夢君」

ダンテ
「貴方の心は誰よりも熱く感じるのに」

ダンテ
「どうして………あなたの身体はこんなにも冷たいのですか」

天夢
「………えっ」

END

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.59 )
日時: 2021/05/03 07:21
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第18話】
「アイ・アム」

天夢
「俺の身体が………冷たい?」

ダンテ
「ええ、冷たいですよ………貴方」

ダンテ
「気付かなかったんですか……?」


天夢
「………冷たいって、何を、言って…………」


天夢はゆっくりと、自分の体に触れる


天夢
「…………あ、本当………だ」

天夢
「俺の体、なんて冷たいんだ………これじゃまるで………死人………」


天夢
「!!!」



その瞬間、天夢の視界が乱れ始める

ダンテ
「…………天夢君?」

天夢
「あれ………?確か……俺、いや、そんな………」


天夢
「…………!!」



天夢
【どこかで会ったこと…………】


天夢
「………そう、か………思い出した………!!」

天夢
「俺はここに来る前、何をしていたのか………!!」



天夢
「そして………間違いない、俺は」



天夢
「あの時オリヴィエに1回会ってっ____」


視界がふらつき足元がすくんだ天夢は、足を踏み外して………


ダンテ
「はっ………!!」



ダンテ
「天夢君!!」



天夢
「あっ……………」







メイドウィン
「…………おい、あいつ落ちてない?」

剣丸
「………はっ!!?」

空束
「天夢!!」



剣丸
「失礼する!!」

メイドウィン
「ちょっと!?」

剣丸はメイドウィンの体からすり抜けて、落ちていく天夢の方へ向かっていく………!!


空束
「剣丸!」

剣丸
「そなたはダンテの所に!!」

……………

灰路
「あれは!!?」



ブルース
「おい、あれを………」


マリー
「………!!」




マリー
「天夢!!」

……………

落ちていく中で、天夢の意識は少しずつ薄れていった…………


剣丸
「………!!!」


マリー
「天夢………天夢に一体何が………!!」

剣丸
「冷たい…………」

マリー
「えっ…………」


剣丸
「………天夢殿の体に生気を感じられぬ………まるで死体のようでござる……」

剣丸
「いや、正確には死んでるようで生きているような………謎の感覚」

マリー
「………なんだよ、それ…………天夢!!」


>>

「天夢、目覚めろ、天夢………」


天夢
「……………ん」

天夢は………あの場所、オリヴィエのいるところにいた。


天夢
「マスター………いや、オリヴィエ………」

オリヴィエ
「!」

オリヴィエ
「そうか、私の名前を知ったのか………ダンテから」

天夢
「お前も…………宇宙人なのか?」

オリヴィエ
「そうだ」

天夢
「ディストティアっていう………ところで、キーラも………」

オリヴィエ
「………光救教の面々、計2500人全てが、そうだ。」

天夢
「………ダンテの星を滅ぼした」

オリヴィエ
「デスギアは………亡き物となった、資源を私の星が奪い去って、無価値となって破壊した」

天夢
「そしてキーラも………地球を狙ってきた…………」


オリヴィエ
「…………」

天夢
「俺はオリヴィエに選ばれてこの力を得た」

天夢
「そして暗滅教をだいたい倒して、敵を消耗させた………ダーズは蘇ってしまったが………」

オリヴィエ
「…………」

天夢
「暗滅教も、光救教も、両方敵だった………だけど」


天夢
「俺はお前を敵とは思えない」

オリヴィエ
「………………」

オリヴィエ
「私の言う事を信用するのか?」


天夢
「前に言ってたよね」


天夢
「ダーズとキーラを倒してくれって」


天夢
「侵略者のダーズだけじゃなく…………」


天夢
「自分の主であるキーラも倒してくれって、君は言ったんだ」

オリヴィエ
「それは…………」

天夢
「思い出したんだオリヴィエ、やっぱり俺は前に1度君に会っている」

オリヴィエ
「…………覚えているのか!?あの刹那の瞬間で!?」

天夢
「ああ、まぁ覚えてなくてもしょうがなかったかもしれないけど‥‥‥オリヴィエが上手く誤魔化してくれたんだな?」


天夢
「‥‥‥‥‥‥ねぇ、オリヴィエ」





天夢
「俺って‥‥‥‥‥死んでたんだな」

オリヴィエ
「‥‥‥‥‥‥」

天夢
「どうして死んだのかも、覚えている」


オリヴィエ
「‥‥‥‥恨んでいるか?私を」

天夢
「いや‥‥‥‥‥そんなことはない」


天夢
「会えてよかった。」

>>


天夢
「‥‥‥あの時、君は俺の街にいた」

天夢
「多分、任天堂戦士を集めようとしていたんだな」

天夢
「でも、横断歩道を赤信号のまま歩いたからトラックが目の前に走り出して、それを偶然見つけた俺は‥‥‥君の所に急いで突き飛ばして‥‥‥‥‥」


オリヴィエ
「‥‥‥‥‥分からない」


オリヴィエ
「私は分からないんだ」

オリヴィエ
「あの時何が迫ってきたのか、何故歩いていたところにあんな物が来たのか、ぶつかったら私は何が起きていたのか」

オリヴィエ
「‥‥‥‥‥ひとつ分かったのは、この地球人は‥‥‥死んだ」


オリヴィエ
「私を守るために、死んだ。」

オリヴィエ
「‥‥‥‥罪滅ぼし、責任、そんな理由で私はお前に力を与えた」

天夢
「そうだったのか‥‥‥‥あれからなんともなかったか?」


オリヴィエ
「え?」

天夢
「いや、俺トラックに轢かれた後は意識飛んじゃったから‥‥‥そうか、度々倒れるのはこれが原因か‥‥‥‥」

オリヴィエ
「‥‥‥‥何故そこまで私の心配をする?そもそも、どうして助けたんだ?」

天夢
「どうしてって‥‥‥‥死ぬかもしれなかったから」

天夢
「よく偽善者とか言われるけどさ、それでも‥‥‥助けられそうなことなら、誰かの力になりたくてさ」

天夢
「よく親から言われたんだ」

「『人という文字は人と人が重なってるだけじゃない、手と手を重ね合った姿でもあるんだ』」

「『お前は誰かの手を握って、助けたり助けられたりする‥‥‥沢山の人と繋がって欲しい』」

天夢
「だからお前を『天夢』と名付けたんだって‥‥‥‥」

オリヴィエ
「名付けに‥‥‥‥意味があるのか」



オリヴィエ
「‥‥‥‥‥天夢、私は確信した」

オリヴィエ
「私のやってきた事は間違いではなかった」

天夢
「‥‥‥‥それって、やっぱりお前は‥‥‥‥」

オリヴィエ
「お前は‥‥‥ディストティアの奴とはだいぶ違う、だが‥‥‥…安心する」



オリヴィエ
「あの時、私はディストティアに違反すると決めた」

オリヴィエ
「この星を………滅ぼしたくなくなったんだ」

天夢
「…………!」

>>

オリヴィエ
「あの時、何が起きていたのか分からなかった」

オリヴィエ
「ひとつ分かったことは…………彼は、助けて、その結果………死んだ。」

オリヴィエ
「ディストティアには、そんなものなかった」

天夢
「デスギア………ダンテの星を滅ぼして地球まで狙ってるらしいけど、ディストティアってどんな星なの?」

オリヴィエ
「キーラの意思は絶対、見た目こそ神々しく光のような存在だが………その実、逆らう物は滅ぼし、力づくで思い通りにさせてきた星だ」

天夢
「独裁者ってやつか」

オリヴィエ
「ディストティアには誰かを助けるなんて文化はない」

オリヴィエ
「一人一人がいつ消えるかも分からない、まとめて消されるかもしれない」

オリヴィエ
「だから、命名という文化もない」

天夢
「オリヴィエっていうのは?」

オリヴィエ
「キーラが…………気分で名付けるんだ、私以外もな」

天夢
「そうだったのか…………なんというか、ダンテ達デスギア人も動機は可哀想だが、ディストティアも………えげつないな」

オリヴィエ
「…………私は今まで誰にも助けられなかった」

オリヴィエ
「お世辞にも出来のいい存在ではなかった私は、見向きもされなかった」

オリヴィエ
「そんな私に初めて手を差し伸べたのは、異星人のお前だった」

オリヴィエ
「だから………ディストティアよりも、お前のような助けられる心を持つこの星を守りたい」

天夢
「…………ありがとう、オリヴィエ。」


天夢
「ダンテにも言ったよ……俺は」

天夢
「ダーズもキーラも、両方倒す。」

天夢
「俺だけでも上手くいかなかったら、任天堂メンバーにも手を貸してもらう」

天夢
「お前たちが滅ぼそうとしているのは俺たちの地球だけじゃない」

天夢
「マリオやカービィ、ピカチュウ達のいる任天堂の世界も危機に陥ってるんだ」

天夢
「…………俺、戦うよ」


天夢
「だって俺は……この世界に呼び出された」


天夢
「任天堂戦士だから」

オリヴィエ
「……………そうか」


オリヴィエ
「私も力を貸す、何が出来るかわからないが………」

天夢
「オリヴィエの能力はもう決めてある」

>>

マリー
「天夢!!おい、天夢!!」


天夢
「…………あっ」

剣丸
「き………気が付いた………」

マリー
「天夢!!よかった………お前………」

天夢
「…………ごめん」

マリー
「は?」


天夢
「なんか俺の話すことっていつも唐突で悪いけどさ、聞いてくれ」


天夢
「俺って、ここに来る直前で死んでたみたいなんだ」

マリー
「は?」

天夢
「道を歩いてるオリヴィエを助けようとしてトラックに………」


マリー
「ふざけんな!!」ガシッ

天夢
「あっ」

マリー
「ここまで…………ここまで来て、お前がし死んでただって!?じゃあ、これが終わったらもう会えないと!?」

天夢
「…………多分、そうかもしれない、今の俺って幽霊みたいなものだし」


マリー
「違う!違う違う!!幽霊じゃない!!だって………触れられるし………ちゃんと見えるし………‥」

マリー
「やっと‥‥‥あたしを見てくれたのに‥‥‥ねぇ‥‥‥いなくなんないでよ‥‥‥‥」

天夢
「‥‥‥‥マリー」


天夢
「ごめんね、沢山の友達を、自分のことを見てくれる人を作って、幸せになってくれ」

天夢
「俺が側に居れなくて、ごめん」





オリヴィエ
「天夢!」

天夢
「あっ!!」

天夢の口からオリヴィエが飛び出してくる

天夢
「お‥‥‥オリヴィエ!?なんで俺の口から!?」

オリヴィエ
「ずっとここに居たから」

天夢
「何い!?」

剣丸
「何!?オリヴィエとな!?光救教の………」チャキッ

天夢
「あ………ま、待ってくれ!オリヴィエは敵じゃない!俺たちの味方らしいんだ!」

オリヴィエ
「…………天夢はキーラもダーズも止めて欲しいという私の願いを聞いてくれた」

オリヴィエ
「ここの星の人達は、居心地がよくて、暖かい」


天夢
「………でも、二つの神を止める前に………今はダンテだ!」

オリヴィエ
「…………私が力となる!!」


オリヴィエ
「【マスターハンド】!!」

オリヴィエは右手を掲げると、空中に小さな白い右手が大量に作られていく!!


天夢
「よし、行くぞオリヴィエ!!」

オリヴィエ
「ああ!!」

END

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.60 )
日時: 2021/05/03 07:31
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第19話】
「ゴホンユビ」

ダンテ
「……………」

ダンテ
「………天夢君、これで終わってしまったのですね」

ダンテ
「………やりましょうダーズ様、悔やんでいても仕方ありません」



ダンテ
「…………天夢君」

【どうして侵略なんて方法をとってしまったんだ!!】

ダンテ
「わたしは………地球人として貴方に会ってみたかったですね」


ダンテ
「そうすれば…………もしかしたら、貴方と友人に………」

ダンテ
(……何を考えているんだ、わたしは………わたしは惑星デスギアの生き残り。)

ダンテ
(この星を新たなデスギアに変えるためにも…………わたしは…………)




天夢
「ダンテ!!」

ダンテ
「!!」


天夢はマスターハンドの腕に引っかかって、戻ってくる

ダンテ
「生きてましたか!!」


天夢
「………嬉しいの?」

ダンテ
「え?あっ……そ、そんなわけでは………」

天夢
「………ダンテ」

天夢
「最初会った時は、とんでもなく嫌な奴だと思っていたけど………そうでもないな」

ダンテ
「私も、光救教ディストティアの適合者というだけで貴方を悪く考えていた節がありますね」

ダンテ
「……………」

天夢
「………今更で悪いけど、どうしても侵略じゃなきゃダメなのか?」

ダンテ
「ダメです、時間がありません」

ダンテ
「移住……潜伏………そんな悠長にしていては」

ダンテ
「全てディストティア人に滅ぼされてじいます」


天夢
「………そんなに強いのか、ディストティアは」

ダンテ
「それは、あなたの力が証明していますよ」

ダンテ
「貴方のそれは、ダーズ様の力ではなく………」

ダンテ
「キーラの力ですから」

天夢
「!!」

オリヴィエ
「……………キーラの力は未知数なのは、事実だ」

オリヴィエ
「ディストティアに刃向かって滅んだ星は数しれない………」

ダンテ
「…………それでも!!」


ダンテ
「わたしはダーズ様と共に生きる!!」

ダンテ
「生きて………デスギアを取り戻す!!」


ダンテ
「来なさい!!」

天夢
「…………やるしかないんだな、ダンテ!!」

>>

天夢
「ARMS!!ドラゴン!!」

ダンテ
「ふっ!!」


天夢
「まだだ!!トライデント!!」


ダンテ
「っ!!」


ダンテ
「ぐわっ!!」

ダンテは別方向から飛んできた腕に飛ばされるが…………


ダンテ
「クレイジーハンド!!」

ダンテも左腕を伸ばして大地をつかみ元の場所に戻る


オリヴィエ
「奴の能力はなんだ………?」

天夢
「クレイジーハンドだよ、スマブラってゲームの敵なんだけど………」

天夢
「なんというか、めちゃくちゃなやつだ」

ダンテ
「…………ん?」

ダンテが上を見上げると、ダーズのそばに居たクレイジーハンドがマスターハンドとぶつかり合っていた!!

ダンテ
「……………ダーズ様!お急ぎください!私のことは置いて、お先に!」

剣丸
「させるか!!」

剣丸
「村雨忍法、夜の鳥羽!!」

ダーズが大陸を離れようとしたそのとき、剣丸がダーズに切りかかる!!

ダーズは平然と、剣丸の方を見る

剣丸
「やはり効かぬか…………」

天夢
「剣丸さん!」


剣丸
「天夢殿!ここは拙者たちに任せて、ダンテを!!」

天夢
「分かりました………!!」

ダンテ
「無駄です!いくら貴方達でもダーズ様を止めることは出来な…………」



メイドウィン
「よい…………」


メイドウィン
「しょっとお!!!」

ズバッ!!

剣丸の背後からメイドウィンが現れ、ダーズの触手を1部切り落とした!!

天夢
「なっ!!」

剣丸
「む…………!!」

ダンテ
「何…………何故!?」


天夢
「攻撃が通った!?」


メイドウィン
「えーと、おまたせ!うちの世界の神様がどうしようもないんで、俺が来た!」

ダンテ
「あなたは一体!?」

天夢
(………でかい、大剣?………いや、あれは包丁だ!!なんて大きい包丁なんだ…………)

ダンテ
「もしや貴方、任天堂戦士ではありませんね!?」

メイドウィン
「…………んー、たくっちスノーは合法ではないとはいえ任天堂戦士だが、確かに俺は違うかもな」

メイドウィン
「俺はメイドウィン、この世界と別だが所謂…………」



メイドウィン
「神様だ」

>>

ダンテ
「か………神!!?」

オリヴィエ
「天夢、これは………」

天夢
「いや………俺も知らない、多分誰も知らない!!」

メイドウィン
「知らなくて当然さ、歴史に残らないのがメイドウィンだからな」

メイドウィン
「まぁウチのところは少々性格に問題ありだが、大目に見てくれ」

ダンテ
「………くっ、なるほど」

ダンテ
「地球にもダーズ様やキーラのような存在が居たという事ですか………!!」

メイドウィン
「そういう事かもな、そういうわけなんで」


メイドウィン
「そこの兄ちゃん!こっちは大丈夫だ!お前はそっちをなんとかしな!」

天夢
「…………はい!ありがとうございます、見知らぬ神様!!」


オリヴィエ
「………また、助けられた?」


ダンテ
「まだだ!!ダーズ様も頑張っているんだ!!挫けるな!!頑張れわたし!!最後まで諦めるな!!」

天夢
「うおおおおあああああ!!」

オリヴィエ
(私に………私に何が出来る?)

オリヴィエ
(このまま…………天夢に助けられっぱなしで………)



マリー
「レッドサイクロン!!」

メイドウィン
「えっ!?」

なんと、メイドウィンが戦い始めた背後でマリーが飛び出してきた!!回転の勢いで浮遊して…………

マリー
「レッドサイクロン!!レッドサイクロン!!レッドサイクロン!!」

剣丸
「拙者たちを忘れてもらっちゃ困るでござる!!」

アイゼンベルグ
「おりゃあああああ!!」ゼスターパンチ!!ドリルミサイル!!

アイゼンベルグ
「空は飛べないが!爆発や激突の衝撃で浮かび上がることは出来る!!」

灰路
「………ぐ、ぐぐ!!2人はさすがにきついです!」

空束
「貸そうか?ヨルノズク」

ブルース
「よくやってくれた灰路!」

天夢
「み………みんな!!」

バイオ
「天夢君!!私達も戦う!!」

バイオ
「私たちは任天堂戦士でもあるけど!この星を守る………地球戦士でもあるんだから!!」

天夢
「地球戦士………ああ!!」


オリヴィエ
「………!!」


オリヴィエ
「私も………【マスターハンド】!!」

ダンテ
「なっ!!」

>>

オリヴィエ
「マスターハンド!!」

オリヴィエの背後から再びマスターハンドが現れ………

ダンテ
「くっ………何を」

オリヴィエ
「構え!!」

オリヴィエは右手の中指と人差し指を下に下ろして人に見立てると、マスターハンド達も同じ動きをする

オリヴィエ
「突撃!!」

ダンテ
「何っ………!!?」


マスターハンド
「!!」
ドゴッ!!

そしてダンテに近づき、凄まじい力で蹴り飛ばしていく!!

ダンテ
「ぐわっ!!………くっ、やりますね………ディストティア!!」

オリヴィエ
「私はもうディストティア人ではない!」

オリヴィエ
「私は………天夢と共にこの星で生きる!!」

ダンテ
「今更何を!!あなた一人が、そんなことをしてキーラが許すと………」


剣丸
「………そういえば!キーラの復活はどうなっていたのでござるか!!」

天夢
「よく分かっていないって………」

オリヴィエ
「……………すまない、実の所、分からないというのは」

オリヴィエ
「わたしがキーラから離れて………情報を掴めなかったからだ」



ダンテ
「…………え?」


ダンテ
「ということは、まさか、私もオリヴィエからしか光救教の情報は得られなかった、まさか」


ダンテ
「キーラの反応はそのまま、上がりも下がりもしていない、ということはつまり」



ダンテ
「【最初から】」


ダンテ
「【キーラは弱っておらず】」



ダンテ
「【我々全員をまとめて潰す契機を伺って 】」


ダンテが口を挟む前に、全てが光に包まれる!!

マリー
「うわっ!!?」

灰路
「な………なんですかこの光は!?眩しすぎる!!」

ダンテ
「ま………まさか…………!!!本当に…………」

天夢
「上手く見えないが………あれが………!!」

光は次第に薄くなっていき、その存在が見えてくる

光の球体から羽のようなものが見える、神々しくも恐ろしいその姿が………

オリヴィエ
「そんな………まさか…………」


オリヴィエ
「キーラ………さま…………!!」


剣丸
「あれが………キーラ………!!」

天夢
「……二つの神が…………まとめて………!!」

>>

キーラ
「……………!!!」

ダーズ
「…………!!」

キーラとダーズは互いを、その瞳は憎たらしく、その光は許さぬように見つめ合う。


そしてキーラは再び輝き…………

天夢
「な…………なんだ!?」

ダンテ
「………まずい!!伏せてください!!」


ダンテ
「キーラはここにいる全て消し飛ばすつもりです!!」


天夢
「っ!!」



メイドウィン
「やばっ!!」


メイドウィン
「10000の技の1つ!!!」


メイドウィン
「バーニングシールダー!!」


メイドウィンはキーラの前に立ち、両腕から炎を吹き出す!!
その瞬間、キーラから大量のエネルギーが放出され、炎の隙間から僅かな光が溢れ……天夢達を吹き飛ばす!!


ダンテ
「あああああああああ!!!」

天夢
「ぐわっああああああ!!!?」

オリヴィエ
「天夢!!!」

剣丸
「な、なんて力でござるか!!?」

ブルース
「余波でこの威力だと言うのか!?強いにも程がある!!」

アイゼンベルグ
「おいあんた、大丈夫なのか!?」


メイドウィン
「平気だ!俺は不死身なんで!」

メイドウィン
(…………とは言ってみたけど咄嗟に必殺技を使っちまった、こりゃたくっちスノーでも勝てないぞ)

メイドウィン
(こいつ………俺が思ってるよりめちゃくちゃ強いな!!)


オリヴィエ
「…………怒っている」

オリヴィエ
「キーラ様は完全に怒っている!!これでは、もう!!」

天夢
「諦めるな!!」

天夢
「ここで諦めたら、地球にいる大勢の人達が苦しむことになる!!」

天夢
「もうこれ以上デスギアのような犠牲者を増やさないためにも!!ここで止める!!」

ダンテ
「うっ………ダーズ様………応戦……を………」


その瞬間、ダンテはキーラの余波で足が浮き……

ダンテ
「…………あっ」


ダンテ
「ああああああ!!!」

天夢
「ダンテ!!」

天夢は吹っ飛んだダンテに腕を伸ばして引き戻す

オリヴィエ
「なぜ助けた!?そいつはダーズの………」

天夢
「関係あるか!!今は………キーラとダーズだろ!!」

天夢
「こいつだけは絶対に…………」


天夢
「止める!!」

END

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.61 )
日時: 2021/05/03 07:36
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【最終話】
「星の灯火」

天夢
「…………ぐっ…………キーラ!!」


天夢
「この星を………渡してたまるか!!」

天夢
「くらえっ!!トースター!!」

天夢はキーラに向かって片腕を伸ばすが………


天夢
「ぐっ…………ぐううううう!!」

天夢の腕は光の玉の寸前で止まり、これ以上近づけない

バイオ
「と………届いていない!?」

空束
「いや、それどころか…………」



天夢
「っつうううううう!!!」

空束
「ダメージを受けているのは、天夢の方、だ」

天夢
「ぐわっ!!なんて強さだ………」


メイドウィン
「ふんっ!!」

メイドウィンも包丁を振り下ろし、攻撃を与える

メイドウィン
「…………効いてるっぽいが、ダーズより硬いな」

メイドウィン
「どうやらこいつ、マジで弱ってたフリをしてたっぽいぞ!」

ブルース
「なんでやつだ…………」

オリヴィエ
「こんな所で終わるのか………!?」

ダンテ
「わたしは、まだ………!!」

天夢
「何か、なにか手を考えるんだ………あっ」

天夢
「そうだダンテ!お前が持っていた、あのマガイモノという力で!」

メイドウィン
「えっ!?なんでマガイモノ知ってんの!?」

ダンテ
「いえ………あれはデスギアのものではありません、ここの者達が怪しいものがあると回収してきた物で…………」

メイドウィン
「…………ねぇ、少年!マガイモノ成分が必要なのか!?」

天夢
「え、ええ………」

メイドウィン
「ちょっと待ってろ!」

メイドウィンはポケットから携帯を取り出して、通話しながらキーラの攻撃を交わす


メイドウィン
【あ、もしもし俺だけど】

たくっちスノー
【おせーぞ黒影、今何してんの?】

メイドウィン
【宇宙人がめちゃくちゃ強くて、俺と仲間だけじゃ無理】

たくっちスノー
【………………はぁ?お前でも無理ってその時点で勝ち目ないだろ、おい】

メイドウィン
「そう言わずに何とかならない?」

たくっちスノー
【……………うーん、何とかって言われても】

たくっちスノー
【まぁこっちの方は片付いたから問題ないよ、何あった?】

>>

…………

たくっちスノー
【はぁはぁなるほど、なにその宇宙人半端ねぇな】

たくっちスノー
【てかダーズとキーラ?どこかで聞いたような………なんだっけ、設定の1つ?】

たくっちスノー
【…………で、それを自分のマガイモノ成分でなんとかしたいと?】

メイドウィン
【そういうことらしい】


たくっちスノー
【…………無理だ!!無理無理無理!!】

たくっちスノー
【宇宙人相手なんてやったことないんだぞ!?成分使ったところで何になるんだよ!どうしろと!?】

メイドウィン
【いや、だから倒すんだよ】

たくっちスノー
【倒すなんて無理だ!第一自分なんて黒影からしたらちょっと下位互換みたいなもんだぞ!?】

メイドウィン
【………んー、あのさ、お前断る権利あると思う?】

メイドウィン
【これ、こんなことになったの、お前がメイドウィンとして世界をちゃんと見ておかなかったからだよね】

たくっちスノー
【っ!!】

メイドウィン
【リアルワールドは地球だけ守ってけばいいと思ってた?悪いけど相手してるのは全てだ、メイドウィンってのはそんな軽いもんじゃないんだよ】


メイドウィン
【お前がやることは1つ、この世界を存命させる方法を今すぐ考えて実行する、それが出来なければお前もこの世界もおしまいだ】

メイドウィン
【一緒に滅んでもらう】

たくっちスノー
【………ま、マジで言ってるのか!?別に居るならお前がやれば】

メイドウィン
【やろうよ、結末を迎えたくないんだろう?】

天夢
(……………なんだ、一体どんな会話が繰り広げられている)




ダンテ
「……………同じだ。」

天夢
「え?」

オリヴィエ
「…………ああ、こんな所にも………【同じ】奴は居たのか………」

ダンテ
「………結局、デスギアに逃げ場などなかった………ということですか」

たくっちスノー
【………………さっきも言ったが、宇宙人の戦闘力なんて分かんない、マガイモノでどれだけ出来るかは分かんない】



たくっちスノー
【……………ただ、相手がどんなやつであれ………一時的に封印することぐらいなら………】

メイドウィン
【はい、よく出来ました】

>>

たくっちスノー
【ブラックイリュージョン!!】

たくっちスノーの声とともにキーラやダーズの真上から雨のように降り注がれる!!

メイドウィン
【ありがとう、それはそれとして覚えといてね】ピッ


メイドウィン
「さて、どうやら向こうが万事休すで封印しかないって言ってるみたいだ」

天夢
「…………_それでもやってやる!!今俺たちにできる全てをやるんだ!!」


メイドウィン
「元気がいいね!よし分かった!!」


メイドウィン
「じゃあ時間稼ぎ頼むよ!!」

天夢
「えっ!?」


メイドウィン
「よいしょっと!!」

メイドウィンは流れてきた成分を全て回収し始める!!

メイドウィン
「あいつ相当吸い上げやがったなぁ!!」


メイドウィン
「俺が集め切るまでに時間かかりそうだから、それまで逃げないように攻撃よろしく!!」

天夢
「あ、ああ………分かった!!」

ダンテ
「させるか!!せめて、ダーズ様だけでもお守りしなくては………!!」


メイドウィン
「邪魔だ、おまけ!!」

メイドウィンは包丁をぶん投げてダンテの周りの足場を破壊する

ダンテ
「あっ………」

天夢
「ダンテ!!」

天夢は再び手を伸ばそうとするが………届かない


ダンテ
「ダーズ様ああ あ あぁ ぁ ぁ ぁ …………



天夢
「なんで………そこまでしなくても!!」

メイドウィン
「もう、邪魔だと思ってね………大丈夫、死なないから」

ダーズ
「…………!!」

ダーズはダンテに反応したかのように触手を振り回すが、尽くメイドウィンの前で切り刻まれる

メイドウィン
「無駄!キーラならまだしもお前くらいなら問題ない!!」

天夢
「……………!!」

バイオ
「天夢君!!」

バイオ
「やるしかないわ………今しかない!!」

バイオ
「今は無理でも、またいずれ…………!!」

天夢
「………うっ、おおおおおおお!!」


メイドウィン
「ああ、次なんてない」


メイドウィン
「もう、物語は決まっている。」


天夢達には声は届かず、ただ無心で止めるために、全力で

天夢
「………!!!」


叩く。

>>

それから、刹那の瞬間であった


メイドウィン
「よし、出来た!!」


その男は、黒い成分を巨大な手に変えて


メイドウィン
「悪いけどもう暫く!!」


メイドウィン
「次の物語まで眠ってもらう!!」


天夢
「ちょ、ちょっと待って!!その位置じゃ」


天夢
「俺たちまで!!」



メイドウィン
「それがどうした!」


メイドウィンは天夢達諸共、巨大な腕でダーズ達を押しつぶす…………!!

そして、全ての意識は、物語は、途切れた


メイドウィン
「これでよし、あとは彩月達がここをぶっ壊してくれるはずだから………それまで彼らは………」

メイドウィン
「ま、気が向いたらでいいか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天夢
「…………っ、うん?」


暫くして、天夢は………目が覚めた。

天夢
「……ここは………っ!?」


天夢
「あああ!!?」


天夢は………お馴染みの住宅街、おなじみの景色に、何故か倒れるように居た。

天夢
「なにこれ………まさか、今のは夢?」

天夢
「いや、そんなはずは…………」

天夢は時計を確認すると………


天夢
「………い、いや、違う………違う!!あれは夢じゃない!!」

天夢
「確か、俺が死にかけた時は………2017年ぐらい!!」

天夢
「い、今………2021年だってぇ〜〜〜!!!?」



…………

天夢
「ど、どういう事だ!?てか俺生き返ってるし………」



天夢
「とは言っても………俺一人じゃ、わかることなんて何も………」



「う………ううう………」

天夢
「………!この声は…………」



天夢は声のした方に向かうと、そこには見覚えのある姿が………


天夢
「………お前は!!」


ダンテ
「…………!?わたしは」


ダンテ
「何故わたしは生きている!?それに、この場所は地球人の………!!?」

「……………あんたらが、虎伏天夢とデスギア人のダンテ?」

天夢
「…………!!」



たくっちスノー
「えーと、初めまして…………で、いいんだよな」


たくっちスノー
「俺はこの世界の神様…………メイドウィン、たくっちスノーだ。」

たくっちスノー
「あとこれ、お土産」

オリヴィエ
「…………」

天夢
ダンテ
「「オリヴィエ!」」


>>

…………

たくっちスノー
「えーと、どこから話したらいいか………まず先に言うと、ここまで起きたことは全て事実、現実に起きた出来事だ」

天夢
「……ここまで時間が経っているのは、なんでなんですか?」

たくっちスノー
「うん、そこなんだよ俺が謝りたい所」

たくっちスノー
「こっちも忙しくてな……事情があったんだ」

たくっちスノー
「あのバカ………メイドウィンと名乗ってたアイツな、アイツが結構厄介なやつだ」

ダンテ
「そんな気はしていましたよ」

たくっちスノー
「と言うと?」

オリヴィエ
「…………奴が話している時のそれは、キーラの支配と………似ていたからな」

たくっちスノー
「宇宙にもカーレッジみたいなやつはいたってわけね………それであいつは後からお前らを復活させる予定だったらしいが」

天夢
「…………忘れられて今ここに?」

たくっちスノー
「っつーことになる………いやお前たち全員発見するの大変だったよ…………」

ダンテ
「………数年かかるほど何かしらあったのですか?」

たくっちスノー
「まぁつまりはそういうことね…………」


天夢
「………あっ、そうだ!!肝心なキーラとダーズは!?」

たくっちスノー
「それに関してだが問題は無い、これこれ」


たくっちスノーはスマブラSPを見せる


たくっちスノー
「あれからキーラは先に復活して、スマブラファイター達を襲った」

たくっちスノー
「だが唯一生き残ったカービィが次々と仲間を解放していって、キーラを追い詰めたんだ」

たくっちスノー
「が、その後ダーズも復活………ってところでな?」

たくっちスノー
「あいつら、聞いた限りじゃ2体まとめて相手して勝利したらしい」

たくっちスノー
「雪が言うにはめちゃくちゃ強かったらしい、あいつを」


ダンテ
「…………………」

天夢
「…………………」

天夢
「はぁ………よかった」ドスッ


天夢
「というか俺どうしよう?多分死人扱いなんだけど、高校も行けてないし………」

ダンテ
「…………ダーズ様も同胞もいない、わたしもこれからどう生きれば…………」


たくっちスノー
「ああ、それに関しては問題ない、こっちで修正しておいたから」


たくっちスノー
「お前ら、今日からこいつまとめて3人暮らしな」

オリヴィエ
「らしい」


ダンテ
「…………」

天夢
「…………」



「「えっ?」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【CAST】
天夢
バイオ
空束
剣丸
マリー
オウカ
ギン
テンズ
灰路
ブルース
アイゼンベルグ
ダンテ
マルキュー
デスプレイ
マオーマ

シャドー・メイドウィン・黒影
たくっちスノー
たくっちスノー(SEASON2)
ダーズ
キーラ

【原作】
大乱闘スマッシュブラザーズSP

【スペシャルサンクス】
小説カキコ
ここまで見てくれたあなた

【作者】
メタルメイドウィン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「家は用意しておいたから」

天夢
「…………マジで暮らすのか、俺たち」

ダンテ
「地球人、デスギア人、ディストティア人………みんなバラバラで、なんとかなるのですか?」

オリヴィエ
「………どうなるか分からない、でも」

オリヴィエ
「凄く………清々しい気分だ」

ダンテ
「奇遇ですね、それは私もです」

天夢
「…………ま、いいか!」




天夢
「ようこそ、地球へ!!」


【スマブラ戦記Another ジ・アースレジスタンス】
「END」

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス(完結) ( No.62 )
日時: 2021/05/03 08:13
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【あとがき】

たくっちスノー
「ども!今回は出番少なめ、たくっちスノーだ!」

たくっちスノー
「今回は1週間まとめ投稿!その上時間ないから後半は1話まとめて投稿になったけど、堪忍な!」

たくっちスノー
「悪い悪い、どうしても沢山書くってなるとこの方がいいかなと思って」

たくっちスノー
「さて、今作は新・メイドウィン小説最初の作品、スマブラ戦記のスピンオフ作品。」

たくっちスノー
「最後にテキトーに言ってた宇宙人云々を掘り下げた結果がこれです………ただ」

たくっちスノー
「任天堂要素が少ねぇ!!ごめん!!こればかりは尺の都合でどうしようもならねぇ!!」

たくっちスノー
「そんなにダラダラ続けたくないのよ!!」

たくっちスノー
「で、キーラとダーズは作中のとおり、天夢達が眠ってる間にスマブラSPに続いていくわけだ」

たくっちスノー
「ダンテはまー、最初は短なる悪役だったけどこれでもいいかなって、使い回したいし」


たくっちスノー
「さて、次回作なんですが」

たくっちスノー
「MM逃走中!!【ナントカ三術将】編開幕です!」

たくっちスノー
「フリーゲーム【ナントカ三術将】シリーズを元にしたシナリオ、あっ原作のネタバレはそんなにないよ!」

たくっちスノー
「で、それについてなんだが……」

たくっちスノー
「ジーン、イグニス、メアトの個別のストーリー!」

たくっちスノー
「1度に3つの逃走中を展開する!!」


ジーン
「待ってください」


ジーン
「なぜ私のところにはまだ来ていない!?一応主人公だぞ、私!?」

たくっちスノー
「あー………時期に来るでしょ、ここ作者いっぱいいるし、初見さんとかが来てくれるかもしれんし」

たくっちスノー
「………あ、皆は好きに参加してくれて構わないよ!出られるのは1つまでだ!慎重に選んでくれよな!」

たくっちスノー
「以上!たくっちスノーでした!」


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