二次創作小説(新・総合)
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- ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
- 日時: 2022/05/15 13:20
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【小説大会夏の部に向けた連続投稿、その1】
どうもメイドウィンです、これは『ナントカ三術将+α』が実在してるようなしてないような玩具で遊ぶだけの作品となっております!
【注意】
どこかで見たことある玩具が登場します!
たくっちスノーいます!
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.13 )
- 日時: 2021/07/25 09:25
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「で、多分この部屋ではエレメントを育成すりゃいいわけだな」
ジーン
「あ、それだったら私の得意分野ですよ」
メアト
「育てるって言われても何すればいいのよ」
たくっちスノー
「たまごっちと同じ原理なら、カロリーとか気を使って適度に遊んでやればいいんじゃないのか?」
イグニス
「なるほど‥‥‥‥‥しかし時間がかかるのは難点だな」
たくっちスノー
「元々空いた時間に構うような玩具だからな」
ジーン
「あ、この部屋倍速機能がありますよ」
ユニ
「‥‥‥‥僕たちの年齢まで倍速したりしませんよね?」
たくっちスノー
「大丈夫大丈夫」
たくっちスノー
「俺たち何年遡っても年取らねーし」
ジーン
「ちょっとこの世界観に慣れつつある自分が怖いです」
グルグルグル
メアト
「あっ、あたしのエレメントがマリンに進化したわ」
イグニス
「オレのはバーニングだな」
ユニ
「く‥‥‥ウルームになってしまいました」
たくっちスノー
「俺、くろほよ君とかいうのになったんだが‥‥‥‥‥ジーンは?」
ジーン
「‥‥‥‥いやぁ、なかなか上手くいかないものですね」
イグニス
「なんだ、お前も失敗したのか?」
ジーン
「さっきから試しているんですがケリーばかりですよ」
たくっちスノー
「‥‥‥ていうか、こいつの進化基準ってなんんなんだ?」
たくっちスノー
「どれだけ賢くて、どれだけ健康だとどうなるんだ?」
ユニ
「あ、ガイドブックありましたよ」
‥‥‥‥‥
メアト
「‥‥‥‥マリンってダメな方みたいね」
ジーン
「私は好きなんですけどね、マリン」
イグニス
「ん‥‥‥バーニングはここからグレイブナイトになれるみたいだな」
ジーン
「おっと、私のはマダリットになる可能性もあるみたいですね」
たくっちスノー
「俺全然わかんねぇんだけど、くろほよ君どうなるんだ?」
ジーン
「‥‥‥‥‥ろくな進化先ないですね、強いて言うならハレイズナぐらい」
たくっちスノー
「お、ハレイズナかっこいいじゃん!よし、こいつ育てたろ!!」
ジーン
「ええ‥‥‥‥」
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.14 )
- 日時: 2021/07/25 11:12
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
‥‥‥
たくっちスノー
「なるへそ、ハレイズナの進化条件は極めて不健康な生活をおくらせることか」
ジーン
「勘弁してくださいよ‥‥‥‥」
イグニス
「それで‥‥‥どこまで進めればいいんだ?」
ジーン
「そこまではなんとも‥‥‥」
メアト
「あああああ!!?」
ユニ
「どうしました?」
メアト
「あたしのエレメントが‥‥‥‥死んだ!?」
たくっちスノー
「ん?あー‥‥‥‥大丈夫寿命だ、寿命が短い種類だったみたいだな」
ピッ
たくっちスノー
「あ、ランプ1個着いた」
ジーン
「どうやらエレメントの死に反応して起動するみたいですね」
ジーン
「私、調べていくにあたり何回も死なせてしまったので寿命でしか反応しないとみました」
ユニ
「病気で死ぬのもダメ、ということですか」
たくっちスノー
「‥‥‥‥甲斐甲斐しく世話してやんないとなー」
ジーン
「‥‥‥‥‥それなんですが、その」
ジーン
「ハレイズナって結構長生きなんですよ‥‥‥‥」
たくっちスノー
「スイッチオン」
メアト
「ちょっ、育てたばかりなのに倍速ボタン押さないでよ!」
ジーン
「ああっ!まだ調べてる途中なのに昇天までいってしまいました!」
イグニス
「普通に栄養失調で死んだな」
たくっちスノー
「リセマラじゃオラァ!!」
ユニ
「我々を巻き込まないでくれますか?」
‥‥‥‥
たくっちスノー
「で、ここはやっぱり比較的寿命が短いエレメントを引き当てたいところだが」
ユニ
「ですがエレメントは基本的に長生きですよ?」
ジーン
「ハレイズナはその中でも抜きん出ていて、100年は生きるとか」
イグニス
「その上街に現れると災害並みの被害を引き起こす厄介なエレメントだ」
たくっちスノー
「なにそのめんどくせーやつ‥‥‥‥かっこいいと思ったんだけどな」
メアト
「あたし暇なんだけどどうすればいい」
たくっちスノー
「俺の手伝いしてくれ、あと頼みたいことが‥‥‥‥」
メアト
「え、何よ」
たくっちスノー
「あのな、実は‥‥‥‥‥」
メアト
「‥‥‥‥え、あんた本気で言ってる?」
たくっちスノー
「ああ」
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.15 )
- 日時: 2021/07/25 14:44
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ジーン
「‥‥‥うーん、なんだか思ってたものと違いますね」
ジーン
「魔力や環境で育ち方が違うのとばかり思ってましたが、餌さえ上手く与えればなんとでもなりますねこれ‥‥‥‥」
ユニ
「期待外れでした?」
ジーン
「まぁ、思ってたものと違うとは感じましたね‥‥‥‥」
イグニス
「オレの方はこのままいけば究極のエレメントに到達するといったところだ」
ジーン
「あんなに苦労して研究した究極のエレメントがこんな形で‥‥‥‥」
ユニ
「それはそうと、貴方何してるんですか?」
ジーン
「1周回ってほよほよくんで寿命送れないか実験してます‥‥‥‥あ、逝った」
ピッ
ジーン
「ほよほよ君でもOKみたいですね」
ユニ
「逆に難しくありませんか?」
ジーン
「難しい方がそそるでしょう?」
‥‥‥‥
メアト
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥‥」
メアト
「‥‥‥‥‥‥‥‥どう?たくっちスノー、繋がる?」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥いや、ダメだな、全然分からない」
メアト
「‥‥‥‥だから言ったでしょ」
メアト
「さっき‥‥‥‥どうやってもあたしは次元層を出すことが出来なかったのよ」
たくっちスノー
「お前、だからあんなにビビってたんだな‥‥‥‥しかし、時空に出れないとなると厄介だ」
たくっちスノー
「俺がいない間に向こうはどうなってるか分からないし、ヘリオール達は俺たちを見つけているのかも分からない」
たくっちスノー
「‥‥‥‥この迷宮もどこまで続いているか分からない」
メアト
「‥‥‥‥そもそも、玩具を楽しめば出られるって言っといて‥‥‥‥あんな危ない真似させるなんて」
たくっちスノー
「ああ‥‥‥‥前回たまたま死ななかったからいいけど、まだ信用できねーのは事実」
ジーン
「‥‥‥‥‥だからこそ、玩具に触れながら作戦を練ってるわけですね」
たくっちスノー
「お前も終わらせたのか」
ジーン
「つい先程に‥‥‥‥さて、チモッチャについて詳しく聞かせて貰えますか?」
たくっちスノー
「ああ‥‥‥‥‥俺も全部知ってる訳じゃないが‥‥‥‥」
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.16 )
- 日時: 2021/07/25 15:12
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「チモッチャ・チャチャチャ‥‥‥‥X級時空犯罪者。」
たくっちスノー
「X・Y・Zの最低ランクの時空犯罪者は何かとナメられる系統にあり、時々断罪者じゃない奴が狙ったりもする」
たくっちスノー
「が、ランクが高かろうが低かろうが犯罪者は犯罪者、厄介である事に変わりはない」
ジーン
「罪状は?」
たくっちスノー
「監禁だ‥‥‥今俺たちがされてるみたいにな、これでX級程度ってのが信じられないレベルだが‥‥‥」
たくっちスノー
「捕まったヤツらに別状はなく、むしろ‥‥‥‥もう一度あそこに行きたいと言っていた」
ジーン
「‥‥‥‥被害者が監禁を受け入れていたということですか」
たくっちスノー
「そう、それで俺はなんかきな臭いと思い、仲間に場所を特定してもらって追いかけていたところを‥‥‥‥‥」
メアト
「あたし達の世界まで追いかけて、まとめてこの通りになったと」
たくっちスノー
「それに関しては‥‥‥‥本当にすまないと思ってるよ」
メアト
「‥‥‥‥玩虹術士ってのは?」
たくっちスノー
「被害者たちは、こぞって彼をそう呼んでいたのさ」
たくっちスノー
「虹のような煌めきを感じ、魔法をかけられたように楽しかったから、ってさ」
ジーン
「被害者の年齢層は?」
たくっちスノー
「10より下、3より上の子供だけだ。」
たくっちスノー
「俺たちみたいな大人が掛けられるのは初めての事例と言っていいだろう」
イグニス
「そうか」
ユニ
「大体のことは分かりましたよ」
たくっちスノー
「あれ、お前らも?いつの間に終わったんだ」
イグニス
「ジーンが早く終わらせたのを見て、真似しただけだ」
ユニ
「エレメントにおいて彼の右に出るものはいませんからね」
ジーン
「まぁ、そういうことですよ」
たくっちスノー
「ふむ‥‥‥さて、この部屋も出る訳だが」
イグニス
「待て‥‥‥部屋は何個あるのか分からないのか?」
たくっちスノー
「俺も被害者からそこを聞き出そうとしたが‥‥‥頭ん中おかしくなってるみたいでさっぱりだった」
たくっちスノー
「つまり‥‥‥‥」
たくっちスノー
「ここから出られれば、晴れてあいつを捕まえられるって訳だ!!」
END
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.17 )
- 日時: 2021/08/16 07:57
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第4話】
「これが時空の人生観?」
そして一同は新たな部屋に‥‥‥‥
たくっちスノー
「ん‥‥‥‥今度は椅子ねぇのか」
ジーン
「地べたに広げろということでしょうか」
バサッ
ユニ
「1から8のルーレットっに無数のカードや札‥‥‥」
メアト
「なにこれ、スゴロクみたいだけど」
たくっちスノー
「あ、スゴロクはあるんだなお前らの世界」
ジーン
「ええ、どこかの文化らしいので私はやった事ありませんけど」
イグニス
「オレは契約されていた時に聞いたことがある」
ユニ
「でも見ただけでルールは理解出来ました、これでゴールを目指せばいいだけですよね?」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥ん?ちょっと待て、こりゃただのスゴロクじゃねーな」
たくっちスノー
「【人生ゲーム】だよ」
ユニ
「人生ゲーム?」
たくっちスノー
「基本的には普通の双六と変わんねーんだけどな、こいつは収入の多い仕事に就いて金稼いだり株を買ったりと総資産を競うゲームなんだ」
ジーン
「なるほど‥‥‥即ち大金持ち、人生の勝者を決めるから人生ゲームなんですね」
たくっちスノー
「しかもスゴロクの内容も実際に起きた事件を元にしているからリアリティあっておもしれーんだよなー」
イグニス
「なるほど‥‥‥」
たくっちスノー
「さて、こいつはどの頃の人生ゲームか‥‥‥‥」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノー
「マジかよ、これうちのところじゃん」
メアト
「アンタの世界のオモチャなら普通じゃないの?」
たくっちスノー
「そういうことじゃねぇ‥‥‥‥これ」
たくっちスノー
「時空監理局が作ったやつだ!!」
ジーン
「え!?」
ジーン
「時空監理局ってなんですか?」
たくっちスノー
「え、そこから!?‥‥‥まぁ潰れてだいぶ経つからな‥‥‥‥」
たくっちスノー説明中
ジーン
「なるほど、時空にそんな組織があったんですか」
たくっちスノー
「ああ、お飾りとはいえ雪もトップを任せられた組織だ」
たくっちスノー
「今ではクソ共のせいで存在さえもありえない物になっちまったがな」
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