二次創作小説(新・総合)
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- ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
- 日時: 2022/05/15 13:20
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【小説大会夏の部に向けた連続投稿、その1】
どうもメイドウィンです、これは『ナントカ三術将+α』が実在してるようなしてないような玩具で遊ぶだけの作品となっております!
【注意】
どこかで見たことある玩具が登場します!
たくっちスノーいます!
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.28 )
- 日時: 2021/08/18 07:27
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
メアト
「いやあああああ!!!」
イグニス
「救出‥‥‥か」
たくっちスノー
「おいメアトー!次元層を出すことは出来ないのか?」
メアト
「ずっと前からやろうとしてたわよ!でも出てこないのよ!!」
ユニ
「言われてみればドラゴンの玩具の時も次元層への入口は出てきませんでしたからね‥‥‥‥」
たくっちスノー
「俺たちでなんとかするしかねーって」
ユニ
「‥‥‥‥ここから彼女のところまでかなり離れています」
ユニ
「高さの関係もある‥‥‥‥‥ここから飛び降りてメアトのところに向かうのはリスクが高すぎますね」
ユニ
「____あくまで、我々2人のみなら」
たくっちスノー
「んふ♪俺頼られるの大好き」
イグニス
「たくっちスノー、お前はあらゆる姿に変身できるそうだが‥‥‥」
イグニス
「翼を生やして空を飛ぶことは可能か?」
たくっちスノー
「ああ、やったことはそんなにないが出来ないわけじゃない」
たくっちスノー
「ボディチェンジ‥‥‥‥プラスウィング」
たくっちスノー
「リオレウス!!」バサッ!!
たくっちスノー
「よし、捕まれ!!」
イグニス
「ああ」
ユニ
「頼みましたよイグニス!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノーは翼を広げて、レールのところまで降り立つ
たくっちスノー
「あんまり派手に動くとチモッチャに勘づかれて奈落の底ってのも有り得るからな、ちょっとずつレールからメアトに近づいて」
グイッ
と、その時たくっちスノー達が乗っていたレールも動き出す
たくっちスノー
「うおっと‥‥‥パズルなだけあってこっちも気をつけて動かないとまずそうだな」
ジーン
「これけっこう忙しいんですけどどうやったら終わりなんですか!?」
たくっちスノー
「チクタクバンバンなら乗ってるやつにタイマーがあるはずなんだが‥‥‥‥」
イグニス
「あれのことか?」
たくっちスノー
「ん‥‥‥‥」
乗り物の後ろに、時計らしきものが見えた
たくっちスノー
「おっ、あれだな!!急いで追いかけ」
スイーッ
たくっちスノー
「うおっととと!!」
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.29 )
- 日時: 2021/08/18 20:10
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「えーと、時計の針は‥‥‥‥5分か」
ジーン
「あと5分も!?」
たくっちスノー
「5分って長いようでこういうのだと結構なげーんだよな‥‥‥」
ジーン
「私も失敗しないか不安で仕方ないですよ」
たくっちスノー
「気を付けろよ、その玩具詰みポイントもあるからな」
ジーン
「う‥‥‥それを言われると途端に不安になってくるじゃありませんか」
ユニ
(ただレールを繋げて維持するだけでは駄目‥‥‥‥少しでも道を作らなくてはならない)
ユニ
(が、やり方によっては挽回不可‥‥‥詰みとなる、そこの調節が大事というわけですか‥‥‥‥)
たくっちスノー
「どうにか俺たちも近づこうとしてるが、と、とと!!」スイーーッ
たくっちスノー
「レールが動くもんでこっちも中々歩けんのよ!!」
イグニス
「‥‥‥いちかばちかだ」
イグニス
「影柱!」
イグニスは乗り物を結界に閉じ込め、乗り物が結界に激突していく!
イグニス
「これで暫く足止めになるはずだ‥‥‥‥」
たくっちスノー
「よし、今のうちに!!」
ジーン
「私も近くのレールを操作しておきますか‥‥‥‥」
‥‥‥‥
ユニ
「‥‥‥‥今のところは問題なさそうですね」
ユニ
「あと3分‥‥‥それまでに何も無ければいいですが」
ガガッガガガガ
ユニ
「ん?」
ガガッガガガガガガガガガガ
ユニ
「なんだ‥‥‥‥このぶつかるような変な音は」
ユニ
「何か‥‥‥何かおかしい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノー
「よし、ちょっとずつ近づけたぞ‥‥‥‥」
ユニ
「イグニス!!結界を解除してください!」
イグニス
「どうしたユニ!」
ユニ
「車輪の様子がおかしいです!無理やり結界を破ろうとしています!」
イグニス
「分かった、今‥‥‥待ってろ」
イグニス
「メアト、無事か!」
メアト
「い‥‥‥イグニス〜〜〜!!」
イグニス
「影柱解除!」
その瞬間、乗っていた車輪は大きく揺れる
イグニス
「うっ!?」
メアト
「うぎゃ!?」
イグニス
「何が起きた!?」
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.30 )
- 日時: 2021/08/18 20:59
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イグニス
「な‥‥‥何が起きた!ジーン!!」
ジーン
「こ‥‥‥これは‥‥‥速い!!」
ジーン
「車輪のスピードがさっきよりも速くなって居ますよ!?」
イグニス
「何だと!?」
ジーン
「くっ‥‥‥‥そちらを見る余裕がありません、イグニス!振り落とされないでくださいよ!」
イグニス
「ああ!‥‥‥メアト、今助ける!」
メアト
「う、ううう‥‥‥‥イグニス‥‥‥」ギュッ
たくっちスノー
「く‥‥‥なんてスピードだ!時間切れが迫ってきたからか!?それとも無理やりせき止めたから!?」
たくっちスノー
「ああこうしちゃいられん!!」
たくっちスノー
「こういう時止める方法と言えば!!」
たくっちスノーは車輪の前に立つ
メアト
「ちょっと何してんのよ!?」
たくっちスノー
「時間稼ぎ!!」
グッシャァァァ!!
たくっちスノー
「畜生ダメだった!!マガイモノじゃなかったら相当えぐい事になってたよ今!!」
メアト
「‥‥‥‥‥‥‥」ワナワナ
イグニス
「あと少しで‥‥‥‥縄がほどける‥‥‥‥」
メアト
(イグニス‥‥‥‥す、すごく近い‥‥‥‥‥)
メアト
(あのゲームの時から急に意識しだして‥‥‥‥あたしどうしたんだろ‥‥‥‥‥)ドキッ
イグニス
「大丈夫か?」
メアト
「ひっ!?へ、平気よ‥‥‥!!」
ジーン
「あっ、まずい!カーブだ!!」
たくっちスノー
「なにィ!?そんなスピードで曲がろうなんて無茶だ!!」
たくっちスノー
「トランザム!!」
グラッ!!
メアト
「ひいいっ!!」
イグニス
「うぐっ!!」
たくっちスノー
「やべぇ倒れる!!」
たくっちスノー
「ブラックマガム!!」
たくっちスノーは成分をガムのように張り付かせて車輪を引っ張り、体制を戻す
たくっちスノー
「っと‥‥‥‥‥大丈夫か!?」
ジーン
「あっ」
ユニ
「あっ」
たくっちスノー
「えっ、何が起きたの!?」
たくっちスノー
「あっ」
メアト
「‥‥‥‥‥‥!!!」
フニッ
イグニス
「‥‥‥‥!」
イグニス
「!!!!??」
メアト
「いやああああああああ!!!」
バシッ
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.31 )
- 日時: 2021/08/18 21:35
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イグニス
「その‥‥‥‥すまなかった、意図的ではないのだが」
メアト
「なんで!!なんでこんなことになるわけ!?」
たくっちスノー
「良かったなまだ子供で」
ジーン
「そういう問題ではないと思いますよ!」
イグニス
「だが今の勢いで縄は解けた、あとは脱出するだけだ」
ユニ
「あの、念の為聞いておきますが顔大丈夫ですか?」
イグニス
「必要な犠牲だった」ヒリヒリ
たくっちスノー
「ブラックマガム!!」
たくっちスノーは成分をジーン達の所にくっつける
たくっちスノー
「ほら、これに乗れ!ジーンはもう失敗していいぞ!」
ジーン
「そうは言われても!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イグニス
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
メアト
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥お二人さん大丈夫?」
イグニス
「気にするな、あれは不慮の事故だ」
メアト
「そ‥‥‥それはそうなんだけどさ、なんかこう、急だったし‥‥‥初めてだったから‥‥‥‥」
ガッシャァァン
ジーン
「車輪が崩れた!!」
イグニス
「見ろ、1歩遅かったらお前もあれに巻き込まれていたかもしれないんだ」
メアト
「‥‥‥‥‥うん」
メアト
「助けてくれたのはすっごく嬉しいわ」
ジーン
「‥‥‥‥ふぅ、何はともあれ無事でよかった」
ユニ
「しかし‥‥‥‥チモッチャも本格的に僕達を潰しに来ましたね」
たくっちスノー
「情報だとこういう事をする奴とは聞いてなかったが‥‥‥‥」
ジーン
「‥‥‥彼についてもう少し詳しく教えてくれません?」
ジーン
「例えば、人を殺したことがあるかとか」
たくっちスノー
「記録上はないな、もし明らかになっていたらランクはもう少し上になっていたはずだ」
ユニ
「なるほど‥‥‥‥でしたらもう1つ」
ユニ
「彼は人を殺すことが出来ますか?この玩具たちのように‥‥‥‥」
たくっちスノー
「!」
ユニ
「今までたかが低ランクと高を括っていましたが‥‥‥‥」
ユニ
「彼、案外強敵かもしれませんよ‥‥‥‥」
たくっちスノー
「チモッチャ‥‥‥‥‥!!」
END
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.32 )
- 日時: 2021/08/18 22:58
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第7話】
「ぐるぐるフイッシャーズ」
次の部屋に入ると‥‥‥‥‥
たくっちスノー
「なんだこりゃ?巨大なプール?」
ジーン
「今度は水の上で遊ぶ玩具でしょうか?」
メアト
「でも水着がないわよ」
イグニス
「見ろ、釣竿はあるようだ」
たくっちスノー
「あー、磁石で魚くっつけて釣り上げるやつな、俺もよくやったよ」
ユニ
「ですがこれ、本物のプールですよね」
たくっちスノー
「まぁやるだけやってみるか」
‥‥‥‥‥‥
メアト
「暇ね」
イグニス
「釣りはそういうものだ」
ジーン
「というか、餌もついてないのに魚がくいついてくるんでしょうかね‥‥‥‥」
たくっちスノー
「そこはまぁ、玩具だから‥‥‥‥」
メアト
「なんだか眠くなってきたんだけど」
たくっちスノー
「おう、寝ろ寝ろ‥‥‥‥お前も色々と散々な目に合っていたからな」
ジーン
「そういえばここまで遊んでばかりでしたが、1度も休んでいませんでしたね‥‥‥‥」
イグニス
「お前らも休め、あとはオレがやる」
たくっちスノー
「お前は休まなくていいのか?色々頑張ったろ」
たくっちスノー
「俺は体力とか限界ねーしさ、俺がやってやるよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥‥」
たくっちスノー
「釣れねーなー‥‥‥‥」
たくっちスノー
「あの4人は爆睡してるし‥‥‥‥よっぽど疲れてたんだな」
たくっちスノー
「よし、せっかくだからズルしよっと」
ザブン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノー
(プールの深さは‥‥‥‥結構深いな、沈んだら普通なら戻れなさそうな深さだ)
たくっちスノー
(魚は‥‥‥‥うわ、ちゃんとあの磁石の玩具が意志を持って泳いでやがる、これも玩虹術士の力か‥‥‥‥?)
たくっちスノー
(さて、俺も本気で釣り上げてやるかな‥‥‥)
たくっちスノー
「ただし、やり方はベアクローでな!!」
魚
「!?」
たくっちスノー
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!」
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