二次創作小説(新・総合)

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ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
日時: 2022/05/15 13:20
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【小説大会夏の部に向けた連続投稿、その1】


どうもメイドウィンです、これは『ナントカ三術将+‪α』が実在してるようなしてないような玩具で遊ぶだけの作品となっております!


【注意】
どこかで見たことある玩具が登場します!
たくっちスノーいます!

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.8 )
日時: 2021/07/24 22:57
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「たぶん、こいつは『番犬ガオガオくん』系統だな」

ジーン
「なんですかそれは」

たくっちスノー
「大きい犬と、その下に骨の形をしたボタンが複数あるような奴だ」

たくっちスノー
「プレイヤーは1つずつ、骨のボタンを推していく」

たくっちスノー
「その内のほとんどがダミー、ハズレはひとつのみだ」

ジーン
「‥‥‥‥‥もしハズレを引いたら?」

たくっちスノー
「ガオガオくんが目覚め、骨を押した手をガブッ!!」

メアト
「ひいいっ」

たくっちスノー
「‥‥‥と、これの場合は玩具だから痛くないし、せいぜいビックリするくらいだ」


たくっちスノー
「でもこいつは‥‥‥‥多分、噛まれたらマジでやばい」

ユニ
「でも、このドラゴンの周囲には餌らしきものはありませんよ?」

たくっちスノー
「多分、歯がボタンになってるタイプなんだよ‥‥‥そういうやつもある」

ユニ
「歯の数は合計40本‥‥‥‥この内1つがハズレで、この位置から外したら‥‥‥」

ユニ
「貴方のように首と胴体が分離しますね」

たくっちスノー
「だな、死んじまう」

ジーン
「‥‥‥‥まさか、我々で1つずつこのドラゴンの牙を押せということですか!?」

イグニス
「しかも‥‥‥‥ルール上どれがハズレなのか誰にも分からない‥‥‥運頼りだ」

たくっちスノー
「ああ、不死身である俺がなるべくハズレを引きたいがそういうことも狙えない」

ユニ
「僕は運命操作で幸運バフは掛けられますが‥‥‥‥」

ジーン
「私も縁起のいいエレメントを呼んで気晴らししておきましょうかね‥‥‥」

イグニス
「俺も影柱をいつでも出せるようにしておく」

メアト
「ちょっ‥‥‥‥それ、あたしはどうすればいいのよ!?」

ジーン
「なんとか噛まれる直前に次元層に避難するんです!」

メアト
「無茶言わないで!」

ユニ
「無茶でもやらなくてはなりません!死ぬかもしれないんですよ!」

メアト
「う‥‥‥‥わ、わ、わ、かったわよ!」


メアト
「やってやろうじゃない!!あたしからいくわよ!!」

ジーン
「えっ!!?ダメです、ここは私が!!」

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.9 )
日時: 2021/07/25 07:13
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

メアト
「うりゃーーー!!」

ジーン
「あっ、おい馬鹿っ!!」

カチッ


メアト
「次元層‥‥‥‥‥」


ジーン
「‥‥‥‥‥‥‥」


ジーン
「な、な‥‥‥‥なんとも‥‥‥‥ありません」

たくっちスノー
「せ、正解みたいだな‥‥‥‥ビックリさせやがって‥‥‥」

メアト
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」ガクガクブルブル


たくっちスノー
「‥‥‥‥よし、次は俺から行くぞ」



‥‥‥‥‥

たくっちスノー
「こういう時、ハズレがありそうなのは‥‥‥‥こことか?」カチッ

‥‥‥‥‥

たくっちスノー
「うわあああああああああああぁぁぁ!!!当てちまったああああああああぁぁぁ!!!」


‥‥‥‥

ジーン
「外すなよ‥‥‥‥外すなよ‥‥‥‥絶対にハズレを出すなよ‥‥‥‥‥」


カチッ

ジーン
「まだ3個目なのに心拍数がとんでもないですよ‥‥‥‥」

‥‥‥‥

ユニ
「‥‥‥‥運よ、僕に味方してくれ‥‥‥っ!!」


カチッ

ユニ
「‥‥‥‥まさか、ここまで恐れることになるとは」

‥‥‥‥

イグニス
「‥‥‥‥‥‥」

カチッ

イグニス
「問題なし‥‥‥‥と」


メアト
「ま‥‥‥またあたしの番!?」

ジーン
「いや、ここは私が先にやりますよ!」



メアト
「‥‥‥‥‥」ハァハァハァハァ

メアト
「こ‥‥‥‥これ!!」カチッ


ビクッッッ!!

メアト
「ひっ」


ジーン
「‥‥‥‥‥‥ちょっと振動で揺れただけみたいですね」

メアト
「驚かせないでよ‥‥‥‥あ、あたしもう怖くなってきたわ‥‥‥‥‥」

ジーン
「わ‥‥‥私も少し不安ですよ‥‥‥」

ジーン
「残りの牙は‥‥‥」

ジーン
(‥‥‥‥待て、待たないか)

ジーン
(確率としてはほぼ低い想定だが、もしも、もしもの話だ)

ジーン
(我々は5人、牙の数は計20個)

ジーン
(もしここから奇跡的に全て正解し続けたとしても‥‥‥‥)

ジーン
(最後の20個目は‥‥‥‥メアトが押すことになる‥‥‥)

ジーン
「たくっちスノー!」

ジーン
「当たり以外を全部押したら‥‥‥勝ちってことにはなりませんか?」

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥ならない。」

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.10 )
日時: 2021/07/25 07:50
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「俺‥‥‥‥俺外れろ!!外れろ!!外してくれ!!」


カチッ


たくっちスノー
「外れろつってんだろぉ!!?」



ジーン
(残り13個‥‥‥メアトが引く前にどれがハズレか推測しないといけない)

ジーン
「どれだ‥‥‥‥‥」


カチッ

ジーン
「‥‥‥‥‥‥‥ふぅ」

ユニ
「‥‥‥ジーン、触った感触はどうですか?」

ジーン
「刺さりそうな感じはないようにも見えますが‥‥‥‥鋭利なのでこれが勢いよく噛み付いてきたら‥‥‥‥」

ユニ
「でしょうね‥‥‥‥ちょっと奥歯の方押してみます」

カチッ

ユニ
「‥‥‥‥‥‥行く行くはこういう所も押さないといけませんからね」


イグニス
「ああ‥‥‥‥」

カチッ

イグニス
「‥‥‥‥‥くっ、本来は外してはいけないもののはずだが」


たくっちスノー
「なんか‥‥‥‥こういうやつってさ」

たくっちスノー
「右と左で推してる部分が偏ってたりとか、大部分押してる中で一つだけ残ってるやつとか」

たくっちスノー
「そういう奴がすげー怪しくてしょうがなくなるんだよな」

ジーン
「ですが押していくと、次第にそういうものばかりになってきますよね」

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥‥‥何より今回は命かかってる」

たくっちスノー
「メアトのメンタルの方が先に壊れないか心配なんだよな‥‥‥‥」

メアト
「あっ‥‥‥‥あっあっ‥‥‥‥」プルプル


カチッ


メアト
「はぁ‥‥‥‥はぁ‥‥‥‥」

ジーン
「‥‥‥‥休んだ方がいい、とも言えませんね」


たくっちスノー
「くそっ!!いつも俺結構噛まれたりするのに!!」




たくっちスノー
「なんでこういう時に限ってハズレを引かせてくれねーんだよぉぉぉぉ!!!」

ジーン
「もう‥‥‥‥半分を切りますよ‥‥‥‥早くないですか‥‥‥‥!?」

ユニ
「そりゃそうですよ‥‥‥‥‥5人で20個という事は最大でも4週すれば終わりということなんですから‥‥‥‥」


ジーン
「‥‥‥‥‥っ!!」

カチッ

ジーン
「‥‥‥‥‥もう、冗談抜きでやばい‥‥‥‥‥」

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.11 )
日時: 2021/07/25 08:03
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ジーン
(まずい‥‥‥‥イグニスの言う通りだった‥‥‥‥)

ジーン
(私はなめていた‥‥‥‥時空犯罪者というものを!!)

ユニ
「運命操作!!」カチッ


ユニ
「ま‥‥‥まずいです、もう後がありません‥‥‥」

イグニス
「‥‥‥‥‥そうだ」カチッ

イグニス
「こんなに‥‥‥ハズレを引くなんてことがあるのか?」

たくっちスノー
「あ、ありえねぇ、どんなラッキーだよそれって‥‥‥‥‥」


メアト
「あ‥‥‥‥あ、あ、あ‥‥‥‥‥」




カチッ‥‥‥‥‥


たくっちスノー
「!!」

ジーン
「!!」

ジーン
(ま‥‥‥‥まずい、成功してしまった!!)


ジーン
(ここでたくっちスノーが引かなければ、メアトの死は‥‥‥‥!!)



たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥‥っ!!」

カチッ

たくっちスノー
「嘘だろ‥‥‥‥」



ジーン
「‥‥‥‥‥何を迷っている!!」


ジーン
「魔王様の為、三術将の為なら命ぐらい簡単に差し出せないでどうする!!」カチッ



ジーン
「そ、そんな‥‥‥‥‥」


カチッ

ユニ
「何が‥‥‥起きて‥‥‥‥」






‥‥‥‥‥‥‥カチッ


イグニス
「‥‥‥‥‥!!」


ジーン
「そ、そ、そんな‥‥‥‥1本‥‥‥残ってしまった‥‥‥‥」

メアト
「いや‥‥‥‥いやぁ!!!」


メアト
「押したくない!!!死にたくないわよぉ!!」

メアト
「やだ!!やだ!!誰か助けて!!」

たくっちスノー
「おい何やってる!!止まれ!!止まらんかい!!」

メアト
「指が‥‥‥勝手に動くのよ!!」

メアト
「いやああああああ!!」

ジーン
「メアト!!えっと‥‥‥黄色の魔晶石!!」

たくっちスノー
「俺も助太刀するぞ!!」

イグニス
「メアトが牙を押した瞬間、一瞬だけだ‥‥‥タイミングを合わせろ!」

メアト
「‥‥‥‥‥ひ、ひいい‥‥‥‥‥‥!!」

カチッ

イグニス
「影柱!!」

たくっちスノー
「錬金召喚!!」

ジーン
「ガイアール!!」

牙を押した瞬間、影柱とエレメントが展開されて‥‥‥‥!!


END

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.12 )
日時: 2021/07/25 08:57
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第3話】
「たまメント!」

ジーン
「‥‥‥‥‥っ、」

たくっちスノー
「ん‥‥‥‥‥」

メアト
「‥‥‥‥‥‥あ、あ、れ?」

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥なんの反応もない‥‥‥‥外したはずなのに‥‥‥‥」


イグニス
「つまり‥‥‥この玩具にはハズレは存在してなかったということか」

たくっちスノー
「悪趣味なモノ作りやがって!!!」

たくっちスノーは怒りに任せ刀で凶暴ドラゴンくんを真っ二つにする

たくっちスノー
「なんだ!?この断面は!!牙が押しこめる機構がついてるだけで他はハリボテじゃねーか!!」


メアト
「あっ、あ‥‥‥‥‥‥‥」


メアト
「あああああああああああああぁぁぁ!!!!」

イグニス
「‥‥‥‥‥‥‥辛かっただろう」


ーーーーーーーーーーーーーー


たくっちスノー
「とりあえず分かったこと、それは」

たくっちスノー
「今後何が来てもぜってぇ楽しめねぇってこと、あと‥‥‥‥」

ジーン
「最深部にたどり着いたら問答無用で魔法を放ちましょう」

たくっちスノー
「そういうこと」

‥‥‥‥

そして、次の部屋へ‥‥‥‥


たくっちスノー
「今度は‥‥‥‥なんだ?」

ジーン
「ちっちゃい‥‥‥端末?」

ユニ
「‥‥‥卵のような形をしていますね」

たくっちスノー
「なんだこれ、『たまごっち』のつもりか?」

メアト
「なにそれ?」

たくっちスノー
「こういう携帯端末の玩具だよ、こいつで別世界の生命体を育成出来るんだ」

たくっちスノー
「餌を与えたりトレーニングしてな、そうすると育て方によって色んな形に進化するんだ」

たくっちスノー
「リアルワールドでは一昔にブームを築いたこともあったな」

ジーン
「へぇ‥‥‥‥成長ってどれくらいの時間で?」

たくっちスノー
「ざっと数時間と言ったところか」

メアト
「こんなのでね‥‥‥‥」ポチ


メアト
「ん?ねぇジーン、これってほよほよ君じゃない?」

ジーン
「え?本当ですね」

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥ほよほよくんって言うのはいわゆるベビー的なあれでいいのか」

ジーン
「まぁ多分このゲームではそういうことかと」


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