二次創作小説(新・総合)

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ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
日時: 2022/05/15 13:20
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【小説大会夏の部に向けた連続投稿、その1】


どうもメイドウィンです、これは『ナントカ三術将+‪α』が実在してるようなしてないような玩具で遊ぶだけの作品となっております!


【注意】
どこかで見たことある玩具が登場します!
たくっちスノーいます!

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.33 )
日時: 2021/08/18 23:24
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「おらオラオラオラオラ!!」

バシャバシャバシャバシャ

たくっちスノー
「よーし、まずは活きのいいの1発!!2発!!3発!!」

ポイポイポイッ


バシャッ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジーン
「Zzz‥‥‥‥」


メアト
「Zzz‥‥‥‥」


バシャッ!!


「キエエエエエエーーー!!」

ビターン!!

ジーン
「ぐっふううう!!?」バコーン


メアト
「!?」

イグニス
「何だ!?」

ユニ
「‥‥‥‥‥何これ?」

メアト
「ジーンが‥‥‥‥ブロリー映画のベジータみたいになってる‥‥‥‥」


イグニス
「たくっちスノーはどこだ!?」



たくっちスノー
「オラァ!!」バシャッ!!


たくっちスノー
「あ、なんだ皆もう起きたの


ジーン
「」

たくっちスノー
「ジーーーーン!!?なんでお前死にかけてんの!?」

ジーン
「な‥‥‥何者かに‥‥‥‥突然殴られて‥‥‥」

たくっちスノー
「何者かって誰だよ、誰がそんなこと‥‥‥‥」


ユニ
「‥‥‥‥たくっちスノーさん、後ろ!!」

たくっちスノー
「え、後‥‥‥‥」

たくっちスノー
「げっ!!」


ザブン

たくっちスノーは突如プールに沈む

ジーン
「たくっちスノー!?」

イグニス
「何が起きた!?」


「‥‥‥‥」!!

ジーン
「もしやこいつ‥‥‥‥くらえっ、サンダー!!」


「みざえ!!!」

‥‥‥‥‥

ジーン
「この魚やばいですよ、相当魔力が込められています」

ジーン
「本気で戦うと高ランクのエレメントにも匹敵します」

ユニ
「そんなものを忍ばせていたんですか‥‥‥‥だんだん殺意を隠さなくなってきましたね」

ジーン
「彼は不死なのでなんとかなりますが、もし我々がプールに落ちていれば生きて陸に上がることは出来ませんでしたね」


たくっちスノー
「冷静に分析してないで何とかしろおらーーっ!!」

メアト
「充分余裕そうじゃない」

たくっちスノー
「ギャグ小説だからな!!」

ジーン
「…………やるしかない!」

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.34 )
日時: 2021/08/19 07:29
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

メアト
「いくらなんでも無茶よ!出来るわけないでしょ!!」

イグニス
「俺も同意見だ………とても成功するとは思えん」

ジーン
「それでもやるんですよ!」



ジーン
「この釣竿で!!」


ジーン
「あの大きな魚を!!」



ジーン
「釣り上げるんです!!」

たくっちスノー
「今更ながらめちゃくちゃだなおい!!そういう遊びなんだけど!!」


ジーン
「まぁ何!私とて無策でこんなことしてるわけではないですよ」


ジーン
「餌としてこれを用意しました!私の代名詞【魔晶石】です!」

たくっちスノー
「…………そんなものでどうするんだ?」


ジーン
「これをプールに垂らして…………離れててくださいよ」



ジーン
「サンダーー!!」バリバリバリバリバリ

メアト
「結局力技じゃないの!!」

ジーン
「あんな凶暴なヤツらそのまま捕まえても心配じゃないですか!」

ユニ
「ですが、あれで何匹か失神しましたね」

たくっちスノー
「またベアクローで取ってきてやろうか?」


ジーン
「いえ、出来れば竿で引っ張って取りたいですが…………」

グググ


ジーン
「ぐ…………ぐぐぐ…………これ結構重いな………イグニス、手伝ってください」

イグニス
「仕方ない奴だな……… 」

グググ

ジーン
「うっ!?なんだか余計に重くなった気がします」

たくっちスノー
「よし、俺も加わってやるよ」


グググ

ジーン
「ああああああ痛い!?」

たくっちスノー
「………!」

たくっちスノー
「ちょっとその釣竿貸せ!」

ジーン
「は、はい!」

グググ

たくっちスノー
「うぐ……!!」

たくっちスノー
「なるほど………必殺、反転ドロップ!!」

たくっちスノーは腕をクロスさせながらバク宙し、魚を1匹釣り上げる

ジーン
「え………1匹!?あんなに重くなっていったのに1匹だけですか!?」

ユニ
「逆です!釣竿に細工をしていたんですよ!使用者の数だけ重くなるように………」

たくっちスノー
「反転魔法で逆に軽くしてやったぜ」

ジーン
「危なかった………」


Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.35 )
日時: 2021/08/19 08:13
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

イグニス
「結局、1人で釣り上げるしかないということか」

ジーン
「ですがあの魚………1人でも相当重たかったですよ」

たくっちスノー
「えーと体重は…………90キロ!リザードン並じゃねーか!」

メアト
「なんで玩具がそんなに重たいのよ!」

たくっちスノー
「おまけにプールから掴み取ろうとしたら襲い掛かってくるし、人を合わせたら釣竿が余計に重くなって引きずり込んでくる」

たくっちスノー
「最初に潜って分かったがプールも結構深い」

メアト
「遊ばせる気あるのかしら」

たくっちスノー
「だがこれはちょっ…………とばかりめんどくさいぞ」

ユニ
「…………僕の出番が来たようですね」

イグニス
「ユニ?」

ユニ
「【運命操作】!」 カチッ

ユニ
「一時的にパワーを上げて………」

ユニ
「【運命操作】!」ブンッ!!

バッシャァァ!!

たくっちスノー
「釣れた!!よし、俺もやるぞ!!」

たくっちスノー
「アームチェンジ!ユニ!!」


たくっちスノー
「【運命操作】!!」

バサーッ!!

たくっちスノー
「よし、どんどん釣れていくぞ!!」

ジーン
「サンダー!」


「!!」

ジーン
「くっ、おもちゃの癖に逃げようとするんじゃありませんよ!」

メアト
「ちょっと釣り上げすぎよ!!キリがないじゃない!!」

ユニ
「逃げても片っ端から釣りあげればいいんですよ!」

たくっちスノー
「というか…………」

ユニ
「ですね!」

たくっちスノー
「ユニ!俺にサンダーソードを!!」

ユニ
「はい!」

たくっちスノー
「ほらよ、ドクロ丸!」


ユニ
「ふっ…………」

たくっちスノー
「せーので…………」



ユニ
「三枚おろし!!」

たくっちスノー
「骨抜きにしてやるぜ!!!」


ズバッ!!

ユニとたくっちスノーは引き上げた魚を刀で切り裂いた!!


ジーン
「ついに力技に出た!?」

メアト
「あーあバラバラにしてくれちゃって」

ユニ
「ここまで来ると悠長に遊んでるだけとはいきませんからね…………」

たくっちスノー
「俺たちの恐ろしさをたっぷり知らしめて…………ん?」

たくっちスノー
「なんだこれ?」

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.36 )
日時: 2021/08/19 20:33
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………………


たくっちスノー
「なんだこの魚………中身………玩具なんだからゼンマイとか入ってるはずだろ」

切り裂かれてバラバラになった魚に入っていたのは………真っ赤な折り紙の束と、魔晶石のようなもの、そして………割れた風船

メアト
「ゴーレムみたいなもの?」

ジーン
「いや…….この程度の素材であんな優れたゴーレムが出来るのか?玩虹術士というのはそこまで………」

ユニ
「ゴーレムというより生き物その物です、あの動きあの抵抗っぷり、エレメントや人工物でもあそこまで出来ませんよ」

たくっちスノー
「…………ジーンさ、さっきチモッチャは低ランクではないかもしれないみたいな話してたよな」

ジーン
「はい」

ユニ
「人を殺した時隠蔽できる人物ですか?とも話しましたね」

たくっちスノー
「…………………」

たくっちスノー
「こういうので、1度考えたことがあるんだ」


たくっちスノー
「迷宮から帰ってきた被害者は、本当にそいつらなのだろうか?」

たくっちスノー
「………クトゥルフとか、そういう未知の迷宮でもよくあるやつな」

ジーン
「……………」

ジーン
「でも、もしあなたの想像通りの事が起きていたのなら………今ユニと貴方はこの玩具を………」

たくっちスノー
「俺だって何も考えずに破壊したわけじゃねぇ」


たくっちスノー
「反転ドロップ!!」


たくっちスノーは玩具にドロップをかける


たくっちスノー
「俺は化ける他に、他のマガイモノには出来ない成分のコントロールが出来ることが分かった」

たくっちスノー
「伸ばしてシールドにしたり、ガムのように引っ付けたり」

たくっちスノー
「手から成分を流し、設定に命令することで重いものを軽くしたり………」

たくっちスノー
「壊したものを再生することも可能だ」

たくっちスノー
「…………時空犯罪者だった頃の傲慢な俺なら、こんな技は思いつかなかったろうな」

ジーン
「おお、玩具が元通りに………!?」

ジーン
「いや違う!?再生が止まらない!?」

イグニス
「これは…………!!」

たくっちスノー
「……………!」

END

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.37 )
日時: 2021/08/19 23:36
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第8話】
「ヘディングマスターズ」

………

たくっちスノー
「う…………」

ジーン
「ここは……?」

たくっちスノーたちは気がつくと、新たな部屋に来ていた

ジーン
「あれ、さっきまで魚釣りを………」

たくっちスノー
「どうやらチモッチャの奴が無理やり飛ばしたっぽいな………あいつめ………」

ユニ
「それで、次の道具はなんなんですか?」

メアト
「…………なにこれ?」

一同の前には巨大な装置………

たくっちスノー
「……………パンチングマシンか?」

ジーン
「殴り掛かる玩具なんですか?」

たくっちスノー
「ああ、こいつに向かってぶん殴ってな、その時の力を測定する奴なんだよ」

たくっちスノー
「どっちかと言うとゲームセンターに置いてありそうなもんが、なんでここに………」

ユニ
「………ふむ、なるほど」

ユニ
「この装置、殴り掛かるにしては当てるところが少し高くありませんか?」

ユニ
「拳を振る時に勢いが落ちそうですよ」

たくっちスノー
「え?…………言われてみればちょっと殴りにくいな」


ジーン
「ふんっ!!」スパァン


ジーン
「…………手応えはありますが反応しません」

たくっちスノー
「電源入ってないのかな?ちょっと調べてみようぜ」



……………

メアト
「…………あ、ここ、なんか書いてあるわよ」

たくっちスノー
「んー?製品名とかか?どらどら」



『ヘディングマスターズ』

たくっちスノー
「へ…………ヘディングマスターズ…………」


ジーン
「という名前ということはつまり…………」


メアト
「うりゃ!」バスッ


ピピピピピ


たくっちスノー
「頭突き力たったの3か…………ザコめ………」

ジーン
「何が面白いんだこの玩具!?」

ユニ
「どんな需要を想定したんでしょうか」

たくっちスノー
「俺にも分からん」

イグニス
「つまり俺たち5人で頭突きをしろというわけか」


イグニス
「この装置に」

イグニス
「顔面を」


イグニス
「思いっきり振りおろせというのか」

ジーン
「なんかカッコ悪くて乗り気になりませんね………」


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