二次創作小説(新・総合)
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- ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
- 日時: 2022/05/15 13:20
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【小説大会夏の部に向けた連続投稿、その1】
どうもメイドウィンです、これは『ナントカ三術将+α』が実在してるようなしてないような玩具で遊ぶだけの作品となっております!
【注意】
どこかで見たことある玩具が登場します!
たくっちスノーいます!
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.38 )
- 日時: 2021/08/20 08:29
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
……………
たくっちスノー
「まぁ見てな、こんなゲーム簡単に高得点取ってやるさ」スッ
たくっちスノー
「俺は頭突きをせずとも…………」
たくっちスノー
「頭ピッチング出来る!!」ブンッ!!スパァァン!!
ジーン
「改めて見ると首が外れるの中々怖いな!!」
たくっちスノー
「俺もたまに首が外れること忘れかける」
【200点】
たくっちスノー
「ほら、最高得点が出た」
メアト
「それ自分でやってて卑怯とは思わないの?」
たくっちスノー
「俺そもそも正々堂々ってキャラじゃねーし?」
ジーン
「…………これ、我々もやるんです?」
たくっちスノー
「そりゃそういう遊びだからな」
ジーン
「ええー………髪の毛痛むのであまりやりたくないんですけど」
たくっちスノー
「お前トリートメント的なことしてんの?」
ジーン
「というか、頭突きって失敗したらリスクとかがですね………首も痛めるし………」
メアト
「単にやりたくないだけでしょ」
ジーン
「ええいそうだよ!悪いか!!」
たくっちスノー
「まあいいよ、お前ら生き物は首から上が致命的な弱点であることは承知の上だ」
たくっちスノー
「そこで、俺から妙案がある」
ジーン
「妙案?」
たくっちスノー
「俺はさっき見てもらった通り、体の部位を好きなやつに変更出来る」
たくっちスノー
「そこでだ、俺の頭部をお前たちの物に変更して………それをこの玩具にぶつけるってのは」
ジーン
「そんなことまで出来るんですか?」
イグニス
「最早なんでもありだな」
たくっちスノー
「ここまでなんでもありでも中々勝てないんだけどな………」
たくっちスノー
「さて、まず誰から行く?」
ジーン
「ちょっと待った」
メアト
「あんた今回注文が多すぎよ」
ジーン
「うるさいですね………あの、頭部を変えてから玩具に当てるって………」
ジーン
「さっきみたいに投げつけるんですか?」
たくっちスノー
「そうだよ?アレで最高得点出たからな」
メアト
「………あたしたちの首を?」
たくっちスノー
「うん」
ユニ
「投げつける?」
たくっちスノー
「うん」
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.39 )
- 日時: 2021/08/20 21:50
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………
たくっちスノー
「じゃあまずジーンのからいくぞ!!」
ジーン
「安全に!あくまで安全に頼みますよ!」
ジーン
「なんかこう、グチャって潰れないように!!」
たくっちスノー
「分かってるわかってる」
たくっちスノー
「えい!!」ズバァァン
ジーン
「ひいいっ」
イグニス
「知り合いの顔面が投げ飛ばされる姿………名状しがたい何かを感じるな………」
ユニ
「常人なら腰抜かしてましたね」
メアト
「あたし達人の首が飛ぶのとか見慣れてるからね」
ジーン
「身内じゃなかったらセーフみたいなノリやめてくださいよ!!」
たくっちスノー
「…………んー、やっぱり加減するとポイントが落ちるなぁ」
ジーン
「べ、別にいいじゃないですか、ノルマとかあるわけじゃないし」
たくっちスノー
「いやなんか最高得点じゃないと気に入らないじゃん」
たくっちスノー
「先に持ちやすそうなメアトの頭にするか」
メアト
「今、ツノ見て決めたわね?」
ユニ
「あのー……たくっちスノーさん?」
たくっちスノー
「ん、どうかしたの?」
ユニ
「………今、彼女の首に変えてるのはいいんですが口動いてませんよね、どうやって喋ってるんですか?」
たくっちスノー
「あー、それ?腹に口を付けてるんだよ」バサッ!!
メアト
「ぎゃあああああああああ!!!」
ジーン
「なんかもうそういうモンスターにしか見えない」
イグニス
「………見なかったことにしよう」
たくっちスノー
「じゃあ改めていくぞ」
たくっちスノー
「よいしょ!!」ビュンッ
バスーン!!
たくっちスノー
「さっきよりはいい点だ、さすが若いだけあっていい音する」
メアト
「何の採点!?」
たくっちスノー
「じゃあ次はイグニスでやってみるか」
ポンッ
たくっちスノー
「あっ、こいつの頭結構重いな!!1番中身が詰まってるだけある!」
ジーン
「ぶっ飛ばすぞ?」
たくっちスノー
「なんか届かなかったらごめん!!」
イグニス
「なんと答えればいいんだ?」
たくっちスノー
「うおおおお………くらえっ!!」
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.40 )
- 日時: 2021/08/20 23:41
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ズシィイィン…………
たくっちスノー
「くっ、ダメか………思ったより飛ばねぇ………」
イグニス
「お前はオレの頭をなんだと思っているんだ」
たくっちスノー
「石頭の100倍」
たくっちスノー
「と、まぁこうなったら仕方ない、別の手を使うか」
ジーン
「…………別の手?」
たくっちスノー
「俺にはまだまだ出来ることがある!」
たくっちスノー
「例えば…………こーんなこととかな!!」ブーン!!
ジーン
「ちょっ!?」
メアト
「!?」
たくっちスノーは垂直に飛んで頭をぶつける!!
たくっちスノー
「どうよ!!」
ジーン
「どうよじゃないでしょ!!なんですか今の動き!?」
たくっちスノー
「エドモンド本田ってやつの真似したんだ」
イグニス
「変なことするな」
たくっちスノー
「でもこれでまた最高点取れたぞ!」
たくっちスノー
「残すは‥‥‥ジーンとユニか」
ジーン
「なんで私だけ2回やるんですか」
メアト
「うりゃ!!」どんっ
たくっちスノー
「なにやってんの」
メアト
「ちょっとやりたくなって」
ユニ
「やはり数値は低めですね」
イグニス
「奴が異常なだけで、頭突きのパワーなどたかが知れてるからな」
メアト
「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ」ドスドスドスドス
サクッ
メアト
「あっ」
ジーン
「あっ」
メアト
「‥‥‥‥‥‥ささった」
たくっちスノー
「ウッソだろお前」
イグニス
「調子に乗るからだ‥‥‥待ってろ」
グググ
メアト
「ちょっとイグニス!痛い痛い!!」
イグニス
「どこまで食い込ませてるんだ‥‥‥勢いよくやるぞ」
スポッ!
ユニ
「あーあー、穴空いちゃってるじゃないですか」
メアト
「ビックリするくらい反応しない」ペシペシゴスゴス
たくっちスノー
「うわーやっべ、壊しちまった‥‥‥」
ジーン
「反転ドロップ!反転ドロップやって!」
たくっちスノー
「いやいいよ、この程度ならマガイモノ成分詰めときゃ直るでしょ」
ユニ
「なんですかその唾つけとけば治るみたいな‥‥‥」
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.41 )
- 日時: 2021/08/21 07:31
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
‥‥‥
たくっちスノー
「お、なんか開いたぞ、OKだったのかな」
イグニス
「単なる厄介払いのような気もするが‥‥‥‥」
たくっちスノー
「まぁなんでもいい!チモッチャに近づけるなら卑怯崩壊何のそのだ!」
たくっちスノー
「行くぞー!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
チモッチャ
「‥‥‥おやおやおや、まさか、玩具の迷宮にここまで夢中にならないとは、大人は‥‥‥もう、これだから‥‥‥」
チモッチャ
「せっかくなので、特別ゲストをお呼びしますか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
扉の先にいたのは‥‥‥
たくっちスノー
「あっ、お前は‥‥‥」
「なっ‥‥‥お前ら何故ここに!?」
ジーン
「それはこっちのセリフですよ‥‥‥ドグレ!!」
ドグレ
「‥‥‥‥‥イグニスまでいるのか」
イグニス
「ああ、残念なことにな」
ユニ
「貴方も例の玩虹術士に閉じ込められたのですか?」
ドグレ
「玩虹術士?何の話ですか、私は仕事の準備してたら突然ここに来ていただけなんですが」
たくっちスノー
「仕事ってファンタジック本屋かみやまの?」
ドグレ
「そうだよ、それ以外何があるって言うんです」
ユニ
(‥‥‥‥彼、本当に真っ当に働いてるんですね)
メアト
(まぁ、今あいつは神山飛羽真居ないと生活できない状態だからさ、当然よ)
ドグレ
「で?これどういう状況なんです?」
たくっちスノー
「かくかくしかじか」
ドグレ
「なるほど、随分ふざけた時空犯罪者もいたもんで」
ドグレ
「で、私の部屋に置かれてるのはこれでした」スッ
イグニス
「‥‥‥‥またカードか?」
ドグレ
「なんだイグニス、デュエルモンスターズを知らないのか?」
ドグレ
「今どき、時空を出れば人間界に留まらず沢山の生物が使用している、時空ナンバーワンの知名度を誇るゲーム」
ドグレ
「かくいう私も本屋に売ってるものからデッキを開発したりした」
ジーン
「そんな凄いゲームだったんですか」
たくっちスノー
「俺も遊戯王がそんな人気ゲームとは知らんかった‥‥‥で」
ドグレ
「やるんだろ?オレと」
END
- Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.42 )
- 日時: 2021/08/21 09:34
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第9話】
「デュエルモンスターズ」
ジーン
「これってそんな人気なんですか?確かに微量の魔力は感じますが」
たくっちスノー
「かつては古代エジプトで神に相対する儀式的な、崇高な物だったらしいからな」
ジーン
「やると言ってもルール分かんないんですけど」
ドグレ
「大丈夫だ、オレも細かいところはよくわかっていない」
ドグレ
「なんならデュエリスト全員がそこまで把握出来ていない」
たくっちスノー
「確かに」
ジーン
「ちょっ」
たくっちスノー
「まぁ所々で俺が説明してやるから」
ドグレ
「デッキは特定のカテゴリ、コンセプトに沿ったものが山ほどありますよ」
たくっちスノー
「おっすっげぇ‥‥‥」
ジーン
「なんか色んなカードありますね‥‥‥」
たくっちスノー
「何千種類はあるからな‥‥‥‥」
ジーン
「私もどのデッキ使えばいいのかわかんなくなって来ましたよ」
たくっちスノー
「お前は‥‥あ、これ良さそうだな、ひとまずこれ使え」
ジーン
「分かりました‥‥‥」
ドグレ
「決まりましたか」
ジーン
「まぁ、これで」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノー
「ライフポイントは4000、先行はドグレから頼む」
ドグレ
「分かりました」
ドグレ
「このゲームはモンスター等で相手のライフを削りきれば勝ちです」
ドグレ
「では私のターン‥‥‥」
ジーン
「手札は5枚‥‥‥まずは相手を確認しますか」
ドグレ
「私はカードをセットします」
ジーン
「セット?」
たくっちスノー
「モンスターの召喚方法は2通り、表向きにする召喚と、裏向きにするセットだな」
ジーン
「裏向きじゃ相手が何を使ってるのか分からないじゃないですか」
たくっちスノー
「それも戦術だよ」
ドグレ
「先行の最初のターンは攻撃できませんしね‥‥‥私はこれでターンエンド」
たくっちスノー
「ジーンのターン!後攻はドローが出来るぞ」
ジーン
「よしっ」シュッ!
メアト
「相手のライフを削るわけだから、攻撃力が高い奴を呼べばいいのね?」
ドグレ
「それに対し兄上は守りを固めた‥‥‥訳では無いだろうな」
ジーン
「って!!このモンスター‥‥‥」
【魔救の奇石】
ジーン
「どれも攻撃力0じゃないですか!?」
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