二次創作小説(新・総合)

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ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
日時: 2022/05/15 13:20
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【小説大会夏の部に向けた連続投稿、その1】


どうもメイドウィンです、これは『ナントカ三術将+‪α』が実在してるようなしてないような玩具で遊ぶだけの作品となっております!


【注意】
どこかで見たことある玩具が登場します!
たくっちスノーいます!

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.48 )
日時: 2021/08/21 14:38
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第2問!】
「麺料理を食べる時は音を立てないようにするため、麺を飲むようにして食べる」

ジーン
「どう考えても×でしょ!?」

メアト
「逆張りで〇かもしれないわ………」

ユニ
「麺をそのまま飲んだら喉につまるでしょうが」

たくっちスノー
「これ考えた人、体が落語の蕎麦のやつみたいになってそうだな………」

たくっちスノー
「一応常識問題だから、×でいいんじゃないのか?」

ユニ
「というか噛んでもいいじゃないですか」



『正解は〇ー!!』

『料理は時間短縮のためにも、このようにして食べるのがベスト』

監理局員
『コオオオオオ!!』

たくっちスノー
「カービィかてめぇは!!全局員がそれ出来ると思うな!!」

ジーン
「ていうかこの人普段そういう食べ方してるんですか!?」

イグニス
「自分の食事法をマナーとか言って押し付けるな」

たくっちスノー
「マナー講師なんて大抵そんなもんだよ………」

【第3問、ファッションの問題】
「面接に来る時の衣装は必ず黒スーツ、ネクタイ、そして革靴であるべきである」


たくっちスノー
「…………うーーん、これは迷うな?」

ユニ
「そうですか?仕事の面接ですよ?第一印象は大事じゃないですか」

たくっちスノー
「そりゃそーなんだけどさ、そういうのが自由〜って所もあんじゃん、監理局もそうだし」

イグニス
「監理局基準なら×………と思いたいが、基本的にはユニの考えの方が常識的だな」

メアト
「そう?さっきからこの問題出してる奴らって自分たちの行いこそが常識みたいな振る舞いしてない?」

たくっちスノー
「あいつら自分たちが歩けば周囲が土下座するとばかり思ってたからな」

ジーン
「彼らは独裁者か何かですか」

たくっちスノー
「ま、そんなヤツらさ……あいつらの気持ちになってクイズをしなくちゃならないみたいだ」

ユニ
「常識ってなんでしたっけ…………」

たくっちスノー
「ま、そう思った方を押せばいいさ」

ポチッ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『正解はー!』


『気分的に〇でーす! 』


たくっちスノー
「ほらこういうやつらだし」

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.49 )
日時: 2021/08/21 15:44
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ユニ
「常識のクイズなんですよね?これ本気で言ってるんですか」

たくっちスノー
「本気だろうよ」

たくっちスノー
「とある世界、米国を指揮する大統領ファニー・ヴァレンタイン氏は言った。」


『誰かが最初に右のナプキンを取ったら全員が『右』を取らざるを得ない
もし左なら全員が左側のナプキンだ
そうせざるを得ない

これが『社会』だ…………
土地の値段は一体誰が最初に決めている?』

『お金の価値を最初に決めている者がいるはずだ
それは誰だ?
列車のレールのサイズや電気の規格は?
そして法令や法律は?
一体誰が最初に決めている?

民主主義だからみんなで決めてるか?
それとも自由競争か?』

『違うッ!!
ナプキンを取れる者が決めている!』

『この世のルールとは「右か左か」?
このテーブルのように均衡している状態で一度動いたら全員が従わざるを得ない!
いつの時代だろうと………この世はこのナプキンのように動いているのだ』


たくっちスノー
「…………時空監理局は、大統領の言葉を借りるならあらゆる手を使ってあらゆる世界のナプキンを取れる存在だ」

たくっちスノー
「バランスを守るものとしては常に握っておきたいもんだからな」

ジーン
「………しかしその権威を、自分勝手なことに?」

たくっちスノー
「少なくとも雪がいた頃はそういうのが酷かったって話だ」




『第4問』
「車のマナーです」

たくっちスノー
「うわ、出た車のマナー………こういう注意喚起とか心構えみたいなやつ、リアルワールドでもひねくれた答え出すから嫌いなんだよ」

たくっちスノー
「夜は人に警戒するべきかって問題に昼も警戒するから×とかさ」

メアト
「ひねくれてるわねー」

『救急車が見えたら、道を譲るべきである』

たくっちスノー
「救急車ってのは病院専用の車だよ、看護師とか患者を乗せているんだ」

たくっちスノー
「病院に付くまでに軽めの処置は出来るようになっている」

ユニ
「つまり病人が乗っているんですか、当然譲るべきでしょう」

イグニス
「一刻も早くたどり着かなくてはならない状況のことを考えると尚更だ」

ジーン
「自分の家族が……と考えると譲るべきですね」

メアト
「…………」

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.50 )
日時: 2021/08/21 17:15
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『×でーす』

たくっちスノー
「あ゙?」

『見知らぬ人の命より自分の時間の方が余程大切です!そんなこと考える余裕してる頭してるなら晩御飯のメニューのことにでも使ってればいいんです!』

たくっちスノー
「これに正解出来た奴、二度と病院行けなくなるようにしてくれねーかなぁ」

ジーン
「久しぶりに人間を心から殺したいと思いましたよ」

ユニ
「初めてですよ………私をここまで怒らせたおバカさんは………」

たくっちスノー
「監理局のそういう奴ら死んでくれてよかったわ」


…………

『ここからはノー問題です、間違ってる物にノーとボタンを押して否定してください』

たくっちスノー
「なるほど、直感力みたいなもんか」



『問題!』


【とっくりの注ぎ口は切れている方ではない】

たくっちスノー
「はいこれ×!何が縁の切れ目じゃい!!」ポチッ

【お辞儀の角度は常に75度!】

イグニス
「そこまで計算してお辞儀ができるか」ポチッ

【食事は主食がおかずより早くなくならないように均等に!】

メアト
「おかわりすればいいじゃない!」ポチッ

【休み時間はゲーム禁止!】

ジーン
「休みくらいその人の好きにすればいいじゃないですか!」ポチッ

【上司との飲み会は必ず付き合うこと!】

ユニ
「それ仕事とは関係ありませんよね?」ポチッ

【お釣りはちょっと多くても気にするな!】

たくっちスノー
「気にしろ!!それは軽犯罪だぞ!!」

【黒は不吉だから仕事で着るな!】

ジーン
「私が言えたことではないが黒をそんなふうに思ってるのお前だけだ!」ポチッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「畜生!こいつらろくなことしてねぇ!」

ジーン
「………人間ってここまでマナーを気にする種族だったんですか?」

たくっちスノー
「人間の中でも限られたタイプだよ、こんなのは…………」

メアト
「で………_今までのって全部アウトでいいわけ?」

たくっちスノー
「いいわけ」

イグニス
「時空監理局とやらも、たかが知れてるな」

たくっちスノー
「おっと、それはまともな奴に大して失礼だ」

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.51 )
日時: 2021/08/21 22:12
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………

【最終問題】

たくっちスノー
「きた!!」

イグニス
「これで最後か………」

ジーン
「最後に来る問題………」

メアト
「なんかもう常識ってなんだっけ?って感じなんだけど」

ユニ
「なんだかんだで………色々出てきましたが、最後にふさわしいものを頼みますよ」


ユニ
「なるべく、常識的な問題を!!」




【最終問題!!】
「今までで1番常識力がない問題は?」


たくっちスノー
「……………!!」

ジーン
「………なるほど」


イグニス
「最後にこんな問題が出てくるとはな」

メアト
「ちょー簡単じゃない!」


たくっちスノー
「答えは決まってるな!!全員で言うぞ!!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「1番の非常識野郎ってのはな!!」

ジーン
「滅茶苦茶な事を他人に強要して!」

ユニ
「あたかもそれを常識などと言いふらすようなお前だ!!」



「……………」



「時空監理局は、この世の全てを監理して、作っている」


「故に、監理局以外の全てに」



「人権や自由はない」



「それこそが、TS時代の最も覚えておくべき常識である」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「…………改めて、つくづくイカれた時代だよ、あのころの始まりは」

たくっちスノー
「昔は…………そんなヤツらが全然目立つことなかったのになぁ」

ユニ
「……………たくっちスノーさん」

たくっちスノー
「常識とはなんなのか、俺もわかんなくなって来たな」


イグニス
「………たくっちスノー」

イグニス
「さっき、例にあげたヴァレンタインという男は、最期までナプキンを取る事が出来たのか?」

たくっちスノー
「…………ふふ、多分できたと思うよ」

イグニス
「なら、最期までそうあり続ける存在になればいい」

イグニス
「ナプキンをとった人間が正しいと多数が思えば、自然とその通りになる」


イグニス
「それが社会であり、常識なんだろう」


たくっちスノー
「………だな!」

たくっちスノー
「こんなクソクイズ叩き壊して、さっさとチモッチャぶん殴るか!」

Re: ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮 ( No.52 )
日時: 2021/08/21 23:43
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第11話】
「バトル・ツイスター」

ドグレ
「………ふふふふ」

たくっちスノー
「ドグレ……まだいたのか」

ドグレ
「オレもあれで帰れたと思ったけどな………」

ユニ
「で?今度は何しに来たんですか」

ドグレ
「決まってるだろ………勝負するんだよ!!」

メアト
「あんたってそういうところしつこいわよねー」

ジーン
「アダマシアで黙らせましょうか」

ドグレ
「まぁ待て!何もオレはまた遊戯王をしにきたんじゃない」

ドグレ
「イグニス!オレと勝負しろ!面白そうな玩具を見つけたんでな!」

イグニス
「…………いいだろう」

ジーン
「イグニスも反応しなくていいのに」

イグニス
「こうなった兄上は何がなんでも諦めないからな………」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ドグレ
「見ろ!ツイスターというらしいぞ」

ジーン
「ツイスター?」

たくっちスノー
「昔っから人気のやつだよな………でもあれ、ルーレットとかなかったか?」

ドグレ
「これのことだろ?」

たくっちスノー
「ああそれそれ!」

イグニス
「対戦型か………ルールは?」

ドグレ
「お互いの手番、必ずルーレットを回す 」

ドグレ
「ルーレットの面には両手両足の絵と赤、青、黄、緑の色がある」

ドグレ
「ルーレットを回し絵と色に合わせて………体を動かす」

たくっちスノー
「つまり右足で青に止まったら、右足を青に乗せてそのまま立ち止まるんだ」

ドグレ
「そう………立ち止まる!そこに置かれた部位は新たにルーレットで指定されるまで離してはならない!」

ドグレ
「体制が崩れて体が地面に着くか、両手両足が離れたら敗北!!どうだ!?」

イグニス
「なるほど、シンプルだが難易度が高いゲームだな」


イグニス
「だが、負けるつもりは無い」

ドグレ
「それはオレも同じだ!」


たくっちスノー
「俺がルーレットを回す………いいか、まずドグレ!」

たくっちスノー
「右足を赤に!」

ドグレ
「ふふふ、こうか?」

たくっちスノー
「続いてイグニス!」グルグル

たくっちスノー
「左手を黄色!」

イグニス
「左手………こういう時はどうすれば?」

ジーン
「それはもう、屈むんでしょ」

イグニス
「こうか」


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