二次創作小説(新・総合)

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未だにカオスなのかもしれない非日常
日時: 2024/02/11 17:06
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

皆さん、初めまして。HALと申します。
過去3度も挫折をしたにも関わらず、やっぱりどうしても小説という形にしたかった物語を書きたくなった為に、この度4度目の執筆再開をさせてもらいました。今まではカオスな日常をテーマにしてきたのですが、今回とうとう”非日常”なんてワードを堂々と書き出すようになってしまいましたが……まぁ、おおらかな目で見て頂けますと幸いです。


〔 目 次 〕

プロローグ >>1-6
オリエンテーション to ラジオ >>9-17
集う3高校。彩り、音撃、甲子園 >>18-21
誕生日記念 ~HALの回顧録~ >>34-37
舞ヶ原と奏坂と「自分達」の将来想起 >>47-49

【阪奈編】
首領首領大乱闘 >>22-33

【九瓏編】
愛をと○もどせ!告白選手権 ~VS天空中央高校~ >>38-43

【自己紹介】
阪奈、九瓏、迅、雷那 >>50



─ 注意事項 ─

・この小説ではクロスオーバーが発生します。
・この小説では、独自解釈によるキャラ設定(キャラ崩壊率???%)が幾つか施されていますので、どうかご了承ください。また”設定変更の可能性”もございます。なんなら既に実行してます(大問題発言)
・圧倒的文章量(の少なさ)、徹底的誤字数(の多さ)
・キャラ貸し出しも可能としておりました。その際はコメント欄にて許諾をお願い致します。
・荒らし相手にはそれ相応の処置をしますのでそのつもりで。
・3度も挫折してるという事実からも察せられるように、更新頻度は壊滅的に遅いです。またしても挫折する可能性もありますし、更新できたとしても数ヶ月かかる事も予測されますので、よほど暇がある方のみが読まれることを推奨致します。
・これは人によって制限されていない様なのですが、こちらの小説ではマナーを守った投稿をお願い致します。



─ 登場ジャンル ─
モンハン、パワプロ、イロドリミドリ、オンゲキ、オリキャラ


── ようこそ、C-Refへ ──

舞ヶ原と奏坂と「自分達」の将来想起 ( No.47 )
日時: 2024/02/11 16:58
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

C-Ref。管理人HALが創造した物語の舞台となる、何処にも属さないご都合主義なセカイ。
ここに普段からいるのは管理人のHALと、保護対象である擬人化したモンスター達である。……まぁ、何体かが裸族に目覚めちゃったせいで、普段はその姿を見ることがないように住み分けられているようだが。



ある日のこと、時刻は夜の10時になろうという時に、ある人がこの世界にやってきた。


「……ふぅ。流石に、こんな時間になると誰も居ないわね。……まっ、居た方が問題なんだけども」

女はロビーにあったソファーにもたれかかり、宙を見上げる。ここの所ずっと、こんな夜更けにここに来ている気がするが、まぁせいぜいモンスターか管理人しか入ってくる事もないと思えば、まだ気は楽に持てた。

風呂上がりだからなのか、いつものツインテールも解いている、金と黒の二色の髪が特徴的なこの女──夕立雷那。

雷那「ハァ…… 相対的にここにいた方がまだ気は楽になるわね。……ほんと、なんでこんな事になっちゃったかね。……やっぱり、アタシが
ひねくれてるk……」







迅「Dope! Sick! Awesome! crazy!
  SUPER HYPER ULTRA POWER!!」

雷那「アラァーーーーーッ!?!?」\バタンッ!/



……一体何が起こったのかをお話しますと。
時同じくして、紅髪の新入りDJがC-Refにやって来たわけです。それだけだったらまだ良かったのだが、何故か彼は大声で何処ぞの大手ヒューマンビートボックスの楽曲を歌いながらやって来たってんですから、そりゃあ雷那もぶっ倒れますわな。つかなんで迅はS○RUK○NI知ってんだよ。


迅「……? あれ、雷那じゃないですか。どしたんです、そんなド○ルドみたいな倒れ方して」
雷那「アンタこそなんでこんなとこ居んのよ! もう夜10時過ぎてんのよ!?」
迅「あぁ、それなんですけどね。休日もここに来たいからって理由で、自宅の押し入れとも繋げてもらったんですよ」
雷那「だからって、なんでこんな時間に……」
迅「……………………暇つぶし?」


もうコイツ相手には問い詰めるだけ無駄だ。そう諦めた雷那は、渋々と倒れたソファーを戻し、反対側に迅を座らせた。


迅「……さて。話を戻しましょうか。私が居るのが変な話だと言うのなら、雷那も今ここに居ることは十分おかしな話だとは思うのですが……」
雷那「うぐっ。わ、分かってたわよ、そんな事……」


少しの間、二人の会話が途切れる。大方、両者とも何かむしゃくしゃしてる節があってここに来たのだろうが、それをすぐに相談出来るほど二人はまだ素直ではなかった。
だが、沈黙を嫌う人はやっぱりいるわけで……


迅「……ハァ。これじゃ埒が明きません。雷那、悪いんですが、ちょっとばかし話に付き合って貰えませんか?」
雷那「はぁ? ……まぁ、別に。好きにすれば?」


迅からの相談事に、雷那はそっけない返答をする。別に断られた訳でもないので、迅はそのまま話を続ける。……その表情は、いつもよりも陰りが混じっていた。



迅「俺が誘ったメンバーがイロドリミドリ、HaNaMiNaってバンドをやってるのは、流石にもう把握してたよな?」
雷那「まぁね。みんなもだいぶ世話になってるぽいし」

迅「実は今のうちの学校だと、イカした音楽を生み出す連中がもう1グループありまして。『舞ヶ原シンセ研究会』略称:シンセ研。S.S.L.と呼ぶ人もいるとか」
雷那「……? 待って。シンセ、って事は……」
迅「えぇ。俺の専攻音楽ジャンルとダダ被りです。だから俺は当初から人気無かったんですよ」


やはり学生が音楽に手を出すとすればバンドや吹奏楽によっていく印象が強いが、電子音楽も負けてはいない。迅も生粋の音ゲーマーであるが故、DTM(デスクトップミュージック)作曲の道にも興味を示して舞ヶ原高校に入学した訳だが。トップの壁の厚さに、早くも熱意は消えてしまっていた。


迅「それからというもの、俺は向こう側にも負けないオリジナリティを見出す為に作曲をしてきた訳なんだが……結果は雷那も知ってるだろ? ようやく満足出来る作品が出来たとはいえ、それはあの管理人や雷那の助力もあって完成したもの。……まだまだ【自分の武器】とまでは明言できないな」

雷那「けど、それだけだったら悩む理由にはならないんじゃ……」
迅「勿論今までのも悩みなんだけど、それ以上に厄介な事になってな……」

迅「実はそのシンセ研、【舞高の生徒会メンバーで構成】されててな。その生徒会が『ある計画』を実施する為に、軽音部……いや、今は同好会だったか。ようは俺達に相談しに来たんだよ」
雷那「あれ、アンタ軽音部には入ってなかったんじゃ……」
迅「いや、それがさ。C-Refへの扉を軽音同好会部室の隣の部屋に作っちまったもんだから、必然的に同じ行動になる事が増えちまって。実質同好会側の人間って事で話を進められちまったんだよorz」
雷那「あぁ……それは……ご愁傷様……;」

迅「で、その計画なんだけど…… 『体育館ジャック』って呼ばれてて。体育館を占拠して開催する音楽フェスがあったんですって」
雷那「……? あった、って……」
迅「えぇ、過去形で合ってます。なんせそのイベント、以前参加してたグループが問題起こしてから廃止になったんで。……要は【生徒主催の音楽フェスを復活させたい】って話なんすわ」



──体育館ジャックの復活。

定例会などとはまたジャンルが異なる、文化祭に匹敵するレベルの一大イベントを開催、復活させたいのだという。なるほど、たしかに生徒会レベルでなければ提唱できない話だろう。
だが、ただ開催させるだけなら、何の相談もいらない筈だ。これの何処が問題なのかというと…………


迅「……萩原七々瀬さんのことは、ご存知だよな?」
雷那「あれでしょ。1年留年してたっていう、HaNaMiNaのツインギターの……」
迅「ええ。……実は彼女、その問題になった体育館ジャックを開催してた時の「当時の軽音部部長」でして」
雷那「!?」
迅「今の軽音部が同好会という形なのも、当時の軽音部が一件で空中離散して廃部になったから。……またこうして参加してもらってるのが申し訳ないくらいです」
雷那「じゃあ、その問題点って……」
迅「ええ。七々瀬さんは「体育館ジャックには参加しない」意向を示してます」


せっかくの音楽フェスだというのに、メンバーが欠けた状態では楽しめるものも楽しめない。七々瀬側も七々瀬側で思い出をトラウマに塗り潰された側面はどうしても癒えなかった。




裏主役達の悩み。感想はまだ。

舞ヶ原と奏坂と「自分達」の将来想起 ( No.48 )
日時: 2024/02/11 17:01
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

雷那「……つまり。七々瀬さんを説得するか、体育館ジャックとは異なる形でイベントを為したいと?」
迅「ええ。……最も、俺は生徒会じゃないんで、本格的な実施の為の手伝いとかは出来ないでしょうが」
雷那「現状の解決策は?」
迅「芹菜先輩が良い事思いついたって言って、色々と計画を練ってるぽいんですよね。「私達が舞高に遺したいものが出来た」なんて言ってました」
雷那「学校に遺していくもの、ね…………」


聞いた話に拠れば、シンセ研の発足も体育館ジャック復活の要望も、現生徒会長の芒崎のげざき かなでさんたっての願いだという。生徒会として未来の舞ヶ原高校に何かを遺したいという思いが人一倍強くなければ、ここまでの行動にはならないだろう。その思いをよく理解したから、芹菜も今、精一杯頑張って案を考えているのかもしれない。


雷那「……? でも、その解決案を芹菜先輩が練ってるってんなら、アンタが悩む必要はやっぱり無いんじゃ……」
迅「ここで最初の悩みと繋がってくるんですよ」



迅「要は『俺もこの一大イベントに参加して盛り上げろ』って話が来たんです。あの三大グループに混じってですよ? 役不足にも程があるじゃないですか……」


緋桐迅らしい魂を揺さぶられる音楽、というものは未だに未完成だ。まして他のグループは複数人、かつ各々の心意気を歌や音に乗せて届けているからか、熱意などの全てにおいて圧倒的な【差】があった。
…………到底、1人だけでは覆せないほど。


雷那「……なるほど。だから、アンタにしては珍しく、焦りがあったわけね」



そこまでを口にして、雷那は口を閉ざす。


しばし、考えを巡らせる。

迅の音楽性。アタシに出来る事。今の奏坂学園。アタシの限界。アタシがやりたい事。アタシの将来……


……どれほど考えたのだろう。


雷那「……ねぇ、迅。もしアンタが良ければ、さ。……アタシの話も聞いてくれない?」
迅「……! …………えぇ、良いですよ」


もはや、考えるだけでは答えは出てこなかった。思考の1つ1つを形に変えるため、雷那は思い切って迅に相談することにした。



雷那「アンタも気にしてたよね、なんでアタシがこんな時間にここに居るのか。……数日前からずっとこんな調子なのよ。奏坂のメンバーもそう。前の告白選手権から、アタシ以外は誰もここに来てないでしょ?」
迅「えっ。……まぁ、言われてみれば確かに。何かあったんです?」

雷那「えぇ。実は…………」



────────────────


あの翌日。奏坂学園では月一で開催される生徒総会が開かれていた。あの破天荒な生徒会長や、着ぐるみをまとっている次期学園長を考慮すれば、月一で開かれていたとしても、まぁうん、仕方ないかもしれない。

しかし、その日の生徒総会はあまりにも雰囲気が異なっていた。



あかり「な、なんだろう…… すごく、いやな感じがする……」
柚子「へくちっ! ぶるぶる…… 空気がきんきんひえひえシャーベットだよ~;」
葵「もう柚子、総会中なんだからジッとしててよ; 私だって我慢してるんだから……」


ホール全体か冷たく重い雰囲気に飲み込まれており、あまりにも異質な様に生徒達の間には緊張が走っていた。

そんな中、例のごとく青いアライグマの着ぐるみを着て登壇した珠洲島有栖だったが、その日はいつもと異なり、反対側からもある生徒が登壇していた。
銀の長髪をストレートに降ろし、緋色の鋭い眼光は直視した者を震え上がらせるほどの威圧感を放っていた。


春菜「……ねぇ、あーやちゃん。あの子って誰かに似てない?」
彩華「あっ、アタシも今そう思ってたとこ。うーん、でも誰だろう、思い出せない……」


???「相変わらずだな、有栖。まだそんなものがないと話もできないのか」
有栖「っ………………」

???「【姉】の前で無礼だぞ。素顔を見せろ」
有栖「…………セツナ姉様………………」



突如現れた姉という単語。図らずも生徒会室に入り浸る事が多かった雷那でさえ、珠洲島有栖に姉がいるという話は聞いたことがなかった。


楓「皇城すめらぎセツナ様…… 苗字は違えど、確かに有栖様の姉です」
茜「まぁ皆が知らんのも無理はない。ヤツは海外に留学していたからな」


セツナ「はぁ…… 全くもって嘆かわしい。聞いてはいたが、ここまで酷いとはな。私は、堕落した奏坂を立て直しに来たのだ。この奏坂を統べる学園長としてな」


……なるほど。確かに有栖の姉だというのであれば、次期学園長としての素養は十分にあると言えるだろう。

だが、セツナが提案してきた奏坂学園の改正案はSNSの使用禁止、過度な生活習慣の改善、徹底的な育成カリキュラムなど。それまでかなり多様で緩く、おまけにカオスまで許容されてきた有栖主導の育成方針とは真逆のものだった。

当然ながら、生徒達だけでなく主導者である有栖自身も改革案に反対の意思があったが、帝王学でも極めたかのようなセツナの言動に、誰も強く物言いは出来なかった。


セツナ「フン、お前は昔からそうだ。まともに姉に意見もできない、ダメな妹よ」


「ふざけるなっ! 黙って聞いてれば好き勝手言いおって!」



────一喝。

声が上がったのは有栖側の壇のすぐ傍。
そこには、馬鹿げた政策しか提案しない普段の茜ではなく、奏坂学園生徒会長としての威厳を誇示した逢坂茜が立っていた。


茜「有栖はなっ、貴様がいない間もずっと一生懸命に学園を守ってきたんだぞ! そんな有栖を差し置いて学園長など、生徒会会長、逢坂茜様が断じて認めん!!」

セツナ「ほう、生徒会ごときに何ができると?」

楓「ふふ、皇城様。甘く見すぎましたね。……我々がなんの手立てもなく待っているとでも?」

セツナ「…………なに?」



生徒会一同は壇上に上がり、有栖を庇うかのように前に立つ。張り詰めた空気の中、生徒会は皇城セツナに対する秘策の条例を発動する!





楓「当学園において学生間で意見が相反した場合、生徒会長はその正否を全生徒に問うことが可能。我ら生徒会は、生徒会規則特別条例に則り、ここに生徒会長権限を発動します!」

茜「なーーっはっはっはっ!! よく言ったぞ楓! 我が号令により、誰が学園長に相応しいか。全校投票で決めてやろうではないか! おい、貴様ら! 逢坂茜様に賛同するものは起立しろっ!!」


雷那「ん。別にセツナさんがやりたい政策にとやかく言う気はないけどさ、有栖さんが会長達と手を組んでやって来たことを否定されんのは、アタシとしちゃいただけないね」



秘策条例の内容は、上層部で意見が割れた際は全校生徒による投票で総意を反映させるというもの。破天荒な行動が目立つとはいえ、逢坂茜が率いる生徒会が誇るカリスマは尋常ではなく、全校生徒は次々と起立、生徒会側に与した。


楓「……起立多数。全会一致とみなし、本案を可決します」
茜「ならば良し! これより、学園長総選挙だっ!!」
セツナ「フン…… 小賢しい真似を」



舞高も奏坂学園も、過渡期真っ只中

舞ヶ原と奏坂と「自分達」の将来想起 ( No.49 )
日時: 2024/02/11 17:04
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

迅「……なるほど。つまり、その皇城セツナっていう有栖の姉が、次期学園長に名乗りを上げて衝突した訳だ。……その後、今のところはどうなってるんだ?」


現在の奏坂学園が、舞ヶ原高校なんかより断然ヤバい状況だというのを理解した迅は、恐る恐る次の質問をした。未だに一同がこの場に戻ってきていない、という事実を考慮するのであれば、認めたくはなかったのだが…………




雷那「………………【負けた】よ。奏坂学園でもトップクラスの実力を誇る生徒会が。3人がかりでも。……皇城セツナ1人相手に手も足も出なかった」


苦虫を噛み潰したような顔で雷那は語る。その表情から、普段雷那がどれほど生徒会に信頼をよせていたのかが窺えた。


雷那「……あの後、生徒会室で皆で作戦会議をしたんだ。皇城セツナが持つ【負のオンゲキ】にどうやって対抗するのか、ってね」


負のオンゲキ。

楓からの説明によれば、恨みや妬み、怒りといった人間の負の側面を力に変えたオンゲキの事を指すという。それまで、ASTERISMを初めとした多くのメンバーが積み重ねてきた【楽しさが力に変わるオンゲキ】とは正しく正反対の力だった。



雷那「……で、その話の中で、C-Refへの扉は一時的にアタシに保持してほしいって話になって。皆が今来れてないのはそれが理由。この騒動が終わるまでは、とても…………」


荒れに荒れてしまった奏坂学園の現状を知り、迅も思わず口を閉ざしてしまう。しかし、これ程の重い話を、何故今まで打ち明けてこなかったのだろうか?





迅「……まさかとは思いますが。……雷那。今貴女が思い悩んでいるのは、なにも「奏坂学園の未来について」ではないですよね?」
雷那「!」


迅からの唐突な鋭い指摘に、思わず雷那は目を見開く。たしかに話の内容的に考えても、音楽フェスの開催や迅の音楽性にまつわる悩みに関連するかのように奏坂学園の未来の悩みが来るのは、さすがに話の飛躍が過ぎるというものだった。


雷那「……やっぱり、アンタにはお見通しだったわね」


やれやれと言わんばかりの表情で、改めて迅に向き直す。ここからが、雷那の悩みの本質だった。





雷那「他のオンゲキメンバーを見たことで、迅もアタシの異質さには気づいてるんじゃない?」

迅「……まさか。単独でのオンゲキになにか?」

雷那「そっ。アタシ自身は多分オンゲキの才能はあるもんだと。そうだとばかり思ってたの。けど、アタシの周囲の生徒達はオンゲキに興味無い人がほとんどで…… ずっと1人で戦ってた」

雷那「アンタと同じで、1人で出来る事には限りがあった。夏のシューターフェスでも、どうやったってASTERISMには勝てなかったし、「それがアタシの限界なんだ」って。そう思い込んで諦めようとしてたの」


雷那「……けど、【それすら否定された】。アタシが尊敬する3人を、あの女は1人で屠っていった……! アタシがただ、弱かっただけなんだ…………」



雷那の目には、いつしか涙が滲んでいた。それは、今まで抑え込んでいた不安や後悔を、ようやく吐露できた証でもあった。


雷那「……アタシね。ただオンゲキがやりたかったから奏坂に入学したんだ。あかり達みたいに『プリメラになりたい』だとか、奏坂学園をどうしたいなんて大きな夢も持たないで。……だから今、悩んでたんだ。アタシは将来、どうしたいんだって」

雷那「……実を言えば。プリメラになる気もなければ、オンゲキに携わりたいなんて思いもないの。ただ、強いて言うなら…………【自分の存在証明がしたい】」



雷那「……迅。アンタ、前に言ってたよね。アタシと一緒に作った音楽なら、何にも負けない凄いものになるって。……アタシも一緒。アンタと一緒なら、世界すら震わせられる音楽を作れるって信じてやまない。それでアタシの存在を証明して、アンタの存在も証明することが出来るってんなら…………それほど素敵なことはない、って思わない?」




……悔し涙は、未だ目尻に残ったままだった。

けれど、それでもその先を見出そうと思える希望がまだ確かにあったからこそ、雷那はそのまま顔を上げる事が出来た。


迅「…………良いんですか、そんな事言っちゃって。それはつまり【先の音楽人生の半分を俺にくれる】って事ですよ?」
雷那「構わないわよ。どうせあの黒歴史も流出済みだし、アンタとならその……大丈夫。勿論、【アンタの音楽人生の半分もアタシにくれる】わよね?」

迅「…………えぇ。それだけの覚悟でいるなら、俺も取引に応じましょう。……ですが、本当にそれだけで済みますかね?」
雷那「…………どういう意味よ」

迅「そのままの意味ですよ。必要以上に貴女を求めることにならないか。俺はそれが怖くて仕方ない」
雷那「あぁ、そういう…… ……んじゃ、早いとこ『ケリ』付けちゃいますか」


そこまで言うと、雷那はようやく涙を拭い、改めてまたしても驚きで目を丸くしている迅を真正面から見つめた。……心做しか、耳元が赤くなっていた。


迅「……フハッ、ここまで勢いで来るとは思ってませんでした。正気です?」
雷那「正気じゃなかったら取り消すわよ?」
迅「そいつは嫌ですね。…………あっ、やべっ」
雷那「ハハッ。もうお互い、取り繕うことも出来そうにないわね」



そこまで言うと、お互い黙りこくる。本当は幾らでも言葉が紡げるのだが、そうしてしまうと『今くらいしか言えそうにない言葉』を言う機会を失ってしまう気がしたから。
























迅「じゃ、改めて契約更新で。……これからは公私問わない形で、俺と付き合ってください」

雷那「…………はい。こちらこそ」





──結局のところ。

2人が抱えてる悩みそのものが解決したわけではないし、事態が直ぐに好転するわけでもない。

……それでも、1人で人生を戦っていくのではなく、誰か信頼できるパートナーが側に居てくれた方が、心はずっと強くなれる。




────────────────


今回は短編だったこともあり、直ぐに更新が出来ました。まぁ、それでも2週間は掛かったのですが;

※ 実は小説自体は1週間ちょいで終わったのですが、更新を伝えるX上での都合で、更新日を今日にズラしただけだったりします。理由は……アレです。Xで俺が開催したあの謎企画です。


さて、次回からいよいよ大型企画……と言いたかったのですが、その為の最終調整をする必要がありました。

なので、今回は珍しく軽い次回予告をして終わろうかと思います。




……嘘です。予告終了後に、前回約束したようにメインオリキャラ4人の(ちょっと詳細な)自己紹介を添付します。今後の支えになってくれれば嬉しいです。

それでは、次回予告をどうぞ。














「ア"ァン!? 何なんだよテメェらは!?」
「アパ…… カガヤキ、スゴイ……!」
「……ククッ。認めたくはありませんが、あまりにも美麗すぎるその裸体……!」
「マジ神がかってね? 何者なの、アンタ達……!?」
「貴方達は………………まさか!?」



「そう、如何にもだよ。僕の名前は○○ ○○○、君達のいう正真正銘の裸族さっ!」
「そして私が○○ ○○。対外的には、裸族を律する者としての立場があるわ」


「今回はあのアホ作者に依頼されてね。裸族の真髄も知らずに暴れてるだけのあんた達に灸を据えに来たってわけ」
「勿論、それだけが目的ではないよ。君達には『全うな裸族』になってもらう為に、僕達が直々に裸族文化をレクチャーさせてもらうよ。お手伝いさんにも来てもらう約束だからね」




────次回。【裸族講座】編。

Re: 未だにカオスなのかもしれない非日常 ( No.50 )
日時: 2024/02/11 17:26
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

迅「私達は今後も登場回数は多いでしょうからね。いい加減自己紹介ページを作れ、との事でした」
九瓏「そうは言うが……何を話せばいいんだ?」
雷那「聞いた話じゃ、最近いい参考元が帰ってきたらしいわ。そこに則る気でいるみたい」
阪奈「それじゃあ早速、はじめよーーー!!」



【HALsideのメインオリキャラ】
HALのセカイにはオリキャラが多数存在するのだが、中でも主役級として出番が多いのが以上4名である。全員の特徴として「音楽が好き」という共通点があり、そこに共鳴したものが始まりのメンバーとしてC-Refに招集された。
管理人の策謀で将来的に戦闘系ミッションもこなせるようになってほしい様だが、まだ先の話だろう。





「G級アイドル」狩野かの 阪奈はんな
職業:ハンター、アイドル、C-Refオリキャラ組の実質的リーダー
年齢:16(高校2年)
誕生日:10月30日(さそり座)
一人称:私
二人称:あなた
他者を呼ぶ時:C-Refメンバーやモンスター相手には呼び捨て。同年代以下はくん、ちゃん付けで、目上の人にはさんを付ける。作者のことは管理人と呼んでる。
使用武器:ハンマー
好きなもの:こんがり肉、ペット、フューチャー系音楽
嫌いなもの:ペンキの匂い、おばけ

HALsideのメインオリキャラその1。銀髪のショートヘア&青目が特徴のハンター(ハンターが創作で書かれる時はこれがデフォルトらしい)。身長は149cmだが発育は良好。本来はG級というごく一部の者しか名乗れない凄腕のハンターなのだが、帝国の策略によりモンスターがほぼほぼ殲滅。ハンター稼業そのものが御役御免となってしまった。故に現在は、故郷でアイドルとして売り出そうとしていた。G級ハンター名残からか超がつくほど力自慢、及び外食の機会が多い。自分でもこんがり肉は焼けるが、他の料理は……?
C-Ref加入後は学校に興味を示すようになり、九瓏の助力で外部誘致の千将高校野球部マネージャーになった。やはり力関係は彼女が暫定トップで、必然的にチームのリーダーっぽくなった。カオス事態はあまり深く考えず笑ってることが多いが、裸族相手には渋々オシオキをしている。まぁ相手の大多数がモンスターなので、ハンターとしてやらなきゃいけない謎の使命感があるのだろう。

性格はとにかく明るくて活発。一度決めたことはよっぽどじゃない限り貫き通す芯の強さがある。そもそも欲しいものは大体自分の腕で掴み取ってきた経歴があるので、たとえ恋心だろうが勝利の算段さえあるのなら何がなんでも手に入れようとしてくる。つまるところ、結構欲張りな一面もある。そんな欲望丸出しで掴まえた九瓏に対しては、やはり性格通りオープンに愛を表現している。アイドルってなんだっけ?
また、ハンターとして独自の死生観を宿しており、モンスター殲滅には反対の意を表明している。故に、メインオリキャラ4人の中でも一番善人寄りなのに、正義感が極めて強いわけでもないのだ。



「千将の忍」芳賀はが 九瓏くろう
職業:千将高校野球部主将、守備位置は二塁手
年齢:17(高校2年)
誕生日:8月26日(おとめ座)
一人称:俺
二人称:お前
他者を呼ぶ時:基本は呼び捨てなのだが、野球経験者は学生の年上の人には先輩とつけて呼ぶ。作者のことは管理人と呼び、他作者さんにはさんをつけて呼んでいる。
好きなもの:鍛錬、カレー、ロック&メタル音楽。
嫌いなもの:勉強!
使用武器:双剣

HALsideのメインオリキャラその2。茶髪に茶色の目で、見た目だけならメインオリキャラ内でも最も人間くさい。178cm。名前の由来は「パワプロ」そのまんま。一人暮らしなので簡素な料理は作れるようになっているが、面倒な時は兵糧丸で済ませてる。物語冒頭で兄らしき人物と対話してたようだが……?
息抜きにカラオケやゲーセンに行くなど、ちゃんと学生っぽい事をしている。特にGUITARFREAKS & DRUMMANIAがお気に入りで、BEMANI音ゲーの知識はそれなりにはあるようだ。但しSEGAは対象外で、迅と雷那と出逢っても別に興奮はしなかった。

性格は至って「冷静」。……な筈なのだが、(主に迅や裸族が展開する)カオス事態には最も声を荒げてツッコミを入れている印象。
他の部員から勧められていたからか、アイドルにも少しばかり造詣があった。のだが……C-Ref初対面時、アイドルモードの狩野阪奈に完全に心を撃ち抜かれた。以降もマネージャーとして居座れるよう手続きをしたりと、阪奈を一番サポートしてきたのだが、本人はあくまで推しを応援する1人のファンに過ぎないと思い込んでいた。当人の気持ちも知らずに…… 正式に彼氏になってからもやってる事自体は変わっていない。阪奈の真っ直ぐすぎる愛にタジタジになっている様だがw



「名も無きDJ」緋桐ひぎり じん
職業:舞ヶ原高校2年生、3分の2軽音同好会(!?)、音楽ユニット「The Nameless」の片割れ
年齢:16(高校2年)
誕生日:12月12日(いて座)
一人称:私(たまに俺が混ざる)
二人称:貴方、貴女
他者を呼ぶ時:基本はさん付けで呼ぶのだが、C-Refの同志とイロドリミドリ2年組は呼び捨てになっている。イロドリ3年組は先輩と付けている。作者のことは管理人と呼ぶ。
好きなもの:マラソン、ラーメン、ハードスタイル
嫌いなもの:ドラマ、理不尽
使用武器:ガンランス

HALsideのメインオリキャラその3。深紅の髪に碧眼とめちゃくちゃな見た目をしている。身長168cm。音楽をこよなく愛しているのだが、音楽創作がイマイチ上手くいってない苦労学生。名前の由来はその名の通り緋桐。花言葉のように自他ともに幸福を願う。料理の腕は4人の中では1番未熟。几帳面が出すぎて問題になったり。もっと精進します……
C-Refが彼を取り巻く環境を大きく変えた。新しい音、新しい仲間との出逢いが彼の音楽をより重厚に、より激しく仕上げてきた。特に雷那とは感謝してもしきれない程にズブズブな縁となっており、将来を考えた際に両者いよいよ耐えられなくなってカップルになってしまった。改めて聞いてもだいぶおかしい経緯である。

普段の性格は至って物腰が柔らかそうな人間。話題を切り出すのが得意だったり積極性もある方だ。しかしながら、歴代小説と比較すると全員かなり丸くなった方だが、この男だけは相も変わらずカオスを撒き散らす側である。面白い事があれば爆笑し、裸族展開もバッチコイ(但し彼女がぶっ倒れるので大体付きっきり)。
……そんな迅なのだが、実は偶に黒い噂が流れてくる。もし彼の前で、彼の最も嫌う展開が起こってしまった場合…………



「名も無きシューター」夕立ゆうだち 雷奈らいな
職業:奏坂学園高等部2年生、音楽ユニット「The Nameless」の片割れ
年齢:17(高校2年)
誕生日:6月17日(ふたご座)
一人称:アタシ
二人称:アンタ
好きなもの:エナドリ、FPS、スピードコア
嫌いなもの:他人、虫
使用武器:ライトボウガン

HALsideのメインオリキャラその4。地毛は黒髪なのだが、右半分を金色に染めた。初音ミクを彷彿とさせるダウンツインテール。身長163cmのスレンダー体型。音ゲーだけでなく弾幕ゲーも大好きな女の子で、2つの趣味を両得出来る「オンゲキ」を楽しむ為に奏坂学園にやってきた。しかし、自身の周囲にオンゲキを嗜もうとした生徒が居なかった為に、今まで1人でオンゲキに挑んでおり、結果としてイマイチ成果を出せずに燻っている。料理の腕は4人の中では断トツ。こだわりは1つ、残りはズボラで時短にがモットー。
シュータードレス(オンゲキ用戦闘服)は黄色地に茶色や黒が織り交ざった、隠れる気0な迷彩柄サバゲー式防護服と真っ黒な防弾チョッキ。追加でDJ要素のヘッドホンを首に掛けている。正直ヒメや副会長より色気が無く、完全に男の子向けのカッコ良さ全開の装備である。
C-Refに接続してからは考え方が大きく変わったようで、実はもうオンゲキへの執心はほとんど無い。少しでも多様で貴重な経験を積めるだけ積んだ後は、迅と一緒に音楽の世界に飛び出す気でいるようだ。

性格はかなり消極的で沈着冷静。九瓏同様ツッコミをする機会の方が多く、問題を起こしがちな迅を咎める事が多い。……のだが、最近は迅の感性に引っ張られてるからか悪ノリし始めた。九瓏の胃はいつまで持つだろうか。あと、意外にも裸族を見ると卒倒してしまう。普通はそうなんだろうけど……
迅とはなんだかんだで恋人同士の関係性まで発展した訳だが、実は距離感だとかは両者とも何一つ変わっていない。あくまでもパートナーの延長線上だとしか見ていないようだ。





メインオリキャラ4名の紹介は以上! 皆への質問なども随時受け付けます。

迅「もっとカジュアルな方面への掘り下げ、などが該当しますかね。裸族が増えてしまう危険性はあるのか、とか」
九瓏&雷那「「それは絶対あってはならないだろうが(でしょうが)」」
阪奈「いつまで私がシバかなきゃいけないのかな……」


それでは今回はこの辺で。感想をどうぞ!

Re: 未だにカオスなのかもしれない非日常 ( No.51 )
日時: 2024/02/12 23:28
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: r7vaD.Ft)

どうも、夢見草です。今回は迅くんと雷那ちゃんのそれぞれの抱える問題や課題のお話、そしてそれを2人で乗り越えていこうとする決意表明のお話でしたね。いやはや、迅雷(この表記でいいのかな?)は青春バチバチですな。この2人ならそれぞれの学校の抱える問題もギークに変革していってくれる…と信じたい!つか奏坂学園のセツナって人のラスボスオーラがヤバいんですが;
…では、今回のお話の感想は「彼ら」に任せてみましょうかwww


???1「…HALさんお気に入りの華ちゃんが来ると思った?残念!あたしたちだよwww」
???2「まあ今矢島さんは今料理対決のアレソレでとても忙しそうだからね;…というより、これほどの大人数でコメント返信をしてもいいのかしら…?;」
???3「大丈夫だってー!どうせ文字数制限引っ掛からなきゃいけるよwww」
???4「そうそう!この間のインタビューのお返しに、俺たちも迅や雷那ちゃんのためにコメントするぞー!」
???5「そ、そうだな…」(インタビュー…。緋桐や夕立が「あの発言」を覚えていないといいのだが…///)
???6「騒々しいぞ愚民ども。俺と???5は貴重な休みを此奴らのために費やしてやっているのだ。はよ始めんか」
???7「貴方、初回でそのコメントはどうなのよ;…ほら、時間も巻いてるしそろそろ始めるわよ!」



BGM:瞬間センチメンタル



真理子「はいはいはーい!HALさんとHALさんサイドのみんな!こーんにっちはー!ゲーマーガールズコンビユニット『マリーニャ』のリーダーで音ゲー担当!みんな大好きまりまりまりーここと田名部真理子でっす☆ みんなまとめて虜にしちゃうぞ☆…改めてよろしくねー!」
サーニャ「あの、阪奈ちゃんと九瓏くん、迅くんに雷那ちゃんとは初めまして、ですよね?…私はゲーマーガールズコンビユニット『マリーニャ』の副リーダーで、元ナイトウィッチのサーニャです。よろしくお願いします!…そしてこちらの5人は!」
コリエンテ「あなたの心にユニコーンブルー!神出鬼没のスイマーギタリストで『パシフィカ』のリーダー&メインギターのCORIEことコリエンテだよー!ここでみんなとお喋り出来るのをめっちゃ待ってた!どうぞよろしくねー!」
タロー「みんなと一緒に鳴らすよデスボサ!…神出鬼没のサーファーで『パシフィカ』の副リーダーとドラム担当のTAROだよ!迅、雷那ちゃん!久しぶりー!!」
真斗「これは俺たちもやる流れか?…恋はダム、愛はヘリ、お前に響かせるサンクチュアリー。神出鬼没の古風な御曹司で『パシフィカ』のキーボード担当。どうも、MASAこと聖川真斗だ。緋桐、夕立、お久だな。よろしく頼む」
カミュ「ふん。…愚民どもを牽引するaspiration!俺は神出鬼没の伯爵!『パシフィカ』のベース担当!CHRISことシルクパレスの誇り高き伯爵、カミュだ!…おい晴天の作者に貴様ら、俺たちの結成秘話を見たと言ったな?この俺を忘れたとは言わせんぞ?」
美園「えっ、私も!?…あ、えっと、旋律のアクアラプソディー!?『パシフィカ』のサイドギターのSONOこと伊吹美園です。あとそこのバカ真理子の幼馴染の1人でもあります。今回は総7人という大所帯なので大変お騒がせします;」
真理子「ちょwwwいくら付き合いが長いからってwwwバカ真理子って酷すぎるwww」
カミュ「自業自得だろうこの愚民めが」
真斗「伊吹…。以前俺たちに関係者の扱いがぞんざいだと言ったが、お前も人のことは言えんぞ;」
コリエンテ「きっとそれだけ信用してるんだよwww」



真理子「…んで感想なんだけど…。前回は阪奈ちゃんと九瓏くんだったから、今回は迅くんと雷那ちゃんの話か!つかこっちのコメントで迅くんがいつの間にかあたしのこと『師匠』呼びしてたwwwマジでwww」
サーニャ「ねえ真理子ちゃん、私真理子ちゃんが弟子を取ったって初めて知ったわ;いつの間に異次元の人の弟子を取ったの…?;」
真斗「確かガンランスは重装武器だったよな?ナイフのスピードによる斬撃と雷魔法の牽制・広範囲殲滅に長けるお前の戦闘スタイルとはだいぶ異なるが…」
カミュ「おい愚民、貴様が少しでもまともな感性を持つなら忠告する。此奴を師と仰ぐのはやめておけ。此奴を参考にしても碌なことが起きんぞ」
真理子「ちょwww伯爵様の対応が塩を通り越して氷対応なの酷すぎワロタwww…あの子へのとは大違いじゃん」
カミュ「…骨の髄まで凍らせるぞ貴様?」
コリエンテ「つか迅の登場の仕方がヤバいwww雷那がビックリしすぎて『アパーッ!』みたいな倒れ方しちゃったじゃーんwww」
タロー「でも迅の歌い方、めっちゃパワフルだね!俺たち『パシフィカ』やナカジのギターとかともいい勝負かもしれない!すっげー!」
美園(え?今回私がこの6人をまとめるの?しかも私1人だけで??え、嘘でしょ??)



美園「…でも迅くんの抱える悩み、かなり複雑なものだったわね。彼の専攻ジャンルのシンセは既に学園の他の人たちと被ってしまい注目されなかった。本人も数曲作曲したけど、それはHALさんや雷那ちゃんとの合作だといい、迅くん自身の実力だと認めきれていないのね…」
タロー「んー、HALさんや雷那ちゃんが認めれば「これも迅(俺)の作品だ!」って堂々と言い切ってもいいと思うけどなー?…というか『体育館ジャック』って音楽イベントがあったの!?すっげー!うちのポップン学園にも似たようなのがあるよ!俺も行きたいし、出来れば参加してみたいとも思っちゃった!…でも今は中止してるんだったね」(´・ω・`)
コリエンテ「なんか七瀬って人と軽音部が色々あって、それでなくなっちゃったみたいだねー?」
真斗「…緋桐の話によると、この萩原七瀬という者は留年している。しかも彼女が属していた軽音部が空中分解の末に廃部になったようだし、どちらも恐らくこの出来事が関与しているとみて間違いないだろう。これは相当深刻なものになったと想像できるぞ」
カミュ「騒動の渦中に置かれた萩原は仮にイベントが復活しても参加しない意向を見せているが、芹沢という者や生徒会長の奴がいう通り、このイベントの復活を望む者もいるという訳か。…そしてこの愚民にも話が回ってきたと」
サーニャ「迅くんはそのイベントに対する出来事に自分が推薦されたけど、他の実力派グループと違って役不足だと思ってしまっているのね…。確かに、1人だけだと相当の自信がないとすくんでしまうでしょうね。私はその気持ち、よく分かるな。…かつて私がやっていたナイトウィッチも孤独だったから」
真理子「でも今はあたしがいるじゃん!あたしだけじゃなくて、ここにいる6人や芳佳ちゃんや坂本少佐やトゥルーデ姉さんたちも!ウィーラビューサーニャちゃんだよ!…それとおんなじ様に、迅くんも他の誰かにちょっとでも頼ってみたら?ふふん、『師匠』からのアドバイスだよ?なんちゃって」
コリエンテ「そーそー!新入りのあたしたちもみんなサーニャのことは大好きだよ!きっとそれはきっと雷那も阪奈も九瓏も迅に対して同じ気持ちだよ!…ね、真斗?」
真斗「えっ!?…あ、そ、そうだな。元軍人という経歴からなる戦闘判断の的確さや冷静さや度胸、氷魔法に対する知識の深さ、同じピアノや料理を愛するものとしての情熱。今や俺たちWSTinYにリトヴャクの存在は欠かせん。俺たちはみな、お前を信頼しているぞ」
サーニャ「…みんな、ありがとう。うん、迅くんも自分が実力不足だと1人で抱え込まなくていいと思うわ。誰にでも得意なことや苦手なことはあって、支え合って生きられるんだから」



コリエンテ「…んで続きだけど、雷那の方の学校の問題もヤバそうだよ?なにあの偉そーな人;」
タロー「今の生徒会長さんや学園長さんのやり方のままで奏坂学園はうまくやってるみたいだし、急にギチギチにする必要なくない?そもそも今の高校でSNS禁止とかヤバいって!…あれ、真斗?どうしたの?」
真斗「…すまない。こちらの勝手だが嫌な問題を思い出した。…俺の父が、あの様に力や権力で周囲や支配するようなやり方を取っていて、かつて人の努力を大きく侮辱するような真似を見せたことが…。皇城セツナという者にも個人の考えはあるのだろうが、すまない…!珠洲島有栖や逢坂茜らの反応から見ても、俺はどうしても、お前のやり方は許せない…!」
サーニャ「真斗くん……」
カミュ「…貴族階級であり愚民どもを牽引する俺としても、このやり方はどうかと思う。仮に貴様が優秀な為政者としての才覚があるにしても、このような急激な変革は大きな反発を招いてもやむを得んだろう?…史実の貴族階級を信用できずに民衆が大反乱を起こしたフランス革命の顛末がどうなったのか、貴様は分からんのか?」
美園「もちろん雷那ちゃんたち生徒たちも反抗したみたいだけど…。結果として、それはあの人にねじ伏せられてしまった様ね」
真理子「しかも実力のある生徒会の人たちがあの人に一方的にボコボコにされたって…。しかも雷那の尊敬していた人たちが。めっちゃムカつくけど実力がある分、余計にえげつないね…」
サーニャ「それで、雷那ちゃんは決意したみたいね。今後オンゲキには拘らない。何か、自分が何かを成せる証を残したい。自分が生きた存在証明を残したいって」



タロー「…それでそれで!最後にこの2人が問題を話しているうちにカップルになったね!」
サーニャ&真斗&美園「えっ!?」
真理子「…エンダアアアアアー!イエアアアアアアー!!!!!」
コリエンテ「オールウェイズ、ラブユウウウウウー!!!!!」
カミュ「騒々しいぞ貴様ら!?そもそもその歌は失恋ソングだろう!?…それに此奴ら、特別互いの距離感が変わっていないというなら何故交際などという手段を取った?前回の奴らに影響でもされたのか?」
真理子「サーセンwww…何で2人が付き合おうって決めたのか?あたしは分かる気がするけどなー?…お互いにとって『ずっと特別な存在でいたかったから』じゃない?」
美園「特別な存在?…どういうことよ?だって既に彼らはC-Refのメンバーに選ばれた時点で特別な…」
真理子「美園、お堅いよー?もしC-Refがなくなったら、みんなの関係はそこで終わりじゃん。そういう肩書きとかがなくても隣にいたくて、お互いを支え合いたくて、だからこういう選択をしたんじゃないの?」
サーニャ&コリエンテ&真斗&カミュ「……」
美園(…あっ、何かみんな黙り込んじゃったわ;)
タロー「そっかそっかー!うん、迅と雷那ちゃんなら絶対にどっちの問題も解決できるよ!俺たち7人、あとナカジたちWSTのみんなが応援してるからね!」



真斗「…コホン。〆に入る前にすまない。…田名部、リトヴャク、コリエンテ、連、カミュ先輩、伊吹。少しいいだろうか?」
カミュ「どうした聖川」
真斗「…この2人の問題ですが、俺たちとも決して無関係ではないように思えます。特に夕立の話した奏坂学園の問題について俺は強い衝撃を受けました。ですので、その、もし全員の都合が良ければ…」
コリエンテ「!…分かったよ真斗!あたしたちがあっちの学祭とかに乗り込んでやろうってことだよね!?」
タロー「うん、俺も大賛成!俺たち『パシフィカ』もだけど、そこに真理子ちゃんとサーニャちゃんの力も合わせれば鬼に金棒と妖刀ムラマサだよ!!」
カミュ「仕方ない。早乙女に無理にでも通してスケジュールを合わせるとするか。…おい愚民ども、今回ばかりはこの俺たちを貴様らの前座に置くことを許してやる。その代わりしくじったら容赦せんぞ?」
美園「ちょ、ちょっと待ってよ!?私たちは迅くんたちにとって別次元の存在だし、そもそもただ話を聞いただけの完全な部外者よ!?大丈夫なの!?」
サーニャ「…美園ちゃん。きっと大丈夫よ。私たちのゲーマーガールズ魂とあなたたちのスプラッシュ魂、ついに他サイドでも見せる時が来たようね!?」
美園「サーニャちゃん!?」
真理子「あー、サーニャちゃんのスイッチ入っちゃったwww…もちろん、あたしも準備オッケーだってばよー!冷酷無比な女王サマをちょっとでもギャフンと言わせてやらないとねー?www」
美園「…ああもう!何とかしたいと思ってたのは間違いないし、こうなったらHALさんに許可取りするしかないわ!急なことだから受け入れられなくても仕方ないけど、もし受け入れられたら全力でやり遂げるわよ!!」
真斗「…という訳で緋桐。夕立。俺たち『パシフィカ』と田名部とリトヴャクの『マリーニャ』の出動準備は出来た。もしそちらで何か問題がある様なら俺たちが全力で力を貸す。俺たちだけではなく、ST☆RISHを始めとする俺の仲間たちも協力してくれるだろう。お前たちのユニットの成功と、少しでもお前たちの抱える問題が早く解決することを祈っている。長くなったが、それではここで感想を締めさせてもらおう。失礼する」



えー;かなり唐突ですみません;みんなやる気になっちゃったみたいで…。それではこれで失礼します。次回のお話も楽しみにしております!


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