二次創作小説(新・総合)

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未だにカオスなのかもしれない非日常
日時: 2024/09/24 21:29
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

皆さん、初めまして。HALと申します。
過去3度も挫折をしたにも関わらず、やっぱりどうしても小説という形にしたかった物語を書きたくなった為に、この度4度目の執筆再開をさせてもらいました。今まではカオスな日常をテーマにしてきたのですが、今回とうとう”非日常”なんてワードを堂々と書き出すようになってしまいましたが……まぁ、おおらかな目で見て頂けますと幸いです。


〔 目 次 〕

プロローグ >>1-6
オリエンテーション to ラジオ >>9-17
集う3高校。彩り、音撃、甲子園 >>18-21
誕生日記念 ~HALの回顧録~ >>34-37
舞ヶ原と奏坂と「自分達」の将来想起 >>47-49
裸族講座 (前編) >>53-57 (後編) >>60-68

【阪奈編】
首領首領大乱闘 >>22-33

【九瓏編】
愛をと○もどせ!告白選手権 ~VS天空中央高校~ >>38-43
九瓏とその好敵手達の秋 >>71

【自己紹介】
阪奈、九瓏、迅、雷那 >>50
イロドリミドリ >>69
HaNaMiNa、舞ヶ原シンセ研究所 >>70



─ 注意事項 ─

・この小説ではクロスオーバーが発生します。
・この小説では、独自解釈によるキャラ設定(キャラ崩壊率???%)が幾つか施されていますので、どうかご了承ください。また”設定変更の可能性”もございます。なんなら既に実行してます(大問題発言)
・圧倒的文章量(の少なさ)、徹底的誤字数(の多さ)
・キャラ貸し出しも可能としておりました。その際はコメント欄にて許諾をお願い致します。
・荒らし相手にはそれ相応の処置をしますのでそのつもりで。
・3度も挫折してるという事実からも察せられるように、更新頻度は壊滅的に遅いです。またしても挫折する可能性もありますし、更新できたとしても数ヶ月かかる事も予測されますので、よほど暇がある方のみが読まれることを推奨致します。
・これは人によって制限されていない様なのですが、こちらの小説ではマナーを守った投稿をお願い致します。



─ 登場ジャンル ─
モンハン、パワプロ、イロドリミドリ、オンゲキ、オリキャラ


── ようこそ、C-Refへ ──

裸族講座(後編) ( No.67 )
日時: 2024/07/04 22:15
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

────────────────


乱歩「……ここまでが、事の経緯に至る。柏木美亜は、己の意思で裸族になる事を志し、俺達はできる限り彼女の裸族としての活動を支えてやることを約束した。 ……ここまでを踏まえた上で、何か言いたい事はあっただろうか?」




乱歩から語られた永きエピソードの果て、つむぎは改めて美亜と向き合って言葉を交わした。



つむぎ「……彼の話は、本当だっていうんですか……?」
美亜「……うん。世界はつむりんが思うよりも、あたしが思うよりもずっと広くて。こことは違う世界の人達の中には、あたし達じゃ想像もできないような新しく刺激的でインスピレーションがわいてくる様なフルーツに満ち溢れているの! ……そしたら、身体がうずいていても立ってもいられなくなっちゃった」

つむぎ「…………はぁ。分かりましたよ。みゃーは一度興味を持ったらとにかく諦めが悪いんですから…… でも、本当に皆の前では変な真似はしないでくださいよ! とくになっちなんて、純粋にも程があるんですから……」
美亜「にゃっふふ。それはもう百も承知だよ~。なっちは絶対守護らなきゃだからね。あたしがヘマしてるようじゃマーチングポケッツはお先真っ暗だもん」



長らくの間、苦楽を共にしてきたつむぎからすると、こうした覚悟を決めた時の美亜は、とにかく諦めが悪かった。中身がオジサンであるが故、度々起こす問題じみた行動を何度否定して引き留めようとしても、この残念な可愛い女の子は何度もめげずに同じ事を繰り返してきた。……結局最後は、こちらが折れてしまうのであった。

幸い、美亜には良識がちゃんとあるし、その良識を分かってくれて保護してくれる人達もいる(というか、その人達にまで嘆願された)。ここまで気にかけてもらってる事もあり、つむぎとしてはもはや受け入れてしまったとしても仕方ない考えになってしまっていた。














「ちょっと待ちなさい!! 私は絶対に認めないわ!!!」





────一喝。


元々情報通な上にオジサンくさい言動も目立っていた美亜が、その展開に拍車が掛かってしまったとしても、まぁ最悪起こりうる事もあるよなぁ位の感覚だった訳だが。それでも、それでも尚、彼女のこれ以上の迷走を見過ごす訳にはいかない人がいた。




咲姫「本当にダメなものはダメなのよ、美亜! 清廉で清らかな女の子なんだもの、そんな破廉恥同然の姿を信条とするなんて、幾ら自分がなりたいと言っても『お姉ちゃん』が認めるわけないじゃない!!!」

美亜「黙っていてよ、咲姫ねえ!!!!!」




──それは、姉としての矜恃か。

つむぎと同じく、いやそれ以上に同じ時を過ごしてきた柏木咲姫としては、美亜の裸族化に特段物申したい様子であった。当然ながら、咲姫の方が正常な思考回路である事を、今更ながらではあるが追記させていただく。

……しかし、つむぎの時の反応とは異なり、姉に対しての美亜の姿勢は、まるで反抗期の妹そのものであった。




美亜「……たしかに咲姫ねえはあたしにとって、誰にだって尊敬できる最高のお姉ちゃんだよ。……でもね。「ある一点」に対してだけは、あたしいつまでだって反対し続ける。その為なら、自分が"逆に"衣服を脱ぎ捨てるという形をとったって構わない!!」






















「いっつもいっつも言ってるけどさぁ!! あたしをまるで着せ替え人形みたいにコスプレさせようとするのやめてよっ!! 『お洋服愛好会』って言葉でごまかしてコスプレショー開いてるのだってバレてるんだからねっ!!!」


「う、ううううう嘘でしょっ!? 今までずっと秘密裏に活動してたのに!? あっ、じゃなくてっ、いやっ、これは、その…………!」





…………実は柏木咲姫という女、超がつくほどに漫画・アニメが大好きなのだが、周囲の皆には隠して生活をしている……という事になっている。こんな語り口な時点でお察しかと思われるが、周囲には割かしバレバレだったりする;

並びに、重度の隠れコスプレイヤーなのだが、これが災いしてなのか、妹の美亜にもよくコスプレをせがむという悪癖となってしまった…… 実は美亜が裸族になろうとした一因がこれであり、姉からの執拗なコスプレの魔の手にうんざりした結果、反動で自らの衣服を脱ぎ捨てることに対する羞恥心が薄れてしまったという部分があったのだ……(天変地異)





飯男「な、なんてヤロウだ…… 人に強制的に衣服を着させようとしてくるのか、お洋服愛好会ってのは……!」
ゲネオ「……ククッ。これがお洋服愛好会……ッ! 裸族に仇なす一大勢力という訳ですか……!」
マカオ「アパッ! ラゾクノテキ! ウチイリ! アパァッ!!」
ガレス「……えっ? 今の話の流れそーいう感じ? なんかウチらが今着てる特別な衣装も、そーいう「こすぷれ」とかってのに似てんじゃないの……?」
愛海(W)「いやいや! あたし達の神聖なる痛褌は、並大抵のコスプレとかとは訳が違うんだよ! 最新の流行ファッションを取り入れたりってのはそうだけど、最大の違いは『何を魅せたいか』だよっ!」
ウッキーR(W)「だっぺ! コスプレってのは"衣服"の方に意識が行きがちだけども、この裸族御用達衣装の最大の焦点は"己の肉体美"の方にあるんだっぺ! 筋肉、ボディライン、魅せ方だって人それぞれだっぺ!!」
ワリオ(W)「お洋服愛好会の有り体が各々の世界で異なるらしい、というのは新たな発見だが…… それはそれとして裸族活動の妨げになるリスクがあるのであれば、俺達は力を貸さねばなるまい!!」




\バタン/


??1「ふぅ、やっと現場に辿り着きましたか。これから裸族活動が始まると話を伺ったのですが……」
ゲネオ「えぇ、その通りです。相手も相応の実力を秘めてるようですが、裸族として正しき一歩を歩み出した私達の敵ではありません」
??2「……見ると、既に何人かやってるみたいだな。これはお前達が?」
飯男「おうよっ! 柏木が決意表明してくれたんだけどよぉ、それにギャーギャー騒ぎ立ててる奴らが居たもんだから、各位で『真なる裸族』に目覚めた俺達の勇姿を刻み込んだって訳さぁ!」
??3「……ふ~ん? なら、あーやちゃんをこんな目に遭わせたのも、あなた達って事でいいんだよね?」
霖之助「(……まぁ流石にそうなるよね;)……そうなるね。急な来訪になってしまって、悪いとは思っているよ……」
??4「管理人から色々と変な話は聞かされてたんだけどさ。こういう緊急事態の時は、思いきって場を鎮めてほしいって言われたんだ。覚悟は出来てるんだよね?」
霊夢「(……この世界の調停者の力、見せてもらうわよ。)……当然よ。裸族の意思って、揃いも揃って結束力が強いから……」



HALsideにおける「お洋服愛好会」の実態が判明してからというものの、裸族一同は臨戦態勢を整えつつあった。あんたら、どんだけお洋服愛好会への敵意が高いんだよ; もっと言うと、なんでヒメはコスプレの集いに対してその名前採用しちゃったんだよ。結果としてあらぬ風評被害もらう始末になっちまったじゃねぇか;

……ところで先程から、何名かの声が会話に交じってきたのだが?





ワリオ(W)「というか待て!? さっきから聞き覚えのない会話が混じりこんでるぞ!? お前達は一体……!?」




















??1→米田「いやぁ、良かったですよ。やっと皆さんお気づきになられた様ですから…… 久々に黒沼ちゃんと一緒にケンカ出来るって思えたら、身体中が震えてしゃあないんや…… この一瞬とも言える奇跡を噛み締める為にも……せいぜい楽しませてくれや?」

??2→黒沼「……昔の本性に戻ってるぞ、米田の兄さん; ……だがまぁ、既に被害が出ちまったんだ。ケジメつけずに、ここから出られると思うなよ?」

??3→春菜「私のあーやちゃんを傷つけた変態さん達には……たーっぷりお仕置きしないとね……?」

??4→阪奈「やっとマネージャー業務が終わったと思ったらこれだもんね…… 九瓏から話聞いた時は泡吹いて倒れるかと思っちゃったよ; ……まぁ今回は、新しく頼りになりそうな人達も増えたことだし、準備ハ出来タヨネ?」

楓「……成程。この場が粛正の時の様ですね。ならば、奏坂学園生徒会副会長として、私も助太刀致しましょう……(▭≡▭)」

裸族一同『 』





BGM:Vibes 2k20 (オンゲキより、桜井春菜の楽曲)





──斯くして、W683sideの先輩裸族から裸族の心得を説かされたHALsideの新人裸族達は、新たな門出を飾ることとなった。しかし、例え本来が人ならざるものであったとしても、度をすぎた暴走を諌めるオシオキ組には敵わない事を思い知ることとなったのであった……

ちなみに美亜はというと、あの後咲姫ねえに連行されておしりペンペンの刑にされていた。





※ 本編はここまでですが、もうちっとだけ続きます

裸族講座(後編) ( No.68 )
日時: 2024/07/04 22:21
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

・おまけ話


魔理沙「いやぁ、悪ぃ悪ぃ; まさかお洋服愛好会って名前でほかの活動やってる集団がいるとは想像もしてなかったからな、対応が遅れてしまったんだぜ;」
迅「良いんですよ、別に。……ですが、俺としては純粋に引っかかった点があるんですよね……」
なる「? どうしたんだ、迅? 裸族の一件でまだ何かあんのか?」

迅「いやさ、この世界におけるお洋服愛好会っていうのは、結局のところ「ただのコスプレ愛好会」な訳だよな? 箱部や白奈もその条件に合致するんじゃないのか、ってな」

なる「あー、言われてみれば確かにな」
白奈「たしかに、イロドリミドリでも衣装合わせの筈がコスプレ会みたいに……って事、何回かありましたね; 特になずな先輩の影響が強いとは思っていたのですが……」

雷那「なーに馬鹿なこと話してんのよ。裸族に荒らされた演習場、皆で片付けてる最中でしょーが」
茜「まぁそう言うでないぞ、雷那。話を聞けばお前、この間迅と2人で出張に行ったそうではないか。その時に「友達ができた」などと言って目の前で瞬間コスプレをしてくれた事、きっちり覚えてるのだからな?」
雷那「なっ!? せ、先輩! 今その話持ち出さないでくださいよ!!」



実は、コスプレという概念に対してはイロドリミドリメンバーや迅&雷那も覚えがあり、思ってたよりこの派閥は広がる可能性があった、という話。



───────────────


初めての本格的な裸族講座、大変ありがとうございました(爆)

それまでの筆の勢いに任せて、「裸族講座」をコラボ形式でやらせていただくぞ!とまではなったのですが、あまりにも長丁場になると気づいてから前半を書き終えたタイミングで集中力が途切れてしまいまして……; 気づけば4ヶ月以上お待たせする事となってしまいました。読者の皆様方、そして今回コラボを快諾してくださったW683さん、大変申し訳ございませんでした。



ここで裏話をおひとつ。
今回、W683sideを初めとした様々なセカイの裸族の皆様をお借りさせていただきましたが、その出演経緯は【管理人HALが裸族を正式に活動させてあげるために講師になってもらうよう各所に依頼した】のが事の発端だったりします。大変申し訳ございませんでした(水爆投下)



私がカキコデビューした9年前辺りは、それはまぁ裸族全盛期……だと思います。当時から裸族講座には日常小説作家としての憧れがありました。9年越しに叶えることになるとはまるで思ってなかったのですが;

時代が変わってしまったことと、私自身がそもそも裸族に対する考え方が、それまでのテンプレートとは少し異なることもありまして、今回の裸族講座は色々と新式も採用させていただきました。皆様がどう受け取られるのか、というのには興味があります。


W683さんからお借りした先輩裸族の皆様につきましては、今回お忍びで裸族講座を観に来てくれていたW683sideの皆様にお願いしてお帰りさせていただきました。重ね重ね、本当にありがとうございました。



最後になりますが、裸族というのは非常に繊細なジャンルです。極力キャラ崩壊を起こさせすぎないように気は配りますが、それでも至らない点があって不快を招いてしまう危険性があります。
この度はオンゲキメンバーを推してるファンの皆様、大暴走を起こしてしまい大変申し訳ございませんでした。



随分と長いあとがきになってしまいましたが、ここいらで締めると致しましょう。それでは、感想をどうぞ。



※ 今回コラボを快諾してくださったW683先生の現在の作品『普通で普通じゃない日常劇場S』の方も、どうぞ宜しくお願い致します!

未だにカオスなのかもしれない非日常 ( No.69 )
日時: 2024/09/24 21:16
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

芹菜「C-Refの管理人さん! お誕生日おめでとうー!」
アリシアナ「それを記念してなのか、今回は私達の紹介パートを作ってくれたみたいよ! 本当に有り難い話ね!」
なずな「まだまだ私たちのことを知らない人も多いみたいだからね。これを読んで少しでも知ってもらえたら、嬉しいなぁ」
七々瀬「……まさか、野外フェスの裏でこんな事までしてたとはね」
奏「ハハッ、良いじゃないか。舞ヶ原のことをよく知ってもらえる良い機会になると、私は考えているよ」





【イロドリミドリ】
SEGAの音楽ゲーム『CHUNITHM』を本拠地としている、ガールズバンド企画。イロドリミドリ5人から始まり、物語が進むにつれてHaNaMiNaや舞ヶ原シンセ研究所も加入した結果、現在は14……いや、今は13名が活動している。
戦闘経験はまるで皆無なのだが、著者曰く「何かはさせてみたいなぁ」とのこと。




「イロドリミドリの原点」明坂あけさか 芹菜せりな
担当:イロドリミドリのDr.
年齢:18(高校3年)
誕生日:4月21日(おひつじ座)
一人称:わたし
二人称:
他者を呼ぶ時:目上の人にはさん付けだが、同年代以下は揃ってくん、ちゃん付けで統一している。

「学園フェスでいい演奏をすると、謎の点数がもらえるらしい」という学校の噂を信じ、仲良しの友達でイロドリミドリを結成したバンドの原点。幼い頃からドラムを叩いてきた元気が取り柄の少女。
学校の勉強はからっきしの苦手だが、運動神経と楽しいことへのアンテナはとにかく抜群。実は同バンドの箱部なるとはいとこ同士。

実家はカレーの美味しい喫茶店「カレー喫茶あけさか」を営んでおり、本人の料理の腕前もピカイチ。味の配慮も問題ないのだが、本人はというとミドリのカレー(辛さXXX倍)をお気に入りとしてる事から、尋常ではない辛党である事が示唆されている。

意図的に何か悪巧みをする訳ではないが、行動力が高い上にカオス耐性も高いものだから、楽しいことやりたさにとんでもない企画を打ち立てては、周囲の人間諸共カオスに誘いがち。



「頼れるバンマス」御形おがた アリシアナ
担当:イロドリミドリのGt.
年齢:18(高校3年)
誕生日:8月31日(おとめ座)
一人称:わたし
二人称:あなた
他者を呼ぶ時:目上の人にはさん付けだが、同年代以下は呼び捨てが多め。

作曲や音作りでバンドサウンドの中心的な役割を担う、頼れるバンドマスター。成績優秀・容姿端麗と隙のないお嬢様で、音楽でも練習や勉強で苦手を克服する努力家故、フロントマンとしてバンドには欠かせない存在。

実家は鎌倉の名家の傍流だが、ロック好きな家族の趣味で、実家の蔵にはたくさんギターが所蔵されているらしい。

皆からの愛称は「あーりん」。ただ、大半の男性陣は恥ずかしくて言えたものではない。
おだてられると調子に乗りやすく、メンバーからは煽られたり囃し立てられたりでとにかくいじられがち。そのせいか、イロドリミドリ組の中でも何かと不憫な目に遭う機会が多い。



「ゆるふわギターガール」天王洲てんのうず なずな
担当:イロドリミドリのGt.
年齢:18(高校3年)
誕生日:3月20日(うお座)
一人称:わたし
二人称:
他者を呼ぶ時:目上の人にはさん付けだが、同年代以下は揃ってくん、ちゃん付けで統一している。

イロドリミドリのリズムギター担当。ほわっとした雰囲気で場を和ませてくれるバンドのお母さん役。……というか、むしろおばあちゃん役かもしれない() 読書やお笑いといった文芸を読むのが趣味で、バンドの曲作りでは作詞も担当する。

また実家はなんと代々木にお店を構えるギター工房「天王洲ギタークラフト」。その為、バンドメンバーが楽器関連で何かあると決まってなずなを頼りにしている。恥ずかしがり屋で聞かせてくれないが、自作のギターで弾き語りもできちゃうシンガーソングライタータイプである。

ちなみになのだが、イロドリミドリのメンバーも決まってコスプレ癖があったりする。その火付け役になったのが、手芸部員の知人がいたなずなだったりする。



「舞ヶ原のベース侍」箱部はこべ なる
担当:イロドリミドリのBa.
年齢:17(高校2年)
誕生日:1月1日(おとめ座)
一人称:あたし
二人称:あんた
他者を呼ぶ時:大体の相手は呼び捨て。凪のことを「ちゃんなぎ」と呼んでいる。

イロドリミドリのベース担当。体は小さいが、ライブとなれば破天荒なプレイと奇想天外なパフォーマンスで魅せまくる、バンドきっての特攻隊長。

天才気質の個性派ベーシストで、授業はサボるし変な企画を作ったりする文字通りのトラブルメーカー。しかし、それ故かバンド仲間が沢山いるガチの音楽好きでもある。音楽だけではなくゲームやアニメにも詳しく、要するにバンド一番の遊び人。

ここまでの説明からもお察しの通り、かなり自由で面白い事好きな性格なため、新生HAL小説ではかなり希少となってしまった生粋のギャグカオス組である。特に迅、茜と手を組んだ時はまず間違いなく何かおかしな事が発生する。そしてちゃんなぎに〆られるまでがオチとなっている。



「イロドリミドリ最後の良心」小仏こぼとけ なぎ
担当:イロドリミドリのKey.
年齢:18(高校3年)
誕生日:7月12日(かに座)
一人称:わたし
二人称:あなた
他者を呼ぶ時:目上の人にはさん付けだが、同年代以下は呼び捨てが多め。

イロドリミドリのキーボード担当。バンドで一番真面目だからか、実質的サブリーダーも務めている。小さな頃から続けているクラシックピアノで養われたすごい耳の持ち主で、演奏のアラや小さなミスも見逃さずに突っ込んでくる。

感覚派のあーりんに対し、理論的にバンドの演奏を組み立てていく、正しく小さな大黒柱。高校入学前からなずなと面識があって、一目で惚れ込まれて友達になったのだとか。

普段は生真面目なので(特になるの)暴走をツッコんだり抑えたりする事が多いのだが、本人も本人で不思議ちゃん属性があるからか、時折途方もないことを考えてたりもする。



「深窓の令嬢(爆笑)」月鈴つきすず 白奈しろな
担当:イロドリミドリのVc、Vi
年齢:16(高校2年)
誕生日:12月12日(いて座)
一人称:わたし
二人称:あなた
他者を呼ぶ時:目上の人にはさん付けだが、同年代以下は揃ってくん、ちゃん付けで統一している。

佇まいはおとなしく物静か、端正な顔立ちもあって、個性派の集まる舞ヶ原の生徒の中では珍しい「深窓の令嬢」といった雰囲気を纏う美少女。……しかしてその実態は、高純度のヲタク気質を併せ持つ生粋の音楽オタク。興味の範囲は幼少から親しんだクラシックに留まらず、年代に囚われないロックやポップス、アニソンにまで及ぶ。

また儚げな印象に反して、愛するものに対して胸に秘める熱量は高い。目的達成の為なら怯みながらも立ち向かっていく、そんな強い一面もあるようだが、生来の口下手が災いして、時に失敗したり暴走したりすることもある模様。

オタク気質がなると波長が合ったからなのか、こんな身なりなくせに実はギャグカオス寄りの性質だったりする。徹夜を決め込む場合はエナドリの力を借りるらしいが、代価として性格が豹変するとかなんとか。
どうやらお姉ちゃんがいるらしいが……?

未だにカオスなのかもしれない非日常 ( No.70 )
日時: 2024/09/24 21:19
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

「舞ヶ原軽音同好会会長」五十嵐いがらし 撫子なでしこ
担当:HaNaMiNaのGt.
年齢:16(高校1年)
誕生日:5月29日(ふたご座)
一人称:あたし
二人称:
他者を呼ぶ時:学生の年上の人に対しては先輩と呼んでいる。同年代以下は揃ってくん、ちゃん付けで統一している。

舞ヶ原に新しく入学した、新1年生。中学1年のときに訪れた学園フェスで見た軽音部ライブの熱気が忘れられず、バンドを始めるために舞ヶ原を目指してきたのだとか。

楽器は独学でギターをやっているそうで、自分でお金を貯めて買った中古のギターを大事に弾いているとか。体は小さいがとにかく元気一杯で、憧れに向かってひた走って来た様子はもはや小さな戦車。喜怒哀楽のはっきりした素直な性格で表情も豊か。何かと声が大きく、やかましがられる時もあるが、本人は「格闘技やってたからっスかね!」と笑顔で言うし、なんとなく打たれ強そうな性格っぽい。

語尾が「~っス!」だったり当たって砕けるタイプから分かるように超体育会系。もし裸族に遭遇してた場合は、何も素知らぬ素振りで「なんで服脱いでるんスか?」と純粋に聞いてくるだろうと予想されている。七々瀬の胃が持たなくなりそうなんで避けてはいるが……





「元・舞ヶ原軽音部部長」萩原はぎわら 七々瀬ななせ
担当:HaNaMiNaのGt.、Ba.
年齢:18(高校1年)
誕生日:2月2日(みずがめ座)
一人称:私
二人称:あんた
他者を呼ぶ時:目上の人にはさん付けだが、同年代以下は呼び捨てになることが多め。特に撫子のことは「ナデ」と呼んでいる。

舞ヶ原高校の3年生で、かつて3年前に存在したという軽音部をまとめていた、元部長。2年次を終えた後に理由あって学校を休学し、1年後の今年新学期から、新3年生として復学した。軽音部時代を知る人によれば「とんでもないギターの腕前を持つ」とのことだが、今ではあまり人前で弾く機会もないらしい。

細身で背も高く顔立ちは端正、まるでモデルのような美少女だが、とにかく気だるげな態度と言動が目立ち、会話の中にもため息が交じる様子がよく見られる。かつての部活での経験が本人の性格にも強い陰を落としたようだが、その仔細を知る人物は、今は少ない。

すっかり面倒ごとは避けたい性分になっており、いざという時は場をキッチリと治めてくれる安心感がある。七々瀬なりの優しさなのだろう。好物はいちごミルクなんだとか。





「舞ヶ原のごくふつーのドラマー」小野おの 美苗みなえ
担当:HaNaMiNaのDr.
年齢:15(高校1年)
誕生日:12月25日(やぎ座)
一人称:私
二人称:あなた
他者を呼ぶ時:目上の人にはさん付けだが、同年代以下は揃ってくん、ちゃん付けで統一している。

舞ヶ原高校の新1年生で、撫子の同級生。新歓ライブに出演するために撫子が集めたバンドメンバーの一人で、今は軽音同好会の会員として、彼女たちと一緒にバンドを組んでいる。担当はドラムスで、ちょっとだけ打楽器の経験があって…と口が滑ったところを、釣られてしまったそう。

おとなしく穏やかな性格で、個性たっぷりの軽音メンバーと比べるとごくごく、ごく普通の高校一年生。ただそんな濃いメンバーの中でも部活には意外と馴染んでいて、誰に対しても隔てなく接するため、厳しい先輩である七々瀬にも気後れすることなくやりとりできる…という、意外な一面もあったりする。

ありとあらゆる事態でも一歩引いたところから話してくれるからか、状況適応力だけは高いことが窺える。まぁドン引きくらいはしてそうなもんだが;




「ツンデレ(?)系ギタリスト」葛城かつらぎ はな
担当:HaNaMiNaのGt.
年齢:16(高校1年)
誕生日:5月30日(ふたご座)
一人称:私
二人称:あんた
他者を呼ぶ時:目上の人にはさん付けだが、同年代以下は呼び捨てになることが多め。

新歓ライブを見て軽音同好会に入部しに来た、舞ヶ原の1年生。ステージでの撫子たちの演奏に心を動かされて入部を希望したらしいのだが、歌っていた当の撫子には、なんかやたらとライバル心を抱いているっぽい。演奏スタイルは違えど、同じくギターを弾いているので、それが余計にそうさせるのかもしれない。

実家は裕福だが厳しい家族の方針のようで、課外活動に積極的に取り組むように言われている。学校では生徒会の活動をしており、実は新歓ライブでもお手伝いをしていたらしく、放課後には忙しい合間を縫って部活に出席しているようだ。

多分イロドリ組の中では一番ツンデレ気質。七々瀬はツッコミを放棄することが多いからか、平時のツッコミ比率はあーりんと並んでトップクラスなんだとか。あと、おでこが広いからか容姿で弄られることが稀にあるらしい。




「舞ヶ原生徒会長」芒崎のげざき かなで
担当:S.S.L.(舞ヶ原シンセ研究会)のシンセ
年齢:18(高校3年)
誕生日:9月23日(てんびん座)
一人称:私
二人称:君
他者を呼ぶ時:さん付けが多めなのだが、親しい相手にはタメになることも。

舞ヶ原高校の3年生で、生徒会を束ねる生徒会長。学園フェスをはじめとする毎年の学校行事を企画しつつ、同じメンバーで「舞ヶ原シンセ研究会」、略してシンセ研という部活も運営。優秀…だけどちょっと癖のある二人と一緒に自分たちの音楽を追求する顔も持つ、キレ者のリーダーである。

代表を務めるシンセ研は、軽音部とは少し異なりシンセやDTM中心の音楽を作るバンドで、ステージでは複数のキーボードに囲まれて演奏する。偶然同じ学校だった桔梗小夜曲と藤堂陽南袴を引き入れたのは、二人の技術に惚れ込んで…という一方、二人の校内での素行を心配して…というのもあった、とか。




「天才的二面性ラッパー」藤堂とうどう 陽南袴ひなこ
担当:S.S.L.(舞ヶ原シンセ研究会)のMC
年齢:17(高校2年)
誕生日:8月7日(しし座)
一人称:私
二人称:あなた/あんた
他者を呼ぶ時:通常時はさん付けが多めなのだが、本性としては呼び捨てが多めだったりする。

生徒会で副会長兼書記を務める、舞ヶ原高校2年生。生徒会役員3人からなるシンセ研にも所属しており、とても可愛らしい雰囲気の女の子…なのだが、ステージでは攻撃一辺倒スタイルのラッパー。普段を知る人にしてみればギャップが凄すぎて、別人のようだと言われることもあるみたい。

幼少期には子役として芸能界で仕事をしていて、パフォーマンスに対する厳しい態度や、ついでにやたら二面性のある性格はその頃に培ったものらしい。事情で芸能界を引退してからは、幼なじみの「小夜ちゃん」こと桔梗小夜曲の影響で音楽に傾倒。タッグを組んだ楽曲をネットに発表したりしている。



「オドオド革新系DJ」桔梗ききょう 小夜曲せれなーで
担当:S.S.L.(舞ヶ原シンセ研究会)のDJ
年齢:16(高校2年)
誕生日:11月7日(さそり座)
一人称:私
二人称:あなた
他者を呼ぶ時:目上の人にはさん付けだが、同年代以下は揃ってくん、ちゃん付けで統一している。

舞ヶ原高校の2年生で、生徒会会計。度を越した人見知りで、いつもオドオドしている様だが、実は世界的にとんでもない腕前のエレクトロニックミュージック・プロデューサー。生徒会役員の二人とシンセ研に所属していて、ライブではDJとしてステージに上がっている。

「バカマちゃん」こと藤堂陽南袴は小さな頃からの幼なじみで、何かと世話を焼かれたり、ちょっかいをかけられたりする仲良し(?)。ふりがながないと読みづらい名前なので、自分のことはバカマちゃんがつけてくれた「小夜(さよ)」という大好きなあだ名で呼んでもらうようにしている。

九瓏とその好敵手達の秋 ( No.71 )
日時: 2024/09/24 21:24
名前: HAL (ID: J0KoWDkF)

超短編「九瓏とその好敵手達の秋」
※ 今回も久々にLINE式が混ざります。読み方が多少異なりますがご注意ください。




暦の上ではもう11月。

本来であれば、このお話は舞ヶ原野外フェス編や奏坂学園総選挙編の終わった後に挟まれる物語なのだが、今回は筆者の誕生日記念短編&現在旧Twitter(現X)にて筆者が執り行……おうとしている「HAL式運試しドラフトリーグ」参加選手の設定補強の為に、急遽前倒しで話させていただく。毎度遅筆で申し訳ありません;







11月にもなると、高校野球でも地区大会が繰り広げられるようになる。

いわば新人戦に該当するのだが、この大会を勝ち上がると『神宮大会』への出場権を手にすることが出来る。それだけでなく『春の甲子園大会』出場にも大きく望みを繋げることが出来るのだ。甲子園の舞台に大きな夢を抱いている九瓏としては、1つ1つの公式試合も落としたくない戦い達であった。

……先に結果から話させていただくと、九瓏が率いる千将高校は【ある選手が早々に覚醒して活躍した】おかげで、地区大会準決勝までは勝ち上がることが出来たのだが、残念ながら地区大会決勝で敗れてしまい、神宮大会に参加することは叶わなかった。だが、春の甲子園大会への出場は濃厚と呼べるほどの活躍を見せたことに違いはないだろう。



……と、なると。気になってくるのは好敵手達の動向である。

一応、天空中央高校の柊一郎だけは動向を掴みやすいとはいえ、他のメンバーについてはサッパリだった為、九瓏はLINEで確認を取ることにしたのであった……





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CLAW:秋大会、お疲れさん

PLAY:あぁ……うん、お疲れ様

月:……御苦労

轟巫女:お疲れさマ

黒条:お疲れ様だな

Shuイチロー:お疲れ様ー

吸血種:うん、おつかへー

王従者:誤字があるぞ。……一先ず、皆御苦労だな。

CLAW:……で、どうだったよ。こっちは地区大決勝までは来れた訳だが……

PLAY:いやー、流石に初戦敗退だったね; ようやくルール覚えたような部員がほとんどじゃあ、まだ流石に試合にならなかったよね;

月:……県大会3回戦敗退だ。無理な練習が祟ってしまった。……最近ある事があったからか、チームにも不和が生じているのも影響してるかもしれない。

黒条:こっちも県大準決勝敗退だったな。これでも戦績は伸びてる方なんだがな……

轟巫女:こっちは県大会までハ勝てたんだけどネ。地区大会初戦で負けたワ。……どうにモ個性が薄い気がしてならないワ

Shuイチロー:面目ない事に、県大会決勝で負けちゃってね…; 皆自分が魅せたいって張り切りすぎたんじゃないかな…? 僕自身もそうだったんだけど;

吸血種:……負けちゃったや; 流石に昼の試合にはまだ皆慣れてなくてね……

王従者:……決勝で敗退した。各々に驕りや慢心、過大な評価をしていたのだろうと、今は悔いている。

CLAW:なるほどな…… ……ん? いや待ておい。全員なのか? 千将以外全滅なのかおい!?!?

Shuイチロー:いやもうほんとに申し訳ない!

CLAW:お前が1番まずいだろうが!! ウチのマネージャー派遣しといて我を出しすぎて春甲出られませんでしたは流石に文句も垂れたくなるだろうが!?

月:……柊一郎。お前、他のとこにも嘆願してたのか。嵐士にこっぴどくボコボコにされてた筈だったが

黒条:つくづく懲りない奴だな、お前も……

轟巫女:ウチのノムちゃんは絶対ニ渡さないわヨ。……それよリ九瓏。アンタ本当にマネージャー派遣しちゃったノ? 馬鹿なノ?

CLAW:………………色々あったんだよ、色々
※ 詳しくは【告白選手権】をチェック!

Shuイチロー:僕がどうでもよくても他の皆がそうはいかないんだよ; 皆も嫌だろ? 僕以外の天空中央生がマネージャースカウトに来たら……

月:その場合は俺もボコボコに加勢したろうな

CLAW:むしろお前じゃなきゃドロップキック気安く決めれる訳ないだろ

轟巫女:……アタシまで標的ニされそうで怖いわネ。そこは感謝しといテあげる。

Shuイチロー:九瓏、後で覚えといてよ???

王従者:くだらん談義はもうよせ。……それより、最後の1名も既読が付いてるようだが、姿を見せたらどうだ

ヒロミ:しょうがねーだろ? 俺一人だけ「あーあ、皆秋大会羨ましいなー」って眺めることしか出来ねぇんだし

PLAY:えっ、秋大会出場権ないの?

ヒロミ:無ぇよ! そもそもフリート高校は地区さえ定まってないような超特殊高校だしな。船長曰く「夏の甲子園が唯一の希望」って言うけど……

吸血種:オレの高校が1番おかしいだろって思ってたけど、宏海の高校もタイガいたよな……;

吸血種:大概だよな

月:射留。お前もう寝とけ

吸血種:ウス、すんませんした

CLAW:グッダグダになるな、やっぱ;



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……思った以上にまずい展開かもしれないな。



【あんな事】があったとはいえ、俺達は確かに中学野球大会で幻の優勝を遂げた集団だ。個々のポテンシャル自体はもう十分の資質がある筈。となれば、やはりチーム全体に何かしらの課題があると見た方がいい。だが、その問題に他校の人間である俺が関わろうとするというのは……



そこまで考えがめぐった時、九瓏はふと管理人の一言を思い出した。







〔私は皆さんをこの世界に招き入れる事で目的を遂行していきます。ですから皆さんも、この世界を自由に活用することでやりたい事を達成させてください。良いじゃないですか。お互いに【利用】しあう関係性で……!〕







……いや、構わないのか。


現に、柊一郎が在籍する天空中央高校は『エンジェルナイン計画』を遂行することでチームの結束力と個々のポテンシャル磨きのモチベーション維持を図ろうとしてきた。他の奴らも、ただ無策でくすぶる様な連中ではないことだけは、九瓏からしても明らかだった。

千将高校に代々伝わる育成プログラムといえば、キャプテンがチームの主軸となり、部員の悩み事を聞いたりアドバイスをするなどして強固な信頼関係を構築していく『キャプテンシー』というものが存在した。
だが九瓏としては、このシステムだけでは望む強さの千将高校野球部には到達しえないだろう、とも考えていた。

そこにこんな難題が降りかかってきたのである。通常なら絶望しそうなものだが────九瓏はこの物語の主人公。【C-Refに認められた男の1人】である。



「…………恐らくは、【そういう意図】なんだろ、管理人? ……だったらやってやるよ」





雪村ゆきむらしゅう一郎いちろう

左右田そうだ宏海ひろみ

れいよし

とどろきれい

月島高つきしまたか

弾飛たまとび射留いる

こくじょうりつ

ぐら塀院べいん



────待っていろよ、お前ら。







どうせお前等のことだ。既に策はとってはいるんだろう。だが、この「余計な人助け」が、俺達にとっての他ならない【策】だ。



「【全部救って、全部糧にする】。……強欲極まりない作戦だが、やる価値は大いにあるだろ。……面白くなってきたじゃねぇか……!!」







『他校調査』コマンドが選択できるようになった。
天空中央高校が他校調査リストに加わった。

敏捷ポイントが10上がった。
精神ポイントが30上がった。





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お疲れ様です。カキコの書き込みは2ヶ月半ぶり辺りでしょうか。

思えば昨年度もこの日に投稿してたのですが、1年で更新できた量はたったの30スレ程度でしょうか。板につかなさすぎでしょ()

今回更新に踏み切ったのは、開幕に綴った通りの理由です。まぁ自己中なくらいが著者としてのメンタル保ちやすいんで……()

今後も、カキコというよりはXが主体で何かしらのバカ活動やってくと思います。まぁ、稀にまた更新入るかもなので、その時は宜しくお願いいたします。


それでは今回はこの辺で! 感想をどうぞ!


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