二次創作小説(新・総合)

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天使たちの部屋(@ngels小説)【らじおお便り常時募集中】
日時: 2025/01/02 22:32
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: vkkVQEZj)

ここはゆうき作品発の天使たち…『@ngels』の部屋。

彼女達と発足者であるゆうき。6人の天使+1人による彼女らの為の部屋なのです。

天使たちはこの部屋でどのような日常を過ごしているのか。一緒にこっそりと覗いてみましょう…


【部屋を使う天使たち+@】
ゆうき(作者)
南ことり(ラブライブ!)
小泉花陽(ラブライブ!)
筑波しらせ(アイドルデスゲームTV)
吉川緑花(オリキャラ)
カレンチャン(ウマ娘プリティーダービー)
緒方智絵里(アイドルマスターシンデレラガールズ)
小宮果穂(アイドルマスターシャイニーカラーズ)
箱崎星梨花(アイドルマスターミリオンライブ!)new!


【ATTENTION】
・ここはゆうき作品発のグループ『@ngels』の日常小説スレになります。
・更新は不定期です。全て作者の気まぐれで進みます。
・結成に関しては「ゆうきとμ's+@の日常。」という別スレにて投稿しています。ご覧になった方がより当スレを楽しめると思われます。
・@ngelsとゆうき以外のキャラクターは殆ど出てこないかもしれません(未確定)
・コメントは歓迎します。何かご指摘がある場合も遠慮なくお願い致します。
・更新は不定期です(2回目)。作者は失踪の常習犯なので、長期に渡って更新が無くても、長い目で見てあげてください。

それでは、天使たちの部屋にご招待・・・

『天使たちの目安箱』お便り投稿フォームはこちら>>37

緑花の日、その他色々 ( No.6 )
日時: 2023/05/02 23:21
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: hfESIZSd)

ゆうき
「みんな、集まってくれてありがとう。」


しらせ
「だからゆうき、しらせと智絵里は芸能人なんだから、@ngels集める時はもっと事前に連絡をだな…」

智絵里
「少しだけなら大丈夫だよ。…それより、早く本題に入った方が良いんじゃないかな?」

花陽
「それもそうだね。ゆうき君、GWの真っ只中にどうしたの?」

ゆうき
「色々あるんだけど……まずは、近々誕生日を迎えるメンバーがいます!」

ことり
「えっ!?そうなの!?」

カレン
「誰かいたっけ?」

ゆうき
「はい!それは・・・」
































ゆうき
「『オリキャラの天使』吉川緑花ちゃんです!」

緑花
「えっ…!?」

※明後日5月4日、吉川緑花ちゃんの誕生日!

しらせ
「そうだったのか!」

智絵里
「おめでとうございます…!」

全員
「「おめでとう〜!!」」




緑花
「あ、ありがとう・・・えっと、そうだったの?ゆうくん。」

しらせ
「いや待て!何で緑花本人が知らないんだよ!?」

一同
「「wwwwww」」

ゆうき
「まあ、最初は誕生日の設定とか無かったからね。」

緑花
「あの、設定とか言わないで?(汗)」

花陽
「それで、「みどりの日」だから5月4日を緑花ちゃんの誕生日したの?」

ことり
「安直だね…」

ゆうき
「うるさい」

一同
「「wwwwww」」

カレン
「それでお兄ちゃん!カレンの時みたいに何かするの?」

ゆうき
「すまん、俺が忙しくて祝うだけで精一杯なんだ。それも含めて、ちょっと報告しなきゃいけない事があってね。」

緑花
「誕生日適当に流さないで?(汗)」

カレン
「大丈夫、カレンのネジキチャレンジもまだ(ネタバレにつき省略)までしかやってないから」

しらせ
「言うな言うな」

一同
「「wwwwww」」

智絵里
「それで、ゆうきさん!報告しなきゃいけない事って何ですか…?」

ゆうき
「まずは…と言っても主に2つしか無いけど…Stage for Cinderellaの事は触れておかないとだよね。」

ことり
「あっ、そういえばそんなのもあったね。」

花陽
「智絵里ちゃんのいるDグループの結果って出たの?」

ゆうき
「うん。その結果なんだけどね・・・」





















































ゆうき
「智絵里ちゃんは・・・Dグループ10位でした。」

智絵里
「・・・」

しらせ
「反応に困る微妙な順位だな…」

花陽
「確か、決勝に行けるのって5位までだったよね?」

ことり
「えっ!?じゃあ駄目だったんだ…!」

ゆうき
「一応、望みが消えたワケじゃないけどね。」

緑花
「そうなの?」

カレン
「どういう事?お兄ちゃん。」

智絵里
「『プレイオフ』って言うのがあるんだけど…各グループ成績上位だけが参加出来る、敗者復活戦…みたいな感じかな…?」

ゆうき
「うん。各グループの6位から15位までのアイドルが参加出来る。勿論10位だった智絵里ちゃんも対象だよ。」

花陽
「・・・って事は、1グループ10人で、4グループあったから、参加アイドルは40人…?」

ことり
「…ねぇ、ゆうき君。そのプレイオフを通過出来るのは何人なの?」




ゆうき
「1人です」

智絵里以外
「「えっ!?」」

智絵里
「・・・」

ゆうき
「1人です」

しらせ
「いや、無理だろ…各グループの上位が集まってるって事は、Dグループ以上の魔境だろ?」

カレン
「1人だけって…敗者復活戦みたいなものだとしても、厳し過ぎるよ…」

ゆうき
「でも俺は負けず嫌いなもんでね。僅かでも確率がある限り諦めないよ?」

智絵里
「ゆうきさん…」

ゆうき
「というわけで、プレイオフでも智絵里ちゃんに投票して貰えると作者が喜びます!今日から6日までと期間が短いので、忘れないようご注意ください!
…幸いログインするだけで投票権貰えるから、俺もちゃんと投票出来る。助かる…」

緑花
「さっきから気になってたんだけど、ゆうくんって最近忙しいの?」

花陽
「確かに、最近全然更新もしてないよね。」

ゆうき
「その辺の話もするけどちょっと待ってね。@ngels関係で自慢だけさせて欲しい。」

ことり
「自慢?」

しらせ
「忙しい癖にしっかりオタ活してんのか?」

ゆうき
「おうよ。まずスクフェス2。チュートリアルで好きな娘のURを確実に貰えるんだけど…」

緑花
「ことりちゃんにしたんでしょ、知ってる」

ことり
「み、緑花ちゃん…!そんな…!///」

ゆうき
「まぁ、分かるよね(笑)でもそれだけじゃなくて…わざわざリセマラもして、かよちんも手に入れました。」

花陽
「えっ…?私も…?」

ゆうき
「そうだよ。道中で千砂都ちゃんやらルビィちゃんやら璃奈ちゃんやら、好きな娘出たけど泣く泣くリセマラし続けたんだから感謝しろよ?」

花陽
「ゆうき君…!」



























しらせ
「……あれ?しずくは?」

ゆうき
「えっ?1回もUR出てくれなかった自称ゆうきゲームヒロインなんか知らないよ?」

一同
「「wwwwww」」

緑花
「どんどん扱い悪くなってない?w」

智絵里
「何だか、可哀想です…」

ゆうき
「出なかったのは事実なんだから仕方無いじゃん・・・はい、次はウマ娘のお話でも…」

カレン
「」ビクッ

ゆうき
「そんなワケでカレンちゃん。先月登場したよね!カレンちゃんのフィギュア!」

カレン
「・・・お、お兄ちゃん…?もしかして…!」





































ゆうき
「うん。カレンちゃんのカワイさには勝てなかったよ……取って来ちゃった♪」つ画像

カレンちゃん
「お兄ちゃんっ…!」ダキッ

ことり
「」ムッ

ゆうき
「ちょっ、カレンちゃん…!///」

カレン
「カレンのフィギュア、取ってくれたんだ…嬉しい…!」

ゆうき
「……ありか。アームつよつよだったからそんなに沼らずに済んで良かったよ…」

花陽
「ことりちゃんのフィギュア持ってるのは知ってたけど…ウマ娘は初めて?」

ゆうき
「いや、某氏から貰ったダイヤちゃんもいる」

カレン
「むぅ〜・・・サトノさん、手強い…」

ことり
「ダイヤちゃんも可愛いもんね!ことり程じゃないけど♪」

智絵里
「えっと…張り合う必要、ありましたか…?」

ゆうき
「ことりちゃんは本当に……さて、話は戻ってデレステさん。」

智絵里
「えっ…?」

ゆうき
「先月のノワールガシャにて超絶神引きをかましてしまいました」つ画像

智絵里
「わっ……!の、ノワール限定の私です……!」

しらせ
「うわっ、限定SSレアの智絵里引き当てたのか!強過ぎるだろ…!」

花陽
「…あれ?その左側の未央ちゃんも、もしかしてSSレア…?」

ゆうき
「そうだよ。ちなみに未央ちゃんがピックアップ対象ね。」

緑花
「!?…智絵里ちゃんはピックアップ対象でも何でも無かったの!?」

ゆうき
「うん、ただのラインナップの一つに過ぎない限定SSレアさんだよ。」

カレン
「それを引き当てるって…お兄ちゃん、凄い…」

ことり
「ゆうき君の事だから、お金突っ込んだんじゃ…」

ゆうき
「いや、デレステは今のところ無課金。それどころかこれ、10連だけしてこの結果だからね?」

しらせ
「『10連一発で』『SSレア2枚引き』『うち片方はピックアップでも何でもない最推しの限定SSレアをピンポイント引き』…どんな豪運だよ!?」

ゆうき
「智絵里ちゃんのサイン(蔦付き)見えた瞬間、驚きとか通り越して最早笑いすら出たね…「いや嘘でしょwww」…って感じで…」

智絵里
「何にせよ、私の限定SSレアで喜んで貰えたなら嬉しいです…!」

ゆうき
「うん。出たら良いけどまぁ出ないだろうなって軽い気持ちで引いたらこれだったから、嘘くせぇwって思われるかもしれませんが、本当嬉しかったです。」

花陽
「ちなみに、未央ちゃんは狙ってたの?」

ゆうき
「いや。前からノワール引くタイミングを伺ってただけで…「未央ならうちのレギュラーだし、別に引いても良いかな」って思って引いたんだよ。そしたらこれ。
1枠目限定未央ちゃん(ピックアップ)、2枠目限定智絵里ちゃん(ピンポイント)ってマジでどんな確率だよこれ…」

緑花
「しばらく夜道には気を付けてね…」

ゆうき
「一昨日バイトの兼ね合いで帰り0時近くなったけど生きてるから、まあ大丈夫でしょ。」

カレン
「それで良いのかなぁ…」
































ゆうき
「・・・さて、ゆうきの推し活話は置いといて、ここからが本題です。」

ことり
「ゆうき君、最近更新は?忙しいの?…って話だね。」

ゆうき
「結論から言うと……忙しいです。」

花陽
「まあ、4月って新しい生活の始まりで、色々環境が変わるもんね。もう5月になってるけど…」

ゆうき
「まぁ、俺の周りの環境が激変したってワケじゃないんだけど……どうしても更新とかしてる場合じゃねぇって事情がありましてね。」

しらせ
「事情?」


































ゆうき
「既にTwitterでは公表していますが、ゆうきは今年就活生なんです。今も本気で就職どうしようって悩んでいます。」

緑花
「今その段階って遅くない?」

ゆうき
「うるさい。こっちにも色々事情があるんですよ。」

カレン
「でも、確かにそういう事なら執筆とか更新に時間使ってる場合じゃないよね。」

ゆうき
「そういうこと。自分の将来の為の大切な時期なので…流石に執筆に使う頭が今は無いですね…」

しらせ
「暇だからって電車の中でちょいちょい書いてるけどな(登下校時)」

ゆうき
「言うな言うな」

一同
「「wwwwww」」

ゆうき
「そんなわけで、いつまでになるかは分かりませんが、しばらく逃走中等の更新はお休みさせて頂こうと思います。
年々更新率が下がってる気がして本当に申し訳ないです…」

智絵里
「ゆうきさんの将来の事の方が大切だと思います。だから、気にせず頑張ってください…!」

ゆうき
「ありがとう。…近況報告も兼ねて、日常スレかこの@ngelsスレはたまに更新しようと思うので、実質活動休止状態に入りますが、完全には活動休止はしませんとだけ言っておきます。
ただ、落ち着くまで逃走中等他スレは更新するつもりありませんのでそこはご了承ください。」

ことり
「ゆうき君、頑張ってね!就活が終わったら、またゆうき君の作品にいっぱい参加したいな!」

ゆうき
「それは任せて。落ち着いたら久々に頑張ってみようと思うから。」

しらせ
「今度は間隔空けすぎてスランプとかなるなよー。」

ゆうき
「逃走中以外はちょくちょく書いてるから大丈夫だよ(多分)」

緑花
「不安だなぁ…」

カレン
「お兄ちゃん、結構ゲームしてるけどそっちは…?」

ゆうき
「してないよ!?ログインと無料ガチャくらいでデイリーすらまともにやってないよ!?
こればかりは親の嫌がらせもあるしもう諦めてるね。」

しらせ
「何かあったのか?」

ゆうき
「0時15分〜7時の間、家のWiFi使えないようにされた。それも無断でね。」

しらせ
「いや、寝ろ」

一同
「「wwwwww」」

しらせ
「無断でやられてムカつくのは分かるけど、夜は寝ろw」

ゆうき
「いや、普通に困るじゃん?夜中まで課題終わんなかったらどうするのよ?基本授業内で出されて授業内で終わらせるようになってるぽいけど…」

しらせ
「いやゲームしたいのもあるだろ?」

ゆうき
「あるね」

智絵里
「あるんですね…」

一同
「「wwwwww」」



ゆうき
「まあそれはともかく…そんなワケなんでまーた作品を放置してしまう事になってしまいます。
続きを待ってくださってる読者さんや、参加して頂いている作者さんには申し訳ないですが…今は自分の事を全力で頑張ってくるので、落ち着くまで待って頂けたらと思います。

@ngels
「「よろしくお願いします!」」

ゆうき
「それではまた、このスレか日常スレの近況報告にてお会いしましょう!」

天使と羽休め(前編) ( No.7 )
日時: 2023/06/11 15:06
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: Nw3d6NCO)

プシュー!!


智絵里
「(ゆうきさん、まだかなぁ…?)」タッタ…

あっ。こんにちは。智絵里です。
今日はゆうきさんが忙しい中、遊びに行かないかって誘ってくれまして…待ち合わせ場所までバスで来ました。

でも、ゆうきさんはまだ来てないみたいですね。楽しみ過ぎて、ちょっと早く来すぎちゃいました。
…あっ。そんな事言ったら、ことりさんに怒られちゃいますね。

今は、目立ち過ぎない程度にしながらゆうきさんを待つ事にします。





























ことり
「いたよ。智絵里ちゃん。」ガサッ

カレン
「いたね。お姉ちゃん。」ガサッ

花陽
「……えーっと、花陽達は何やってるんでしょうか…」

緑花
「ゆうくんと智絵里ちゃんのデートの覗き見でしょ?」

ことり
「緑花ちゃん。『デート』じゃなくて『お出掛け』だよ。」

花陽
「あっ、そこは譲れないんだね…;」

カレン
「あっ!お兄ちゃんが来たよ!」





ゆうき
「おーい!智絵里ちゃ〜ん!」フリフリ


智絵里
「あっ!ゆうきさ〜ん!」タッタ…


ゆうき
「ごめん。待った?」

智絵里
「いえ!私も着いたばっかりだったので…」

ゆうき
「そう?なら良かった。じゃあ早速行こっか。」

智絵里
「はい!すっごく楽しみです…♪」

ゆうき
「うん。今日は楽しもう!」

智絵里
「はいっ…!」




緑花
「へ〜。中々イイ感じじゃん。」

ことり
「踏み込むようなら、阻止しなくちゃ…」

花陽
「ことりちゃん、嫉妬しないの!(汗)」

カレン
「……ところで、しらせさんは?」

ことり
「あっ、しらせちゃんはいないよ。見たかったけど仕事休めないからって。」

緑花
「芸能人も大変だね〜」

花陽
「でも、@ngelsのツッコミ役不在で大丈夫?」

誰がツッコミ役だよ! byしらせ

ことり
「大丈夫だよ。代わりのツッコミ役に来てもらってるから♪」

カレン
「代わりのツッコミ役?」
























「おい、私もツッコミ役扱いするなよ」

一同
「「wwwwww」」

花陽
「なるほど、蘭ちゃんだったんですね!w」

緑花
「確かに、代わりのツッコミ役に適任だね!ゆうくんゲームのレギュラーだし!」

ことり
「そうでしょ、そうでしょ?えへへっ♪」


「『そうでしょ?』じゃない!」

一同
「「wwwwww」」





ゆうき
「・・・・・・あれっ?」

智絵里
「どうしたんですか?」

ゆうき
「……いや。多分気のせいだろうけど、ことりちゃんの気配を感じたから…」

智絵里
「えっ?分かるんですか…?」

ゆうき
「なんとなくそう思っただけだよ。近くにいるかも?みたいな…」





「アイツなんか特殊能力に目覚めかけてないか?」

一同
「「wwwwww」」

ことり
「なんか恥ずかしいよぉ…///」

花陽
「ゆうき君と智絵里ちゃんを見守るハズが、ゆうことの高度なイチャイチャを見せられてるんだけど…」

一同
「「wwwwww」」

カレン
「あっ!2人とも行っちゃうよ!」

緑花
「気付かれない程度に追い掛けよう!」









ゆうき
「さっ、着いたよ。水族館!」

智絵里
「イルカさんのショーが見られるんですよね?楽しみですっ!」

ゆうき
「まだ季節的には初夏くらいだけど、十分暑いし…全然アリだよね。」

智絵里
「はい!」




花陽
「・・・あれ?智絵里ちゃん・・・イルカ・・・?」

ことり
「かよちゃん?どうかしたの?」

花陽
「えーっとね……何か、頭に引っ掛かるような……」


「何の事だ?」

カレン
「それより、ちゃんと見とかないと見失っちゃうよ!」

緑花
「カレンちゃん、さっきからノリノリだよね?(汗)」

カレン
「だって、面白そうだから♪良いシーンが見れたら撮影して、ウマスタに上げちゃおうかな♪」


「よせ、大炎上不可避だぞ」

ことり
「一応、智絵里ちゃんは芸能人だから・・・ねっ?」

カレン
「お姉ちゃんが言っても説得力無いよ?」

ことり
「うっ…」

一同
「「wwwwww」」


「いつもイチャイチャしてるからなw最近そうでも無いが…」

ことり
「ことり、ゆうき君に飽きられちゃったのかなぁ…?」

花陽
「その心配は要らないと思うよ?(汗)」

一同
「「wwwwww」」




ゆうき
「ショーまでまだちょっと時間あるね。適当にその辺見て回ろっか?」

智絵里
「そうですね。…ところで、ゆうきさんって水族館に行った事あるんですか?」

ゆうき
「あるよ。一回は、小学生の頃に家族で鴨川シーワールドに。
それから、修学旅行で沖縄の美ら海水族館に。」

智絵里
「美ら海水族館って、確か大っきいジンベイザメさんが見れるんですよね?」

ゆうき
「そうそう。マジでデカいし、結構近くで見れて…それで、水槽もデカいんだよね。マンタとかもいて…」

智絵里
「いいなぁ…私も見てみたいです…!」

ゆうき
「良いじゃん!今度沖縄行こうよ。2人で!」

智絵里
「えっ…?良いんですか…?」

ゆうき
「勿論!行こうよ!絶対楽しいよ?」

智絵里
「えっと…じゃあ、多分事務所から夏休みを貰えると思うので、その時に。」

ゆうき
「うん。気が早いけど約束。」

智絵里
「はい!」





ことり
「沖縄デートなんてことりもしたこと無いのに〜〜〜!!」ジタバタ


「ことり、落ち着けw」

花陽
「デートなんて散々してるでしょ?(汗)」

緑花
「ゆうくん達よりことりちゃん見てる方が面白そう。」

カレン
「あ、あはは・・・」




智絵里
「でも、ここの水槽だけでも結構な種類のお魚さんがいますよね。」

ゆうき
「海の中には沢山の生物が棲んでるんだよね。陸上で暮らす俺達には想像も出来ない事だけど。」

智絵里
「生命の神秘って感じですね。・・・わっ!なんだろう?暗いエリアがありますよ!」

ゆうき
「あー。多分深海魚のいるエリアなんだろうね。本来棲んでる環境に合わせる為に暗くしてあるんだよ。深海になればなるほど光が届かなくなるからね。その分、そこでしか見られない生物も沢山いる。」

智絵里
「見てみたい……けど、ちょっと怖いなぁ……はぐれちゃいそう…」

ゆうき
「じゃあ、手をつなごっか?」スッ…

智絵里
「!・・・良いんですか?」

ゆうき
「智絵里ちゃんが嫌じゃなければ。」

智絵里
「……うふふっ。それじゃあ、失礼します…♪」ギュッ



ゆうき
「・・・・・・///」

智絵里
「・・・・・・///」カアァ







智絵里
「・・・あのっ、ゆうきさん。手汗が…」

ゆうき
「ご、ごめん!緊張で体が熱くて!嫌だったら離していいよ!」

智絵里
「い、嫌じゃないです!ただ、全然緊張してる風に見えなかったので…その、意外と可愛いところもあるんだなって…」

ゆうき
「っ…!///可愛いのは、智絵里ちゃんの方でしょ…!///」

智絵里
「ゆ、ゆうきさん…!///」カアァ





ことり
「ゆうき君っ!!暗闇に乗じて何してるの〜っ!!」ジタバタ


「落ち着け落ち着けw」

カレン
「お兄ちゃんにバレちゃうよ!」

花陽
「そんなに嫉妬するなら、どうして来たの…?」

緑花
「ことりちゃんが2人の追っ掛けしたいって言い始めたのに…」

ことり
「だってぇ〜・・・」


「仕方ないな。ゆうきが大好きなんだもんな。」

ことり
「・・・///」コクッ


「おい、ノータイムで頷くなw」

一同
「「wwwwww」」

花陽
「ことりちゃんったら、本当にゆうき君が大好きなんだから…」

緑花
「本当に、どうしてこうなったんだろう…;」





智絵里
「わぁ…!見たことも無い生き物さんがたくさんです!」

ゆうき
「なんか暗いと雰囲気あって良いね。チョウチンアンコウとかの光も良い味出してる。」

智絵里
「うふふっ……今なら、ちょっと大胆な事も出来ちゃいそうです。」

ゆうき
「・・・・・・えっ?」







智絵里
「ゆうきさん……私、いま、すごく幸せです。……隣に、ゆうきさんがいるから……ですよ?」ボソボソ


ゆうき
「ぐふっ・・・!///」グッ

智絵里
「きゃっ……!」ビクッ

ゆうき
「あっ!ごめん!手繋いでるの忘れてた!…痛かった?」パッ

智絵里
「だ、大丈夫ですっ…!ちょっとビックリしただけなので…」





ギュッ…

智絵里
「…それより……離さないで、ください…。闇の中に、1人じゃ怖いです…。…だから、こうして…ゆうきさんを感じさせて、ください…///」カアァ


ゆうき
「っ…!///……ご、ごめん。『智絵里』・・・」



























智絵里
「・・・・・・えっ?ゆうきさん、今……」


ゆうき
「・・・・・・あっ!?ごめん!なんか呼び捨てに…!」

智絵里
「い、いえっ…!……あのっ!…よ、呼び捨てでも、良いですよ…?」


ゆうき
「・・・!」


























ゆうき
「・・・・・・ごめん。それは俺が嫌だ。」

智絵里
「えっ・・・?」


ゆうき
「『ちゃん』って付ける方がさ……可愛げがあって良いじゃん。」

智絵里
「そ、そんなこと・・・!///」カアァ

ゆうき
「そんな事あるよ。智絵里ちゃんは可愛いし。俺はずっと『ちゃん』って付けて呼びたい。…それで誰かさんもずっと『ちゃん』付けで呼んでたりするんだけとね。」

智絵里
「あっ・・・!」






ことり
「………!?///」ドキッ

花陽
「ゆうちえだと思ったら高度なゆうことでしたPart2だね。」


「今まで暴れ散らかしてたのが一瞬にして落ち着いたなw」

一同
「「wwwwww」」





智絵里
「……えっと、それじゃあ……これからも『ちゃん』付けでお願いします…!」

ゆうき
「うん。智絵里ちゃん。……さて、そろそろいい時間だし、イルカショーの方向かおうか。」

智絵里
「はいっ…!」





カレン
「あっ!お兄ちゃん達、動くみたいだよ。」

緑花
「私達もイルカショーに行こう!」

ことり
「うんっ♪」


「気持ち悪い程機嫌良くなったな」

一同
「「wwwwww」」




智絵里
「わっ!結構混んでますね…!」

ゆうき
「やっぱイルカは人気なんだな…席、空いてるかな?」


係員
「空いてるお席お探しですか?前の方のお席が空いていますよ。ご案内致しましょうか?」

ゆうき
「あっ、どうも…」

智絵里
「ゆ、ゆうきさん…!」グイッ

ゆうき
「………何?」ヒソヒソ

智絵里
「その、前の方の席はちょっと……あんまり目立つのはまずいので…」ヒソヒソ

ゆうき
「大丈夫だよ。みんなイルカを見に来てるんだし。こんな所に緒方智絵里がいるなんて思わないよ。」ヒソヒソ

智絵里
「でも…」ヒソヒソ

ゆうき
「それに、堂々としてる方が意外と気付かれないものだよ?例えば…」ゴソゴソ

智絵里
「・・・?」

ゆうき
「はい!取り出したるは財布にあった100円玉!触って普通の100円玉でございます!…はい、触って確かめて?」

智絵里
「は、はい……確かに……」

ゆうき
「はい、じゃあ返してもらって……実はこの100円玉には魔法が掛けてあります。なのでこうして、さっと手を翳すと…?」サッ

智絵里
「・・・えっ!?10円玉に変わっちゃいましたよ!?」

ゆうき
「・・・なんてね。種も仕掛けもありありだよ。」パッ

智絵里
「あっ!100円玉!100円玉そのものが変わったワケじゃ無かったんですね…!」

ゆうき
「そんな事出来たら本当に魔法使いだよ。左手で100円玉を見せつつ予め右手に10円玉を用意して、手を翳した時にサッと入れ替えただけだよ。」

智絵里
「全然気が付きませんでした…!手を翳すところは見てたのに…!」

ゆうき
「ねっ?こんなに堂々とやってたのに気付かないものでしょ?だから大丈夫だよ。」

智絵里
「はいっ…!」



係員
「あの・・・」

ゆうき
「あっ、すいません!えーっと、その空いてるっていう前の方の席、案内して頂けますか?」

係員
「はい!ではこちらに・・・」スタスタ



智絵里
「ゆうきさん、凄いですっ…!マジックまで出来るんですね…!」

ゆうき
「ちょっとだけだよ。一時期好きだったもんでね。トリックを暴きたくなるって点では、今の謎解きとか、ミステリー好きに通じる点があるのかも。」

智絵里
「今のゆうきさんを形作ったルーツの1つですね!」

ゆうき
「推理ものは小学生の頃から好きだけどね。おじいちゃん家にあった『金田一』とか読んでたし、なんか家にあった児童書作品集みたいなので一番興味持ったのが、はやみねかおるさんの『名探偵登場』だったし。」

※『名探偵登場』は『夢水清志郎シリーズ』の『そして五人がいなくなる』に収録されています。

智絵里
「うふふっ……そうなんですね。ゆうきさんらしいです。」






ことり
「ことりもそんな話聞いた事無かったんだけどなぁ…」ブスー


「コイツ、また不機嫌になったぞ?」

一同
「「wwwwww」」

緑花
「あっ、それより私達も席…」



カレン
「お姉ちゃん!みんな!優しいお兄さん達が譲ってくれたよ♪」

お兄さん
「カワイイカレンチャン!」


「なんか洗脳とかしてないか?」

一同
「「wwwwww」」

カレン
「してないよ〜!カレンのカワイさにメロメロになっただけ!」

花陽
「さ、流石カレンちゃんだね……わ、私達も座ろっか……」

ことり
「あ、あはは・・・」




係員
「みなさん、こーんにーちはー!」

観客
「「こーんにーちはー!!」」

係員
「これから可愛いイルカさんと私とでショーを行いまーす!るぅ君、フィフィちゃん、ご挨拶ー!」

イルカ
「「キュー!!」」フリフリ

係員
「はい、これから2人が素敵なパフォーマンスを見せてくれます!皆さん拍手ー!」



わあああああっ!!

パチパチパチパチ・・・


智絵里
「凄いですっ!手を振ってくれました!」

ゆうき
「特に合図とかしてないのに…人間の言葉を理解してるのかな?本当イルカって頭良いよね。」

智絵里
「はい!……李衣菜ちゃんより頭良さそう……」

ゆうき
「やめたれやめたれwww」


※いないところでdisられるだりーなさん


係員
「はいじゃあまずは・・・」








係員
「はい、それでは次のパフォーマンスは・・・折角なのでお客様に手伝って頂きましょう!」

わあああああっ!!

係員
「はい、それでは手伝ってくれる方・・・挙手をお願いします!」

はい! はい! はい!


ゆうき
「元気な子ども達が立候補してるね〜」

智絵里
「・・・・・・」プルプル

ゆうき
「・・・智絵里ちゃん?どうしたの?」

智絵里
「・・・は、はいっ…!」バッ

ゆうき
「ちょっ、智絵里ちゃん!?それは当たったらまずいんじゃ…」

智絵里
「堂々としてる方が、逆に目立たない……ですよね?ほら!ゆうきさんも!」グイッ

ゆうき
「えっ、ちょっ、俺は別に……ちょっ、手降ろさせて・・・」




係員
「はい!じゃあそこの仲の良さそうなカップルのお二人に頼みましょう!」


智絵里
「あっ…」

ゆうき
「当たっちゃったやんけ()」

智絵里
「ど、どうしよう…」

天使と羽休め(後編) ( No.8 )
日時: 2023/06/11 15:10
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: Nw3d6NCO)

係員
「それでは、お二人とも前にお願いしまーす!」

智絵里
「ゆうきさん…」

ゆうき
「任して。俺がどうにかする。智絵里ちゃんは堂々としてな。」

智絵里
「だ、大丈夫ですか…?」

ゆうき
「大丈夫じゃないけど…何とかするしかない。」




ことり
「・・・あれっ!?選ばれたのって、ゆうき君と智絵里ちゃんなの!?」

花陽
「えぇっ!?本当だ!大丈夫なのかなぁ…」

緑花
「智絵里ちゃんアイドルだし、『カップル』なんて呼ばれてたし、これはまずいかもね…」

ことり
「そうだよ!ゆうき君と智絵里ちゃんは仲良しだけどカップルじゃないもん!」

カレン
「お姉ちゃん。まずいのは多分そこじゃないと思うな…」


「こんな時まで嫉妬かよ…」

一同
「「wwwwww」」




「なぁ、あれって緒方智絵里ちゃんじゃないか?」
「本当だ!隣の男は誰だ?」
「カップルって言われてたけど……まさか彼氏!?」
「まさか、智絵里ちゃんに男が…?」

ザワザワ…


智絵里
「ゆうきさん…」チラッ

ゆうき
「大丈夫。」グッ

智絵里
「………?」


係員
「はい!それではーーーーー」

ゆうき
「あっ、ちょっといいですか?」

係員
「は、はい!何でしょうか?」



「なんだなんだ?」
「あの男、何してるんだ?」
「早くショーの続き見せろよ!」
「そもそもお前誰だよ!智絵里ちゃんと何してんだよ!!」



花陽
「あわわ…智絵里ちゃんのファンらしき人が怒ってるよ…」

緑花
「大丈夫なの?これ…」




ことり
「大丈夫。」

カレン
「お姉ちゃん?」

ことり
「ゆうき君なら何とかしてくれるよ。」


「何だかんだ信頼してるんだな。まぁ、私もアイツならどうにかしそうな気がするけどな。」




係員
「………なるほど。分かりました。」

ゆうき
「お願いします。」


「何するつもりだ…?」
「場合によっちゃ承知しないぞ…!」
「智絵里ちゃんとどういう関係か知らないが、調子に乗るなよ…!」


智絵里
「ゆうきさん…」

ゆうき
「大丈夫。」ポンポン



係員
「・・・えー、皆さんちゅうもーく!!」

観客
「「???」」



係員
「なんと、お忍びでアイドルの緒方智絵里ちゃんが来てくれましたー!お忍びだったのに知らずに指名してしまい、すいません!」

智絵里
「いえっ、えっと……その……」


「おおっ!本当に智絵里ちゃんだったのか!」
「可愛いー!」
「じゃあ、あの男は誰なんだ?」
「やっぱり、彼氏とか…?」


ゆうき
「あー、皆さん。『智絵里ちゃんの隣にいる男誰だ』ってなってると思いますが、ご心配には及びません。私は緒方智絵里のプロデューサーです。名刺もこの通り。係員さん、ご確認ください。」

係員
「は、はい…確かに…」


「智絵里ちゃんのプロデューサーさんだったのかー!」
「良かったー!」
「でも、智絵里ちゃんってお忍びで来てるんだよな?」
「なんでプロデューサーさんも一緒にいるんだ?」
「まさか、デキてたり・・・」


ゆうき
「私はただのボディーガードのようなものです。彼女の身に何か起きるのを未然に防ぐため、彼女に頼まれて傍にいてあげているだけです。断じてやましい事はありません。」


「あー、なるほどー。」
「確かに、智絵里ちゃん可愛いしか弱そうだもんなー。」
「そもそも、お忍びデートだったらこんなに目立つ真似しないよなー。」
「納得したわ。アイドル第一に考えてるなんて、偉いぞプロデューサー!」


ゆうき
「ははは、どうも・・・さて、時間もあるでしょうし、我々の事はお気になさらず。係員さん、ショーの続きをお願い致します。」


係員
「はい!それではお二人にはプールを挟んでこちらの棒を持って頂きます!」

智絵里
「わっ…!何をするんだろう…」

係員
「さて、危ないので急に高さを変えたりしないようお願いしますね。るぅ君、フィフィちゃん、ゴー!」



ザッパァーン!!


ゆうき
「うおっ…!」

智絵里
「凄い…!跳ねて棒を飛び越しました!」


係員
「はい、大成功です!智絵里ちゃんとプロデューサーさんもありがとうございました!るぅ君、フィフィちゃん、そして手伝ってくださったお二人に皆さん拍手ー!」

パチパチパチパチ・・・









ゆうき
「ふぅ…何とか大騒ぎにならずに済んだ…」

智絵里
「でも良いんですか?勝手に売り込んだみたいになっちゃって・・・上の人に怒られるんじゃ・・・」

ゆうき
「別にいいよ。あの場で大騒ぎになるよりマシだから。」

智絵里
「ゆうきさん…」

ゆうき
「それより、お腹空かない?なんかお土産でも買ったらご飯にしようよ。」

智絵里
「そうですね。いつの間にか昼過ぎになってます。」




緑花
「お土産屋に行くみたいだね。」

カレン
「カレン達も行こう♪」








ゆうき
「何か買いたいのある?」

智絵里
「うーん・・・あっ!イルカさんのキーホルダーがありますよ。可愛い…」

ゆうき
「へぇ…いいじゃん。銀のイルカか…」





花陽
「銀のイルカ・・・あぁ〜〜〜〜〜!!」

ことり
「(かよちゃん!?)」バッ




ゆうき
「えっ?今かよちんの声した?」

智絵里
「えっ?花陽さんの…?」




花陽
「ふむむ〜・・・」モゴモゴ

ことり
「(バレちゃうから静かにして!)」


「(花陽、オタク出ちゃったな…)」

緑花
「(今のはバレても文句言えない…)」




ゆうき
「・・・・・・気のせい、か?」

智絵里
「気のせいじゃないですか?だって、花陽さんがいるワケないですから。」

ゆうき
「それもそうか。」



ことり
「(ほっ・・・)」パッ

花陽
「はぁ、はぁ・・・ごめん・・・」ヒソヒソ


「で、何であんなに叫んだ?」ヒソヒソ

花陽
「『銀のイルカと熱い風』ですよ。智絵里ちゃんの参加してる楽曲です。」ヒソヒソ

緑花
「それがどうかしたの?」ヒソヒソ

花陽
「歌詞の内容が、まさに水族館でデートする男女の話なんですよ…」ヒソヒソ

カレン
「まさに、今のお兄ちゃんと智絵里さんみたいな感じなんだね。」

花陽
「うん…」ヒソヒソ

ことり
「ゆうき君、まさか分かってた上で水族館に・・・?」





智絵里
「それはともかく、決めました!この銀のイルカさんのキーホルダーを、二つ買いますっ!」チャラ…

ゆうき
「えっ!?二つ!?一個で良いんじゃ・・・」





アリガトウゴザイマシター!

ゆうき
「あーあ、買っちゃったよ・・・」


智絵里
「ゆうきさ〜ん!」タッタッ


ゆうき
「(まあいっか。智絵里ちゃんが嬉しそうだし・・・)」





































智絵里
「はい、ゆうきさんどうぞ。プレゼントです!」

ゆうき
「・・・・・・えっ?俺に?」


智絵里
「はいっ…!…これで、おそろいですね…♪」エヘヘ

ゆうき
「智絵里ちゃん…それで2つも買ったんだ…」

智絵里
「これくらいなら、あんまり目立たないし大丈夫ですよね…?」

ゆうき
「・・・しゃーないな…」

智絵里
「うふふっ…」








ことり
「ゆうき君…色々プレゼントしてくれた事はあるけど、お揃いなんてくれた事無いのに…」

花陽
「もうそんな「もの」必要無いくらい仲良しだよね…?」


「これがお前らがイチャイチャし始めた5年前くらいなら、照れ隠しとかあったかもしれないけどな。」

ことり
「そんなものかなぁ…」

緑花
「そんなものじゃない?流石にうちの紅介シスコンもそこまでしないから分からないけど…」

カレン
「み、緑花さんも大変そうだよね〜(汗)」

緑花
「うん。あの男、そのうち勝手に人の下着漁るとかやりかねないよ…」

カレン
「最早、「兄」とすら呼ばないんだね…」


でも流石にそこまではしないぞ! by紅介







ゆうき
「じゃあお土産も買ったし、ご飯にしよっか。何処にする?良い店あるかな…」

智絵里
「あ、あのっ…!これ、良かったらどうぞ…!」

ゆうき
「・・・えっ!?お弁当!?作ってきたの!?」

智絵里
「はいっ…!…その、喜んで欲しくて、頑張っちゃいました…」

ゆうき
「嬉しい…ありがとう!」

智絵里
「近くに公園があったと思うので、そこで一緒に食べましょう!」

ゆうき
「良いねぇ…!」






ことり
「それくらいなら、ことりだってやった事あるもん…」ムーッ

花陽
「また嫉妬スイッチ入ったね…」


「純粋乙女だったハズなのに、なんでこうなったんだ…」

カレン
「えっ?お姉ちゃんって最初はこんなじゃ無かったの?」

緑花
「亡霊の街編(逃走中)とか見てみな。2人は一緒にこそいるけど全然イチャイチャとかしてないし、なんならゆうくんは名前漢字だったりするしね。」

勇騎ゆうき。なんて厨二病臭い漢字表記…!←










ゆうき
「着いたよ。公園。」

智絵里
「お弁当、早速開けてください…!」

ゆうき
「どれどれ…?・・・おぉっ!色々あるね。とりあえずたこさんウィンナーが可愛い(笑)」

智絵里
「あんまり上手には出来なかったですけど…」

ゆうき
「そう?俺料理とかさっぱりだし、これでも十分凄いと思うけど。」

智絵里
「えへへ…ありがとうございます…♪」

ゆうき
「味は…?…うん。美味しい。良い感じに焼けてる。じゃあ次は…卵焼き食べようかな。」

智絵里
「ゆうきさんのお口に合うと良いんですけど…」

ゆうき
「あー、なるほど。だし巻き玉子っぽい感じか。これでも良いけど、俺は甘い方が好きだな。」

智絵里
「そうなんですね。私は甘い方が好きなんですけど、ゆうきさんの舌はもっと大人っぽい味のが良いのかな…って思って、甘くしなかったんですけど…」

ゆうき
「ありがとう。その気遣いは嬉しいよ。でも俺は甘い方が好きだから・・・今度作る時はよろしくね。」

智絵里
「えっ・・・?…は、はいっ…!」






花陽
「『今度作る時』かぁ〜…」

ことり
「どんな手を使っても阻止しなくちゃ…」


「@ngels(天使たち)のメンバーが言う台詞じゃないだろw」

一同
「「wwwwww」」

カレン
「お姉ちゃん、こんなだったんだね…そういえば思い出したけど、カレンが仲良くなる前も、お姉ちゃんこんな態度だったような…」

緑花
「ゆうくんが好きなのは分かるけど、ちょっと自重した方が…」

ことり
「………だってゆうき君が…」

花陽
「ちょっとくらい寛容にならなくちゃ。あんまり束縛してると、逆に嫌われちゃうよ?」


「花陽とナツは仲良いし、ライバルもいるけど特に何も無いよな。」

花陽
「ナツ君の方は大変みたいだけどね…花陽には手を出さないよう言ってあるみたい。」


「良い彼氏持ったじゃないか。アイツ脳筋っぽいのに、そういうところしっかりしてるんだな。」

花陽
「仲間を何より大事にしてる人だからね。花陽に限らず、身近な人が傷付くのは許せないんだよ。」

緑花
「まぁ、単純にナツ君はイチャイチャとかしないもんね。」

カレン
「ナツさんも結構モテるけど、お兄ちゃんはそれ以上なんだよね。何故か。」

ことり
「ゆうき君、基本はとっても優しいから。女の子はコロッといっちゃいやすいんだよね。」


「コロッといった女筆頭が言うと、説得力が凄いなw」

一同
「「wwwwww」」

花陽
「でも優しいからこそなんだよね。何か頼まれると断れないの。だからデートもしてるし…」

ことり
「デートじゃなくてお出かけだよ」

緑花
「最初の方に言ってたけど、あくまでもデートだとは認めないんだねw」

一同
「「wwwwww」」


「まぁ、何だかんだ言ってもアイツもことりが一番好きだって言ってるだろ?
最近は一時期より収まったとか言ってるけど、それでもキーボードの壁紙ことりにしてるんだから大丈夫だろ。…というかアレだけイチャイチャしといて、今更何処に嫉妬する必要があるんだ?むしろ花陽とかが嫉妬する立場だろ?」

花陽
「昔、嫉妬してたのは黒歴史でお願いします…()」

カレン
「あ、してたんだ…」





「何してるの?」


緑花
「えっ?だから、ことりちゃんそんな嫉妬すること無いでしょって話を・・・・・・えっ?」














































ゆうき
「いや、そうじゃなくてさ・・・ここに集まって何やってるの?」

ことり
「あっ・・・ゆ、ゆうき君!奇遇だね〜」

ゆうき
「とぼけるなよ。俺が気付かないとでも思ったのか?」

智絵里
「やっぱり、ずっと後を尾けられてた…ってことですか?」

カレン
「ば、バレてる・・・」

花陽
「そりゃ、アレだけ大声出したら気付かれるよね・・・」

緑花
「一番大声出してたの、花陽ちゃんだけどね・・・」

花陽
「そ、そうでした・・・」

智絵里
「@ngelsのみんなはともかく、蘭さんまで…」


「いや、しらせの代理で来て欲しいとか言われてだな・・・」

智絵里
「そういえば、しらせちゃんだけいなかったんですね。」

ゆうき
「で?なんで俺らを尾けてた?」

ことり
「・・・だって、ことりに黙って智絵里ちゃんと2人で…」

ゆうき
「お前は俺の何なんだよ・・・;」

ことり
「彼女だもん。」

ゆうき
「じゃあ心配する事無いだろ。デートなら3ヶ月後にしたる。」

ことり
「・・・えっ?3ヶ月後って…」


ゆうき
「じゃあ俺ら行くから。智絵里ちゃん。」

智絵里
「あっ、はい…!それじゃあ皆さん、また…」


緑花
「で、デートは続行するんだ・・・」

カレン
「そういうとこだよ、お兄ちゃん・・・」

花陽
「どうするの、ことりちゃん。まだ追い掛ける?」

ことり
「・・・・・・」ボーッ


「ことり?どうした?」

ことり
「・・・もういっか。帰ろっか。」

花陽
「えっ?いいの?」

ことり
「うん。ゆうき君に嫌われたくないから、もうやめる。」


「デートの約束無かったことにされるかもだしな。」

ことり
「・・・そ、それは関係ないもん…///」

カレン
「あははっ!お姉ちゃん赤くなってる!」

緑花
「機嫌の良くなり方単純なんだから・・・」

花陽
「あ、あはは・・・」


























ゆうき
「さて、どうする?なんか雰囲気壊れちゃったけど。」

智絵里
「そうですね……お口直し、じゃないですけど、何か雰囲気が出そうなところに行きたいです。」






智絵里
「・・・た、例えば……あの観覧車とか……」


観覧車
「」ドーン


ゆうき
「・・・乗りたいなら、普通に言えば良いのに…」

智絵里
「良いんですか?ことりさんに怒られそうですよ。」

ゆうき
「別に良いよ。ことりちゃんは嫉妬し過ぎだし、ちょっとその罰って事で。」





ゆうき
「・・・というか、俺も智絵里ちゃんと一緒に乗りたいっていうか・・・」

智絵里
「ゆ、ゆうきさん・・・!」

ゆうき
「乗る?」

智絵里
「・・・・・・はいっ!」






スタッフ
「それでは、いってらっしゃーい!」

ゴゴゴ…



智絵里
「わっ…!動き出しました?」

ゆうき
「怖い?」

智絵里
「えっと、ちょっとだけ………その、ゆうきさんこそ大丈夫ですか?」

ゆうき
「えっ?何が?」

智絵里
「……その、ことりさんからゆうきさんは高所恐怖症って聞いたので……」

ゆうき
「余計な事を…それで「観覧車乗りたい」って言うの躊躇してたの?確かに高いところは怖いけどさ…でも今は大丈夫。」

智絵里
「…えっ?」

ゆうき
「智絵里ちゃんだけ見てれば、怖くもなんともないからね。」

智絵里
「ゆうきさん…」


ゆうき
「・・・あっ、なんともないは嘘だな。」

智絵里
「えっ?」





ゆうき
「ドキドキしてる。今までもそうだったけど、今は特に…」

智絵里
「ゆうきさん…」




ゴゴゴ…



智絵里
「位置的に、そろそろてっぺんみたいですね。」

ゆうき
「流石に高いなぁ…下見れないな…」

智絵里
「・・・・・・」ブルブル


ゆうき
「・・・大丈夫?」

智絵里
「……えーっと…そっち行っても、良いですか…?」

ゆうき
「良いよ。おいで。」


智絵里
「は、はい…!」スッ






ガタンっ!


智絵里
「あっ……!」グラッ

ゆうき
「あっ、危な・・・!」ガタッ






























ダキッ…


智絵里
「わわっ…!ゆ、ゆうきさん…!///」

ゆうき
「・・・危なかったね。」ギューッ


智絵里
「あのっ、ゆうきさん……離して、ください…」

ゆうき
「……こうしてるの、嫌だ?」

智絵里
「そ、そうじゃなくて……こんなの、誰かに見られたら…!」

ゆうき
「観覧車の中の様子までじっくり見るやつなんていないよ。」

智絵里
「……で、でも…水族館にいた事はバレてて…」



ゆうき
「・・・あーもう、面倒臭ぇな…」

智絵里
「…ゆうきさん?」






ゆうき
「別に良いじゃん……たった数分だけなんだから……こうしてても……」ギューッ

智絵里
「……ゆ、ゆうきさん・・・」










スタッフ
「お疲れ様でした〜!」



ゆうき
「・・・・・・」

智絵里
「……もう。どうなっても知りませんよ…?わたしは、やめるように言ったのに…」




ゆうき
「大丈夫。今水族館から出た事にしてあるから。」スッ…

智絵里
「えっ…?…あっ、わたしの公式アカウント・・・」


緒方智絵里公式
@ChieriOfficial

そろそろおいとまします!
今回はお忍びでしたが、今度は公式でお邪魔して、ファンの皆様とも触れ合いたいと思います!


ゆうき
「まっ、これで仮に見られてたとしても他人の空似としか思われないでしょ。」

智絵里
「……うふふっ。抜け目ないですね。流石ゆうきさんです。」



ゆうき
「今日、どうだった?」

智絵里
「色々あったけど、楽しかったです。ありがとうございました…!」

ゆうき
「俺も楽しかった。今度は沖縄…だね。」

智絵里
「…ですね。今度は厄介な事にならないように、お仕事の体にしておきましょうね?」

ゆうき
「……そうだね。」


ゆうき
「・・・じゃあ、帰ろうか。家まで送るよ。」

智絵里
「ありがとうございます。」









タクシー運転手
「着いたよ、兄ちゃん。」

ゆうき
「どうも。着いたってよ、智絵里ちゃん。」

智絵里
「ゆうきさん、今日は本当にありがとうございました。また明日です。」

ゆうき
「うん。また明日。」



ゆうき
「・・・っと。いけね。一つ言い忘れてた。」

智絵里
「・・・・・・えっ?」




























ゆうき
「誕生日おめでとう。智絵里ちゃん。」

智絵里
「ありがとうございます。ゆうきさんっ!」


-END-

9月12日ですってよ、天使のみなさん。 ( No.9 )
日時: 2023/09/12 21:10
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: OkLgAh3z)

ゆうき
「やってきました!推し活定期報告のお時間です!!」

しらせ
「推し活よりさっさと就活終わらせろよ」

【幸せ天使 筑波しらせ】

花陽
「しらせちゃん、これでも気にしてるみたいだから言わないであげて……」

【白米天使 小泉花陽】

緑花
「どうでもいいけど、7月と8月は定期報告(という名の更新)してないよね?」

【オリキャラの天使 吉川緑花】

ゆうき
「智絵里ちゃんとのデート回書いて燃え尽きた」

しらせ
「おい」

智絵里
「ゆうきさん…!あの時はありがとうございましたっ!」

【クローバーの天使 緒方智絵里】

ゆうき
「こちらこそ。」


ことり
「違うよね、ゆうき君?」

【脳トロ天使 南ことり】

ゆうき
「……なに?ことりちゃん。」

ことり
「ゆうき君、ここ数年夏になるといっつも更新してないよね?」

しらせ
「夏生まれの癖にバテてんのか?」

ゆうき
「いや、今年は就活してるし……それに、何も書いてなかったワケじゃないからね。」

カレン
「えっ?そうなの、お兄ちゃん?」

【自撮りの天使 カレンチャン】


ゆうき
「うん。またミステリーをね。」

しらせ
「出た、自己満シリーズ」

ゆうき
「おい」

ことり
「μ's、Aqours、虹ヶ咲ってきたから……今度はLiella!なのかな?」

ゆうき
「違うよ。今度のは俺とことりちゃん以外はオリキャラで書いてみた。」

緑花
「へ〜!オリキャラ!!」

ゆうき
「あぁ、朝輝や緑花ちゃん達とも違うよ。いわゆる使い捨てのゲストキャラだね。」

花陽
「ゆうき君の大好きな金〇一少年みたいな感じだね!」

ゆうき
「そゆこと。」

智絵里
「じゃあ、ことりさんは……ヒロイン枠、ですか…?」

ことり
「えへへ…///」

ゆうき
「まあ今回のはわりと影薄くなっちゃったけど…(そういうことだよ!)」

ことり
「えっ…?」

しらせ
「おい、本音と建前逆になってるぞ」

ことり
「最近思ってたけど……ゆうき君ってことりのこと好きじゃなくなっちゃったの…?」

カレン
「あー…お兄ちゃん、好きなキャラクターとかVTuberさんとか、どんどん増えてるみたいだもんね。」

花陽
「花陽知ってますよ!ゆうき君はホロライブさんにハマってるんですよね!」

緑花
「最近ちょっとにじさんじさんにも手を出してるって聞いたよ」

ゆうき
「君たち、どこからそんな俺の情報取ってきてるの…?」

花陽
「ゆうき君のTwitter……あ、今はもうXでしたっけ?」

ゆうき
「俺は更新してないからまだ青い鳥が生きてるぞ」

しらせ
「それあんまり誇ることじゃないだろ」

ゆうき
「まぁそれは……ちなみに、収拾つかなくなるから、にじさんじさんの方はそんなには観てないよ。チャンネル登録してるのは今はお一人だけだし…」

カレン
「ちなみに、ホロライブは?」

ゆうき
「……公式チャンネル以外だと……覚えてる限りだと6名は。」

智絵里
「それ、全部の配信を追えてるんですか…?」

ゆうき
「いや。最初から全部追うつもりもないし。気になるのとか、見たいのだけ見てる。」

ことり
「ゆうき君、こう見えて結構マイペースだもんね。ゆうき君らしいなぁ〜」

しらせ
「ゆうきの専門家いるじゃん」

一同
「「wwwwww」」

ゆうき
「……大分脱線しちゃったから話戻そうか。『ゆうき、ことりちゃんのこと好きじゃなくなっちゃったの…?』って質問だけど…心配要らないよ。」

ことり
「えっ…?」



ゆうき
「この前スクフェス2のイベントで出た水着UR、しっかり引き当てたからな!!!」つスクショ

ことり
「ゆうき君っ…!」ダキッ

しらせ
「はいはい、相変わらずお熱いことで…」

花陽
「ことりちゃん良かったねー」ニッコリ


緑花
「流石レギュラー兼任の2人…!まったく動じてないよ…!」

カレン
「別に慌てたりしてないカレン達も……お兄ちゃん達に染まっちゃってるのかな……」

智絵里
「あはは……」


しらせ
「……で?他に推し活記録はないのか?」

ゆうき
「特に無いかな……単純に忙しくてゲームも殆どやってないし……」

緑花
「Xにちょくちょくスクショ上げてるけどね?」

ゆうき
「殆どが無料ガチャの結果よ?」

ことり
「ゆうき君、最近無料ガチャの引き凄くいいよね?」

カレン
「ウマ娘のハフバの無料ガチャ、チケットで引いた分も含めてSSR7枚引いてたよね。」

智絵里
「デレマス8周年の無料ガチャも、これを書いてる時点で3日でSSレアを3枚引いてます…」

ゆうき
「いや智絵里ちゃん、それ1枚はぴにゃチケ10連でだから…まぁ結局無料みたいなものだけど…」

しらせ
「すごっ…運爆発してんじゃん。」

ゆうき
「年男ですから」ドヤッ

緑花
「そういえばそうだったねー。」

ことり
「初日から体調崩してたハズなのに…」

ゆうき
「だから、アレは大晦日から体調悪かったから関係無いって…」

花陽
「とにかく、年男様々ってところかな?」

ゆうき
「いや、ゲームによっては割と悲惨なことになってる。あいミスの無料ガチャはSSR1枚止まりだったし、シャニマスのちょくちょくある無料ガチャも推しキャラの高レアは全然引けてないし。」

カレン
「ちゃんと確率は収束してるんだ…」

ゆうき
「とはいえ、ウマ娘は自分でもこの引きはやり過ぎだと思ったけどねwピックアップのSSR、完凸一歩手前だぞw」



しらせ
「……で?そろそろ本題に入らないのか?」

ゆうき
「あ、バレてた?」

しらせ
「当たり前だろ。今日でゆうき作品初登場から2年だぞ?しかもその初登場作品がアレだったんだから、今日が何の日かなんて覚えてるに決まってるじゃん。」

ゆうき
「流石しーちゃん!ナツの6倍くらいのスピード出世だっただけあるね♡」

しらせ
「うわなんか急にキモっ」

一同
「「wwwwww」」

智絵里
「それで、結局今日って何の日なんですか?」

ゆうき
「そっか。智絵里ちゃんはゆうき作品新参だから知らないんだね。じゃあ是非覚えて帰ってよ。」

花陽
「ゆうき君!今日は・・・?」

































ゆうき
「今日は・・・いつもゆうき作品をご覧の皆様ならご存知だとは思いますが、我らが大天使・南ことりちゃんの誕生日です!!
ことりちゃん、誕生日おめでとう!!」

ことり
「ゆうき君!ありがとう♡」

花陽
「おめでとう!ことりちゃん!」

しらせ
「おめでとうな、こと姉!」

カレン
「おめでとう、お姉ちゃん!」

緑花
「おめでとう!」

智絵里
「おめでとうございますっ…!」

ことり
「うんっ!みんなもありがとう♡」

花陽
「ゆうき君、毎年ことりちゃんの誕生日だけは絶対にこうして祝ってるよね!」

しらせ
「この日をトリガーに復活することも多いよな」

一同
「「wwwwww」」

緑花
「愛の力ってやつかな?w」

カレン
「・・・ってことは、今年ももしかして?」


ゆうき
「・・・いや。残念ながらまだ就活が終わってないから復活は出来ないよ。」























ゆうき
「・・・・・・ただ、ちょっとしたお知らせはあるよ。」

ことり
「お知らせ?」

花陽
「も、もしかして・・・新作?」

ゆうき
「いや、電サバとドリワあるし、他にも放置してる作品沢山あるでしょ?w」

一同
「「wwwwww」」

しらせ
「笑いながら言うなよw」

緑花
「復活したら早く完結させようね?」



智絵里
「・・・それじゃあ、お知らせって何のことですか?」

ゆうき
「まぁ、お知らせって言ってもそんな大層なものじゃないよ。」





























ゆうき
「・・・・・・ただ、『@ngels』に新メンバーが加わるってだけで…」


@ngels
「「えぇぇぇぇぇぇっ!?」」

しらせ
「待て!今さらっととんでもないこと言わなかったか!?」

カレン
「新メンバーって本当なの!?お兄ちゃん!」

ゆうき
「俺がこういう時に嘘付いたことあるか?」

花陽
「『こういう時には』嘘付かないね。」

ことり
「いつもはことりにいじわるする事も多いけどね。」

ゆうき
「それは愛情の裏返しだから許して?」

ことり
「分かってるよ♪」チュンチュン

しらせ
「イチャイチャするな!!」

一同
「「wwwwww」」

智絵里
「今日くらい、良いんじゃないかな?ことりさんは誕生日なんだし…」

しらせ
「智絵里、正論パンチやめろ」

一同
「「wwwwww」」


緑花
「それでゆうくん!新メンバーって?」

ゆうき
「うん。引っ張ってもしょうがないし、早速紹介しよう!入っておいで〜。」





ガチャッ!











































???
「うわぁ〜!ここが『秘密基地』なんですね!プロデューサーさん!!」

ゆうき
「まぁそんなところかな。許された人しか入れない俺達だけの秘密の部屋だからね。」

???
「うわぁ〜!そんなところに入れてもらえるなんて!凄いです!本当にヒーローになったみたいですっ…!」

ゆうき
「別に『なんとか戦隊』とかの秘密基地ではないけどね。」



智絵里
「・・・・・・あっ!」

しらせ
「智絵里?」

ゆうき
「まっ、智絵里ちゃんは誰だか分かるよね。さっ、みんなに自己紹介して。」

???
「はい!プロデューサーさん!」


































???→果穂
「皆さん初めまして!小宮果穂、12歳です!ヒーローみたいなアイドルになるため、毎日頑張っています!」

小宮こみや果穂かほ
【出典:アイドルマスターシャイニーカラーズ】


智絵里
「やっぱり!果穂ちゃん…!」

ゆうき
「というわけで、小宮果穂ちゃんが『@ngels』に加わります!!」

ことり
「わぁ〜!よろしくね、果穂ちゃん!」

花陽
「よろしくお願いします♪」

緑花
「仲良くしようね!」

カレン
「早速写真撮ろうよ!写真!」





しらせ
「ごめんゆうき、詳しい経緯聞かせてくれるか?」

ゆうき
「しらせ?」

しらせ
「あ、いや…別に嫌とかそういうワケじゃないぞ?単純に、どうして入れる事にしたのか気になってさ。」


ゆうき
「いやだってさー。これみてよ。」

つ先月のイベントSR果穂ちゃん


緑花
「……これは?」

ゆうき
「この前のイベントSRの果穂ちゃんだよ。」

カレン
「お兄ちゃん、これがどうかしたの?」

智絵里
「……この果穂ちゃん、羽が生えてるみたいだけど……」


花陽
「………あれっ?ゆうき君、まさか…」



























ゆうき
「………そう。このSRカードの名前、『大天使カホエル』なんだよね。
果穂ちゃんは大天使だったんだ!ってなわけでシャニマスでは推しだったし、こりゃ入れるしかねぇなって。」

しらせ
「そもそもゆうき、シャニマスやってたのか。」

ゆうき
「デレマスと同時期くらいかな?妹(元カキコユーザー)に勧められてさ。」

緑花
「スマホの容量が…とか言ってなかったっけ?」

ゆうき
「シャニマスはブラウザ上で出来るからそういうの気にしなくて良いんだよね。だから気が向いた時にちょいちょいやってるよ。」


ことり
「ゆうき君のシャニマス事情はともかく……ゆうき君、果穂ちゃんを入れる理由が安直過ぎるよ〜!」

智絵里
「果穂ちゃんはそれで良いの…?」


果穂
「はい!最初は「どうしようかな〜?」って思ったんですけど、ヒーローの秘密基地みたいな部屋があるって聞いて・・・
あたし、そしたらもう絶対に入りたいって思ったんですっ!」

ゆうき
「果穂ちゃんはヒーローが大好きだからね。」

しらせ
「秘密基地…というか、部外者立ち入り禁止の秘密の部屋で釣るなよ」

一同
「「wwwwww」」

果穂
「確かに、秘密基地の割には結構簡単に行けるところにありますよね。
もっとこう、森の中とかに隠れてるイメージだったんですけど…」

ゆうき
「ちっちっちっ……分かってないなぁ……」

果穂
「プロデューサーさん?」


ゆうき
「本当に秘密基地を隠すように置いたら、いざ出動って時に現場に行くまでに無駄に時間が掛かっちゃうでしょ?
だから、敢えて行きやすいところに置くんだよ。堂々と設置してある方が逆に目立たないしね。」

果穂
「なるほど…!ちゃんと考えてあるんですね!流石プロデューサーさんです!!」


花陽
「それで良いんだ…」

一同
「「wwwwww」」


ゆうき
「そんなわけで・・・改めてどう?果穂ちゃん。本当にヒーローみたいなことしてるワケじゃないけど、秘密の場所で秘密の活動してるって意味ではかなりヒーローに近い組織だと思うんだ。」

果穂
「その……えんじぇる?っていうのに入ったら、いつでもこの秘密基地に来て良いんですよね?」

ゆうき
「勿論だよ。常識の範囲内なら何してもらっても構わないし。」


果穂
「わぁ…!だったら、やっぱり入ります!秘密基地で秘密の活動、本当にヒーローになったみたいでドキドキしちゃいます!!」


ゆうき
「うん。じゃあ正式決定だ!果穂ちゃんが『@ngels』7人目のメンバーだよ!!」

果穂
「改めまして、小宮果穂ですっ!これからよろしくお願いします!!」


@ngels
「「よろしく(な/ね)」!」


しらせ
「でも良いのかな……小学生騙してるみたいになってるぞ…」

ことり
「果穂ちゃんが嬉しそうだし、良いんじゃないかな…?」

しらせ
「まあいいか……とりあえずゆうき、『果穂』って打とうとするたび『智絵里』と間違いかけるのやめろよ」


いやー、何故か手が勝手に動くんですよ(笑)


緑花
「でも本当に小学生なの…?倍の年齢のゆうくんと身長ほぼ変わらないよね…?」

ことり
「ことり達に至っては、身長負けちゃってるよね。」

花陽
「確かに、しっかり挨拶とか出来てたし、凄く大人びてる子だよね。」

カレン
「意外と@ngelsにはいなかったタイプかもね。カレンがいうのも変だけど、あざとい子が多いから…」


しらせ
「本当に一番人のこと言えないじゃん」

一同
「「wwwwww」」


果穂
「あのっ!プロデューサーさん!早速、何か活動しないんですか?」ワクワクキラキラ

ゆうき
「うっ……小学生の純粋無垢な瞳……」


しらせ
「ロリ〇ン出てるぞ」

一同
「「wwwwww」」

智絵里
「ゆうきさん…;」



ゆうき
「・・・・・・そうだね。『天使』を冠する組織なワケだし、たまにはちゃんとした善行もしないとね。」

緑花
「・・・・・・えっ?」

花陽
「ゆうき君?」

ゆうき
「この秘密基地も入ってる遊技場とその周りの掃除でもしよっか。」

果穂
「わぁっ…!ヒーローの道も一歩からってことですね!良いことを毎日ちょっとずつでもやっていけば、きっと本物のヒーローに近付けますよね!!」

ゆうき
「そういうことだ!行くぞ、果穂隊員!」

果穂
「ラジャーです!隊長!!」ビシッ





しらせ
「良いのかこれ…?緩く活動してるだけの『@ngels』を盛大に勘違いしてるみたいだけど…」

ことり
「嬉しそうだし良いんじゃないかな?後はたまにヒーローごっこに付き合ってあげるとかすれば!」

花陽
「新人に遅れを取らないように、私達先輩も頑張らなくちゃね!」

カレン
「よーし!カレン隊員、しゅつどーう!!」バビューン!


緑花
「は、速い・・・」

智絵里
「流石ウマ娘さんですね…!緑花さん、私達も早くいきましょう!」

緑花
「・・・そうだね。」



しらせ
「えぇ・・・みんな割とノリノリだし・・・;」


しらせ
「・・・まあいっか。たまにはこういうのも。」



そんなこんなで、新メンバーの『小宮果穂』ちゃんをよろしくお願いします!

果穂
「よろしくお願いします!!」
































ことり
「ねぇゆうき君、ことりの誕生日殆ど関係無かったよね?」

まぁ、ちょっとだけどイチャイチャしたからそれで許して…?

ことり
「デートの様子をちゃんと書いてくれるなら…」

じ、時間が出来たらね!


ことり
「ふえぇっ!?それやらない人の台詞だよ〜!ゆうき君〜!!」


ちゃんちゃん♪

ちょこっとゆうこと。 ( No.10 )
日時: 2023/09/12 21:15
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: OkLgAh3z)

【掃除終了後】


ゆうき
「ふー、こんなものでいいか。」

果穂
「皆さんで手分けして回って、遊技場を綺麗に出来ましたね!!」


隼人
「助かるよ、ゆうき。俺達だけじゃ中々手が回らなくてな…」

杏奈
「もちろん使われた部屋は掃除するけど、他にも仕事たくさんあるからじっくりとはやれないもんね。」


※遊技場スタッフでもあるオリキャラ、鷹守隼人と若鷺杏奈


ゆうき
「まぁ、いっつも使わせて貰ってるしこれくらいはしないとね。一応俺の名を冠した遊技場だし。」


※正式名称=『ゆうきの遊技場』


花陽
「それじゃあ、一息ついたし……今日は解散かな?」

しらせ
「そうだな。しらせこの後仕事あるから先に失礼するぞ。」

ゆうき
「おう。お疲れ、しらせ。」


カレン
「カレンも門限あるから早く帰らなきゃ!フジさんに心配かけちゃう!」

緑花
「私も。遅くなったら紅介シスコンがうるさいから…」

ゆうき
「ははは……カレンちゃんに緑花ちゃんもお疲れ。」


智絵里
「わたしも今日は帰ろうかな……動き回って疲れちゃいました。」

果穂
「あたしも今日のところは帰ります!ヒーローにも休息は必要ですから!!」

ゆうき
「うん。智絵里ちゃんに果穂ちゃんもお疲れ様〜。……隼人、悪ぃけど俺の代わりに2人を送ってやってくれないか?俺ちょっとやることあってさ。」

隼人
「おう、構わないぞ。てなわけで杏奈、俺ちょっと外れるからよろしくな。」

杏奈
「こっちは任せて!ねっ、ユート!」

ユート
「はい!ボクはおサボりユーリと違って働き者ですから!!」

↑ ゆうきのグレイシア・(♂)ユート


杏奈
「ユーリちゃんはほら、希少種いろちがいだから・・・」

ユート
「ぐぬぬ……格差社会……」

ゆうき
「看板犬(?)がなんて顔してんだ……」



智絵里
「隼人さん、よろしくお願いしますっ!」

果穂
「よろしくお願いします!!」

隼人
「あぁ、よろしくな。じゃあ早速行くか……ゆうき、緒方さんは分かるけど小宮さんの住所は?」

ゆうき
「あぁ、果穂ちゃんは283の事務所でいいよ。家から近いみたいだから。」

果穂
「はい!事務所までで大丈夫です!!」

隼人
「そうか?じゃあそれで行くか。」

ゆうき
「よろしくな〜。」



ことり
「・・・・・・それで、ゆうき君?やることってなあに?」

ゆうき
「う〜ん・・・じゃあ、とりあえず@ngelsルームに戻るか。」

ことり
「えっ?」









ゆうき
「今日は果穂ちゃんが来て賑やかになったからか、余計に静かに感じるなぁ…」

ことり
「そうだね〜。」


ゆうき
「そういや知ってる?俺が勝手に対抗したトッティーさんの僕レクは小説大会で結果を残せたみたいだよ。」

ことり
「うん!ことりも何度か出してもらったから勿論知ってるよ!ヘキサ君の頑張りが実ったみたいですっごく嬉しい!」

ゆうき
「@ngelsも負けてられないよね。人数も増えたことだし、俺が復活出来たら頑張らないと。」

ことり
「でも、毎回7人出すのは大変じゃないかな?」

ゆうき
「まぁ、3人ガチアイドルだしね。今後は全員必要な企画じゃない限りは3〜4人くらい選抜して出演させようかなとか考えてる。」

ことり
「抜け目ないね。流石ゆうき君。」

ゆうき
「後、果穂ちゃんだけど……カレンちゃんの金ネジキチャレンジとか、既に書きかけor裏で書いてる@ngels小説には基本出演しないのでご了承ください。」

ことり
「ゆうき君、誰に言ってるの?」

ゆうき
「・・・画面の向こうに?」

ことり
「変なの。」クスッ



ゆうき
「・・・・・・」

ことり
「・・・・・・?」ジーッ



ゆうき
「・・・・・・ことりちゃん。ごめんね。」

ことり
「えっ!?急にどうしたの?」

ゆうき
「いや、折角誕生日なのに、祝うのが推し活報告のついでみたいになっちゃって…」


ことり
「もう、ゆうき君ったら……謝ることなんてないよ。どんな形でも祝ってもらえるだけで嬉しいもん。」

ことり
「それに、ゆうき君は忙しいのに直接会ってお祝いしてくれたんだよ?ことりはそれだけで十分だよ。」

ことり
「ことりね、今年はあんまりゆうき君に会えてないから…こうして顔を合わせられるだけでも、すっごく嬉しいんだよ♪」

ゆうき
「・・・・・・ありがとう。」




ことり
「・・・ありがとうは、ことりの方だよ。」

ゆうき
「えっ…?」

ことり
「ゆうき君も推しキャラっていうのがどんどん増えてるし……もしかしたらもう祝ってもらえないんじゃないかな〜…なんて、勝手に思ってんだもん。ことりは悪い子ですっ。」

ゆうき
「いや、ごめん……そういや去年は変な小説だったもんね……宝物編は2年前だし。」

ことり
「ゆうき君、ことりをひどい目に遭わせるの結構好きだよね?」

ゆうき
「可哀想は可愛いからな」キリッ

ことり
「ひどい目に遭うことり身にもなってよぉ〜…」


ゆうき
「ごめん、今のは冗談。……それより、なんか欲しいものとかある?誕生日だし、俺の出来る範囲ならなんか買ってあげるよ。」

ことり
「えっ!?本当!?」パアァ




ことり
「・・・あっ、でも、今までも色々買ってもらってるし、そればっかりは申し訳ないかなぁ〜…」

ゆうき
「(智絵里誕生日このまえ、めちゃめちゃ買ってもらいたがってなかったっけ?)」




ことり
「う〜ん・・・そうだ!じゃあ、何か買ってもらう代わりに、一つお願いしてもいいかな?」

ゆうき
「……まぁ、俺が出来ることなら…」




ことり
「それじゃあ・・・・・・肩、貸してほしいな。」


ゆうき
「・・・・・・えっ?肩?」



ことり
「ゆうき君の肩……枕にしてみたいなって。」

ゆうき
「ちっちゃい頃の車に乗ってる時の俺の妹(元カキコユーザー)みたいなことするつもりか?」

ことり
「えへへ……兄妹でそういうことするの羨ましいなって…」

ゆうき
「勝手に使われてただけだし……それに、最初は良いけど時間が経つと…」

ことり
「ゆうき君!それ以上はめっ!!」

ゆうき
「ごめんなさい」


ゆうき
「それで、あれか……出来るかな……俺と妹の場合は身長差(座高差?)がいい感じだったからなぁ…」

ことり
「形だけでもいいよ。ことりがゆうき君に寄り掛かる感じで…」

ゆうき
「まあやってみるか……俺の隣座って。」

ことり
「うんっ♪」チョコン

ゆうき
「んで、俺に寄り掛かりつつ、頭を俺の肩に預ける感じで……」


ことり
「こんな感じかなぁ…?」スッ




ゆうき
「あー…なんか懐かしいな、この感覚……」

ことり
「なんか、ゆうき君の顔が近い…///」

ゆうき
「そりゃそうだろ。俺の肩に頭乗せてんだから。」

ことり
「重くない?」

ゆうき
「重いって言ったらどうするの」フフッ

ことり
「ゆうき君は絶対そんなこと言わないよ。」

ゆうき
「俺はことりちゃんが思ってるより綺麗な人間じゃないよ?」

ことり
「知ってるよ。ゆうき君いじわるだもん。」

ゆうき
「そんないじわるした覚えは無いんだが…」

ことり
「ゆうき君ってそういうところあるよね…」

ゆうき
「嫌いになった?」


ことり
「ならないよ。ならないけど……どうして好きになっちゃったんだろう。」

ゆうき
「泣くよ?」

ことり
「えへへ…冗談だよ。そういうところも含めて、ことりはゆうき君が大好きだから。今さら嫌いになんてなれないくらい、大好きだもん。」

ゆうき
「………ありがと。」

ことり
「あっ!照れてる!」

ゆうき
「……照れてない。」


ことり
「今日くらい素直になっていいんだよ?」

ゆうき
「人をツンデレみたいにいうな。・・・でも、照れたよ。これでいい?」

ことり
「えへへ……よく出来ました♡」

ゆうき
「はいはい、どーも…」









ことり
「ふぁー…なんか眠くなってきちゃった…」

ゆうき
「そりゃ、肩に頭乗せんのは小さい頃の俺の妹が車で寝る時の体制だしね。」

ことり
「そんな遅い時間に遠出する事があったの?」

ゆうき
「主におじいちゃんおばあちゃん家に帰省する時だね。今は愛知だけど当時は横浜に住んでて、それで車まで福岡だからね。
夜中に出ないと到着が夜になるんだよ。」

ことり
「大変だったんだね〜。」

ゆうき
「そんなおじいちゃんとおばあちゃんも、去年今年で両方亡くなっちゃったけどね…」

ことり
「……………」





ことり
「ことり達も、いつかは死んじゃうんだよね…?」

ゆうき
「まーね……命ある者、いつかは終わりが来るんだよ……それがこの世の摂理だ……」


ことり
「いつかは……この幸せな時間も終わっちゃうんだよね……?」

ゆうき
「……………」





ゆうき
「終わらねぇよ……」

ことり
「えっ…?」


ゆうき
「絶対終わらせない。俺が死ぬ最後の一秒まで、絶対ね。」

ことり
「それって……死ぬまでことりのことを愛してくれる…ってこと?」

ゆうき
「当たり前だろ。」




ゆうき
「だ、だって俺は、この世で一番、ことりちゃんのことが……」

ことり
「ゆうき君………!///」ドキドキ






























花陽
「・・・・・・あの〜…いつまでやってるの……?」



ゆうき
「うわぁっ!!」ビクッ

ことり
「ひゃうっ…!」ビクッ

ゆうき
「あっ、ごめん…!肩貸してるの忘れてた…!」

ことり
「だ、大丈夫…!かよちゃんに驚いただけだから……!」


ゆうき
「そうだよかよちん!まだ帰ってなかったの!?」

花陽
「ずっといたよぉ…一緒に帰ろうって思ったのに、ずっと2人の世界に入ってるから……」

ことり
「も、もう〜!一緒に帰りたかったなら早く言ってよ〜!
…ちょっと待っててね。ずっと寝てるみたいな体勢してたから髪の毛が乱れちゃって…」

花陽
「うん。ずっと見てたから知ってるよ。」

ゆうき
「……いつから見てた?」

花陽
「最初からずっとだよ?」


ゆうき
「ずっとかよ……///」

ことり
「み、見られてたのがかよちゃんでまだよかったよね!ゆうき君!///」


花陽
「いいから早く帰ろうよ〜。花陽、お腹空いちゃった……」

ゆうき
「燃費悪いから大体いつでも腹空かしてるだろ」

ことり
「あっ!作ってきたクッキー余ってるからあげようか?」

花陽
「!!・・・いいの?」

ことり
「勿論だよ!はい、どうぞ!」

花陽
「ありがとう!ことりちゃんのクッキー・・・!」パアァ


ゆうき
「作ってたんだ…」

ことり
「うん。穂乃果ちゃん達に作ったやつだから、@ngelsのみんなやゆうき君の分は無いんだけど…ごめんね。」

ゆうき
「別にいいよ。頼めばいつでも作ってくれるでしょ?」

ことり
「ゆうき君の為なら♡」

ゆうき
「ありがとう♡」



花陽
「美味しいですっ・・・!」パクパク



ことり
「・・・それで、ゆうき君?ことりの事が、世界で一番・・・なに?」

ゆうき
「・・・・・・ふふっ。」







































ゆうき
「・・・・・・大好き、だよ。」

ことり
「ことりもっ!」ギュー



花陽
「(結局、何言ってもイチャイチャしちゃうのがゆうき君とことりちゃんなんだよね。)」パクパク

花陽
「(全然ちょっとじゃなかった気がするけど、今回の小説はここまでです。)」パクパク

花陽
「(それでは、また次の定期報告で会いましょうね!)」パクパク


ちょこっとゆうこと。-END-


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