二次創作小説(新・総合)
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- ポケットモンスタートライ(完結)
- 日時: 2018/03/11 22:37
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
原作『ポケットモンスターサン・ムーン』『ポケットモンスターReburst』
「小さな石ころと大きな大冒険」
【答えよ、ポケモンとは何か?】
どうもロストメイドウィンです。
好き勝手な妄想を元に書くいつも通りな方の小説はこちらになります
『注意』
もちろんあいつが!
サンムーンは遊んだけど中途半端
内容はアニメ寄り...かな
オリジナルリージョンフォーム多数登場(というか途中からほぼリージョンフォーム)
思うがままに書いてるので基本めちゃくちゃ
【バースト調査隊】
隊長:ティー
副隊長:ハプウ
隊員
ミルラ/ゼネイラ >>19
ルイージ/シャドー >>20
ルルミー >>23
カノン >>24
- Re: ポケットモンスタートライ ( No.57 )
- 日時: 2018/03/04 22:48
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
グラエナ
「「グォォォォォ!!!」」
ルイージ
「はぁはぁはぁ...ポケモンに食べられるとか嫌だよ!!」
ティー
「誰だ、あいつに餌与えなかった奴!!」
ハプウ
「まずい、このままじゃ追い付かれるぞ!!」
ルルミー
「つるつるすべって走りにくい!!」
ティー
「ねぇカノン氏!?食料とか無いか!?」
カノン
「昨日全部食べちゃった」
ティー
「ぐうおおお!!時空監理局で呼び寄せる暇がない!!」
ヒカル
「はあ...いつまで走ればいいの?」
グズマ
「知らねぇよ!!あいつらが空腹でぶっ倒れるまでか!?」
ルイージ
「そ、その前にこっちが倒れそうだよ...寒いから体力がどんどん奪われる...」
ハプウ
「そのスーツ後で貸してくれ...」
ティー
「えーとえーとどうしよう...!!あっそうだここは海だ!!ルイージ氏リザードンを!!」
ハプウ
「な、なるほど!氷を溶かし海へ落としてしまうのか!」
ヒカル
「本当に上手くいくかなぁ...」
ルイージ
「しのごといってもしょうがない!!出て来てくれリザードン!」
リザードン
「リザァ!!」
ルイージ
「かえんほうしゃ!!」
リザードン
「リザァァァァァッ!!」
リザードンは逃げる先の氷を溶かしていくが...歩いているところの下も凍りついていた
ティー
「どんだけ深く凍り付いてんの!?」
ヒカル
「それでどうするの?」
ティー
「とべーっ!!」
氷が溶けて出来た溝を飛び越える
グラエナ
「「グォォォォォ!!!」」
グラエナ達も溝を飛び、そのまま飛びかかろうとしたが...
サメハダー
「サメェェェェェッ!!!」
グラエナ
「グッ!!?」
かえんほうしゃの熱で氷が脆くなり、ひび割れ中に入っていたサメハダーが飛び出す!!そのままサメハダーの口はグラエナを...
グッ ガブリッ グチッ
ハプウ
「な、なんだか後ろからとんでもない音が...」
グズマ
「肉を引き千切るみたいなエグい音がするな」
ルルミー
「なんと恐ろしい弱肉強食の世界...」
ティー
「な、何を怯えている!?カントー地方ではピジョンがタマタマを餌にしたり、ピジョットがコイキング食ってたりするんだぞ!?」
ハプウ
「ああ良かった...バンバドロが草食で今凄く安心したぞ...!!」
ミルラ
「うわー、野生のポケモンって木の実食べるんじゃないんだー うわー」
ルルミー
「いけない!ミルラがショックでおかしくなった!!」
ルイージ
「この世界、思った以上にヤバイかもな.....」
グズマ
「ああ、ボーッしてるとポケモンどもの晩御飯になっちまうな...凍っちまってたほうがマシだったぜ」
- Re: ポケットモンスタートライ ( No.58 )
- 日時: 2018/03/05 10:04
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
グラエナの群れからどうにか逃げ切れたティー達は
ティー
「はぁ...ブルーマを探す前にこっちが死ぬのはごめんだ」
ヒカル
「ねぇティーさん、仮にその人に会ったとして...」
ルイージ
「勝てる見込みはあるのか?」
ティー
「見込みだってぇ?」
カノン
「どういうこと?」
ハプウ
「この世界が全て凍り付いたのは、ブルーマという男が原因なのじゃ」
ルルミー
「彼は伝説のポケモンキュレムの力を自由に使うことが可能です」
カノン
「へ~」
ルイージ
「また対峙するとき、ブルーマは必ずあの姿になる...探すと言っても僕たちが奴より強くなければ意味がないぞ」
ティー
「そうだよなぁ...あのスーパー何とかとかいう大技もどうにか防いだぐらいだったしなぁ」
ルイージ
「何らかの手を使って世界を元通りにしても、奴がまたあの技を使っては意味がない...」
ルルミー
「BURST戦士やポケモンが強くなるしかありませんね...現在の野生ポケモンは過酷な環境で生きているので経験値はそれなりに貰えるかと」
ヒカル
「BURST戦士って強くなるの?」
ティー
「さぁなー、BURST戦士の事を何も調べられずだったからなぁ」
ミルラ
「...もしかしたら、弱点とかあるのかも!」
ハプウ
「その弱点さえ分かれば...」
ティー
「だが!資料が無い以上実践で何とかするしかないだろう...つーわけでヒカル!」
ヒカル
「えー...自分探しはどうなるんだろ」
ルイージ
「自分を知ってそうな人だって凍っているんだからしょうがないだろ」
ヒカル
「じゃあやる、誰からくる?」
カノン
「あっ、じゃあ私がアシレーヌとね~」
ティー
「言っとくが技の指令はしないからな!?自分の意思で戦え!!」
ヒカル
「もう...BURST」
ボッ
ウルガモスバースト
「それじゃあやりましょうか、自分自身の事を知るためにも」
カノン
「そだねー、やってくれる?アシレーヌ!」
アシレーヌ
「ヌッ!」
...
ルイージ
「それにしてもさ、一番気になるのはあの子供だよね」
ハプウ
「うむ...」
グズマ
「謎という概念が人の形になったみてぇな...とにかくモヤモヤしてイライラしてくる存在だ」
ティー
「正体が分かるまであいつに振り回されそうだしなぁ...」
システマー
【たく...ティー様、お電話が来ました、彼からです】
ティー
「あいつから...?悪い、ちょっと向こう行くから」
ルイージ
「電話って誰から?」
ティー
「ちょっとした仕事仲間さ!」
ハプウ
「仕事仲間って...あいつ探検家じゃろ...」
- Re: ポケットモンスタートライ ( No.59 )
- 日時: 2018/03/05 15:00
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
遠く離れたところで、ティーはあるモノと通話する
ティー
「はいもしもし?たくっちスノーだけど」
『たくっちスノー...これはどういうことだ?』
ティー
「とんでもない奴がとんでもないことをした...ま、いつものことさ」
『そうならないようにするのがお前の仕事じゃないのか』
ティー
「ご、ごもっともで...今、生き残りと共に元凶を叩こうとしている」
『.....』
ティー
「分かっているって、メイドウィンの掟!【協力はするが最終的に解決するのはこの世界の住民】だろ?」
『そうだ、それで今どうなっている?』
ティー
「全然進展しない...自分達以外は全員凍り付いて話も聞けないし、ポケモンは殆どが本能剥き出し状態で非常に危険だ」
ティー
「なぁ、せめて一人だけでも溶かしてくれない?」
『断る、お前達にとって都合の良いことは起こさせない』
ティー
「ですよねー...」
『しかし、それで解決出来ないのであればこちらとしても困る、本来の仕事も解決しなくなるからな...そこでヒントをやる』
ティー
「ヒント?」
『【アルカデス】を探せ、奴に対しての決定打となる』
ティー
「あ...アルカデス?なんだよそれ?」
『私から話せるのはここまでだ...』
ティー
「じ、自分で調べろってか...こんな広大な銀世界で...」
『用件は以上だ、任務の成功を祈っている』
ティー
「あっ待って待って!1つだけ聞かせてくれ!」
『どうした?』
ティー
「いくらなんでもお前なら知っているだろう...ヒカルという人間を」
『何?ヒカルはお前の元にいるのか?』
ティー
「え?ああ... 」
『そうか、ヒカルは生きているか...それならいいが』
ティー
「あいつな、自分が何なのか分からないって延々と自分探ししているんだ...お前なら知ってるだろうと思って聞いて良かったよ」
『なるほど...』
ティー
「だかあんたの口振りからしてヒカルは単なる人間の一人ではないだろ?」
ティー
「ヒカルは一体何者なんだ?」
『それを知るには、まだ早い』
ここで通話が途切れる
ティー
「あっ...あの野郎、また謎だけ残してきやがって...」
...
ティー
「ただいま」
ヒカル
「おかえり」
ルイージ
「どうだった?」
ティー
「1つ情報が得られた、アルカデスを探せだと、そいつならどうにかなると」
ハプウ
「それ...信用していいのか?」
ティー
「ああ!なんたってあいつだからな!」
ルイージ
「あいつ?」
ティー
「ちょっと三人組こい」
ルルミー
「はい」
事情をある程度知る三人を集め、ティーは小声で説明する
ティー
(ポケモン世界のメイドウィンからだよ...)
ルイージ
(やっぱりこの世界にもメイドウィンっていたんだ)
ルルミー
(ちょっと前にマジンガーZだかのメイドウィンにパシられてましたけど、また何か頼まれてたんですか?)
ティー
(メイドウィンとしては最年少だから中々断れなくてさ...)
ヒカル
「それで、アルカデスってなんなの」
ティー
「分からない...自分で調べろだってさ」
グズマ
「何だよそれはよ、謎を1つ増やしただけか」
ヒカル
「ふーん...」
システマー
【ティー様、それらしき物を検索機能で...】
ミルラ
「このAI万能すぎません?もうちょっとだけポンコツになったっていいんですよ?」
システマー
【私はスムーズに冒険を進めるため作られたマガイモノですのでそういうわけにはいきませんよ】
ルルミー
「スムーズにお話を進めるってそういった意味ではないような...」
ティー
「最近の読者はサクサク進むのが好きなんだよ...あっ、そうだ忘れてたヒカル!今回はお前にとっても大事なことだ」
ヒカル
「え、なんで?」
ティー
「電話の相手だが...お前のことを知っているみたいだぜ?」
ヒカル
「...えっ!?」
【第八話 END】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
システマー
【おや、次回予告は?】
ティー
「どうせ予告通りに話を作れないだろうしって廃止にしたんだよ」
- Re: ポケットモンスタートライ ( No.60 )
- 日時: 2018/03/05 15:49
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
第九話
『幻のアルカデスを求めて』
ヒカル
「僕のことを...知ってる?」
ティー
「ああ、やったなヒカル!!」
カノン
「え?一体どういう事ー?」
ティー
「あっ、そういえば誰にも話してなかったな...システマー、説明頼む」
システマー
【お任せあれ...皆さん、このヒカル少年はティー様が興味を持って聞き出した所、記憶喪失だったようで...彼は自分自身が何者なのかを探るため、ありとあらゆる地方へと足を運びました】
ティー
「それがこいつの言う『自分探し』って奴の真相だ」
カノン
「へー、そんなことがあったんだー」
ヒカル
「それで、その人は何と?」
ティー
「まだ知るのは早い...だってよ」
ヒカル
「なんだ」
ティー
「でも、全てが終われば...分かることだ!」
ヒカル
「なら急いで探そう」
カノン
「もう出発ー?それなら行こっかー!」
ルイージ
「野生のポケモンは...よし、いないな、出発!」
ハプウ
「調査隊の副隊長はわしじゃぞ!勝手に仕切るんじゃない!」
ティー
「なんだかんだでお前もこの仕事にノリノリだな」
ティー達はしステマーが示す方向へと歩き出す
...上空から何かが除いているとも知らずに
一方その頃...
キリマ
「ブルーマ兄さん」
ブルーマ
「ボスと呼びな」
キリマ
「ギャングは全員凍り付いて壊滅状態にあるのにですか?」
ブルーマ
「この景色に飽きたらまた元に戻すからさ」
キリマ
「はい」
ブルーマ
「ああ、それにしても『何か』足りないなぁ、もっと色々欲しいんだけどなぁ」
キリマ
「まだ何か欲しいのですか?」
ブルーマ
「集め終わる...というのがよくわからないのさ、まだ、何かある気がするんだ」
キリマ
「土地、家、権利、物、宝石、組織、そしてポケモン」
キリマ
「ありとあらゆる物を集めておいて、まだ
足りないと言うのですか」
ブルーマ
「そうさキリマ、何か知らないか?俺が持っていないものを」
キリマ
「...そこまで言うのであれば」
ブルーマ
「おお、何かあるのか?」
キリマ
「はい」
ブルーマ
「やっぱりあったか...」
キリマ
「お父様が言っておられました...今では一人も存在しない幻の英雄」
ブルーマ
「幻...か、興味深い階級だ!是非とも俺の物にしたい!...で、名前は?」
キリマ
「その名はアルカデス」
ブルーマ
「アルカデスか...ははっ!それでどうやったらアルカデスになれるんだ!?」
キリマ
「いえ...それは私にも」
ブルーマ
「まあいいさ!この広い大地を進んでいけば...」
ドンカラス
「カァァァァァーーッ!!」
キリマとブルーマが話していると、放し飼いにしていたドンカラスが帰ってくる
キリマ
「どうやら何かを見つけたみたいです」
ブルーマ
「何かだって!?アルカデスは後だ、それも俺の物にしたい!!おいカラス案内しろ!」
キリマ
「ドンカラスと普通のカラスは違います」
- Re: ポケットモンスタートライ ( No.61 )
- 日時: 2018/03/05 16:30
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
システマー
【この先を右です】
ミルラ
「あ、あのー...ティーさん、システマーさんっていつもこんな感じなんですか?」
ティー
「い、いや...便利ではあるがここまで万能ではないぞ」
システマー
【それはそうですよ、私はここで生まれたのですからね】
ルルミー
「なるほど、そうだったんですか...」
ハプウ
「よく分からないものじゃなぁ...わしらと同じ所でこれほどのものが」
グズマ
「俺にも一着オーダーしてもらいたいくらいだ」
システマー
【それは出来ません、私を作った人...いわゆる父上は亡くなってしまいましたので】
ハプウ
「そいつは残念じゃ、この件が終わったら会ってみたかったものじゃが」
ティー
「そいつは相当冒険が好きだったんだなぁ」
ルルミー
「そうですね...何か冒険譚等は聞いていないのですか?」
システマー
【父上はあまり詳しくは伝えてくれませんでしたが...探してみたところ『burstハート』と『アルカデス』に関する情報がデータ上に載っておりましたので】
ミルラ
「もう全部この服だけでどうにかなるんじゃ」
システマー
【いえ、私はあくまで支援故にポケモンバトル等は出来ませんので...】
ティー
「スーツとして生まれて後悔してる?」
システマー
【いえ、父上が着てあっちこっちを飛び回れるので嫌いではありませんよ、この体】
カノン
「じゃあ私も着ていいかな~」
ティー
「どうだシステマー」
システマー
【どうぞ】
ティーはスーツを脱いでカノンに着せる
ミルラ
「あのー、聞いてもいいですか?システマーさんのお父さんってどうして亡くなったのですか?」
システマー
【家が強盗に襲われて...犯人は真夜中で顔が分からず、家族を奪われ...】
ハプウ
「お...おお、悲惨じゃな」チラッ
グズマ
「なんでもかんでもスカル団のせいじゃねえっての」
ティー
「それを自分が拾って『システマー』って名付けたが...お前、家族居たんだな」
ティー
(マガイモノメイカー的に言えば素材の流用)
システマー
【妹がいました...妹は私と違い人間そっくりなんですよ、どこでなにをしているのか私は心配で...】
カノン
「妹さん、見つかるといいねー」
システマー
【はい...おっと、付きましたよ】
ルイージ
「目的地か!」
システマーが示した先は、大きな屋敷だった
ハプウ
「ここは?」
ティー
「おいここって...自分がお前を見つけた場所じゃないか!!」
システマー
【その通りです...つまり私の家だった所ですが、二年も経つと住居する相手が出来たみたいですねぇ...】
その言葉と共に屋敷の門が倒れ、大きなポケモンが姿を表す
ユキノオー
「ッノオオオオオ!!」
ルイージ
「くっ、こんなところで!!」
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