二次創作小説(新・総合)

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ポケットモンスタートライ(完結)
日時: 2018/03/11 22:37
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

原作『ポケットモンスターサン・ムーン』『ポケットモンスターReburst』

「小さな石ころと大きな大冒険」
【答えよ、ポケモンとは何か?】

どうもロストメイドウィンです。

好き勝手な妄想を元に書くいつも通りな方の小説はこちらになります

『注意』
もちろんあいつが!
サンムーンは遊んだけど中途半端
内容はアニメ寄り...かな
オリジナルリージョンフォーム多数登場(というか途中からほぼリージョンフォーム)
思うがままに書いてるので基本めちゃくちゃ

【バースト調査隊】
隊長:ティー
副隊長:ハプウ
隊員
ミルラ/ゼネイラ >>19
ルイージ/シャドー >>20
ルルミー >>23
カノン >>24

Re: ポケットモンスタートライ ( No.2 )
日時: 2018/02/18 17:56
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

第一話
『アローラ!ボクの名前はヒカルです』

大きな船の窓から島を見渡す少年、彼こそ主人公のヒカル、7歳である

ヒカル
「....あそこがアローラ地方かぁ」

「ん?少年もアローラ地方に用があるんの?」

一人で景色を眺めているヒカルに、男?が話しかける

パーカーを被り深々と厚着をして肌を隠して、顔もギラッと映る目以外は隠れていた為、ヒカルには性別が分からなかったのだ

ヒカル
「はい...えーと、お兄さん?」

「おう、ごめんねこんな格好で...自分はティーってんだ、お前は?」

ヒカル
「ボクはヒカル、7歳です。」

ティー
「七歳...ってことはまだトレーナーではないんだな」

ヒカル
「え?ポケモン...持ってますけど」

ティー
「あ、あっれー?おかしいな、自分が見たところだとポケモントレーナーになれるのは10歳からって....まあいいや」

ヒカル
「お兄さんもアローラに?」

ティー
「ああ、ここのポケモン博士に用があってね...ヒカル君は?」

ヒカル
「えっと...自分探しです」

ティー
「お前本当に七歳?」

ヒカル
「えっ...おかしいことでしょうか?」

ティー
「まあいいや...そんなことより、そろそろアローラ地方に到着するよ」

ヒカル
「あ、本当だ」

...
ヒカルとティーは大きな島...アローラ地方へと降り立った

ヒカル
「それでは、さよなら...」

ティー
「...ねぇ待って、君一人で旅するつもり!?」

ヒカル
「そうですけど....」

ティー
「いやいやいや!!危なすぎるだろ色々と!!」

ティー
「なんかもう、色々と!!」

ヒカル
「色々?で、でも...ここでなら何か自分の将来を決められるんじゃないかって...」

ティー
「はええよ!!そんなの考えるの!後13年早いよ!!自分でもそこまで考えてないのに!!」

ヒカル
「そ、そうなんですか...?」

ティー
「もう!こうなったら自分がついていく!君をほっといたらどうなるか...!!」

ヒカル
「...えっ...その、すいません」

ティー
「すいませんって言うくらいなら最初から家族と...いや、忘れてよ」

ティーは体を捻りながら、辺りを確認する


ティー
「えーと...ここは多分『ポニ島』だな」

ヒカル
「え?ポニ島?アローラとは違うんですか?」

ティー
「いやいや、ここはちと特殊でな...この辺りにある四つの島を引っ括めてアローラ地方扱いなんだ」

ヒカル
「へぇ...じゃあ、この辺りに詳しい人に会いに行きましょうか」

ティー
「君、本当に自分と一緒でいいのか...まあいいや、島に詳しい人と言ったらしまキングかしまクイーンだな...」

ヒカルとティーはポニ島の入り口へと向かう

これが、ヒカルの長い旅の始まりだった

Re: ポケットモンスタートライ ( No.3 )
日時: 2018/02/18 17:57
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ポケモンセンターにて

ティー
「ええっ!?ポニ島にはいない!?」

ジョーイさん
「ええ、つい先日亡くなられて....」

ティー
「ああ、死んだのならしょうがないか...次の代とかは決まってらっしゃるのですか?」

ジョーイさん
「それが...ポニ島のしまキングにはお孫さんがおられて、その子が継ごうとしたのですが、守り神に認めてもらえなくて...」

ヒカル
「そうなんだ...その人はどうしてるの?」

ジョーイさん
「1から自分を鍛え直すといって旅に...」

ヒカル
「...ティーさんどうします?」

ティー
「しまキングがいないんじゃしょうがない、別の島に向かおう」

ヒカル
「うん」

ティー達が港に戻ると、既に船は出向してしまっていた

ティー
「あちゃー...」

ヒカル
「船っていつ来るのかな...」

ティー
「わっかんねー...時刻表とかないのかな」

『今日はもう船は来んぞ』

ティー
「えっ?」

ティー達の背後に、馬のようなポケモンに乗った少女が話しかけてくる

ヒカル
「もう船は来ないって...?」

「言葉の通りじゃ、あまり船の行き来する島でもないから多分数日は来んぞ。」

ティー
「す、数日!? ちゃんと調べときゃよかった...」

「まぁ、恥ずかしながらわしも船に遅れてしまったんじゃがな」

ヒカル
「そうなんですか...」

ヒカル
(おじいさんみたいなしゃべり方だね)

ティー
(まぁ色々あったんだろう...触れてやるな)

「何か言ったか?」

ティー
「あ、いえなんでも!...しっかしなぁ、自分はともかくお前はどうすんだよヒカル」

ヒカル
「ポケモンセンターで数日泊まることって出来ないんですか?」

ティー
「馬鹿いえ!ポケセンだってビジネスなんだ、金が無いヤツを相手にするかよ!」

ヒカル
「そうなんだ...」

「何じゃ、寝床がないのか?」

ティー
「ああ、こいつ旅人らしくてな...おい、テントとか無いのかよ?」

ヒカル
「あったけど前の旅で破れちゃって...」

ティー
「はぁ...自分の奴は二人入れるほど広くないしな」

「困っているのなら、家に来るか?」

ヒカル
「えっ...いいんですか?」

「船が来るまでの間だけじゃ」

ティー
「すまんね...自分は近くでテントでも建てておくからいつでも出発出来るようにしておこう」

ヒカル
「はい!」

「それじゃあ行くぞ」

ティー
「お気楽に~」

...

ティー
「ここがお前の家か!」

ヒカル
「あっ...えっと、お邪魔します」

「そんなに堅くなるな、ここにはもうわし以外は住んでおらん」

ヒカル
「そうなんですか?...あの、えっと、名前は...」

「ハプウじゃ」

ヒカル
「ハプウさん、家族は...」

ハプウ
「じいさまがおったが、亡くなってしまった...だからここの家にいるのはわしとポケモンだけじゃ」

ティー
「えっ、父親とか母親は?」

ハプウ
「聞くな」

ティー
「あっはい、ごめんなさい」

ヒカル
「やっと休める...あ、そういえばティーさん、ティーさんってポケモン博士に会いに行くんですよね?」

ティー
「そうだな、自分はこいつを博士に見せたくてな」

ティーは右腕の袖から小粒の宝石を取り出す

ティー
「【Burstハート】と呼ばれる宝石だ」

Re: ポケットモンスタートライ ( No.4 )
日時: 2018/02/18 17:58
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ヒカル
「burstハート?」

ティー
「ああ、とある地方で見つけたんだ、綺麗だろ?」

ハプウ
「...博士に見せるためにわざわざここに来る辺り、普通の宝石では無いな」

ティー
「鋭いね...この宝石には不思議な力があるんだけど、まだ詳しくは分からないんだ」

ティー
「でもさ、こういうのを調べるのって自分のような探検家じゃなくて研究員でしょ?だから船で近いアローラへと向かったって訳」

ヒカル
「なるほど...」

ハプウ
「発見された島には研究員はいなかったのか?」

ティー
「いなかったなぁ...皆この宝石を持っているのにこれに関して調べる人は一人も」

ハプウ
「変わった地方じゃのぉ...」

ティー
「だよなぁ...」

ハプウ
「して、そいつは?」

ティー
「この子はヒカル...なんでも自分探しの旅に出ているんだってさ」

ハプウ
「...この年でか?」

ヒカル
「やっぱりおかしいことかな?」

ハプウ
「自分探しか...まぁ、わしもある意味似たような事を始めようとしてたんじゃが」

ヒカル
「今時子供が旅をするなんて珍しいことでもないですよ?」

ティー
「ええええ~~?やっぱ不安だなぁ...そりゃ、ポケモンもいるとはいえ」

ヒカル
「ティーさん、なんだかお母さんみたいだね」

ティー
「そーかなぁ...君どこから来たの?」

ヒカル
「ホウエンです...ホウエンのポケモンも持ってるんですよ」

ティー
「おー!ホウエンかいいなぁー!自分はホウエンのポケモンが一番好きなんだ」

ヒカル
「ティーさんのポケモンも見たいです...何を持っているのかこの目で知りたい」

ティー
「合意と見てよろしいですね?」

ヒカル
「え?」

ハプウ
「ポケモンバトルをしたいって事じゃろ」

ヒカル
「あっ、なるほど...もちろんいいですよ」

ハプウ
「...船を待つまでの暇潰しにはなる、か」

...

ティー
「今回はちょっとした暇潰しだから、勝負は1対1だ!手加減無用で行くからな!」

ヒカル
「はい、よろしくお願いします」

ティー
「レッツゴー!ダイケンキ!」

ダイケンキ かんろくポケモン
タイプ:水
敵が 瞬きする あいだに 前足に ついた アシガタナで 相手を 切りつけ 元に戻せる

ノクタス カカシくさポケモン
タイプ:草/悪
さばくの たびびとの うしろを しゅうだんで つきまとい つかれて うごけなく なるのを まつのだ。

ヒカル
「お願い...ノクタス」

ノクタス
「ノォォォクタッ!」

ダイケンキ
「ダァイケンッ!」

ティー
「やっべ草タイプだ」

ヒカル
「向こうも強そうだなぁ...」

ティー
「...よし、じゃあ行くぞ!ダイケンキ、メガホーン!!」

ダイケンキ
「ダァイケンッ!」

ヒカル
「危ない、かわして」

ノクタス
「ノクタッ!!」

ダイケンキがメガホーンで角を向けてくるが、それをノクタスが上手くかわす

ティー
「ハイドロポンプだ!」

ヒカル
「あれもかわして」

ダイケンキ
「デヤァァァァァ!!」

ノクタス
「ホァァァァァ!!」

ダイケンキのハイドロポンプをノクタスは素早くかわす

ティー
(速い...それもただ強いだけのポケモンじゃない、戦い慣れてやがる...)

ティー
「ダイケンキ気を付けろ!あいつただものじゃないかもしれんぞ!」

ダイケンキ
「ダイッ!!」

ヒカル
「こ、今度はこちらから...ノクタス、エナジーボール」

ノクタス
「ノォォォクタッ!!」

ティー
「アシガタナでガードだ!!」

ダイケンキ
「ダイッ!!」

ノクタスのエナジーボールを刀のように鋭い貝で防ぐが...相性の悪さも重なって後退りする!

ティー
「早さだけじゃなく攻撃も...相性的にも長期戦は不利だ!一気に決めるぞ!いあいぎり!!」

ダイケンキ
「ハァァァァッ....!!」

ティー
「森羅万象・天下御免、天上天下・唯我独尊....一閃!!」

ダイケンキ
「ダァァァァァ!!!」

ダイケンキはアシガタナを構え...高速でノクタスに迫ってくる!!

ヒカル
「な、なんかすごそう...どうにかかわしてよ」

ノクタス
「ノクタッ!!」

ティー
「いあいぎりは一発だけじゃない!!当たるまで当てにいけ!!」

ダイケンキ
「ダァァァァァ!!!」

ハプウ
「む、むちゃくちゃじゃなあいつ...」

Re: ポケットモンスタートライ ( No.5 )
日時: 2018/02/18 17:58
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ヒカル
「え、えーとえーと、ニードルアームで受け止めて」

ノクタス
「ノォォォクタッ!!」

キン!

ノクタスは腕の針を伸ばし降り下ろしたアシガタナを受け止めた!

ヒカル
「あ、あぶなかった...」

ティー
「甘いんだよ!今アシガタナを受け止めたノクタスは無防備だ!至近距離からハイドロポンプを浴びせてしまえ!」

ダイケンキ
「ハァァァァァ!!!」

ノクタス
「ブワァァァァァ!!!」

ヒカル
「うわぁ、ノクタスー上手くニードルアームをはずして」

ノクタス
「...ンンノクタァ!」

ティー
「やりますねぇ!...お前、もしかしなくても旅の経験あるだろ」

ヒカル
「だから言ってるじゃないですか、子供だけでも旅は出来るんですよ」

ティー
「...ぐぬぬぬ、ルール追加だ!自分が勝ったら君の旅に嫌でもついていくからな!!」

ヒカル
「そんなに僕と旅したいんですか?」

ティー
「そういう事じゃなくてさぁ!!」

ハプウ
「...」


ティー
「ふふふ、いいかヒカル、年長者の自分が面白いことを教えてやろう...このダイケンキはね、ミジュマルから...いや、タマゴから念入りに念入りに育てたポケモンなんだ」

ヒカル
「つまり相棒って事ですね?」

ティー
「ああ...まだ原理は分かっていないんだが、タマゴから生まれたポケモンは強力な技を覚えている事があるのさ...それがこいつだ!!」

ティー
「ダイケンキ、せいなるつるぎ!!」

ダイケンキ
「ハァァァァッ....!!!」

ヒカル
「ええっ?」

ハプウ
「む?」

ダイケンキがアシガタナを上へ構えると、白い巨大な刃のようなエネルギーが形成される

ティー
「リアーサ・ムール・ホター...光に還れ!!」

ダイケンキ
「ハァァァァァァァァ!!!」

ヒカル
「えっ...なに」

ティー
「よっしゃあああああああああ!!!」

ズドォォォォォォォンッ!!!

大きな刃が土に振り落とされ、大爆発を起こす

ヒカル
「っ...ど、どうなったの?」

ノクタス
「」チーン

ティー
「よっしゃー!!勝ったぜウェーーイ!!」

ダイケンキ
「ダァァァァァ!!!」

ハプウ
「な、なんと大人げない...」

ヒカル
「うわー、負けちゃったねノクタス、こめんね」

ティー
「よっしゃ!勝った!勝っちゃったもんね!!約束通り自分も同行するから!!」

ヒカル
「そうですね」

ハプウ
「それ、途中でお前さんが勝手に決めた事じゃろ...別に良いんじゃぞそんなの聞かなくたって」

ヒカル
「約束は約束ですよ」

ティー
「そういうことっ!」

ハプウ
「...不思議な奴等じゃ」

ティー
「もう一回だもう一回!どうせノクタスの他に沢山ポケモン持ってるんでしょ!?」

ヒカル
「そ、それはまぁ...ティーさんも?」

ティー
「ロンモチだよロンモチィ!」

ハプウ
「夕方までには終わらせるんじゃぞー」

ティー
「おーう!!」

そして、夜...

ティー
「あの夕飯、野菜ばっかりだったんだけどさー」

ハプウ
「贅沢言うんじゃない」

ティー
「すいませんねぇ...」

ヒカル
「ティーさん大人なのに料理できないんですか?」

ティー
「ちょっと前までは喫茶店やってたんだけどジュースしか出してなくって」

ヒカル
「よくそれで喫茶店って言えるね」

ティー
「ぶちのめすぞ君、バナナジュース浸けにしてやるぞ」

ハプウ
「静かにせんか...まったく、親の顔が見てみたい」

ティー
「自分は二度と親の顔なんて見たくないがね...」

ヒカル
「ええー?」

ティー
「はぁ...そんなことよりこれからの事を考えなくちゃ、特にヒカル!」

ヒカル
「え?」

ティー
「自分探しと言ったって何やるか決めてないんだろ?」

ヒカル
「そのためにしまキングに会おうとしてるんですよね」

ティー
「まぁ、うん...」

ハプウ
「なんじゃ、しまキングに会いに来たのか?しかし...」

ティー
「亡くなったんでしょ?聞いてるよ、それでお孫さんが代を都合として認められなくて、修行の旅に出るとか」

ハプウ
「.....ああ、ポニ島の為にも、一刻も早く守り神に認められなくてはならない」

ヒカル
「うん...」

ハプウ
「しかし情けないことに、旅をすると決行した初日に船に乗り遅れるとは認められぬのも無理もないか...」

ティー
「えっ?...そういえばお前もじいさんが亡くなってたと言ってたな...まさか」

ハプウ
「ああ...」

ティー
「お前がしまキングの孫娘!!?」

ヒカル
「えええーーー」

ハプウ
「ん?」

【次回予告】

ティー
「ま、じでかー!?なんで言ってくれなかったの!?」

ハプウ
「言う必要も無いと思ってな」

ヒカル
「かっこいいなぁ」

ハプウ
「しまを継ぐ為にも、早く船に乗らなくてはならないのじゃが...」

ティー
「自分もヒカルもこの島から離れないとな?」

???
「感じるぞ...お前達のどれかにburstハートを持つ者がいる!!」

ヒカル
「なにこの人」

ティー
「burstハートを...狙っているのか」

次回、第二話
【本能覚醒野獣解放 獣鎧バースト戦士降臨】

ティー
「BURST!!」

Re: ポケットモンスタートライ ( No.6 )
日時: 2018/02/20 16:55
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

それぞれの目的のため、旅の準備を始めているヒカル達。

しかし、敵の魔の手は刻一刻と迫っていることを、まだ知らない

【第二話】
【本能覚醒野獣解放 獣鎧バースト戦士降臨】

あれから数日が経った

ティー
「ヒカル!ポケモンバトルしようぜ!!」

ヒカル
「今日もですか?」

ティー
「だってぇ、暇なんだもん!船が来るのあと何日よ!?」

ハプウ
「昼頃には付くじゃろ、忘れ物とか無いようにするんだぞ」

ヒカル
「はい」

ティー
「でもまぁ!一戦くらいはやれるでしょ!?」

ヒカル
「今日はそんな気分じゃないです」

ティー
「えええー?なんでだよ?」

ハプウ
「...なぁティーよ、そんなにバトルしたいのなら今回はわしと戦ってくれんか?」

ティー
「え、ハプウと?」

ハプウ
「わしも...こいつがどこまで出来るかを試してみたいんじゃ」

ハプウはズボンのポケットからモンスターボールを1つ取り出す

ハプウ
「修行のために一匹捕まえておいてな」

ティー
「なるほど...じゃあ自分も一番幼い奴を用意しよう!」

ヒカル
「その言い方ってティーさんのポケモンって、皆タマゴから育てたの?」

ティー
「おう!念入りに育てたいからな!」

...

ヒカル
「えーと、勝負は一対一、どちらかが戦闘不能になった時点で負けだからね...」

ハプウ
「手加減はいらん、ゼンリョクでかかってこい!」

ティー
「よっし!!」

ハプウ
「頼むぞ、スナバァ!」

ティー
「レッツゴー!ヒトモシ!」

スナバァ
「スナーバッ!」

ヒトモシ
「モッシ!」

ティー
「やっべ...地面タイプか!?」

ティーは服の隙間からマジックハンドを取りだし、ポケモン図鑑を開く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スナバァ すなやまポケモン
タイプ 幽霊ゴースト/地面

砂遊びで 作った 砂山は 帰るとき 壊さないと 魂が 宿り スナバァに なるかもしれない。

ヒトモシ ろうそくポケモン
タイプ 炎/幽霊ゴースト

普段 炎は 消えているが 人や ポケモンの 生命力を 吸いとると 炎は きらめく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ティー
「し、しかもゴーストタイプ!?こっちめちゃくちゃ不利じゃん!」

ヒカル
「一対一だから交代は無理だよ」

ティー
「ぐぬぬぬ...」


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