二次創作小説(新・総合)
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- MM逃走中アルティメット∞ (完結!!!!!)
- 日時: 2024/03/10 21:32
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)
【敵は1人、ただし無敵。】
【駒は200人、ただし無法。】
ーーー
ルイージの寄生ジョーカー
日時: 2013/11/27 17:06
名前: メイドウィン (ID: FX8aUA2f)
学校で書いたら気に入ってもらったのでここで書いてみようと思います。
応援よろしく
ーーー
あれから……10年。
メイドウィン史上最大規模のアルティメットなゲームが始まる。
逃走者もアルティメット
ハンター役もアルティメット
規模もアルティメット
報酬もアルティメット
そして……トラブルもアルティメット!?
これは逃走中をちゃんと遂行する為結成された特別スタッフ達の、どうにも上手くいくことのない苦難の物語である!
今回は大規模なアルティメット版を宣言!
しかし特別スタッフ達は始まる前から問題が山積みで……!?
逃走者には遂にお馴染みの有名作品や最新作品の他、マイナー作品から懐古作品までよりどりみどり!
・舞台
その場で作った大都会全て
・報酬
勝利時500億ジーカ
+MVP賞
+?
『注意』
・既存の逃走中アルティメットとはルールが異なります。
・独自設定も結構あります
・よく見る逃走中と違い、逃走中を『運営する側』の作品となっております
・1レスが多い分更新が遅めです
逃走者その1(1〜100) >>8
逃走者その2(101〜200) >>16
逃走者紹介 >>17-20
ルール >>21
その1 逃走者200人できるかな編
その2 話も常識もバトルも効かない無法者共編
『重要なお知らせ』
以前、リバイスif編の際時系列を『ゼンカイif編完結後』としていましたが、
ワケあってこのゲームと同時進行ということにしておいてください。
- Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.63 )
- 日時: 2024/03/01 22:28
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)
おろさん さん
たくっちスノー「MODページ初めて見たけど俺の知らないアブノーマリティが山ほどいる……(元管理人)」
………
カノコ「まあ全部初登場キャラだしさ、この作品でどう大筋作れって感じでもあるけど」
カノコ「ってか、元々全部一から交流するのめんどくさいから100作品まとめて顔見せしていたことにするってコンセプトだし、出したい設定出しておくかみたいな感じだよね」
たくっちスノー「そういえばデ・ジ・キャラットってでじこ表記の方が有名だったか………まあ後に関係者とか出る時はでじこ表記になるかも」
たくっちスノー「東リベの2人も武道が本名なのにマイキーだと違和感あるなって万次郎にしてる」
たくっちスノー「…………あと160人近くいるけど、ワルドのネタ切れが近い、やばい」
コメント感謝だよ!
- Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.64 )
- 日時: 2024/03/02 10:05
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)
たくっちスノー「え!?何その状況、地獄!?」
ウルチヨ「責任取ってなんとかしろ!お前アサル達の上司なんだろ!?」
たくっちスノー「うーん、俺ドッジボールやったことないんだよな………」
たくっちスノー「なんかいいアイデアない?この物量ならなんでも出来る気がするんだが」
宝太郎「物量……物量!それだ!」
たくっちスノー「え?俺に盾になれ!?スフィアに吸い込まれるだろ!」
リカルド「もういっそのこと吸い込まれて欲しいんですが」
たくっちスノー「水星ちゃんと大地が恋しくなってきた」
リカルド「大地くんに関しては貴方が消したんじゃないですか」
…………
ドッジワルド「むむっ、たくっちスノー!」
たくっちスノー「ボールは全部俺が受け止めてやる、来い!!」
ドッジワルド「生意気なドッジ!くらえ!ウルトラスーパーデラックス神成ショット!」
たくっちスノー「本当にUSDXじゃん!なんの」
たくっちスノー「ブラック収納」
ブラック収納とはとりあえず丸く穴を開けてキャラクターでもなんでも包み込むたくっちスノーの必殺技である!
龍星「ところで一連の技って別にたくっちスノー限定じゃないですよね」
リカルド「ブラックシールドはともかくマガイモノなら何かしら出来そうなのばかりです」
たくっちスノー「なんでも入るよ!」
ドッジワルド「じゃあいくらでもぶつけてやるドッジ!」
たくっちスノー「もっと広がるよ!」
たくっちスノー「背中から出るよ!」
たくっちスノー「皆ドッジボールは持ったな!!!いくぞ!!!」
ドッジワルド「ちょ、ちょっと待つドッジ!!ドッジボールのボールは普通一つだけ!!」
たくっちスノー「今はドッジボールじゃなくて逃走中だろうがあああ!!」
ドッジワルド「ぎょえーっ!!」
たくっちスノー「うおおおおおポンタンポンタンポンタンポンタンポンタンポンタンポンタンポンタンポンタン!!!」
💥💥💥
ステイシー「ドッジワルドめ……しくじったか」
ステイシー「…………もう待っているのも面倒だ、僕はこのゲームを抜けてこっちからゼンカイザーに会いにいくか」
ステイシー「待っていろ……合体解除だ!レッド、行くぞ!」
ガルザ【好きにしろ】
ステイシー
レッド
失踪
残り166人
………
蓮太郎「なあイッチー、今更なんだけど」
勇道「………やるのか?」
蓮太郎「ああ、これしかない」
………
たくっちスノー「え!?逃走者達がタイマン始めてる!?」
シャディク「どの道生き残れるのは1人だけなら協力する理由もないからって」
シャディク「知り合いやライバル同士で勝負をしかけて、負けた方がわざとハンターに捕まったりスフィアに入る約束をし始めたらしい」
たくっちスノー「そ、その発想があったか………」
シャディク「俺はそろそろゲームからも失礼するよ、賞金やMVPには興味もないし水星ちゃんも落ちた、調べたかったこともケリがついたからね」
たくっちスノー「あっちょっとお前まで!」
シャディク・ゼネリ 確保
残り165人
………
勇者ラルフ「ゲームでも勇者と魔王がやるんだ、俺はいつも通りやらせてもらう」
アノス「それでなくては俺も張合いがない、いくぞ………異世界の勇者」
勇者ラルフ「ああ!異世界の魔王がどんなものか、試させてもらう!」
………
のぞみ「どっちが落ちても恨みっこ無しやで!」
さやか「それが分かってるなら本気でやりなさい!」
………
万丈目「おい十代!どこにいる!俺とデュエルしろ!」
万丈目「ここに居ると聞いたが………」
十代「あれ?万丈目じゃん、何してるの?」
万丈目「それはこっちのセリフだ!お前ずっと見ていなかっただろ、何をしていた!」
ライザ「あれ知り合い?」
十代「まあライバルって感じ、それより今俺たち山で収穫してるんだ、手伝ってくれよ」
万丈目「なっ………まさかお前たち、ゲームが始まってからずっと山に籠って何の状況も理解してないと言うんじゃないだろうな!?」
………
スパナ「………分かっているな?」
宝太郎「わかってるよスパナ、言いたいこと」
カグヤ「お前の相手はそいつだけじゃないと分かってるな?」
宝太郎「カグヤまで………分かったよ」
………
ソラ「…………私、ましろさんと戦うことなんて出来ませんよ」
ましろ「ソラちゃん………」
蒔人「うおおお!!今回ばかりはお兄ちゃんを建てようと思わないのか!」
魁「うるさいな!どっちが勝っても500億は手に入るんだから俺に譲れよ!」
蒔人「お前じゃ勝てるか怪しい!俺が残る!」
魁「俺は現役サッカー部だぞ兄ちゃんより運動神経ある!」
蒔人「それで言ったら俺も畑仕事をだなー!」
深雪【私はお兄様に譲ります】
司波深雪 確保
残り164人
達也「…………俺も残るつもりはなかったんだが」
康一「それで言ったら僕なんて由花子さん、何も言わずにもうリタイアしてましたからね」
山岸由花子 確保
残り163人
ジョルノ「ここで僕がコーイチ君を落としたら一生恨まれるだろうね…………」
奏「ちょっと待てやああああああ!!何普通にゲーム進行してんだああああああ!!」
たくっちスノー「げっ!?まだコイツ居たのか!?」
奏「こっちはお姉ちゃんが出るって聞いたから参戦したんだ!!このまま収穫無しで終われるかあああああ!!」
たくっちスノー「やっべぇぞめちゃくちゃキレてる!えーとえーと………」
たくっちスノー「ひびきって名前の逃走者いるし、ツインテールっぽいしそれで妥協できない?」
ひびき「こっちの人権は???」
奏「私の響じゃないと嫌です、というか松山さんもどーせこういう魂胆だったんでしょうね」
奏「多分貴方、松山さんからこれやりたいが為だけに採用されましたよ」
ひびき「人権は??(2回目)」
…………
スネークマン「相方がそうそうにやられたせいで何をすればいいか分からない………」
カイロくん「………」(やることが無いの図)
オプティマスプライム「どうせ我々やることないしさっさと帰らないか?」
バンブルビー「そうだね、僕らサクッと済ませたくて見たらしきミニアニメだし」
バンブルビー「オプティマス落ちてよ」
オプティマスプライム「えっそこはバンブルビーが落ちるって言うところだろ」
…………
たくっちスノー「オイオイオイオイ」
たくっちスノー「番組としては盛り上がってまいりましたがハンターはいいのかこれ」
ハンター「………」
たくっちスノー「あっ余計な仕事が減るならなんでもいい?お疲れ様です、コーヒー飲める?」
………
虎杖「えー?五条先生ここは譲ってよー」
五条「あーダメダメ、悠仁に500億なんて贅沢すぎるって」
虎杖「普通に呪力勝負しても勝てないんだから、なんかゲームとかで決着つけない?」
五条「いいね、何する?」
………
ロクショウ「………こうなった以上、やることは1つだな?」
ジュウ「ああ、だが無謀だ……スペックの差は目に見えてる」
ロクショウ「言ってくれるな、最新型からすれば旧型のワタシは雑魚同然か?」
ロクショウ「おおかたお前もスペックだけで勝ち上がってきたような凡才か」
ジュウ「随分躾がなっていないメダロットのようだな 」
うるち「合意とみてよろしいですね?」
ロクショウ「いざ!!」
ジュウ「倒す!!」
アズマ「…………」
めぐみ「…………」
アズマ「えーーっと、どうします?」
めぐみ「負けた方が離れる、ということで………」
…………
たくっちスノー「………どんどん勝負が勃発してるな……逃げないようにハンターも見張ってるし、俺本格的にやることないじゃん」
たくっちスノー「まあ、各自でレベルアップしてるなら嬉しい限りではあるんだが」
三太夫「助けてくれでゴワス」
たくっちスノー「お前は確かスクラップみたいなやつ!?まさかもうやられて!?」
三太夫「いや、出る時にバイクで跳ねられてバラバラになってからずっとこのまま出されてたからごみ捨て場に送られてしまったでゴワス」
たくっちスノー「直しとけよ赤塚!!!」
三太夫「一応その辺にあったもので代用はしたけど」
三太夫「朱点という柔道選手に投げ捨てられて、パーツ持っていかれたでゴワス」
たくっちスノー「オイオイオイオイ、なんな見ないと思ったら開始前からノックアウトしてたのかよ」
三太夫「あっ」シュン
たくっちスノー「誰かにパーツをスフィアに入れられたか、ゴミとして本当に捨てられたな……確か体のどこかが消えても脱落になるし」
三太夫 確保
残り162人
…………
無宇「勝った!!」
麻矢「この野郎………暴力で勝とうとしやがって」
麻矢「俺抜きでサーカスに乗る気か!?」
無宇「ドライバーの俺が入れば問題ないだろ!」
ブーン
麻矢「事故れ…事故れ…」
ガッシャーン!!
無宇「うぎゃああああああ」
ヘミングウェイ「!!?」
麻矢「よし本当に事故った!あと晩御飯も手に入った」
麻矢「でもサーカスがお釈迦になった………」
麻矢「無宇!責任取ってお前はスフィアに入ってもらうからな!ああ重い!」
麻矢「ガルビオンの弁償代も全額お前が負担しろ!」
無宇 確保
残り161人
ヘミングウェイ 拉致
確保では無いので減らない
………
数分後
宝太郎「ま………負けた………」
宝太郎「ライダーじゃカグヤに勝てるか不安だったから得意な料理対決にしたら負けた……」
スパナ「お前……よくそれで俺に勝てると思ったな」
カグヤ「宝太郎!お前の料理にはゴージャスが足りない!」
カグヤ「喜べ、お前の調理テクニックをカグヤ様が直々に指導してやる、お前をゴージャスでレベルの高いシェフにしてやる、世界に来い!」
宝太郎「え?ちょ、ちょっと待ってよ、カグヤーーー!!」
鳳桜・カグヤ・クォーツ
一ノ瀬宝太郎 確保
残り159人
スパナ「なんだったんだ……この戦いは」
ヨモギ(………何か、料理の参考になればと思ったが、拙者はどうすれば……)
宝太郎「助けてー!俺ステーキとか出さないから!」
カグヤ「肉の決め手はソースだ!優秀な肉には優秀な調味料を混ぜてこそゴージャスになる」
ヨモギ「____!」
ヨモギ「これだ!!」
………
そして天使組は
カリンカ「そろそろ天使だけでルームシェアしてる場合でも無くなったわね」
ガウリール「ルームシェアというか、勝手に私が見つけたマンションに泊まり込んでるだけだろ」
ドクロ「だって1番いい部屋だったし!」
ぺこら「シェアのわりにはぺこら以外に家事をしている者が居ないような気がするのですが……」
ガシャーン
松山「ハロー」
カリンカ「ハイエナ!?帰ったんじゃなかったの!?」
松山「俺はまだ金欲しいからな」
松山「多いところから狙う!!」
カリンカ「シバくから離れてなさい!」
ガウリール「頑張れ、私は通報する」
ドクロ「ボクのエスカリボルグどこやったっけ?」
ぺこら「えっ、あれ天使の持ち物なんですか、前の持ち主の忘れ物と……」
カリンカ「前の持ち主って誰よ!!」
松山「なんでもいいから早くしろ、人質まで用意したんだぞ」
カリンカ「え、人質?」
サターニャ「イヤーッ!ガウリールなんとかしなさい!」
松山「こいつにアレコレしてマイナス5億にしておいた」
ぺこら「あの悪魔貴方の知り合いですか」
ガウリール「知り合いだがそいつに人質としての価値は無いと思う」
ドクロ「じゃあまとめて吹っ飛ばしていいね!」
松山「使えねえじゃねえかコイツ!!」
サターニャ「ぎゃあああああああ!!」★
ドクロ「またなんか見せ場もなく散った命が一つ」
ガウリール「あいつは悲鳴あげて酷い目に合うところが1番の見せ場だからあんなんでいいだろ」
ぺこら「まあ悪魔なら…」
カリンカ「天使ってあたしが思ったより薄情なのねー」
胡桃沢=サタニキア=マクドウェル スフィア直行
残り158人
松山「じゃあ他に人質になりそうなものとか………あっそうだ」
松山「こいつの天使の輪を貰っとくか」
ドクロ「あっ!!」
松山「痛てえええ!!!なんかすげぇ鋭い!!」
カリンカ「あっぶん投げた!!」
ドクロ「あーーーーー!!!!」
クフ/マン
カリンカ「すぐ後ろのクフウマンが切断光線で斬られたメトロン星人みたいになった!」
松山「仕方ねえあいつを回収してくるか!!」
クフウマン 脱落
残り157人
ドクロ「う”う”う"………わ、輪っか」ギュルルルル
カリンカ「乙女がしちゃいけない顔と効果音してるわ」
ガウリール「そういえばコイツって天使の輪が無くなるととてつもない下痢になるんだったな」
カリンカ「天使の輪っかヤバくない!?代わりになるものとか無いの!?ほらアンタらのを一時的に貸すとか!」
ぺこら「ぺこらも輪を紛失した状態で…」
カリンカ「ああだからアンタそんなげっそりした顔してるんだ」
ぺこら「それは違う!!!」
ガウリール「私はそんなデメリット無いが貸す気はないぞ」
カリンカ「あたしも鋼鉄天使だから輪っかなんて出せないし」
カリンカ「かといってこのままじゃ一生こいつテレビの前で汚い顔だし一生トイレ独占されるわよ」
ギュルルルルル!
ガウリール「出たくない」
ぺこら「ぺこらが外出するとこの環境が一瞬で崩壊します」
カリンカ「あたしか行くしかないじゃないのよーー!!!」
ガウリール「というかお前飛べるだろ」
カリンカ「逆にアンタらはなんで飛べないのよ」
カリンカ「めんどくさいからアイツの手を借りるか………」
………
たくっちスノー「それで俺が呼ばれたのか………」
カリンカ「あんた、全てを救おうとしてたんならあたし達の為に手足となって働きなさいよ、義務でしょ」
たくっちスノー「まあこれくらいならブラックコピーでなんとかなるか、成分を元に目の前の物を複製する技なんだけど」
ガウリール「今更だが技のバリエーション無駄に多いな」
たくっちスノー「比喩抜きで楽しくなって無駄に作りすぎちゃったからな、キャラチェンとか劣化版にならないし普通の技の方がよく使うんだよ」
たくっちスノー「とりあえずガウリールだっけ、天使の輪を複製するからちょっと出してよ」
ガウリール「まあコピペするだけならいいか」
カリンカ「天使の輪汚っ!!」
たくっちスノー「何やったら輪っかこんなになるん?」
ぺこら「うわぁ……………」
たくっちスノー「あっそういえばお前も天使の輪が無いんだっけ」
ぺこら「遠慮しておきます…………」
【その結果】
ドクロ「働いたら負け」
カリンカ「なんでニートまで継承してんのよ」
ガウリール「輪っかにまで堕天使が染み付いていたか」
たくっちスノー「ダラダラしたいだけなら捕まってくれないかな???」
たくっちスノー「あっそうだ月村さん、いいこと考えつきました」
ぺこら「………」
カリンカ「逃げるなーーー!!!ここまでの付き合いだ、今さらにげるなあああ!!」
ぺこら「金食い虫の天使を2人も養う余裕は今のぺこらには無いのです!!」
…………
- Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.65 )
- 日時: 2024/03/02 15:25
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)
たくっちスノー「ミッションじゃないけど検問、逆MVP開始!」
月村【ハンターが今1番マイナスの数値が大きい逃走者を捕まえに行きます】
たくっちスノー(俺、逃走者やめてよかった)
カリンカ「じゃあアンタ行きなさいよ、だいたいなんで逃走者辞めたのに堂々といるのよ」
たくっちスノー「まあ俺、裏切り者でもあるし……」
たくっちスノー「誰がトップなの?」
月村【トップはマイナス7億以上ですね】
たくっちスノー「7億!?どれだけ時空犯罪重ねたらそうなるんです!?」
月村【ちゃんと聞いてください、7億以上です】
たくっちスノー「……ん、以上?」
月村【………プレイヤーが計測器で確認できる限界を超えてます】
月村【厳密には19億6473万7648円です】
たくっちスノー「細けえ!!」
月村【ちゃんと払う時は四捨五入するので問題ありません】
たくっちスノー「だ……誰なんです、そんなやっばいマイナスの人は!?」
月村【スバル・イチノセです】
たくっちスノー「水星ちゃんが連れてきたヤツ?そういえば見てないような」
月村【ずっと空の上でロボットに乗って引きこもってます】
たくっちスノー「どんだけ知らない人と話したくないんだよ!!ていうかそんな状態でよく出たな!」
月村【いえ、一日でも長くあの空間に居たくなかったそうです】
たくっちスノー「人間関係って大変なのね……でも番組としてどうなんですか」
たくっちスノー「どうしよう水星ちゃん」
スレッタ【あの時はもうなんでもいいから200人用意しないと………って感じでしたから】
たくっちスノー「俺も発狂してただけに君を悪く言えないんだよね」
たくっちスノー「うーんつまりなんですか」
たくっちスノー「何もしないやつって自動マイナスなんですか」
月村【まあ一応番組なので……逃走中に限らず大人数戦で何が1番いらないかといえば、何もしようとしないプレイヤーかと】
たくっちスノー「まあ何もしない上に文句は言ってくるような奴がいないだけ民度はマシですけどね………」
たくっちスノー「まあ簡単ですね、空にもスフィアの範囲広げたら………」
アサル【あなた馬鹿なんですか?そんなことしたらあの人が上空にぶっ飛ばすだけで確保になりますよ】
たくっちスノー「松山ァァァ!!」
カノコ【自分がやるって発想は無かったのか】
月村【なんでも出来る割にここぞというところで肝心な物を忘れるのが彼ですからね】
アサル【あなたクロノス社だと『やれることは多いが役に立たない』って言われるんですよ】
たくっちスノー「俺ってそんなふうに思われてるの!?」
大地【そ………その!なんだかんだ居ると助かるって解釈もできますよ!】
カノコ【バランス型は言い方を変えると良いところがない器用貧乏みたいな?】
大地【フォローをUターンさせないでください!!】
たくっちスノー「でも実際どうします?空飛んでハンターが捕獲します?」
大地【どうにかして地面に下ろす………とかですよね】
カノコ【リーダー、メイドウィンブラストで空が落ちてくるとか出来ない?】
たくっちスノー「メイドウィンをなんだと思ってんだ!破壊神じゃあるまいし!」
アサル【あの今更なんですが】
アサル【捕まえる手間とかこだわりとかなく強制的に消すとかで良くないですか?】
たくっちスノー「…………番組的にどうしようもならなくね?それ」
アサル【そうは言われても……】
アサル【見せ場だったらほら、デスゲームでも見せしめで殺られる人とかいるじゃないですか】
たくっちスノー「例えが物騒!!」
カノコ【というわけでスイッチオン!】
たくっちスノー「おい!リーダーは俺と月村さんで」
イチノセ【うわああああああ!!】
たくっちスノー「あっスフィアから悲鳴を感じる」
たくっちスノー「あれちょっと待って??」
たくっちスノー「なんか落ちてきてね???」
スレッタ【…………】
スレッタ【それって………パイロットだけ転送されてデュランダルというあの人が乗ってた機体が取り残されて】
たくっちスノー「そのまま落ちてくる……」
たくっちスノー「ってコト!?」
カッ!!
ボボパン!!
たくっちスノー「良かった見せ場は出来た」
たくっちスノー「画になるワンシーンは撮れたよ!」
たくっちスノー「でもティラミスには謝っておくね!!俺から!!」
スバル・イチノセ 脱落
残り156人
………
リカルド「龍星くん、なんかやり合うの流行ってますしボクらもいっちょやりませんか?」
龍星「まあ構いませんけどいいんですか?」
龍星「俺、本気でやりますよ」
リカルド「どうぞどうぞ、ボクもそれくらいじゃないと」
龍星「丹を爆発させる」
リカルド「待って待って」
龍星「ハアっ!!」
リカルド「はうっ」
………
リカルド「救急車………」
たくっちスノー「えっこのゲーム死なないはずじゃ」
リカルド「龍星くんに気をつけてください、あいつ幻魔使ってきます、厳密には怪我してないのに体が吹っ飛んだような感覚にされる攻撃を使います」
たくっちスノー「灘神影流そんなのあんの!?怖くね!?」
リカルド「彼のことだからボク以外には使ってこないとは思いますが」
リカルド「今ボクのお腹は視界上では穴空いてます」
たくっちスノー「怖っ!!」
リカルド「ちょっともう無理なので失礼します」
リカルド 確保
残り155人
たくっちスノー「【悲報】特別スタッフ、100人より前に全滅」
たくっちスノー「しかも俺が直接手を下したの大地だけじゃねーか!!」
月村【………少し多いですが仕方ありません、本来なら150人になってからやる予定でしたが】
月村【サバイバルモード起動!】
たくっちスノー「サバイバルモード!?何そのオープンワールドみたいなゲームは!?」
月村【今回は住み込み型なのでルールが追加されます】
月村【これまでは生活費は賞金をマイナスして支払ってましたが、このモードではそれとは別で生活費がマイナスされます】
たくっちスノー「いくらぐらいです?」
月村【一日100万、光熱費などは徐々に減っていく系です】
たくっちスノー「それだとホームレスが最強では?」
カノコ【やっぱバカじゃん、そういうやつはハンターが率先して捕まえるよ】
たくっちスノー「うぐ……ゼロになったら?」
月村【強制送還】
たくっちスノー「oh......」
………
かくして、突然一日100万生活スタート!
たくっちスノー「といっても相当贅沢しない限り100万って使わないよね」
みさえ「そうよねー、その辺やりくりするのが主婦だし」
たくっちスノー「俺も一人旅してた時期は何かと節約してましたからねー、当時はまだ時空犯罪者扱いでジーカも微々たるものだったし」
真々子「でも、これいつまで続くのかしら」
たくっちスノー「月村さんによると100人切るまでは様子見だそうです」
みさえ「まっ、2人なら大丈夫でしょ!」
蒔人「どうもー、採れたての野菜どうぞ」
たくっちスノー「あれ、意外な繋がりですね」
みさえ「こういう時役に立つのが横の繋がりなのよ、いつも野菜ありがとー」
蒔人「こういう時強いのが自給自足ってわけだからな」
ハンター「………」ズルズル
アムリック「ギャー!」
蒔人「あらら……もう犠牲者が」
たくっちスノー「ああ……アムリックは何をするにも100円必要だから100万でも速攻で使い切ったのか………」
アムリック 脱落
残り154人
たくっちスノー「でもこれでもまだ54人潰れないといけないのか」
たくっちスノー「いい感じに食中毒でも起きてくれないかな」
みさえ「特別スタッフの言葉じゃない」
一方その頃
∬cソ ゜ᗜ 。ラ
j@cマ ゜ᴗ 。シ
ヨモギ「殺せ……もう拙者を殺してくれでござる」
〜数分前〜
ヨモギ「拙者、活路を見出したでござる」
ヨモギ「料理の決め手はソース、つまり洋食、板前ではなく すーぱー しぇふになる事が拙者の道だったでござる」
ヨモギ「ということで、いい感じの牛肉をさばき極上のソースを作ってみでぃあむすてぇきを作ったでござる」
ましろ「うーーん、まあステーキならそこまで酷いものにはならない………かな」パクッ
j@cマ ゜ᴗ 。シ
ソラ「ましろさん!?一体どんな味が……」パクチー
∬cソ ゜ᗜ 。ラ
ヨモギ「どれ拙者も」
ヨモギ「ブンブンジャー!!!!」
ヨモギ「何故だ………何故こんなにまずい!!」
ヨモギ「すてぇきはうす よもぎを建てる予定もあったのに!」
ヨモギ「…………どうしよう、このすてぇき弁当……」
…………
山田「なんか安いステーキ弁当があったから後は他のご飯より安く売って」
山田「他の食べ物は高く売る……」
総統「そうそう」
鳳「おい!!転売作戦するなや!!」
総統「いやほらワシら一応悪の組織だし、この子もあまり過激なことさせられないし」
鳳「転売は充分過激や!」
STANG「えい」
鳳「うっ睡眠薬」
ドサッ
STANG「こういう時スーパーは面倒になるから潰しておこうか」
STANG「ところでそのステーキ弁当、どんな感じ?」
〜そして今に至る〜
たくっちスノー「ステーキ弁当を食った人間が死体の海?」
カノコ【容疑者はいっそもう殺してくれと言ってたので楽にさせてあげました】
たくっちスノー「ええ!?もうちょっと頑張らせなよ!最終的に美味くなるかもしれないだろ!?」
カノコ【そういう原作再現とか読者は見たくないんで】
ヨモギ 確保
残り153人
月村【あとルールを悪用する人も捕まえました】
大地【なんかハンターは関係ない人まで捕まえてましたけどね……】
山田はじめ
小泉鈍一郎
鳳照屋 確保
残り150人
たくっちスノー「なんか、やろうと思えば出来るんですね俺ら………」
たくっちスノー(しかし……あんだけ自信満々なわりにはトジテンドが来ない、妙だな………何を考えている?)
たくっちスノー(嫌な予感がする………)
カノコ【ぶっちゃけ王が全部のギア取り込んでるならチマチマと怪人出さなくても本人が荒らし回ればよくね?】
たくっちスノー「お約束っていうのがあるだろ!!というか頭の中で考えてることを読むな!」
アサル【もっと蹴落としたくありませんか?】
たくっちスノー「え?他に落とせる条件あんの?」
アサル【課金ですよ………!生活の中に!】
たくっちスノー「課金!?でもソシャゲすらやらない人だっているだろ!」
アサル【僕にプログラムを組ませてください、五分で済みます!】
………
〜5分後〜
ガウリール「\(^o^)/」
カリンカ「ネトゲやりすぎよあんた」
ドクロ「あっ見て見てこれ、ご飯ガチャ」
ドクロ「御飯を支給してくれるけどガチャ引いて振り直しできるんだって!」
ドクロ「10連ガチャもある!」
ぺこら「何を10連!?」
………
たくっちスノー「ご、ご飯ガチャ?自炊無しには味方だが………これいくらするの?」
アサル【20万円です】
たくっちスノー「3食これに任せるとしてもキッついなぁ……半分持ってかれるじゃん」
アサル【ちなみに当然10連は200万円です】
たくっちスノー「罠じゃん!!」
ドクロ「助けてー!」
ガウリール「こっちは飯代も無い………」
あんこ「つい癖で10連の方押した……」
ヤマダ「あーやっと帰れる………」
たくっちスノー「次から次へとソシャゲ廃人らしきものが出荷されていく!いや最後のやつなんて言いやがったテメー!俺が作った理想郷だぞ!」
カノコ【陰キャは理想の街より誰にも口出されない家の方が理想郷だから】
たくっちスノー「もしかして水星ちゃんあの時許可もらったんじゃなくて厄介者押し付けられたのでは?」
三塚井ドクロ
天真=ガウリール=ホワイト
粒先あんこ
ヤマダ 脱落
残り146人
アサル【よし、じゃあ今度は………寝る時間にも課金させましょう】
たくっちスノー「寝る時間に課金!?」
アサル【通常の就寝時間を必ず夜九時にセッティングするんです】
たくっちスノー「早いよ!!おじいちゃんとかが言う時間だろそれ!」
たくっちスノー「うちの作品だって9時からが小説書き始める本番だよ!?」
カノコ【まあスマホ書きだし】
大地【今はあと5時間くらい小説書く時間が欲しいって言ってますよね】
たくっちスノー「ショートスリーパーじゃないと許されない執筆法」
アサル【話戻しますけど、その為に課金です、1時間プラスにつき10万円!】
たくっちスノー「1時間10万円!?じゃあご飯ガチャと合わせてほぼ一日でギリギリじゃん!?」
スレッタ【__いや、違いますよ】
スレッタ【それ、ごはんガチャを1回で済ませた時の想定ですよね………?】
たくっちスノー「嫌な予感がしてきた………」
〜翌日〜
たくっちスノー「ハンターによって夜型の若者が一気に連行されていくー!!」
大地【まるで会社に保健所が入ってきて一斉送検された時みたいですね………】
アサル【最初からこうすればよかったんだ……】
カノコ【アサルって人を落とすことは天才だね】
アサル【スパイだからな】
………
サンレッド「課金はクソ」
はるか「こち亀みたいなこと急にやらせてきたよコイツ」
美月「最初は何をしてもOKだったのに途中からあれこれ制約付けてくるとかクソじゃん」
哲平「どうしても1人で漫画描く時間が欲しくて……!」
ジョー「金がねえとバイク飛ばすことも出来ねえのかよ」
ニンジャマン「忍者といえば夜じゃねえかよー!!」
ウィズ「真夜中が1番売れそうな時期と思ったのに……!」
キャラット「いや深夜経営くらいさせてくれにょ」
ウルチヨ「あの野郎覚えとけよ!!」
魁「1時間って短すぎだろー!!」
正人「父さんいない時しか夜遊びって出来なくてさ 」
アリシア「ルールで夜食ってアウトなんですか…………(絶望)」
以上。
残り134人
たくっちスノー「嘘だろ?これ全部一晩で片付いたの?」
たくっちスノー「ねえ、最初の俺の頑張りなんだったの?」
アサル【だから言われてるんじゃないですか、出来ることは多いけど役に立たないって】
アサル【まあ、人になにか教えるくらいなら貴方でも出来るんじゃないですか】
たくっちスノー「泣きたい」
カノコ【マガイモノは涙出ないんだから泣く理由がなくね?】
大地【この人が1番血も涙もない】
たくっちスノー「………スフィアはどう?一応デパ地下みたいにしておいたけど」
リカルド【貴方どうでもいいところまで拘るタイプなんですね】
たくっちスノー「うるせぇ、どうなのかって!」
リカルド【一応今も打倒カーレッジに向けて特訓はさせてますよ】
リカルド【恐らくみんな時空に出る前の50倍は強くなってるかと、もうみんな1周目に行けば負け知らずになれます、戦闘力5の農家でも魔人ブウ編まで無双できます】
リカルド【まあ要するにもう誰でも簡単に貴方に勝てます】
たくっちスノー「言い切るんじゃねぇ!!」
- Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.66 )
- 日時: 2024/03/02 23:48
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)
…………
たくっちスノー「そういえば勝負してたヤツらってどうなった?」
大地【それが中々決着つかないところも結構ありまして………】
………
カズマ「今度こそ………今度こそだ!」
リョウガ「ああ!!今度こそ!!」
リョウガ「台を壊さずに腕相撲を成立させるぞ!!」バシュウウン!!
カズマ「上等だ!!」キュイイイイン!!
たくっちスノー「そこ!!シェルブリットもBURSTハートも使うな!!」
たくっちスノー「こんな事に使われるゼクロムの気持ちにもなれ!!」
リョウガ「俺もそうしたかったけどこいつが生身でやりたくないって言うから」
カズマ「生身相手にアルターが使えるか!」
たくっちスノー(なんかこいつ妙なところでしっかりしてんな………)
たくっちスノー「まあいいや、それで壊れない代を用意したいってのは分かったよ」
たくっちスノー「なんで代として俺の背中を採用した!!」
カズマ「壊れねえだろ」
たくっちスノー「壊れないけど!」
たくっちスノー(あっ重い………本当に強さを感じるな)
カズマ「これでやれる!!」
カズマ「衝撃の!!ファーストブリット!!」
リョウガ「くっ……!!凄い力だ!!」
たくっちスノー「うおおおおお痛い!!多分肘とか手がここに飛んでくるんだよな!!」
リョウガ「おりゃあああああああ!!!」
たくっちスノー「もう!!俺のことなんだと思って…………もういい!!ハンター、行け!!」
たくっちスノー「フォーメーションY!!」
ハンター「!!」
カズマ「なっ………汚ぇぞてめえ!」
たくっちスノー「本来のゲームルールに則って何が卑怯だよ!」
たくっちスノー「つーかそろそろ1週間だぞ!?」
たくっちスノー(俺も今後のこと考えないと、いつカーレッジが来るか………)
ーーーー
月村(と、考えてることでしょう、いつカーレッジが現れるか)
月村(恐らくだが問題は無い、時空はたくっちスノーが力を取り戻すように都合よく平行世界のたくっちスノーを呼び出し、役目が終えたら消す)
月村(だから……恐らくだが待ってくれる、流れからして時空もカーレッジを不要と感じているからだ )
月村(本当の問題は………この間に、何が出来るかなんだ)
………
奏「うがーー!!」
松山「クッソ強いからってこいつ連れてくるんじゃなかった!!」
奏「じゃあお姉ちゃんの所行かせてくださいよ!とりあえずクラスメイトの所行ったってことは分かりましたから!」
松山「やめとけ死ぬぞ」
松山「そこカーレッジ居るから響ももう死んだんじゃねえのか、多分」
「へぇ、あいつがね」
「なんでオレ誘わなかったわけ?」
松山「………誘う気はハナからなかった」
「あっそ、オレはオレで用事があるからな」
………
カズマ「この野郎!!」
ハンター「!!」
たくっちスノー「やれハンター!!1回骨折れ!!」
たくっちスノー「アサルにやったみたいに急所狙えーー!!」
「願いあれ!!」
たくっちスノー「っ!?」
カズマ「なんだ……こいつは!!」
リョウガ「前が………」
シュンッ
たくっちスノー「き……消えた!」
「相変わらず無駄にチマチマしたやり方しか出来ねえんだな、たくっちスノー」
たくっちスノー「その声!!」
テネ「そうだよ、お前のライバルのネガイモノの王、スターアベネスだよ!」
たくっちスノー「お前もHYENAに参加していたのか!?」
テネ「いいや、何故か誘われなかったから一人で来た、ベルは邪魔だから置いてきた」
テネ「テレビも見たが、随分この程度のヤツらに苦戦してるみたいだな、オレの願いを叶える力を持ってすれば、とっくにこいつら全員倒せてたっていうのに」
たくっちスノー「じゃあ聞くが、お前は願いの力で何をした」
テネ「スフィアまで吹っ飛ばした!!」
テネ「あいつらは近接攻撃しか脳がないバカコンビだからな、見えないところからコレが1番効くんだよ!」
カズマ
リョウガ 確保
残り132人
たくっちスノー「ふざけるな!お前は解決するだけならなんでもありだが、そこにロマンも過程も面白みもありゃしない!」
たくっちスノー「ましてや、願いを叶える時には大抵悪意がある!どんな願いでも叶えられる力なのに、俺よりドス黒い!」
たくっちスノー「お前の『なんでもあり』は俺の『なんでもあり』と全然違う!」
テネ「要は全員捕まえるゲームなんだろ、お前もこれくらいやればいいだろ」
たくっちスノー「………そういうやり方でカーレッジに勝てないと思ってるから今鍛えてんだよ!」
テネ「カーレッジねぇ………オレからすれば、あのジジイと同じで力の作り方を分かってない時代遅れだ」
テネ「お前はもう何もするな、オレひとりで100人消してやる」
テネ「オレ自身、こいつらに用があるからな」
たくっちスノー「用だと……また誰の願いを叶える気だ!」
テネ「せっかくだから教えてやるよ」
テネ「ギラだよ」
たくっちスノー「ギラが!?嘘言うな、あいつがお前なんかに願うような性格してねぇよ!」
たくっちスノー「あっいねえ!!」
ジェラミー「何か問題事のようだが……」
たくっちスノー「あっ、お前はジェラミー!ギラが大変だ!」
ジェラミー「それは分かる、俺にあのお嬢さんについて教えてくれるかい?」
たくっちスノー「あいつはスターアベネス、ネガイモノって言ってな………どんな願いでも叶えられる夢みたいな力をもつ」
ジェラミー「おっと……それが本当なら、とてつもない奴だ、種も仕掛けもないと」
たくっちスノー「ないね、悔しいことに………だがあいつは性格が悪いんだ!!」
たくっちスノー「願いで人を1度喜ばせてから破滅させて、それによって絶望する様子が大好きなクソ野郎だよ!」
たくっちスノー「………お前さ、フォアグラって知ってる?」
ジェラミー「確か、この世で3種類しかない特別な珍味!だったかな、それが?」
たくっちスノー「あいつはよく願いを叶えることをフォアグラ作りに例えていた………」
たくっちスノー「フォアグラはガチョウに餌をとにかく与えて太らせて、そうしてでっかくなった肝臓を取り出す、これがフォアグラだ」
ジェラミー「なるほど、ガチョウというのは願いを叶えた人間、餌は願いの力で、フォアグラとはそれによる絶望………」
ジェラミー「食われるために餌を与えられてるとも知らず喜ぶ奴らが愉快でしょうがないと………」
たくっちスノー「そんな奴がお前の知り合いに………何かしら願いを叶えてもらったとしたら」
ジェラミー「俺としても放っておけない」
ジェラミー「俺に出来ることは無いかい?」
たくっちスノー「ただ突っ込んでも返り討ちにされる、願いを叶える力に弱点は無い」
たくっちスノー「………」
ソラ「あの……」
ソラ「さっきの話、詳しく聞いてもいいでしょうか?」
たくっちスノー「うん、君みたいな奴が必要だな、ヒーロー」
………
テネ「願いあれ!!」シュン!
蒔人「な……なんだこいつ!?」
テネ「まずはお前からだマジグリーン!」
テネ「ようやく使いこなせるようになったオレの力を見ろ!!スター進化!!」
テネ「ウルザードアベネス!!」
蒔人「は、半分ウルザード!?」
テネ「くらえ!!願いあれ!!」
テネ「ドーザ・ドーザ・ドーザ・ウル・ザザード!!!!」
蒔人「ぐわああああああああ!!!」
テネ「ウー・ウー・ザザレ!ディスペクター降臨!」
テネ「秘密接続バンバラ・バンバン!!」
<秘密接続バンバラ・バンバンのレシピ>
魔人バンバラヤー×バラギアラ×バーンブレイバーン
テネ「オレはディスペクターの召喚も自在にできる!誰が作ったかは知らんがな!」
テネ「ササゲールD!ディスペクターの生命力をオレに捧げて、より強力なスター進化が出来る!!」
テネ「スター進化MAX!!ゾンガアベネス!!」
テネ「死ね!!ネクロマンシー!!」
蒔人「くっ!!」
ミイホン「あぶない!!!」
💥💥💥💥💥💥💥💥
ミイホン「勇者様参上!」
蒔人「な、なんか分からんが助かった」
テネ「なんだ?ただのホイミスライムじゃねえか、まあ2人落とせるなら楽でいい」
テネ「スター進化は少しでも技を使うと消滅するのが難点だが、願いの力があるオレには関係ねえ!」
テネ「スター進化!サッヴァークアベネス!!」
テネ「神の裁きの力を見ろ!!」
蒔人「うぐっ!!」
ミイホン「か、体が磔に!?」
テネ「スター進化!絶影アベネス!」
テネ「まず1回串刺しにして!オレとお前らのような奴如きには越えられない差があることを教えてやる!」
テネ「死ね!!」
『超人大全集』
ステカセキング「喧嘩ボンバー!!」
テネ「あ!?」
ステカセキング「コピーに関しては俺の方が上みたいだな………」
テネ「てめぇら次から次へと………願いの王を舐めるな!」
テネ「これならどうだ!スター進化!ピサロアベネス!」
テネ「召喚の秘術!来い!邪龍電融スレイブジーヌ!!」
テネ「ササゲールD!」
テネ「………スター進化MAX!!」
テネ「ディケイドアベネス!!」
テネ「かくなる上は、この周囲一帯ごと破壊してやる!!!」
ステカセキング「何っ!?」
蒔人「待っ………」
💥💥💥💥💥💥💥💥💥!!
たくっちスノー「こ………この音は!?」
月村【どうやらスターアベネスが世界の一部分を崩壊させる一撃を放ったようです】
月村【死なないとはいえ消し飛んでもおかしくない力だったので、急いで安全なスフィア内に避難させましたが、これは……】
小津蒔人
ミイホン
ステカセキング 避難
残り129人
たくっちスノー「すぐに止めに行きます!!ライバルとして!」
【た、大変だチュン!!トジテンドが現れたチュン!】
たくっちスノー「きゅ、急にそんなん言われても困る!!今スターアベネスが………いや」
たくっちスノー「まさかあいつ………共謀してる………?」
………
テネ「ぜぇ、ぜぇ………くそっ、あいつらのエネルギーはなんだ?」
「エネルギーが欲しいかゼンマイ〜?」
ゼンマイワルド「それなら私が効率のいいエネルギーにしてやるゼンマイ〜!」
カン!
ゼンマイワルド「あれ、刺さらないゼンマイ」
テネ「オレはネガイモノだ!どこのどいつか知らないがそんな力が効くかよ!」
ゲゲ【ゼンマイワルド、そいつは無駄だ、他のやつにゼンマイを刺しにいけ】
ゼンマイワルド「かしこまりましたゼンマイ!キコキコキコ………」
ゲゲ【ゲッゲッゲ………なるほど、あれがスターアベネス、願いを叶える究極天才の王か、面白い………】
テネ「あっ」
ギラ「皆急いで逃げて!この街ももう危ない!」
テネ「みーつけた★」
………
たくっちスノー「ギラはどこだ!?あいつに見つかる前に早く………」
シュゴ仮面「………!!」
シュゴ仮面「ギラに……何か!?」
たくっちスノー「今起こるかもしれないんだよ!スターアベネスのせいで!」
シュゴ仮面「スターアベネスだと……まさかそんなことが……….」
ジェラミー「信じられない話かもしれないが事実だ、協力してくれ」
シュゴ仮面「………」
たくっちスノー「そういやアンタ、最初に会った時はギラの孤児院だったな、ただのシュゴッダムの英雄ってわけでもないな?」
たくっちスノー「マガイモノキラーの力を欲しいとも言ってきた、責任を取るためにもマスクの中身をみたい」
たくっちスノー「ギラとお前はどんな繋がりがある?」
シュゴ仮面「………」
ジェラミー「こんな事態だ、時空に関わるつもりなら黙り通すことも出来ないだろう」
ジェラミー「明かせないなら俺の口から明かしてもいいが」
シュゴ仮面「分かった、だがギラとの関係は………」
ジェラミー「そうもいかない、放映までは止められるがたくっちスノー達には知る権利がある」
ソラ「大丈夫です!私もましろさんも口は固いので!」
ましろ「それは大丈夫なのかなぁ」
シュゴ仮面「………行く行くは皆に明かす我が真名と素顔、それがこれだ」
たくっちスノー「………!!」
「我が真の名は、シュゴッダムを………いや、チキューの全てを統べる統一の王」
ラクレス「ラクレス・ハスティー」
たくっちスノー「ら、……ラクレス!?ラクレスって」
ソラ「い、い、今、王様って!?」
ジェラミー「そう、王様自らチキューを救う英雄という仮面を騙り、世界を守ってきたというわけさ」
たくっちスノー「そんな奴がなんでギラと………?」
ジェラミー「これはまだ彼自身も知らない事実だが………ギラの本名はギラ・ハスティー」
ラクレス「つまり………私の実の弟だ」
たくっちスノー「!?」
たくっちスノー「お………思い出した!ギラ・ハスティー!」
たくっちスノー「クロノス社防衛用のハンターから作ったクワガタオージャーのモデルになったという……伝説の王様!」
ジェラミー「それがギラ、君たちで言う前の周回の彼だ」
たくっちスノー「あいつがそうなのか……!?」
たくっちスノー「でもなんで?」
ラクレス「…………スターアベネスが絶望させるというのは大方見当がついている」
ジェラミー「願いの力でギラを死なせる……といったところか?」
ラクレス「いや違う、ギラを消滅させるんだ」
ましろ「………どう違うんですか?」
ラクレス「生きているかいないかの違いだ」
たくっちスノー「生きているか……?」
ジェラミー「………何言ってるんだ、お前さん、それではまるで……」
ラクレス「……………ギラは、私の弟は」
『存在しない。』
ジェラミー「…………おい、ウソだろ?ウソだと言ってくれ………」
たくっちスノー「あ、アンタ……大昔から居たのに知らなかったのか!?」
ジェラミー「有り得てたまるか、だってこの時代に必ずギラは……ギラは生まれて、王としての歴史を歩み、やがて仲間と共にダグデドを討つ、それがこれまでの」
ラクレス「そう、それが『これまで』だ」
ラクレス「詳細は省くが……過去のギラはダグデドの戯れによって作られた命、ダグデド攻略の鍵を握る存在だった」
ラクレス「そしてカーレッジ・フレインと共謀し過去の記憶を得たダグデドは………何をするか」
ソラ「…………最初から、自分にとって都合が悪い存在になるギラさんを作らない………?」
ラクレス「そうだ、だからギラは『この時空で生まれることは無かった』」
ジェラミー「そ、そんな………そんな事があるわけが……大体なんでそれをお前さんは知っているんだ!」
ラクレス「私自身が覚えていたわけではない、この剣が……戦いの歴史を覚えていた」
ラクレス「幼い頃の私が王の剣に触れた時に……突如、記憶が溢れてきたのだ」
たくっちスノー(………周回を途中から思い出すパターンもあるってわけか)
ラクレス「その時私は……純粋な気持ちで、そこにはいない弟の存在を求めていた」
ラクレス「そこで奴が来た、どんな願いでも叶えると」
たくっちスノー「……………そうか」
たくっちスノー「ネガイモノは、スターアベネスが願いを叶える他にも『その人の願いを叶える為の存在』として種族としても生まれる」
たくっちスノー「この時空のギラは………ラクレス王が『弟が欲しい』と願った結果生まれた……ネガイモノだ。」
ラクレス「…………」
ジェラミー「……………!!!」
……….
テネ「これでお前がどんな存在か分かっただろ?」
ギラ「僕が……人間じゃない?ラクレス王の弟?」
ギラ「ウソだ……」
ギラ「僕を騙そうとしている……」
- Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.67 )
- 日時: 2024/03/03 13:43
- 名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)
たくっちスノー「………じゃあシュゴ仮面なんてのになったのは」
たくっちスノー「ギラの代わりになる為か?」
ラクレス「………」
たくっちスノー「自らの願いの力で生まれたギラ、それが行く行くはチキューの脅威と戦う為に戦時に出向くことになってしまう」
たくっちスノー「それに思うところがあった、違うか?」
たくっちスノー「弟だから、自分が求めていた家族だからせめて平穏に生きて欲しかった」
たくっちスノー「だから時空の皆にまで助けを求めてマガイモノキラーの力を欲しがった、違うか?」
ラクレス「……………」
たくっちスノー「が、協力する理由は出来た」
たくっちスノー「負けたくない、死なせたくない」
たくっちスノー「あんなクソみたいな奴に簡単に消されるのは、俺も嫌だ」
たくっちスノー「出会った以上、もう全員俺の関係者なんだ、ラクレス!お前もだ!」
ラクレス「………」
ラクレス「そちらこそ、素直になれないものだな」
ラクレス「全ての力を統べる物として、全てを守る責任がある……そう言っているが実の所」
ラクレス「自身が誰かを失うことを極端に恐れて、ひとりで守っているだけだ」
たくっちスノー「……………」
たくっちスノー「参ったな、そう言われると否定は出来ない」
たくっちスノー「あんな良い奴ら、なんであっさり消えるんだろうと思うと………俺が意地でも失わないようにしたくなる」
ソラ「でも、だからこそ大事な時に頼ってもいいんじゃないですか?」
ソラ「その為に貴方も私達を鍛えてくれたんじゃないですか」
たくっちスノー「………」
ソラ「私そうやってひとりで戦おうとした時がありました」
たくっちスノー「そんなに頼れるのか?その相方の子は」
ましろ「………」
たくっちスノー「なるほど、同じ意見か」
たくっちスノー「乗れ、走るより俺が空を飛んだ方が速い」
たくっちスノー「ウイングチェンジ!!アクィラモン!!」
たくっちスノー「…………」
たくっちスノー「頼っても、いいんだよな………こういう大事な時」
たくっちスノー「ラクレス、ジェラミー」
たくっちスノー「僕が知ってる中で1番信頼出来る王様を呼んでみる」
ジェラミー「おっと……?」
………
テネ「オレの手にかかればお前なんて一瞬で消滅させられる」
ギラ「何を……!!」
テネ「無駄だ!お前は所詮、願いの為に生まれただけのネガイモノでオレは王」
テネ「絶対的上位関係にある!お前は所詮ラクレス・ハスティーの気休めの為に作られたお人形さんなんだよ!」
ギラ「黙れえっ!!」
テネ「ましてや!お前には歴史に載っているような王の力も技術も持っていない!」
テネ「オレとは違う……」
テネ「お前はただの虫ケラだ!」
ギラ「それでも………王なのか!」
テネ「知らねえな!オレは唯一ネガイモノを作り、願いをなんでも叶えられる、つまり誰よりも上だ、究極天才の王だ!」
テネ「敢えてオレを国を支配する王とするなら、時空全土が領土で全てが下僕だ、実際にできるから間違いではない!」
テネ「救いが欲しければオレが願いを叶えてやる!なんでも恵んでやる!」
テネ「オレは最強無敵たくっちスノーを超えるために作られた、究極天才スターアベネスだ!!」
ギラ「お前………」
テネ「さて、そろそろラクレスが来るはずだ、目の前で木っ端微塵に粉砕しろ!!」
ギラ「!!」
たくっちスノー「俺の頭をぶん投げろ!!」
ソラ「分かりました!!」
たくっち「ブラックボール!!」
たくっちスノーの頭部分を強い人に投げてもらって鉄球のようにぶつける、たくっちスノーの必殺技である。
テネ「うげええっ!!」ガシャァン!
たくっちスノー「大丈夫かギラ!」
テネ「てめぇ!」
【BAN!】
ジェラミー「させない」
テネ「願いあれ!」ブチッ
ラクレス「スターアベネス………!!」
テネ「ラクレス……逆らうとは思っていたよ」
テネ「誰がお前の弟のようなアレを作ってやったと思ってる!!」
ラクレス「………生まれたからこそ、私の願いだからこそ!私自身がその夢を守り通す責任がある!!」
ラクレス「…………この剣に宿るは8000年にも渡る長い歴史、ハスティー家はダグデドに服従し、そして反逆の時まで耐え、たとえ憎まれようと、民を裏切ることになろうとも、世界を守る為に耐え忍んできた!」
ラクレス「全ては世界を……そして時空を守るために!」
ラクレス「恐怖しろ!!そして慄け!一切の情け容赦無く、一木一草尽く!!」
ラクレス「シュゴッダム国王にして……たった一人の家族!ギラ・ハスティーの兄!!」
ラクレス「貴様を討ち滅ぼす者の名は、ラクレス・ハスティー!!」
ギラ「ら………ラクレス王………」
テネ「生意気ツラすんな!!お前の代はクワガタに認めてもらえなかっただろ!!」
テネ「だったら……」
テネ「先に邪魔なお前をスフィアに送るまでもなく、DNAの一欠片も残さず消滅させてやる!」
テネ「スター進化!!アポロンアベネス!!」
テネ「太陽の熱で消え失せろ!」
ラクレス「くっ………!!」
たくっちスノー「ソラ!ましろ!お前らの力をエネルギーにして借りていいか!?」
ソラ「そんな事も出来るんですか!?」
たくっちスノー「出来るか分からないから今提案してんだよ!」
ましろ「お願いします!」
たくっちスノー「秘技!!ヒーローガール・シアンシールド!!」
テネ「合体すればオレに勝てると思ったかマヌケがっ!!願いあれ!!」
パリン!
たくっちスノー「うっ……!!」
🌞!!!
ボボボン!!
テネ「やっぱ事情変えた、お前の目の前でギラが太陽で焼かれた方が絶望するよな」
テネ「よいしょ!!」
ラクレス「あっ……」
たくっちスノー「今だ!!!パッチワーク・ブレイブキャラバン!!」
たくっちスノー「キーオブパンドラ!上手く合わせてくれ!」
「了解でち!!」
ボッ!!
テネ「…………なっ、今の感じ!当たったはずだが当たってない!」
テネ「どこ行きやがった!!」
たくっちスノー「俺たちは上だ!!」
テネ「はあ!?瞬間移動したとしてオレが無効化出来ないわけ」
たくっちスノー「正確には瞬間移動じゃねえ、コンタクトだ!」
たくっちスノー「マガフォンで事前にアイツに電話して、俺がキーオブパンドラを作って、座標ワープの力で場所を交換したんだ!」
テネ「じゃあそこに居るのは!!」
たくっちスノー「頭が高い!!!」
たくっちスノー「時空の全てを統一して、一切の差別なく平等に愛される権利を持つハグレ王国の王!」
たくっちスノー「ってのはちょっと言い過ぎか、まあいい!俺のルーツとも言える存在!」
デーリッチ「来ちゃったでち」
テネ「てめぇはたくっちスノーの生意気な腰巾着!!」
たくっちスノー「逆だ、俺がこの子の腰巾着なんだよ!」
ギラ「お……王様!?あんな小さい子供が!?」
ラクレス「………どうやってかわした?」
デーリッチ「かわしてないでち、たくっちスノーのやり方をちょっと参考にして………」
テネ「耐えたって言うのか!?回復魔法だけで、そんなピンピンしてるみたいに!?」
テネ「そんな事有り得ねえだろ!!」
デーリッチ「そりゃまー、デーリッチだって普段ならこんなヤバいことやりたくないでち」
デーリッチ「でもまあ王同士の約束ってものかな」
デーリッチ「ラクレス王にギラ君をなぜ守りたいのかって聞いた、民だからと言った」
デーリッチ「それで良かった」
デーリッチ「王様はそれでいい………少なくともデーリッチは」
テネ「願いあ……!!」
デーリッチ「たくっちスノー!キーオブパンドラをこっちに貸すでち!」
たくっちスノー「あいよ!」
デーリッチ「願いの力はあくまで範囲攻撃!ワープ移動すれば全然怖くない!」
テネ(ちっ……仕方ねえ、もっと大きなササゲールを行ってド級のスター進化をするしか……)
テネ「………そうだ!そこの青い女!」
テネ「お前、スーパーヒーローになりたいんだったな?オレの願いの力を持ってすれば、オレには勝てずとも無敗の戦士になる!」
テネ「願いあれ!!」
たくっちスノー「…………」
テネ「馬鹿な!?発動しないだと!?」
テネ「ネガイモノは少しでも叶えたいという意思があれば誕生するはずだ!!」
ソラ「………なんとなく分かりました、貴方の弱点が!」
ソラ「私は……私の願いは軽はずみな力には頼らない!一生懸命諦めずに頑張って時間をかけて叶えるからこそ素晴らしいと思っています!」
ましろ「そっか……簡単に願いを叶えるという力より、それに頼らないで自分で解決するって気持ちが強いなら無効になるんだね!」
ジェラミー「願いを叶える生物の1番の弱点は、願いを叶えられないと何も出来ない……なるほどねぇ」
テネ「バカが!?そんな事例見たことねえよ!どんだけ意志が強いんだよ!!」
ソラ「人の夢を弄んで、心を傷付けるような真似をする貴方を私は許さない!」
テネ「許さないからなんだ!?逃走中のルールもお前達の力も常識も!オレの願いの力には到底及ばない!」
テネ「生意気言うごとに関係ない逃走者を消すことだって出来るんだ!」
たくっちスノー「もう黙ってろ!今だから言えるが………」
たくっちスノー「お前だって俺のライバルには相応しいと思えないんだよ!」
たくっちスノー「ハンター!」
たくっちスノー「俺たちは盛り上げるからさりげなく油断してる逃走者捕まえておいてくれ!」
ましろ「こういう時でも仕事は欠かさないんだ!」
たくっちスノー「なんでもいいだろ!」
ラクレス「過去の私の軽はずみな罪に決着をつける時が来た!」
テネ「………言ったろ、オレはどんな願いでも叶えられる!」
テネ「戦わないって選択肢も取れる!!」
テネ「願いあれ!」シュンッ!
たくっちスノー「あっ逃げるなお前!」
デーリッチ「たくっちスノーはこれからどうするでち?」
たくっちスノー「そりゃ逃走中はハンターに任せておけば大丈夫だし、スターアベネスは厄介だからな!」
ギラ「僕は………」
ラクレス「ギラ……私は」
ギラ「今でも信じられない、僕が人間じゃないことも、兄が……王様なことも」
ギラ「でも……良かった」
ギラ「僕の国の王様が、こんな人で良かった……」
ラクレス「………」
ラクレス「ギラ、この剣を預かってくれ」
ギラ「それはアーリーソルジャーの剣……でも」
ラクレス「私はシュゴ仮面ではなく、王として止めなくてはならない」
ラクレス「この王の剣も、使えるようにならなくてはならないんだ」
ソラ「でもあの人がどこに行ったのか検討は付いてますか?」
たくっちスノー「そればかりは……」
月村【たくっちスノー、役に立つかは分かりませんがスフィアで戦闘に巻き込まれた逃走者から話を聞けました】
月村【大きな変身をする際、召喚魔法で未知の怪物を取り込んでエネルギーに変えていたと………ハンゾウさんがデータを調べた結果『ディスペクター』と呼ばれる、マガイモノに似た謎の複合生命体だそうです】
たくっちスノー「ディスペクター……?取り込む?どっちも見たことないな」
たくっちスノー「アイツがエネルギーを得るってのも見たことないし、分かれた影響か?」
ましろ「分かれた?」
たくっちスノー「ああ、実はスターアベネスは『2人いる』んだ、というよりは1つの体にふたつの人間があるみたいな感じ?二重人格とは違うんだけど」
たくっちスノー「あいつはテネで、もう1人はベル」
たくっちスノー「あいつ1回失敗したらしくて、願いの力はあまり使いたがらなくてな、最低限に留めてる上に最近は作った人から科学を学んでるらしい」
たくっちスノー「…………多分、ラクレスの願いを叶えたのもベルだろ、泣いてる子供が居たら手を伸ばしたくなるのがあいつだ」
ギラ「じゃあその人になんとかしてもらうのは?」
たくっちスノー「ダメだ、テネはベルを下に見てる、お馬鹿っ子ほど可愛いとは言うが、自分の品位のために傷が付かないという意味でも大事にしてんだろ」
たくっちスノー「だから戦いには巻き込まない、けど……不安だ」
たくっちスノー「あいつがベルを連れてこないなんて……エネルギーを得るのも気になる」
ジェラミー「………そもそも、願いを叶える力なんてのは何を元にしていたのか?」
たくっちスノー「限界があるとして、じゃああいつはそもそもなんで願いを叶えられるようになったか……」
たくっちスノー「ああもうこういう考察は後だ!テネを探すぞ」
プルルルル!!
たくっちスノー「あ、電話?こんな時に…………」
たくっちスノー「あっ!!!トジテンドのこと忘れてた!!!」
…………
テネ「ぜぇ、ぜぇ、願いを無駄なことに使いすぎた………」
テネ「オレがたくっちスノーのライバルに相応しくないだと?あの野郎……それより今はササゲールを出来るようにしなくては」
テネ「もっと強い奴と戦った方が、良い奴を呼べそうだな」
ゲゲ【無様だなァネガイモノの王】
テネ「あの声!どこだ!オレをコケにしやがって!」
ゲゲ【完璧?なんでも叶えられる?たくっちスノー以上に借り物で何も無いお前が?】
テネ「何が言いたい」
ゲゲ【面白いことを教えてやる、俺は過去にRTPに関わっていたある研究員のオウムのオモチャを元に、ボッコワウスのワガママにカーレッジが応えて作られた】
テネ「お前はたくっちスノーの兄貴だって言うのか!?」
ゲゲ【違うな!同じカーレッジに作られたとしてもちゃんと正規品として生まれた俺とあんな失敗作共とは全然違う!】
ゲゲ【お前や時空の力を利用すれば、あゆなクズ共も倒せると思ったんだが……しょせん、メイドウィンもどきか】
テネ「何が言いてえんだてめぇはよ!」
ゲゲ【ボッコワウスはカーレッジについて研究させていたが、どうやってお前が生まれたのかも知った、なかなか面白かったなあ?】
ゲゲ【まさかドクター・ジルトーの所でも退場した存在を復活させる実験をしていたとは!】
テネ「は?………は!?」
ゲゲ【1つの世界にメイドウィンが2人なれない事は知っているか?】
ゲゲ【だからワルドも一度に2人以上能力を発動できない、力を使うならトジルギアにしてメイドウィンごと閉じ込めてボッコワウスに取り込むのが精一杯だ】
テネ「それがなんだ……オレには関係ねえ!」
ゲゲ【関係ある、2人となった時メイドウィンはどうやって退場するか、それは前任者が少しづつバラバラに粒子化して、半日も経てば世界のエネルギーに変換される!】
ゲゲ【だからそいつは自らの世界を操作して逆にエネルギー→人物に再変換、だが実験は失敗!全部まるごとドカン!】
ゲゲ【作りたかったヤツは左半分しか復元しなかった、そして世界はまるごと中に入っていい、埋め合わせるように右半分が生まれた!】
ゲゲ【ネガイモノの王の正体は………メイドウィンが管理する世界その物が人の形をしただけだ!つまりワルドと大差ない!】
テネ「な……な、んなわけ……それだったら、それだったらオレは!!」
テネ「オレは本来いらないヤツだったってことじゃねえか!ベルじゃなくて!オレが!!」
ゲゲ【その通りだ、そしてお前は願いの力を使えなくなってきている!】
ゲゲ【それは不老不死でいくらでもエネルギーがあるメイドウィンと違いお前には世界を維持する力に限界があるからだ!】
ゲゲ【お前はただその力を願いを叶える力と思い込んでいた過ぎないんだよ!】
テネ「黙れ!黙れ!黙れ!そんなの認めねえぞ!」
テネ「見ろ……オレの願いの力はまだ使えるんだ、使えるって願えばこの程度……!」
テネ「それが嘘だってこともすぐに分か………!!」
テネ「オレは………オレは!!」
最高傑作どころか失敗作でもない
ただの代替品?
……
虎杖「ん?なんだあの子」
テネ「あれだ………あれだ、あれだ!!」
テネ「願いあれ!あいつの中の力をササゲールで!!」
虎杖「うっ!!!?」
ドクン
『契…闊』
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