二次創作小説(新・総合)

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MM逃走中アルティメット∞ (完結!!!!!)
日時: 2024/03/10 21:32
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

ハンターは1人、ただし無敵。】

プレイヤーは200人、ただし無法。】

ーーー
ルイージの寄生ジョーカー
日時: 2013/11/27 17:06
名前: メイドウィン (ID: FX8aUA2f)
学校で書いたら気に入ってもらったのでここで書いてみようと思います。
応援よろしく
ーーー
あれから……10年。


メイドウィン史上最大規模のアルティメットなゲームが始まる。

逃走者もアルティメット
ハンター役もアルティメット
規模もアルティメット
報酬もアルティメット
そして……トラブルもアルティメット!?

これは逃走中をちゃんと遂行する為結成された特別スタッフ達の、どうにも上手くいくことのない苦難の物語である!
今回は大規模なアルティメット版を宣言!
しかし特別スタッフ達は始まる前から問題が山積みで……!?

逃走者には遂にお馴染みの有名作品や最新作品の他、マイナー作品から懐古作品までよりどりみどり!

・舞台
その場で作った大都会全て

・報酬
勝利時500億ジーカ
+MVP賞
+?

『注意』
・既存の逃走中アルティメットとはルールが異なります。
・独自設定も結構あります
・よく見る逃走中と違い、逃走中を『運営する側』の作品となっております
・1レスが多い分更新が遅めです

逃走者その1(1〜100) >>8
逃走者その2(101〜200) >>16
逃走者紹介 >>17-20
ルール  >>21

その1 逃走者ともだち200人できるかな編
その2 話も常識もバトルも効かない無法者共編

『重要なお知らせ』
以前、リバイスif編の際時系列を『ゼンカイif編完結後』としていましたが、
ワケあってこのゲームと同時進行ということにしておいてください。

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.33 )
日時: 2024/02/12 23:40
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

松山「あいつ5万かよ、シケてんな」


松山「それより、お前こんなペースであと200人近く捕まえていたらキリねーぞ」

たくっちスノー「知るか、俺もまだ力を実感できなくて満足いかないんだよ」

松山「お前が裏切り者ってバラしてやろーか?」

たくっちスノー「好きにしろ」



たくっちスノー「疲れたから寝るわ」


松山「お前、オンとオフ激しすぎるだろ」




松山「あと大地が言ってたことだが、俺もそう思ってる」

松山「ガキの癖に一丁前に責任取るってツラしてんじゃねーよ」

松山「いや、誰にも頼らず1人で解決しようとするところとかは逆にガキっぽいか」

松山「となると……俺たちHYENAも、アイツらが連れてきた逃走者も、何がなんでもたくっちスノーを任せるしかないようだな」


…………

たくっちスノー「あっやっべ!突然マイナスになった逃走者調べて来いって言われてたんだった」

たくっちスノー「でも片腕と膝から下再生するまで半日かかるしな……今日買ったゲーム並べるだけ並べて、寝よう」


たくっちスノー「……あれ、そういえばなんで俺、マガイモノなのに寝なくていいよな、まあ親父が前言ってたみたいに横になって朝を待つか」


たくっちスノーは横に……

…………

『はぁ!?ふざけんじゃねぇよお前!!それでもチートキャラかっ!!殺せっ!!あいつらを殺せーーーーッ!!』


『うるさいよ...出来損ない』

『...は?出来...損ない...?』

………

たくっちスノー「僕は出来損ないなんかじゃない!!!」


たくっちスノー「………」

たくっちスノー「横にならないと………」


………

「だからよ!!!【正義の悪役】ってのは『誰かを救うためならどこまで嫌われても構わない』ってのを言うんだよ!!」

「違う!!【正義の悪役】は『誰かを救うためなら何をしても構わない』という意味だ!!」

「母さんはそれでいいと思ってるのか!それが救いになるとは思わない!なんでそれで誰かが苦しまなくちゃならないんだ!」

「この世はノブレス・オブリージュ!力を持って生まれてきたものはそれ相応の苦しみを受けるそれが真理だ!」

「だからって……」


「はあ……君は出来はいい、たくっちスノーとしての再現力はある、だが全体的に分からないことも多い」

「いくらでも聞いてやる!そんなもんあるから言ってみろ!」


「たとえば……今で言う雪もそうか、ずっと疑問に思っていたが___」


「なぜ君はボクの事を母親と言う?」

「………え?そりゃ、アンタ、俺を作ったのはアンタだから」

「うん、君を作ったのはボクだ、マガイモノメイカーとマガイモノの関係……でもこれは親子じゃないだろう」

「ドーラとメシュレイアの関係を見ればわかるだろう、あれと同じだ、あれは親子じゃない……創造主と創造品、主人と部下でもあるな」

「マガイモノ全体で言ってもメイカーを親なんて言うのは、君と雪くらい……まあ君のことだから雪の影響を受けたのか」

「この時空でボクが家族と呼べるものはショコラただ1人だけだ、君は単なるボクが作った物に過ぎない」

「まあ……かと言って認識を変えろとは言わない、雪がどんな感情でカーレッジを父親と呼んだか…想像に難くないからね」

「でもこれがボクの答えだ」


「能力は優れている、間違いなくマガイモノとしてはボクの最高傑作だろう」


「だがキミは欠陥だらけだ」


…………


たくっちスノー「黙れよ!!!」

たくっちスノー「なんでそんな酷いこと言えるんだよ!!貴方にとって僕は作られた通りに動けていれば良かったのか!!?」


たくっちスノー「………はあ、はあ、はあ、なんで最近いつも……カーレッジと、母さんのあの時の………」

たくっちスノー「………母さんが、まだ死んでまもないから、か」


たくっちスノー「………酷いこと言ったな、実際そうだ、マガイモノが親子関係のような感情を向けてる例は俺と雪、そして雪が作った奴以外に見たことない」

たくっちスノー「母さんは研究者だし、心が欠如してる……あの人はおかしいことは言ってない、俺が認めたくなかっただけだ」


たくっちスノー「僕が意地を張って……」


たくっちスノー「…………」

たくっちスノー「親父、分かったよ」

たくっちスノー「横になって心に無をすれば楽になる、気遣って言ってくれたんだもんな」

たくっちスノー「何の取り柄も無いどうしようもねー奴だけど、それでも俺の父親だし、カーレッジと違って悪いことはしない……それだけでいい」


たくっちスノー「………黒影ってどんな凄いやつだったんだろうな」

…………


たくっちスノー『!?』

たくっちスノーは気が付くと、荒廃した見たことない世界に来ていた。

たくっちスノー『ど、どこだ……行ったことないぞ、この世界!』


デッドマン「…………」

たくっちスノー『怪物……ブラックアタック!!』

スカッ

たくっちスノーの攻撃は通らず、怪物もたくっちスノーをすり抜ける。


たくっちスノー『………そうか、俺は見えるだけで存在はしてないわけか、夢だからか?』


バン!バン!

たくっちスノー『戦闘の音?えーと夢なら意識を集中させて……この辺りか』

ビュン!


ゼロゼロ「うぐっ!」

たくっちスノー『仮面ライダーゼロゼロ……ってことはあそこに居るのは響か!』



カーレッジ「新しい時空が我らを救う」

たくっちスノー『カーレッジ!この野郎!なにか攻撃は出来ないのか!!』

ゼロゼロ「カーレッジ……へっ、生意気なツラしてるわね、誰かを思い出すわ」

ゼロゼロ「あんたなんかには負けない!絶対に諦めない!このまま……終わらせない!」

ゼロゼロ「この世界も時空も守る!」

ゼロゼロ「あっちゃんがくれたこの仮面ライダーの力で!!」

カーレッジ『………それはこの


たくっちスノー『うっ……なんだこれ、視界にノイズが……何も見えなくなって……』




ああああああああああああああああ!!!!!


たくっちスノー『!!なんだ、何だこの声!?くそっ、どこだ!!カーレッジ!!』


……


たくっちスノー『!あれは………』




【conclusion ONE】

たくっちスノー「白い………ゼロワン………?」


………

たくっちスノー「………」

時計を見る、時刻は6時半。
一般的な起床時間だ。

たくっちスノー「………今のやつはなんだ、この間見た沢山のカーレッジと……関係ある、のか?」


たくっちスノー「………松山は知り合いをHYENAに誘ったって言ってたよな、或人が気がかりだ……あーでも調べ物!!」


たくっちスノー「………サテラサーチング!!」

たくっちスノー「………部屋の特定完了、あいつらも住宅エリアを使ってるんだな」

たくっちスノー「よし、まだ大体寝てるだろうし2時間ちょっと散歩してるか」


と、たくっちスノーが立ち上がると……通知が来ていた。


たくっちスノー「何!?もうトジテンドが現れた!?」

たくっちスノー「朝早くだぞ!?」


…………

たくっちスノー「あれ、意外と起きてる人がいる」

為朝「警報に起こされたんだよ!!」

リカルド「さすが侵略者は向こうの都合も考えませんよね」

たくっちスノー「うーんダメだ、まだ半数以上がまだ寝てるな」

……

シリトリワルド「くっ!朝早くなら確実に倒せると思っていたが…来たでシリトリ!」

為朝「こいつもワルドかよ!えーと……しりとり?」

リカルド「しりとりというと日本で有名なあの遊びですか」

シリトリワルド「ククク……だが問題は無い!俺は無敵!いかなる攻撃も通さな」

リカルド「ふっ!!」

シリトリワルド「げぼ!」

リカルド「通りました」

たくっちスノー「アレこいつ大したことないな?」

為朝「さっさとぶっ倒して今日は二度寝するぞ!キラメイチェンジ!」

『キラメこうぜ!』

キラメイイエロー「はっ!はっ!はっ!」

リカルド「朝早くから能力解放はカロリー使うからやりたくないんですよね」

シリトリワルド「ぐえーっ!ぎゃーっ!」

たくっちスノー「必殺!ブラックマガム!!あーよいしょ!!」

パチン!

シリトリワルド「ぬわーっ!」


バシュン!バシュン!

リカルド「援軍が来たようですね」

たくっちスノー「魔術反応!」

キラメイイエロー「あのマジレンジャーって奴らか!?」


達也「俺だ」

キラメイイエロー「誰?」

たくっちスノー「赤塚が跳ね飛ばしたって言う魔法科高校の……」

キラメイイエロー「だが戦力になるならなんでもいい、協力してくれ」

達也「あいつがこの騒動の原因か」

シリトリワルド「おのれさっきから次々とぐえーっ!」

たくっちスノー「うおっ凄い一撃」

達也「あれは俺じゃない……」


達也「深雪、力が入りすぎだ」

深雪「申し訳ございませんお兄様……アレがお兄様の貴重な休息時間を奪ったと思うと、今すぐにでも消滅させたいと思い…」

リカルド「綺麗な顔で綺麗な口調で殺意しかないこと言ってますね」

深雪「そこっ!」

シリトリワルド「うげぇっ!」

キラメイイエロー「………いや、ちょっと待て、こいつ効いてるふりをしてるんじゃないのか」

達也「気付いたか、俺もさっき魔法を飛ばした時に手応えを感じなかった……こんな事は俺の世界では無かったな」

深雪「お兄様の魔法が通用しないなんてことがあるはずが………」

達也「相手は別世界だ、そんな例外も有り得る」



シリトリワルド「あ、バレた?なら今度はこっちから行くシリトリ!」


シリトリワルド「今はドだから、ど、ど、ど……」

シリトリワルド「銅像!!」

たくっちスノー「え?あ!」

たくっちスノー達の上から銅像が落ちてくる……前に司波兄妹が破壊する。

キラメイイエロー「今のでこいつの能力は分かった!こいつしりとりが関わってやがる!」

シリトリワルド「その通り!俺はしりとりの加護に守られているしりとり!後ろの文字が一致する物じゃないと、俺に攻撃を通すことは出来ないシリトリ!」

深雪「しりとりって……たしか大昔に存在していたという遊び事と聞いたような」

達也「ああ、単語の文字が繋がるように並べていく知恵勝負だ」

リカルド「ああ、だからボクの攻撃が通ったんですね、しりとりのリでリカルド」

たくっちスノー「そこからどで銅像……」

キラメイイエロー「ってことは次は『う』で始まるものしか効かないって事かよ!?えーと、う、う!うで始まるものないか!?」

リカルド「ここに変身出来る人が居るので攻撃自体は可能ですね」

シリトリワルド「はい遅かったー!う、う、うずまき!!」


キラメイイエロー「ぐわあああああ」ぐるぐるぐる!!

リカルド「次はき、ですね」

たくっちスノー「気球じゃダメ?」

リカルド「気球でどうやって戦うって言うんですか」

たくっちスノー「………あ、これなら全員で行けるぞ!」

たくっちスノー「キャラクター!!」

達也「深雪!」

深雪「インフェルノ!!」

リカルド「能力解放!」

シリトリワルド「あべばー!!そんなのあり!?」

たくっちスノー「一旦体制を立て直すぞ!逃げろーー!!」


シリトリワルド「待てーお前ら!!た、た、大砲!!」


ドカーン!!

たくっちスノー「くっそこいつ厄介だぞ!!」



………


たくっちスノー『というわけでシリトリワルドはしりとりで繋がるものしか聞かないから気をつけてくれ!』

ジュラン「ちょ待てよ!いきなりそんなこと言われてもよ!」

ブルーン「ちなみに今はなんの単語ですか?」

たくっちスノー『大砲って言ってたから【う】だな』


………


充瑠「大丈夫?」

為朝「悪い、もうちょっとだけ寝かせてくれ………気持ち悪い………」

………



たくっちスノー「………そろそろ逃走者スタッフとして仕事しないとまずいな」


たくっちスノー「えーと………ちょっとリスト確認して、マイナスが多い順に検索と」

たくっちスノー「え!?」

トントントン

「はい……」

たくっちスノー「あ〜どうも、今回は逃走中特別スタッフとしてね」

たくっちスノー「月村さんが気になることがあるからって駆けつけたんですよ、話聞かせてもらってもいいです?君」

ロイド「あっ、どうも、こちらにどうぞ」


………

たくっちスノー「で、何があったの?ユージンから色々話は聞いたがお前散財するような性格でもなければ、やらかすような奴じゃないだろ」

たくっちスノー(月村さんにやるとマイナスになる条件はお金を使う、そしてサイレント時空犯罪判定……ゴミをポイ捨てしたり、マナー違反でもほんのちょっと減るようになってる)

たくっちスノー(とてもこの子がそんな事をするようには………)

たくっちスノー「間違いなく何かあっただろ」

ロイド「勝負機能、というものがあるらしく」

たくっちスノー「勝負……ちょっと確認してみる」


たくっちスノー「もしもし月村さん」

月村『あります、ちょっとしたPvP機能ですね、サッカーのPKやポーカーのような軽く済むものであればベルトの金額増減を賭けて戦えます』

月村『ただし今回のは妙ですね、せいぜい100万が限界で何億もかけられるようには………削減はAIや視聴者が判断している以上こちらから細かく調べることは出来ませんので、よろしく頼みます』

たくっちスノー「了解」

……

たくっちスノー「で、誰と、どんな勝負をした?HYENAが絡んでるか?」

ロイド「えーと……名前は聞いてませんでしたが、人でなかったです」

たくっちスノー「人外候補が結構いるな……競技は何?」

ロイド「僕は聞いたことがない競技なんですが、ダーツという……」

たくっちスノー「ダーツ……ああ、あのダーツね、矢を投げて得点を競うやつ、ルールはカウントアップか?」

ロイド「はい、僕はそれに負けて……」

たくっちスノー「でも20億はおかしいだろ億は、普通に考えて……」

たくっちスノー「………いや、待てよ」

たくっちスノー「賭けとは別のところでマイナスを付けられた可能性が……?」

ロイド「あ、そういえばなんですけど……勝負をする時に請求書というものを書くんですか?」

たくっちスノー「請求書?そんなもの書いたのか?」

ロイド「はい、これを……」


たくっちスノー「………!!」


たくっちスノー「ブラック洗顔!!」

たくっちスノーが成分をかけると……契約書は消滅した。

ロイド「えっ、えっ消えた!?」

たくっちスノー「やられたな君……20億なんてマイナスになったのはこの紙のせいか!こいつ呪いがかけられてやがる!」

たくっちスノー「ダーツ勝負の賭けは罠!何としてもロイドにこの呪つき請求書を受け取らせたかったんだな、何も知らない別世界人を騙して………」


たくっちスノー「となるとダーツもちゃんとした戦いだったのか怪しいぞ、イカサマをしていたかもしれない……そのダーツ、投げたやつは絶対に同じところに刺さったりしてなかったか?」

ロイド「でも真ん中には刺さらなかったですよ、ダーツは真ん中が1番いいって……」

たくっちスノー「確かにダーツは真ん中に刺されば50点!3回命中で150点だがその周りにトリプルという3倍になるエリアがある!20点のところにトリプルを3つ入れれば60点が3つで180点……よっぽど上だよ!」



ロイド「じゃあ僕、騙されたんですね……別世界の色んなことを知りたくて、色んな人とと話がしたかったのに」

たくっちスノー「心配するな、こんなもの無効に出来るから月村さんに報告しておくよ」

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.34 )
日時: 2024/02/14 19:40
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

御剣「実際イカサマって出来るの?いつ見られるかも分かんないのに」

TSS「というか普通に全員、全部のエリア見れるようにカメラとか設置しとけですぞ」

クローン「お前、FNAFで全部の部屋と動向確認出来たら面白くないだろ」

御剣「そういうものかなー」

グリリバ「あっ、でもこれちょっとまずそうですよ」

………

Sonic.exe「フッ、俺の勝ちだ」

無宇「う、嘘だろ……」

麻矢「だーから俺はやめとけと言ったんだぞ」

Sonic.exe「俺は600点以上だから60万円だ」

無宇「ぐわあああああ!」

Sonic.exe「フッ……ダーツか、悪くないな」


「exeさん!!」バーン!!

Sonic.exe「ん?」

ソラ「………」

Sonic.exe「ああソラか、お前もダーツで遊んでいかないか、お前なら特別に賭け金ゼロで勝負しても……」


ソラ「本当に………貴方だったんですね……間違いだと思いたかったのに………」

Sonic.exe「 what?」

ソラ「この辺りで違法なダーツ勝負を持ちかけてお金を奪う人外の人が居るとついさっき!」

Sonic.exe「えっえっえっ」

無宇「被害者でーす」

麻矢「凄いこいつ、蹴落とせると思ったらすず潰そうとする」

Sonic.exe「………話だけ聞かせろ」


………

Sonic.exe「そうか、そういうことか」

Sonic.exe「言っておく、俺はイカサマはしていない、ダーツも逃走中アルティメットで始めたばかりだ、負けたこともある」

Sonic.exe「20のトリプルって普通狙えないぞ、あと契約書は本当に知らん」

Sonic.exe「そして俺が賭けダーツをしていたと聞いたのか」

ソラ「ヒーローに憧れる貴方が、何故そのようなことを!」


Sonic.exe「フッ………ソラ・ハレワタール、時空ヒーロー(予定)たる俺が勝負とはいえ金を巻き上げてる姿が嫌か?」

ソラ「ヒーローは人を喜ばせて稼ぐものだと、時空で色んな人から聞きました!なのに」

Sonic.exe「でも俺だって金がないんだよ!!!」

ソラ「!」

Sonic.exe「あの時……時空最速となり調子に乗っていた俺はエグゼ杯を開催……だが俺は甘くみていた、この手の大規模企画がバカみたいに予算を食うことを考えてなかった!!」


Sonic.exe「全てが終わった頃には金庫はもぬけの殻!雪のボディーガード代からチリドック屋台の売上までの数年分が何もかも消失した上にほんの少しだが借金まで付いた!」

Sonic.exe「海の家も最近来てなかったから雇用外されてチリドック屋台は広げすぎて俺の出る余地がない!新しくバイトからやろうにもこの顔のせいで全く受からない!!」


Sonic.exe「いいか……ヒーローをやるのは個人の勝手だ、結局のところ金が無ければ生活が出来ない、生活が出来ない奴にヒーローの資格は無いんだ……!」

Sonic.exe「働けるようになれソラ・ハレワタール!お前は俺と違って顔がいいから通用する………」

ソラ「は…はい……」


こうしてソラは社会とヒーローの厳しさを思い知った。



無宇「ヒーローごっこって楽じゃないんだな」

麻矢「俺らが言えた立場じゃないんだけどな」

……………


ジュラン「で、あのシリトリワルドを倒す方法だが……」

たくっちスノー「1番後の単語ってのが厄介だな………そう簡単に出てくるものじゃないし、攻撃にならなきゃ意味が無い」

ブルーン「事前に沢山準備をしておくのはどうですか?使えそうなものを……」

為朝「それだとキリがない、言葉に応じて物を取り出す手間がある」

達也「しりとりのルールは詳しくない、何回も同じものを使い回すことは出来ないか」

充瑠「その辺はローカルだからなぁ……物によっては同じ言葉はダメって時もあるよ」

為朝「……それだ!」

為朝「確かに同じ言葉は使っちゃいけないが、意味合いとして同じなら……」

ブルーン「ああ!『いす』と『チェア』みたいなものですか!」

たくっちスノー「それだったら『こしかけ』とか『ベンチ』とか『ソファー』とか……なるほど! 」

たくっちスノー「しりとりを誘導させて同じ武器を使い回すって訳か!」

為朝「俺がしりとりを誘導して充瑠の要素に引っかかるようにする、なんならコジツケでもいい」

ジュラン「じゃあ俺はブルーン、よろしこ」

ブルーン「分かりました!ここで覚えてきた知恵を皆様の役に立つように!」


達也「深雪、俺も今回は少しお前に頼ることになりそうだ」

深雪「そんな……お兄様が私を頼ってくれる、こんな喜ばしい事はこれ以上ないです」


たくっちスノー「いいよなー、兄貴たちなんてあそこまでよく出来た奴じゃないぞ」

たくっちスノー「………まぁ、俺の兄貴ではないけどな 」


…………

Sonic.exe「ヒーローとしての鍛錬も大事だが、まず手に職を付けることに慣れろ」

ソラ「はい…」

ましろ(ソラちゃん……な、なんでそんな悲しそうな顔してるの!?)

ましろ(隣のexeさんも凄い哀愁漂う雰囲気だし!)

………

ライデン「なんじゃ、それで俺の所に来たわけかい」

ライデン「見ての通り俺は運び屋じゃ!しかもこの街でバカスカ注文するアホが多いせいで、全然休めへんねんボケが」


ライデン「ほら宅配の山がこんなに」

ソラ「こ、これ全部1人で!?」

ライデン「まあそれがライデンの仕事やし、このバイク世界ひとっ飛びできるから2秒で着くわ」

ましろ「大変ですね……誰がこんなに…」

Sonic.exe「この逃走エリア、スーパーやデパート、商店街があるとはいえ通販やネット注文の需要も半端ないからな」

TSS【まあ通販は買いたくなるようにサブリミナル仕込んでますからな】

グリリバ【犯罪】

ソラ「分かりました!ヒーローとして私も手伝わせてください!」

ライデン「マジ?頼むわー」



………

ライデン「後輩からヒーロー扱いされてチヤホヤされるなんて今まで無かったけど」

ライデン「結構すがすがしい気持ちじゃあ!」

ライデン「ってマイナスになっとるやんけボケ!!」

サンレッド「そりゃお前、仕事全部あの小娘に押し付けたんだから当たり前だろ」

………

ましろ「ソラちゃん持ちすぎだよ……」

ソラ「問題ありません!スカイランド真拳の鍛錬の時に比べれば軽い方です!」

Sonic.exe(あいつ絶対給料とか払わなさそうな顔してたな………)

………


ジュラン「あいつか!シリトリワルドってのは」

シリトリワルド「げげっ!ゼンカイジャー!」

充瑠「タメくん、作戦通りよろしく!キラメイチェンジ!」

ジュラン「チェンジ全開!」

『ゼンカイジュラン!』

『キラメこうぜ!』


シリトリワルド「ふっふっふ、何度来ようがしりとりの加護は簡単には敗れまい!しりとり再開!大砲のう!」

キラメイレッド「行くよみんな!」

シリトリワルド「う、う、う………悩むがここは、牛だ!怒涛の牛の群れに潰れてしまえ!」

キラメイイエロー「し、し……sister!」

達也「深雪!」

深雪「インフェルノ!」

シリトリワルド「ぐえーっ!」

ブルーン「た、た……たつ!」

ジュラン「恐竜だって龍だぜ!」

シリトリワルド「いやそれはずるいシリトリ!!」

達也「つ……ツンドラ、あの魔法を使え、深雪」

深雪「インフェルノ!!」

シリトリワルド「こじつけにも程があるしりとり!」

キラメイイエロー「ら……ら、落石!!」

キラメイレッド「キラメイバスター!」

ガラガラガラ!

シリトリワルド「ぎょえーっ!こ、こいつらしりとり慣れしてやがるしりとり!」

シリトリワルド「援軍を呼ばなければ!き、キス!す……」

シリトリワルド「ステイシー!!」

ポン!!

ステイシー「なんだこれは……」

シリトリワルド「ステイシー!俺を守れシリトリ!」

ステイシー「仕方ない……暗黒チェンジ!」

『ステイシーザー!』

ステイシーザー「今の僕には闇の力もある!覚悟しろ!」

ブルーン「し、シールド!!」

キラメイレッド「キラメイシールド!!」


カン!カン!カン!

ステイシー「ちっ……」

ガルザ【ステイシー!準備が出来た、アレをやるぞ】

ステイシー「よし」

シリトリワルド「あ、ちょっと、どこに行くシリトリ!!」

為朝「ってまた『ど』かよ!ど……」

ブルーン「私に任せてください!轟轟戦隊ボウケンジャーのギアを使います!」

キラメイレッド「分かったアレだね!………宝路さん!ちょっと借ります!」

『30バーン!ボウケンジャー!』

キラメイレッド「お願い、シャイニーブレイカー!」

『シャイニーブレイカー!』

ブルーン「ドリルです!」

ボウケンジャーのセンタイギアで現れたゴーゴードリルと時空の渦から現れたシャイニーブレイカーがシリトリワルドを吹き飛ばす!


為朝「一気にトドメだ!行くぞ!るはルビー!お前の色だ!」


キラメイレッド「よし!キラメイバスター!」

『キラッキラメイチャージ!』

『チェックメイジ!』

シリトリワルド「おぎゃあ!まずい!び、び、びはまさか!」

ブルーン「そのまさか、びは、ビームです!!」

ゼンカイジュラン「こいつでトドメだ!」

『ダイゼンカイ!』

ゼンカイジュラン「ゼンカイフィニッシュバスター!」

達也「援護する」

シリトリワルド「ビームのむ、これは無理だーーー!!」

ボカーン!!


ジュラン「こいつで2体目だ!」

為朝「けどこのまま何回も来たらキリがないな……ガルザまでいるんだ」

達也「外部に連絡は?」

為朝「ダメだ、シャイニーブレイカーみたいに道具は出せるみたいだが他の皆を呼ぶことは出来なかった、魔進がギリいけるぐらいか」

為朝「だがガルザがいるのはどういうことだ………?あのトジテンドって奴らも来るし」

松山「そりゃ時空がそういう仕様にしてんだよ、味方は多すぎても不便なだけだが、敵はいくらいてもいいからな」

松山(時空………思ったより規模がデカくなったな、マジで誰もコントロールが効かねぇ)



たくっちスノー(まだまだトジテンドが来るってことを考えると、あのキラメイジャー達や戦えるやつはなるべく確保させたくねぇなあ………)

たくっちスノー「あっそうだ、トジルギアは壊せるうちに壊しとこ」バン

たくっちスノー「少なくともこれでダイワルドは防げるが……」



「これで終わったと思ったら大間違いだ!」

ブァーン!

と、空から黒い機関車のような乗り物が走る!


たくっちスノー「ちょっと前に俺を轢き殺しかけた乗り物!」


……

充瑠「あれはジョーキー!やっぱりガルザが………」


ガルザ『やはりここに居たかキラメイジャー……そしてお前らがゼンカイジャーか!』

ガルザ『ちょうどいい、まとめて消し去ってやる!ステイシー!』

ステイシー「ああ、僕の戦隊の力とお前のジャメンタルを元に………こいつを作り出した!」

『邪バーン!ジュウレンジャー!』

ステイシーはトジンガーから黒いジュランティラノを呼び出す!


ブルーン「黒いジュランが現れました!?」

ガルザ「ステイシー!合体だ!」

ステイシー「ああ!」


『邪バーン!ゼンカーーーーイ!!!』

ガルザ「ヨドン!ゼンカイ合体!これが俺のスモッグジョーキーの新たな力!」


ガルザ「名付けるならヨドンゼンカイオーだ!!」

『ヤミー!ヤミー!』


ジュラン「おいおいおい、あんなのアリかよ!」

ブルーン「ゼンカイオーにあんな形があるとは!?」

たくっちスノー「嘘だろ!?仕方ねえ無限将軍になって時間稼ぎを!」


充瑠「2つの戦隊の二つの力………!!」


充瑠「ひらめキーング!!」

充瑠「ジュラン!俺達もアレをやろう!!」

ジュラン「ちょっマジで言ってる!?」

充瑠「これをこうしてこうやれば……完成!」

充瑠「ファイヤ来て!新しい合体だ!」

ファイヤ『よっしゃあ!任せとけ充瑠!テンションメラメラMAXだぜ!』

ジュラン「じゃあ先輩よろしこ!」


充瑠「キラメイチェンジ!」
『キラめこうぜ!』


キラメイレッド「魔進プラス全開合体!」

ファイヤ「おお!半分こずつか!」

ジュラン「本家本元!気合い入れてくぜ!」

キラメイレッド「完成!名付けてファイヤーゼンカイオーだ!」


ドシン!

ガルザ「キラメイレッドォ……どこまでも俺の邪魔をする気か!」

キラメイレッド「この街をお前の好きにはさせない、ガルザ!!」

ステイシー「もう一度封印されろ!」


半分ゼンカイ絡み同士のロボットがぶつかり合う!!


たくっちスノー「………よ、よし!ここはアイツらに任せておくか、俺は」


_____『conclusion One』

たくっちスノー「!!」



たくっちスノー「この嫌な感じは………!!」



………


ソラ「あ、住所によるとここみたいです」

Sonic.exe「ん、ここはスーパー?仕入れだったのか」

鳳「あれ、今回はライデンじゃないのか」

ソラ「はい、手伝いです!」

ましろ「これ全部売り物なんですか……」

鳳「ああ!これだけの量でも1日もあればだいたい完売しちゃうからね、『元・超高校級の商人』で鳳マートの後継者としてはこれくらいやらないと」

鳳「ルール上かなりの日数この街で過ごすんだ、なんでも揃えておいた方が後々有利になる」

鳳「負けても常連やお得意先も増えると思うと軽い軽い」

Sonic.exe「」

ましろ「人として負けた感をソラちゃんの前で見せないでください」


「逃走者見つけた」

ブンッ!!

ソラ「危ない!!」

鳳「うわっ!ハイエナか!?」

ましろ「一応私のすぐそばで落ち込んでる人もそうだけどね」


「おや、こんな所で知り合いに会うとは思いませんでした、奇遇ですね鳳さん」

鳳「は!?お、お、お前!?なんでこんなところに………」

鳳「音ノ小路奏!!」


奏「はーい♪」


ソラ「この人は一体…?」

鳳「殺人鬼だ……こいつ、子供の頃から多くの人を殺してて、僕は捕まったって聞いたぞ!」

奏「人聞きの悪いことを言わないでくださいよ、私はただお姉ちゃんを自分好みな姿にするための過程として……」


或人「止めろ!!俺の最高傑作!」

話してる途中だが、或人が鉄で出来たバッタの群れを奏の周囲にまとわせる

或人「響が居ない時のために作っておいた人を必要としない仮面ライダー!メタルクラスタホッパーだ!」

奏「うぐぅ」

或人「すみません、俺今この人を抑えるように頼まれてて」

鳳「いやそもそもなんでこいつが………」

或人「奏さんはちょっと松山と何かと縁がらしくて連れてきたらしいんですよ……」

鳳「どうかしてるだろそいつ………」

奏「本当にどうかしてるんですよ、お姉ちゃんも出ると思って参加したのに姿を見てなくて」

或人「えっ………響は来てないよ?」

奏【あ”?お前がいるのに来てないわけないだろ?】

或人「いや本当だって………友達が新しいところに引っ越したから祝いに行くって」

鳳「えっマジ?僕もそれ行っとけば良かった」

奏「は〜〜〜?何お前お姉ちゃん連れてきてないんだ〜〜?私からお姉ちゃん奪っておいてどういう態度じゃお前〜〜?」

奏「しかも貴方最近お姉ちゃんと同棲してるそうじゃないですか、なんなんですかそこまで私が嫌いですか?ブチ殺しますよ?」

ソラ「よく分かりませんがお姉さんがどんな人と付き合うかはその人の勝手だと思います!」

奏「あ”?なんだお前?お姉ちゃんは調教解いた責任取って或人さんと結婚する以外許さないんだが?」

鳳「アカンこいつクッソ拗らせた或×響過激派だ」

ましろ「めんどくさいよこの人!!」

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.35 )
日時: 2024/02/14 20:34
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

こんばんは、月詠です


永久「番外編でタルト食ってる都合上、体の主導権握ってる永久だ」(とある旅を更新したから)

『月詠』『携帯の読み上げ機能からこんばんは、マガイモノの『月詠』です』

永久「しりとりとかめんどうなの来たな」

『月詠』『確かに。しりとりでわりと無敵って聞くと、「xxxHOLiC」思い出す……しりとりで結界作り…』

永久「シリトリワルドの前にも色々あるが、 exe…お前…」

『月詠』『メイドウィンワールドで或人と響が結婚したらご祝儀渡しに行くわ』


雑な感想ですみません、以上で失礼しました
それから、あの、こちらで書いているメイドウィン外伝で書きたいけどどうしてもメイドウィン用語関連で気になることあるので、DMしても大丈夫でしょうか…?

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.36 )
日時: 2024/02/14 21:00
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

月詠さん

たくっちスノー「どう?うちバレンタインネタいけそう?」

月村「もう間に合いません、でも次はそれっぽいワルド出しましょう、間に合いませんけどま」

御剣「どうにか6000〜7000まで書ききって投稿したら近いタイミングでビックリしたよ」

たくっちスノー「あー興味あるけどxxxHOLiCまだ見れてないんだよな、アルティメット完結したら見るか」


たくっちスノー「ちなみにめんどくさいワルドは他にも沢山出るよ!」

黒影もどき「ぶっちぎりでめんどくさいのは?」

たくっちスノー「原作に出てきたマヒルワルド」


………
たくっちスノー「………DMはどうぞ、ちょっと怖いけど」

黒影もどき「なんかあったらwiki書き足しておかないとね……」

コメント感謝だよ!

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.37 )
日時: 2024/02/16 08:03
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

奏「あー、なんだか苛立ってきましたね」

奏「元よりお姉ちゃんに関係ないものまで殺す気はありませんけど、こんなに居るならまとめて始末させてもらいますね」

或人「………やりすぎないように止めさせてもらうよ!」

奏「やれるものならやってみてください、もう二度と私は負ける気ありませんので」

奏「私も時空監獄でこんなの覚えてきたんですよ♡」

【アークドライバー】

アークワン!

 
奏「変身♡」


シンギュライズ!

破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…!


コンクルージョン・ワン…


或人「ぜ……ゼロワン……!?でも、白い……」

アークワン「じゃあ、簡単に壊れないでくださいね」


ドン!
【悪意】【盲愛】【支配】【束縛】【恐怖】【劣等】【狂気】【殺人】【不信】【絶望】


アークワン「えーい☆」

【パーフェクトコンクルージョン】

アークワンはエネルギーを放出させ、周囲一帯を木っ端微塵に消し飛ばす!!



鳳「あああああああ僕の鳳マート2号ォォォォ!!!!」

或人「ぐわあああああーーーー!!」


たくっちスノー「あ、アルトダイーン!!間に合っ……いや間に合ってねえわこれ!!」


たくっちスノー(奏があの夢で見た白いゼロワン………響の後に出てきたってことは、絶対後々ろくでもないことするだろこいつ!)

たくっちスノー「というか、現在進行形でやばいだろうが!!逃走者は!?」


…………


「スカイミラージュ!トーンコネクト!!」

「ひろがるチェンジ!」


アークワン「ええ?」

たくっちスノー「あっ!そうだった!」

Sonic.exe「ソラ……やるんだな、今ここで!」


ソラ「きらめきホップ!」



アークワン「……………」



ソラ「さわやかステップ!!」




アークワン「長いんだよ!!!変身くらいさっさとやってくれませんか!!?」


たくっちスノー「言うなよそれを!!あの系統はそれが売りなんだから!!」

ソラ「あっすみません、では省略して!」





キュアスカイ「無限に広がる青い空!キュアスカイ!!」

ましろ「えーと……」

アークワン「もう1分も待ちたくないから全カット!!」

ましろ「ひどい!」


……

キュアプリズム「ふわり広がる優しい光!キュアプリズム!」


たくっちスノー「すっげー、あいつ以外のプリキュアだ」

キュアスカイ「そこの人、店員さんを頼みます!」

Sonic.exe「ちょっと待て!俺は……」

キュアプリズム「exeさんはハイエナだからダメです!」

Sonic.exe「うぐうっ………」

たくっちスノー(俺も裏切り者なんだけどなぁ………)「仕方ない掴まれよ!」

鳳「明日から店どうしよう……ああー!!200万のマイナスやー!」

たくっちスノー「200万くらいでガタガタ言うな!俺なんて5億だぞ!!」

鳳「………そういえばマイナス額が多すぎるとやばいんだっけ?どうなるの?」

たくっちスノー「いずれ分かるよ………さて、この辺りでいいか」

鳳「どこ行くん?」


たくっちスノー「ちょっと仕事」


たくっちスノー(白いゼロワンはプリキュア2人がかりにexe、或人もいる……それでも不安だ)


たくっちスノー(ゼロゼロ、カーレッジ、見えなくなったノイズ、そしてアイツ……何かある、何か!)


………


アークワン「スゥー………」


アークワン「悪意パンチ!!」

キュアスカイ「ヒーローガールスカイパンチ!!」

或人「すごい肉弾戦!!」

キュアプリズム「…………」

或人「え、えーとその貯めてるエネルギーは?」

キュアプリズム「ええと……一応貴方は敵側なので……ごめんなさい」

キュアプリズム「牽制プリズムショット!」


或人「ぎょえーっ!!このエネルギー!しょーっとばかり過激だねぇ!!」


或人「はいっ!!アルトじゃ〜ないとっ!!!」


キュアスカイ「」

キュアプリズム「」

アークワン「」



【悪意】

アークワン「プチパーフェクトコンクルージョン」

或人「ひどーい!!」✨


たくっちスノー「大丈夫そうだけど大丈夫じゃなかった!!」


アークワン「………はあ、黙ってそばに居たかと思えばチピチピチャパチャパ……」

ましろ(時空監獄にも浸透してるんだあの歌……)


奏「なんかめんどくさくなっちゃった、お姉ちゃんも居ないしなー」



奏「もう満足したからいいや」



たくっちスノー「………な、なんなんだあの人、取り繕うことをやめたらあんな感じなのか?」

キュアスカイ「………」

キュアスカイ「プリズム!ここは壊れたスーパーを元に戻しましょう!」

プリズム「そうだね!」


たくっちスノー「…………」

たくっちスノー(俺の考えすぎだったのかな………)


たくっちスノー「よし、行くか」


…………

ソラ「見てくださいましろさん!結構マイナスが無くなりました!」

ソラ「やっぱりこれは良いことをするとマイナスが消えていくようになっているみたいです!」

モーリス「!」

モーリス「すまない、私にもそれを見せてもらっていいかな」

ソラ「はい、どうぞ」

モーリス「…………君はこれまで何をした?」

ソラ「色んな人助けです!運搬の手伝いや、壊れたものを払ったり……これもヒーローの務めです」

モーリス「フッ、ヒーローか………ありがとう、これで1つ確信が持てた」

ましろ「どういうことですか?」

モーリス「私はこの逃走中が始まってからずっと気になっていることがあってね………それを考えていた」


モーリス「そして、君のそのベルトの数値を見て……」



モーリス「ゲームマスターが言っていた、『このゲームは罪から逃げる逃走中』と、その意味が分かったかもしれない」

ソラ「本当ですか!?それは一体……」

モーリス「ヒーローである君に頼みがある、なるべく多くの人間を集めて欲しい……これはプレイヤー全員にとっての問題になるだろうからね」

ソラ「おまかせください!これが終わったらすぐやりますので」

モーリス「そういうことなら私も手伝おう」

…………




カイジ「ダーツをやってる奴って言うのは……お前か」


ほねクッパ「………ククク」

ほねクッパ「やはり来たか、新たなカモ……ワガハイに潰されにな」

カイジ「堂々とインチキやりましたって公表するのは大したものだ」

ほねクッパ「歴史を知らないのか、卑怯というのは勝者の場合……作戦と言うのだ!」

カイジ「契約書なんて付けて何も知らないカモを呪いで陥れることが作戦?大したものだ」

ほねクッパ「なんでもいい、どうせダーツを受けに来たのだろう、愚かにも」

ほねクッパ「天才的なワガハイの作戦で、貴様は負けるのに」

カイジ「負けはしない、引き分けまで喰い込んでやる」


カイジ「契約書も好きにすれば・・・だが、ただ一つだけ」

カイジ「契約書にこれを書き加えろ、引き分けの場合は必ず再戦する、どちらかが負けるまで続くデスマッチだ!」

ほねクッパ「いいだろう!」

………

カイジ「ルールはカウントアップで構わない」

ほねクッパ「先行は譲ってやる」


たくっちスノー「では遠慮なく」スコッ!!スコッ!!スコッ!!

カイジ「20のトリプルを3つ、180点・・・これが最大だが、まだ狙わない!!」

カイジ、ここは守りの150点!

ほねクッパ「そんな調子でワガハイに勝てるか?ワガハイにかかれば、一度に三本投げてトリプル20を取れる」

カイジ(・・・矢の軌道が不自然だ・・・投げてる動きは適当で透明な奴・・・あいつの世界ならテレサか何かに持たせて誘導させてるな)

カイジ(腹の中に入れて兵器や薬を密輸する奴が居ると聞いたことがある、あんなスカスカの骨ならイカサマの為のアレコレを仕込むことも可能だろう)


カイジ(でも、言わないっ・・・このままゲームを続行する、俺はイカサマを暴くために来たわけじゃないからな・・・)

カイジ「確認だがダーツは本来1ゲームで何回くらい投げるんだったか?」

ほねクッパ「3本1回で24本=8回だ、今更怖気付いたか?」

カイジ「いいや、それだけあれば充分だ」


カイジ(あんたは確かに頭いいかもな、誰かを蹴落とせる技術って意味では大したヒール役)

カイジ(でもな、この勝負以前に、こいつは逃走中なんだよ!!)

カイジ「2投目だ!!」

カイジ「ここで差をつけなきゃ勝てない!!」

スコッ!!

カイジ「あ、あ、ああっ・・・」

カイジ・・・!痛恨のミス・・・!
3点っ・・・カスみたいな位置っ・・・!!


ほねクッパ「ガッハッハ!威勢の割には惨めな特典だったな!だが容赦なく20のトリプルだ!」

・・・そうして、カイジ劣勢のまま第3ゲーム、第4ゲームも終了・・・!!
広がる得点差・・・絶望的展開・・・!


カイジ「あ、あ、あ……」ぐにゃあ……

カイジ「………」チラッ


ほねクッパ「ほう………貴様……」

ほねクッパ「勝負を逃げ出して……バックレようと考えているな」

カイジ「!!」

ほねクッパ「むだだ!PvPルールにはこうある!一度互いに承諾し、勝負が始まった場合、終わるまで離れることは出来ない!!」


ほねクッパ「ここから逃げる方法はただ1つ!このままダーツを続けてワガハイに負けることだ!」


カイジ「!!」


カイジ「・・・ふっ、へへっ、へへ・・」

カイジ「俺は逃げる為に外を見たんじゃない・・・そろそろじゃないかと思って確認したんだよ・・・」


カイジ「ゲーム再開だ・・・!俺からしっかり目を離すなよ・・・」


カイジ「5投目だっ!!」

ほねクッパ(目を離すな……?まさかここから逆転する気か?イカサマをするんだろう、絶対に見逃す訳には)



バン!!!

その瞬間、ほねクッパの耳に銃声が響き目が見えなくなる。


ほねクッパ「がっああああ!!目が!目が!」

カイジ「へっ・・・かかったな」


ほねクッパ「一体何をした!お前、いつそんな技を!」

カイジ「やったのは俺じゃねえ!俺はただ待っていたんだ!!」


カイジ「ハンターがこの近くに来ることをな!そいつはハンターが狙撃銃で撃ってきたんだ!!」

ほねクッパ「有り得るか!ハンターがそんな物持っていないだろ!!」

カイジ「持ってるんだよ!特別スタッフが言っていただろ!マイナスになりすぎるとやばいと!」
バコン!!

その瞬間、ハンターがスレッジハンマーを抱えて扉を破壊しながら現れた。


カイジ「俺達の手に入る賞金がマイナスになればなるほど!こいつらも捕まえる手段が過激になる!!」

カイジ「賞金をかける決闘?終わるまで参加不可?契約書っ」


カイジ「そんな物!俺達が勝手に決めて!俺達だけで済んだものだ!!ハンターからすれば……知ったこっちゃないだろっ!!」

カイジ「アンタはこうすれば……隙だらけになると思ってな!!」


ほねクッパ「貴様この状況を作り出すためにいくらかかった!」



カイジ「現在マイナス18億……!!だが、得られる利益としてはまだ上だ!」

カイジ「脱出経路はもう用意してある!お前の負

プスッ


伊藤カイジがまさに言ったこと。
逃走者を捕まえる手段は選ばない、特にこれくらいとなると……

ハンターはステルス装備で音もなくカイジを仕留めるために近づき、首に神経を麻痺させる薬を打ち込み失神させる……これにより、触れて即確保ではなくとも完全な詰みの状態となる。

かくして、ハンター達は2人の逃走者を背負って去っていった………



ほねクッパ 伊藤カイジ 確保
残り203人。

ーーーーーー


プルルルル

たくっちスノー「何?モーリスがこのゲームについて分かったことがある?」

ソラ『特別スタッフの貴方にも良ければたくさんの人を集めるのを手伝って欲しくて!』

たくっちスノー「なるほど、俺もちょっと興味あるし任せておけ」

プルルルル

たくっちスノー「えっ違法ダーツの件解決した!?」

………

キラメイレッド「そこだ!!」

ジュラン「ほらよっ!」


ガルザ「ぐっ……調子に乗るな!バーンブラッカー改!!」

ステイシー「ゼンカイザーとやるまで倒れてたまるか………」


「レッキングバースト!!」

「よいしょっ!!」

ファイヤーゼンカイザーとヨドンゼンカイザーの戦闘中、光線が飛んできたかと思えばメロンがタックルをしかけてくる。

バチッバチッ!

ステイシー「くっ……なんだこいつらは!」

ガルザ「ここは一度撤退する……これで勝ったと思うなよ、キラメイジャー!そしてゼンカイジャー!!」

ガルザはジョーキーを分離させ、時空の渦に乗って消えていった……


ジード「大丈夫?」

キラメイレッド「助けてくれてありがとう」

メロン「実は全員呼ばれてて、迎えに来たんですよ」

キラメイレッド「呼ばれてる?」

………


たくっちスノー「モーリス、カメラ繋いだよ」

モーリス「いや、放送はまずい……逃走者達だけに伝えておきたい」

たくっちスノー「ハイエナに知られたらまずいと?仕方ないプランBだ」

………


たくっちスノー「こういう時は努力で走り回ってかき集める………」ぜえぜえ


虎杖「何?話があるって」

ソラ「このゲームで大事なことがわかったみたいです!」

カノコ「えー!?何バレちゃったわけ!?」

カズマ「なんでもいいから早くしろよ」

ブロリー「………」

蓮太郎「あ、来たぞ!」



モーリス「皆、来てくれて感謝する……ハイエナは?」

殺せんせー「ご心配なく、言われた通り追い払ってきましたよ」

五条「久々にいい汗かいたなー」

充瑠「ごめん!遅くなっちゃった」

モーリス「うん、では話そう………私はこれまで、このゲームが始まってから疑問が多かった」


モーリス「何故このゲームは、街一帯全てが逃走エリアなのか」

モーリス「今回は制限時間が存在しないのか」

モーリス「そして……何故わざわざ『マイナスになっていく』のか」

モーリス「プレイヤーの活躍に応じて『増やしていく』形でも良かったはず、むしろ活発的に動いて番組が盛り上がる、それを何故悪い所を見て減らす形になっているのか」


モーリス「まるで運営は『長く続けること』を想定しているかのように……」

モーリス「まず、この話の結論から話そう」


モーリス「もう我々は五百億を手に入れることは不可能になった。」


カズマ「はあ!?」


アサル(くっ……もうここまで気付いたのかよ)


モーリス「この答えを言う前に皆に聞きたい」


モーリス「君は『逃走中』をやる上で考えたことはあるだろうか、何故自分は逃げるのか」

虎杖「………なんで逃げるのかって、ハンターが追いかけてくるからだろ?」

モーリス「では何故、ハンターは我々を捕まえようとするのか……」

リカルド「それは大喜利を問われているのですか?」

総統「まあ簡単に考えるなら、ワシらが悪い事をしたから捕まえるんじゃないのか、昔は檻とかあったし、自首機能だってあるじゃろ」


モーリス「そう、悪人………我々は逃走中内において、犯罪者のレッテルを貼られていると考えてもいい」

モーリス「すると納得がいく、ありふれた街で当たり前のように紛れ込んでいる犯罪者……」


了見「貴方の言いたいことは分かった、当たり前に過ごす生活の中で、いつどこに犯罪者が潜んでいるかも分からない恐怖………我々は表の道を歩いているだけで世間から悪とされる、存在すら許されない立場。」

了見「今回のゲームは従来と逆……時間経過で賞金が増えるのではなく、時が経てば経つほど我々はマイナス額が溜まっていくと」

モーリス「ああ、しかもこの場合は何をしてもその分を増やし直すことは出来ない………永続的だ」

アサル「なぜそう言いきれますか?」

モーリス「私はこの数日間、ボランティア活動に勤しんできた……が、日数が経っても減っていくばかり」

モーリス「そして先程、小さくて勇敢なヒーロー君にベルトを見せてもらった、街に貢献しているその子のベルトの数値は途中で止まり変動しなかった……ここで確信したんだ」


龍星「根拠ならもう1つ俺も思いつきましたよ、ハンターの動きです」

龍星「もしこれが事実で、このマイナスの額がそのまま賞金になるHYENAがこれに気付いたらどうします?」

宝太郎「あっそうか!あいつら本当は何もしなくても時間が経てば貰える金が増えていくってことじゃん!」

蓮太郎「だからハンターは先手を取ってHYENAを優先的に潰していたのか……捕まえる側のハンターにとっては邪魔な存在だからってのもあるけど、これに気付かれない内に早い段階で全滅させるために!」


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