二次創作小説(新・総合)

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MM逃走中アルティメット∞ (完結!!!!!)
日時: 2024/03/10 21:32
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

ハンターは1人、ただし無敵。】

プレイヤーは200人、ただし無法。】

ーーー
ルイージの寄生ジョーカー
日時: 2013/11/27 17:06
名前: メイドウィン (ID: FX8aUA2f)
学校で書いたら気に入ってもらったのでここで書いてみようと思います。
応援よろしく
ーーー
あれから……10年。


メイドウィン史上最大規模のアルティメットなゲームが始まる。

逃走者もアルティメット
ハンター役もアルティメット
規模もアルティメット
報酬もアルティメット
そして……トラブルもアルティメット!?

これは逃走中をちゃんと遂行する為結成された特別スタッフ達の、どうにも上手くいくことのない苦難の物語である!
今回は大規模なアルティメット版を宣言!
しかし特別スタッフ達は始まる前から問題が山積みで……!?

逃走者には遂にお馴染みの有名作品や最新作品の他、マイナー作品から懐古作品までよりどりみどり!

・舞台
その場で作った大都会全て

・報酬
勝利時500億ジーカ
+MVP賞
+?

『注意』
・既存の逃走中アルティメットとはルールが異なります。
・独自設定も結構あります
・よく見る逃走中と違い、逃走中を『運営する側』の作品となっております
・1レスが多い分更新が遅めです

逃走者その1(1〜100) >>8
逃走者その2(101〜200) >>16
逃走者紹介 >>17-20
ルール  >>21

その1 逃走者ともだち200人できるかな編
その2 話も常識もバトルも効かない無法者共編

『重要なお知らせ』
以前、リバイスif編の際時系列を『ゼンカイif編完結後』としていましたが、
ワケあってこのゲームと同時進行ということにしておいてください。

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.53 )
日時: 2024/02/25 13:50
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

たくっちスノー「克服ってどうすればいいわけ?」


ヨネマ「焼きそばでも食べればいいんじゃない?」

たくっちスノー「おいなんとかしろ戦犯!!俺は食わなくても生きていけるけど気分的に腹減りは感じるんだぞ!」

リカルド「不便な不老不死ですね」

ヨネマ「そうね………こうなるともうこれしかないわね」



ヨネマ「焼きそバトル開始!!焼きそバトルフィールド展開!!」



ヨネマ「焼きそバトル開始よ!」


たくっちスノー「逃走中の途中で!?」


………

月村「どうします異衛門さん」

異衛門「おもろそうやないか、焼きそバトルなんて久々やし承認してええで」

月村「分かりました」

………


説明しよう、焼きそバトラーは焼きそバトル開始時には勝手に焼くための鉄板と麺とヘラとソースが出てくるのだ!

たくっちスノー「ところで、焼きそバトルってどんなルールなんだ?」

ヨネマ「複雑なルールはないわ、単純よ」

ヨネマ「作る側でも食べる側でも、どっちが専門でもいいわ」


ヨネマ「焼きそばへの愛と情熱をぶつけて、それを競う!!」


たくっちスノー「え?」



たくっちスノー「それだけ!?」


…………

グリリバ「それつまりただの焼きそば限定の大食いorアレンジ料理大会では……?」

異衛門「…………」

ベリーアイス「何その素人は黙っとれ__みたいな顔」

…………

たくっちスノー「うーーーん………焼きそバトルとは一体」

リカルド「貴方が枠埋めるためだけに作ったオリキャラじゃないですか、責任とって下さい」

たくっちスノー「でもこれ何したら高得点になるの!?とりあえず焼きそば作るだけじゃダメなんだろ!?」

リカルド「あっ、焼きそバトルで勝つ気はあるんですね」

※たくっちスノーは勝負事ならどんなものでも全力でハマって取り組むタイプである!


たくっちスノー「…………ダメだ!そもそも俺、料理そんなに学んでないんだった!」

たくっちスノー「少なくとも作るほうじゃ勝てん!食う方で行く!」

たくっちスノー「焼きそばくれ!味はソースで!」

たくっちスノー「あとお米!」

ヨネマ「食う側は焼きそば以外は自分で用意しなさい」

たくっちスノー「仕方ないなセルフで炊いてくる」

たくっちスノー「ブラックボルケーノ!!」

※ブラックボルケーノは電子機器がない時、仕方なく成分を灼熱化させることで一瞬でコンビニ弁当を温めたりカップ麺の湯を沸かしたりご飯を炊くことが出来るたくっちスノーの必殺技である

龍星「名前の割に効果ショボっ!!」

たくっちスノー「白米の上に焼きそば置いて頂きます」


武道「家で焼きそば食う時って、大体セットで白飯食うよな」

万次郎「分かる分かる、炭水化物の上に炭水化物ってなんだよって普通なるけど焼きそばは別なんだよな」

たくっちスノー「よし!よく分からんがポイント高いんじゃないかコレ!」

ヨネマ「白米ダンクは焼きそバトラーの標準的技よ、やるわね……」

ヨネマ「でも私くらいになるとこうよ………」


たくっちスノー「なっ………こいつ!!」


たくっちスノー「塩焼きそばを………赤飯で………っ!!」

龍星「だから何!!?」

ヨネマ「赤飯のモチモチとして味わい深いところに胡椒が効いた塩焼きそばをコンボさせる………これが応用技の【紅白ダンク】よ!」



「ふっふっふ………」



宝太郎「この手の物には俺のガッチャが欠かせないでしょ!!」

たくっちスノー「本職が来た!!」


ヴェロニカ「お前はやらないのか」

ヨモギ「今はちょっと自信が無いでござる………」


宝太郎「うおおおおお!!負けられない!俺のガッチャが詰まった1品!」


宝太郎「『メラメラ!焼きそバーニングファイヤー』だ!」

たくっちスノー「うおっ、赤い!!」


ヨネマ「確かに辛いのはいいけど辛いだけでは物足りないわね、辛いものにはリピート力、口に入れたらもっと入れたくなる魅力が必要よ」

宝太郎「な、なるほど……参考になるなぁ……」

ヨモギ「辛い食べ物は続けて食べたくなる魅力が必要……ふむふむ」

たくっちスノー「すごい冷静に解説してる……」

ニードルマン「ははは!ただ食べるだけなんて簡単ッス!」

ニードルマン「こういうのは山盛り食っておけばテレビ見てるやつを満足させられるッス!」

ニンジャマン「じゃあ俺も大盛りよそってくれ〜!」

サスケ「ニンジャマンは食べたいだけだろ、俺もだけど!」

ニードルマン「こんなもの、団子状にして針でぶっ刺して丸呑みすればいいッス!」

ニードルマン「あ〜ん」


ヨネマ「焼きそバトルにおいて邪道食いはペナルティよ!退場サヨナラ!」

💥💥💥
ニードルマン「ぎゃああああああああああああッス!!!!」

ニードルマン 退場
残り190人

たくっちスノー「焼きそばの悔い方が悪かっただけで1人消えたんだけど!?」

………
クローン「いいのかアレ」

異衛門「逃走中のルールもあるがかといって焼きそバトルのルールを蔑ろに出来へんのや」

御剣「そもそも、あれルールって言えるの?」

………


たくっちスノー「急にデスゲーム始めるのやめてもらえる?」

ヨネマ「焼きそばへの愛があればなんの問題もない競技よ?」

たくっちスノー「ちょっと常人にはハードル高いですね!焼きそばへの愛が欲しいかも!」

ガッチマン「それなら簡単だ」

ガッチマン「ちょっと焼きそばをこうほぐしてだな」

ヨネマ「とぐろ巻くな、焼きそばに対する冒涜」

ガッチマン「いやっ、キサマもなんか異様にソース臭いし言えた口では」


💥💥💥💥

ガッチマン「ぐわあああああああああ!!!」


ガッチマン 退場
残り189人

たくっちスノー「なんか雑に死んだぞあの裸族モドキのヒーロー!!」

龍星「まあ今の時代下ネタはね………」



ナゲル「ナゲルンダー焼きそばとか言わなくてよかった………」


とりあえず全員焼きそば食べ終えた。


たくっちスノー「君ド戦犯だよ?時間稼ぎどころか時間潰された上にマナー違反で2人消えてるよ?」

ヨネマ「でもそれ以外は皆いい焼きそバトルだったわ」

龍星「焼きそバトルって結局なんなんですか?」


ヨネマ「私は次の焼きそバトラーに会いにいくとするわ」


たくっちスノー「………」



たくっちスノー「なんか勝手に満足して逃走中放棄し始めたんだけど!?」

リカルド「ここの人たち好き勝手しすぎでしょ………」

アサル「お前なんなんだよ!!!!」


焼傍ヶ原 ヨネマ 確保
残り188人


…………
『あーーーっ!!トジテンドがーー!!』

たくっちスノー「今までの時間必要あったかなァこれ!?」

たくっちスノー「もういいやどうにでもなれ!」


たくっちスノー「もう何ワルドでもいいから………」



モーリス「やあ………緊急事態だ」

たくっちスノー「モーリスだったか、知ってるよ緊急事態は!それより」



たくっちスノー「なんで電車ごっこしてんの?」

モーリス「好きでやっているわけじゃない!奴の仕業だ!」

たくっちスノー「………デンシャワルド的な?」


デンシャワルド「その通りだデンシャ!私はこのロープに人々を拘束することが出来るデンシャ!」

たくっちスノー「うおっ速い!」


デンシャワルド「連結準備〜!連結準備〜!」


充瑠「なんだこれ!?大丈夫ですか!?」


モーリス「近付いてはダメだ!この紐に触れたら!」




モーリス「巻き込まれる!」充瑠「なんじゃこりゃー!?」

たくっちスノー「えっそういう表現方法!?」


達也「これは……」


モーリス「あっ!」充瑠「ストップ!ストップ!」


モーリス「遅かったか……」充瑠「どんどん増えていくよ」達也「なるほど」


たくっちスノー「ちょっと待てこれ以上増えんの!?収集つかんぞ」


たくっちスノー「あっ、俺はやっぱり問題ない感じか、お前らは動ける?」

モーリス「一応手足が塞がっていないからな、動けなくは無いが………」充瑠「接触しないように気をつけないとって感じかな」達也「不便だな」

深雪「お兄様!!」(((((っ・ω・)っ

たくっちスノー「おい!!堂々と侵入してこようとするな!!」


ソラ「何をやってるんですか?」

たくっちスノー「あっ」

モーリス「あっ」



モーリス「どんどん増えていくな」充瑠「なんか体が大きくなっていくヘビのゲームみたいになってる」達也「やめろ深雪」ソラ「私の背筋がなんか冷たい気がするのですが!?」深雪「………」

たくっちスノー「ええいもう見づらい!」


デンシャワルド「連結完了!発進準備OK!」

デンシャワルド「出発進行!」

達也「大丈夫か深雪」ソラ「えっ後ろに付くんですか!?」深雪「気持ち悪い!」デンシャワルド「おりゃーーー!!」


たくっちスノー「あっ待てデンシャワルド!!」


たくっちスノー「あの野郎!逃走中を利用するって言うんだから多分このままスフィアまで突っ込むつもりだな!?」




モーリス「なんてスピードだ、このままではまずい!」充瑠「引っ張り返せないかな!?」ソラ「今やってます!!」深雪「く……首、首が折れ………」


充瑠「どうしたの!?」ソラ「あっ!!!」デンシャワルド「むむっ!前方に障害物デンシャ!」

たくっちスノー「待てェェェ!!くそっこいつ急行電車かよハンターより速いぞ!!」



はるか「え?何あれ?」

デンシャワルド「どけえええええだデンシャァ!!」

はるか「グエーッ!!」

たくっちスノー「戦隊ヒーローが電車に跳ね飛ばされたッ!!日曜の朝だぞ!?」

たくっちスノー「このままじゃまずい!ゼンカイジャー!俺に『烈車戦隊トッキュウジャー』のギアをくれ!」

ジュラン【オッケー!使いな!】

『38バーン!トッキュウジャー!!』

たくっちスノー「モーリス!今行く!逆連結だ!」

充瑠「えっ大丈夫なのそれ!?」ソラ「ちょっと待ってください!今車両どうなってますか!?」


たくっちスノー「えーっと」


←たくっちスノーモーリス充瑠達也ソラ深雪デンシャワルド→

たくっちスノー「こうなるね」


達也「つまり俺は前と後ろの両方から引っ張られると」ソラ「え?」深雪「は?」



たくっちスノー「ごめん達也頑張って耐えて!!」充瑠「えっ後ろどうなってるの!?」達也「問題ない」ソラ「大丈夫ですか!?」デンシャワルド「うおおっ………負けてたまるかデンシャ!!」

たくっちスノーーーーーー「うおおおおおお!!!」モーリス「よし、これに合わせて助走すればなんとか………」充瑠「いや無理だよ!僕ランニングマシンもそんなに出来ないんだから!」達「少し痩せた気がするな」ソラ「達也さんがなんか左右に押されて圧縮されてませんか!?」深雪「どういうこと!?」


たくっちスノーーーーーーーーーーー「いやちょっと待って?」



たくっちスノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「なんか俺引っ張られる勢いに耐えられなくて後ろから伸びてね!? おい誰か気持ち悪いって言ったろ!」充瑠「金太郎飴みたいになってる!?」ソラ「どんなカラダしてるんですか貴方!!」デンシャワルド「なんか気持ち悪いデンシャ!」



スズ「え、なにあれ遊んでるの?」

たくっちスノーーーーーーーー「これのどこが遊んでるように見えるんだよ!!」モーリス「もうスフィアが見えてきた!」

たくっちスノーーーーーーーーーーーーーーー「あ、そうだお前その見た目!はいよぉう!!」

スズ「え!?私!?」



パカラパカラ
たくっちスノー「うおりゃっ!!手綱引くから頑張って走ってくれほぼケンタウロス!ムチは無い!」モーリス「そうか、馬力なら電車にも勝てるかもしれない!」充瑠「ケンタウロスで大丈夫なのかな!?」達也「あっ戻った」ソラ「ケンタウロスは強いですよ!」


スズ「…………(´^ω^`#)」ビキビキ

スズ「だから……私はケンタウロスじゃなくてペガサスだって………」


スズ「ちゃんとしっかり明記してるでしようがーーーーーーーーッ!!!!」


ポーン!

たくっちスノー「ぐわーっ!!」デンシャワルド「ひっくり返されたデンシャ!!」



モーリス「前が見えん」充瑠「今僕どうなってる?」達也「刺さったことだけは分かる」ソラ「ぬ……抜けない……」深雪「お兄様ー!」

スノー「地面に突き刺さってる!?どんな勢いで逆さまにぶん投げ」

スノー「ってあーーー!!!俺の頭まで!?畜生!歯茎に挟まった白髪ネギくらい詰まってやがる」



スズ「……………」ドドドドドドド

スノー「あ、あの………もしもし、もしかして怒ってます?」

スズ「ちょっと痛い目は見てもらおうかなぁ……って思ってるよ」

スノー「アカン」

プルルル

スノー「もしもしなんだ親父!今俺は命の危機だ!」

黒影もどき【だから掛けてきたんだよ!今の見て!!スズちゃん怒らせたな!?あれほどやめとけって言ったのに!】

スノー「確かに言われたけどさぁ……あんがい利用できないかなって思って」

黒影もどき【判断が甘い!いいか!?ペガサスのスズちゃんは羽が小さくてケンタウロス煽りされることにコンプレックスがある!】


黒影もどき【この間なんかそれでドラゴンのモンスター娘のアバラを折った!】

黒影もどき【更にその子は強盗殺しの異名を持ってて襲いかかって来ようものなら逆に半殺しにして臓器が全部ぶちまけられた状態に…………】

スノー「なんでそんな危ないヤツ誘ったんだよ!!!」

黒影もどき【だから言っただろ!!色んな意味でゲシュペンス島で言えばスズちゃんとメロンちゃんは『まだマシな方』なんだ!!】

黒影もどき【ストップ!ストップだスズちゃん!!せめて先にトジテンドから倒して!】

スノー「せめてって俺たちはどうなってもいいってのかよ」

黒影もどき【今回に関しては自業自得だよ!】

充瑠「ごめんなさい!!」

ソラ「死にたくないです!!」

スノー「こいつらは日曜の朝で逃走中は日曜の夕方チュンよ!!」

デンシャワルド「ああっこいつら刺さってるから動けないデンシャ!仕方ない、一時貨車を外して新しいやつを付け直すデンシャ!」


スズ「あー、行っちゃった」


スズ「じゃあ先こっちからね」

スノー「えっちょっと待って、タンマタンマ」




スノー「月村さんこの辺カットしておいて下さい」


【アーッ!】

ーーーーーー
異衛門「うわグロッ………」

ベリーアイス「アタシの時空だと忘れがちだけど18禁ってスケベな物だけじゃないのよね」

グリリバ「じゃあアブノーマルワールドって案外血みどろって事ですか」

TSS「まあ、この時空において【異常】とされるものの寄せ集めでありますしな」
………
黒影もどき【じ……地雷さえ踏まなければ皆いい子なんだよ?ほんとだよ?】

………

ピカチュウ「ん、お前まあまあ上手いじゃん」

ココア「そうかな、よかった」

正人「ネズミがコーヒーの味なんて分かるのか?」

ピカチュウ「バカにするなよ、こう見えても俺はコーヒーに関しては通なんだ、よく飲んでるしな」

ピカチュウ「もうちょっと味を整えたいならな、豆のバランスはな……」


ズドォォォン!!

正人「なんだ今の音!?」

ピカチュウ「またデカい化け物がこの辺りに来たんじゃないのか!?」

ココア「ええ!?せっかく喫茶店貸してもらったのに………」



ココア「うわぁ」

ピカチュウ「どうした?」



ココア「多分あれ逃走者だと思ってるけど綺麗に斜めの角度でスフィアの近くに刺さってる………」

ピカチュウ「うわぁ……でも確保扱いになってないってことは逃走者がやったんだな」


スズ「あっこんなに飛んでたんだ」

スズ「えいえい、やっぱり入らないか」

ココア「追い打ち!?」


スズ「………ん?」


スズ「あなた!」

ココア「えっ、何これ!?馬人間!?」

ココア「ケンタゥ……でも飛んでるからペガサス?」

スズ「貴方から私と同じですごいお姉ちゃん力を感じる!」

スズ「ちょっと一緒に来てくれない?」

ココア「え………え?」

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.54 )
日時: 2024/02/25 15:15
名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)

こんにちは、月詠です


『月詠』「【速報】メイドウィンワールドのキングオージャー、わりとくそやべぇバッドエンド挟まれてた」

永久「今もマガイモノだったらマガイモノキラー呼ばないといけないが、全員が他世界だから介入しにくいやつだ」

『月詠』「ところでカタツムリワルドの時に変態いなかった?殺らないといけないタイプのやつ」

永久「いたのは気のせいにしたい…。ちなみに第六猟兵調べたらブラウザゲームだったけど、やるかどうかは月詠は迷ってるらしい」
※なんか思ってたのと違うのもあります

『月詠』「ところでアサルがやった試したいこと、普通にマッドサイエンティストの発想だぞそれ。カノの件も気になるけど」

永久「焼きそばは無視するとして、たくっちスノーは自業自得すぎるだろデンシャワルドの時にスズに殺られた件は」


以上で失礼しました

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.55 )
日時: 2024/02/25 16:47
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

月詠さん

たくっちスノー「この時空、もれなく全作品バッドエンドを経由してるんだから記憶持続組は地獄だよ」

たくっちスノー「今は……はたして、俺的にはそうだとしたら最悪だが」

………

黒影もどき「ヤクタノンさんは……うん、彼の名誉の為言っておくと正真正銘銀河の平和を守るスーパーヒーローではあるんだよ!エネルギーを得る手段がアレなだけで!」

黒影もどき「萌え萌えソフトとレディのハブラシで力を得てヤクタノンビームを解放するのも原作通りだし、なんなら『ゴシゴシゴシゴシ』も実際にやったからプレイした時思わず笑ったよ」

黒影もどき「あとヒーロースーツの素材にガーターベルトが使われてるらしいけど本人は至って真面目なヒーローなんです本当に!」

……

ドドキング「第六猟兵は自分だけのオリキャラを作って数多くの並行世界を超えて戦うんだ!」

ヨネマ「ただ1回プレイングするのに500円くらいかかるし、私やドドキングみたいに絵を付けたいならもっとかかるわ」

たくっちスノー「だから最近、第六猟兵内の話を作れる『マスター試験』を受けてるんだよね………お給料あるらしくて」


………
ノー「半殺しで済んだ!」

黒影もどき「それ済んだって言っていいのかな!?マガイモノじゃなかったらだいぶエグいことになってるよ!」

コメント感謝だよ!

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.56 )
日時: 2024/02/25 22:57
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

充瑠「い………生きてる?僕なんとか生きてる?」

たくっちスノー「しっかりしろ!!スズは裏切り者じゃなかったから蹴飛ばされてもなんとかスフィアの直前で見えない壁が発動して跳ね返されて」


たくっちスノー「その後俺たちはデンシャワルドに轢かれた八つ当たりで車乗ってきた鬼頭はるかに再度跳ね飛ばされたんだ!」

ーーーーー
はるか「ドライブしようぜー!」

たくっちスノー「ぐわぁー!」

はるか「オーッホッホッホ……ホッホッホ」

カイロくん「グエー!」
ーーーーー

充瑠「いやなんで僕八つ当たりに巻き込まれてるんですか!しかも今の回想また関係ない人巻き込まれてませんでした!?」

たくっちスノー「まあカイロくんならいくらでも量産できるから1個くらいは………」

たくっちスノー「とにかく今はデンシャワルドだ!このままじゃ大量確保されて不利になる!」

たくっちスノー「せめてトジテンド全部倒してからじゃないと裏切り者も安心できないはずなんだ!!」

充瑠「スタッフの裏事情は知りませんよ!」

※なんなら既に特別スタッフはもう4人も脱落してる

ピカチュウ「あー、そのアンタら」

たくっちスノー「あっ、喋るピカチュウ!」

ピカチュウ「実はついさっき」


ピカチュウ「誘拐事件があった」

たくっちスノー「は!?」

スズ「よし!二人合わさって私もサンダーペガサスになれた!」

スズ「この力ならいける!」

ココア「お姉ちゃん力って何……?」

スズ「それはもうお姉ちゃんとして子を愛する力!アナタにもあるでしょ?」

ココア(実際は末っ子なんだけどね…あれ?)

ココア「じゃあ貴方も兄弟みたいな…?」

スズ「そう!私も異世界転生してこの姿になる前は弟が居たの!」

ココア「今は?」

スズ「今は弟っぽい子と一緒に!」

ココア(っぽい子!?)

ココア「それと転生って、じゃあ)

スズ「うん日本人、全然信じてもらえないんだけど」

ココア「年齢は?」

スズ「JK!」

ココア「あっ同い年くらいだったんだ…」

ココア「でも私でいいの?お姉ちゃん力とかよく分からないし」

スズ「いいよ、実を言うとお姉ちゃん力とかでたらめだし」

ココア「え?じゃあなんであんなこと…」

スズ「…気分が乗らなくてね、同じ気持ちを分かり合いたくて」


スズ「お姉ちゃんの愛という共通の思いが」

ココア「それくらいなら拉致しなくても良かったのに…」

スズ「ごめんね」

ココア「あ…あと、高くて怖いからそろそろ降りたいかな…」

スズ「あー…それはまだダメ」

スズ「今まで侵略者を潰してくれた人が罠に嵌められて確保されてうようよしてる」

スズ「私はともかく貴方は戦えないでしょ?そろそろ危なくなってきたから」

ココア「で、でもハイエナやハンターは」

スズ「あれらはただでさえ私達と三つ巴なうえにアレは国家、規模が違いすぎるよ」

スズ「だから、私みたいな頑張らないといけない人が頑張らないと!」

ココア「えっと……」

スズ「スズ、今はもう本名の漢字忘れたけどスズでいいよ」

ココア「私はココア、保登心愛!」

………

ココア「スズちゃん、これからどうするの?」

スズ「電車のデンってどういう意味か分かる?」

ココア「それはもちろん電気で動く車で電車…あっだからサンダーペガサス?」

スズ「そう!雷帝の力を得たこの姿なら電気を操作して電車には効くと思って!」

ココア「でも上手くいくの?電車なら結構早いんじゃ…」

スズ「大丈夫!それも考えてある!」

万丈目「ちっ……なぜ俺がこんな役割を……」

ルーク「化け物を倒すために頼ってくれたんだ、なら応えるしかないだろ」

リボルバー「その通りだ、作戦通り仕掛ける!」


デンシャワルド「おっと、さっそくカモを発見!連結開始〜!連結開始〜!」

ルーク「来た!」

リボルバー「なるべく間を開けろ!」



ルーク「これが限界だよ!」万丈目「もう少し離れられんのか!」リボルバー「よし……」デンシャワルド「よーし!ちょっと少ないがスフィアに向けて出発進行……」


ガチャッ

デンシャワルド「ううっ!!う、動かないデンシャ……そんな馬鹿な!ちゃんと動力は確認して……」



ルーク万丈目ライトエンドドラゴンダークエンドドラゴンリボルバーヴァレルロードドラゴンヴァレルソードドラゴンデンシャワルド「どえええーーーっ!?い、いつの間にか後ろにデカいドラゴンが何体もーーーーっ!!?」

ルーク「ちょっと待ちな!」デンシャワルド「お………重い!!後ろが大きすぎて1歩も動けないデンシャ!!もう1回連結解除して………」


ルーク「まだ分からないか?この俺だけ何故何もしていないのか………今から召喚するからだ!」デンシャワルド「なに!?」


ルーク「今ッ!俺の銀河に!7つの超新星がガンマ線バースト!!!」

ルーク「やめろって言われてももう遅い!!やめろって言われてももう遅い!!!!」

ルーク「意味があるからだ!」デンシャワルド「なぜ2回言ったデンシャ!」


ルーク「事前に準備しておいた!!連撃竜ドラギアスッッッ!!!」


ルーク「今度こそ引っ張り返せ!!ドラゴン共!!」

デンシャワルド「ぎょええええええええ!!!」ズザザザ!



………


スズ「見えた!頼んだ通り引っ張り返してくれてる!」

スズ「しっかり掴まってて!」

ココア「う、うん!」


スズ「狙いを定めて………高所100メートルからの精密狙撃!」


スズ「必殺!!お姉ちゃんサンダー!!」ズドン!!


スズ「よし、後は上手く命中するといいけど」

ココア「…………ねえスズちゃん」

ココア「私、思いついたことあるんだ」

スズ「え?」

………

ルーク「えーと確かこの辺りか」万丈目「やりすぎだ!いつまで引っ張っている!」リボルバー「頭上への衝撃に備えろ!」


ズドン!!

ルーク「うわあああああ!!」万丈目「くっ!!」デンシャワルド「ぎゃあああああああああああああああ!!」


デンシャワルド「しゅ、終点〜〜!!ここが終点だデンシャ〜!!」ボカーン!!

ルーク「うわあああ吹っ飛ばされる!!」


ハンター「……!!」

万丈目「何っ!?ハンターが待ち伏せだと!?」

リボルバー「まずい、逃走者同士の衝撃ではスフィアには入らないがハンターであれば別だ!!」


ハンター「!!」ダンッ!

万丈目「だがこのままじゃ俺達もまずい、見捨てるしかない!」

ルーク「くっそおおお!!」


上城龍久 確保
残り187人


クダイテスト「逃がすか!ここから先は乗り換えだ!」

グシャッ

ダイデンシャワルド「電車パワーが満ち満ちたデンシャ!」

たくっちスノー「尺が足りないが今回は非常事態だ!仕方ねえ!激怒忍法、巨大変化!」

たくっちスノー「エックス変身!!」


無限将軍「無限将軍!!っと、スフィアを踏まないように気をつけて………」


ゲゲ「デンシャワルド、そのまま囮になれ!間違っても能力を使おうなんて思うな!」

ダイデンシャワルド「え!?し、しかしせっかく復活したのに!」

ゲゲ「1度負けたお前はもう必要ない!さっさとくたばれ!と、ボッコワウスも言っていた」

ダイデンシャワルド「そ、そんな………」

無限将軍(………あいつら、一体どれだけワルドを用意できるんだ、1度負けたヤツを使い捨てだと?)

無限将軍(ゼンカイジャー達もハンターや増えてきたクダックやクダイター達の処理で追いつけなくなってきた………まずいな)


無限将軍(だが、必要ないとされたなら………速攻でたたっ切る!)

無限将軍「ドクロ丸!!成分解放………第2の鞘!」


無限将軍「秘技!時空斬り!」

ダイデン/シャワルド「そんなぁあああ!!ボッコワウス様ぁぁぁあ!!!」


たくっちスノー「ぜえぜえ……この技、意外と体力使うな………成分を落とせば時空間ごと斬ることでなんでも真っ二つにできるが………」


ゲゲ「そこだ!!」

ココア「ああっ!!」



………

ゲゲ「ハハハ………これを見ろ!」

ココア「助けてー!」

たくっちスノー「あっ、お前!!」


ゲゲ「こいつを助けたいなら、今すぐスフィアの中に入れ!」

ゲゲ「抵抗してみろ、高所200メートルからこいつを落とす!」

ゲゲ「そうだな………50人!50人入れ!」

たくっちスノー「50人だと!?ふざけんな!」

ステイシー「………」

ステイシー「僕は断る、お前に付き合うつもりはない」

ゲゲ「好きにしろ、元からお前に期待はしていない、ただし………」

バラシタラ「逃げたものは即刻、俺様の手によって粛清されるのみである!」

ステイシー「バラシタラ………」

バラシタラ「だが何故こんなまどろっこしい真似を?今ここで皆殺しにしてしまえば楽ではないか」

ゲゲ「確かにそうかもしれんが、奴らは今不死身だ」

ゲゲ「それに………手足を拘束して蜂の巣にするより、恐怖に怯えながら自ら断頭台に向かわせるのも中々面白いと思わないか?」

バラシタラ「む、それもそうであるな」

スズ「ココアちゃん!」

ゲゲ「抵抗したら俺はスフィアに落とす!お前らは入ったら終わる!さあ入れ!!」

たくっちスノー「ハイエナ!!ハンター!!」

バラシタラ「無駄だ!奴らは今頃ボッコワウス様が自らお相手になっているのである」

【メイドウィンブラストサード!破邪無限蒼生郡!!!】


ボン!!!

たくっちスノー(うぐっ!!や、やばい後ろから凄い音とエネルギーが………なんとかしないと、俺が……どうやって)

たくっちスノー(ただ助けるだけなら簡単だ、だがこいつらが何をしでかすかわからん、ココアを助けた上でこいつらを助けなくちゃいけない!)

五条「………」

たくっちスノー(近くにいる五条達が動かないのも分かる、強すぎるからだ!俺と同じ理由で悩んでる!)

たくっちスノー(規模がデカすぎて、救出するにしてもバラシタラやボッコワウスの足止めをするにしても、間違いなく街が吹っ飛ぶ!!)

たくっちスノー(かといって……逃走中というゲームを人質にしてきた以上こいつに従うのもスタッフとして嫌だ!月村さんも考えているはずだ………)

たくっちスノー(何か思いつけ!俺が………俺が………)


スズ「……………」


バラシタラ「おい!貴様!何をしている!」


スズ「ココアちゃん………いくよ!準備!!」

たくっちスノー「は!?」

バラシタラ「馬鹿か!上から下ならともかく、下から上!ちょっと標準がズレるだけで………」

スズ「うるさい!今集中してるんだから!!」

…………
〜数分前〜

ココア『さっき、敵の仲間にオウムみたいなのが居たんだけど………』

スズ『そっか、空を飛んでいても安全じゃないんだ……』

ココア『それでもし私が危ない目にあったら……お姉ちゃんサンダーは遠慮なく使っていいよ!』

スズ『えっ!?でもそれじゃ……』

ココア『危ないし、私も怖い…多分当たったら痛い!けど!』

ココア『スズちゃんだって頑張ってるんだし、せっかく出れて、スズちゃんに会えて……』

ココア『同じ気持ちを分かち合いたいなんて言ってくれたんだから、絶対に……絶対に当てて!私はスズちゃんを信じてるから』

ココア『巻き込まれた形になるけど、友達の助けにはなりたいから』

スズ『こ………ココアちゃん………!!』

………


スズ「ココアちゃん……私、やるよ!!」


バラシタラ「な………まさか貴様!!」

ステイシー「そうか!アイツは!!」

スズ「お姉ちゃんサンダー!!」






ゲゲ「ゲッゲッゲッゲ…………なるほど」


ゲゲ「その女はわざと貫通されることを覚悟で俺に攻撃を当てろとでも作戦を立てたのか?」

ゲゲ「その程度の作戦をボッコワウスが想定してないと思ったか?」

ゲゲ「ボッコワウス!プランBだ!」

バキュン!バキュン!


ゲゲ「イテッ!」

ココア「うわあああ!!」ヒュー

充瑠「あっスフィアに!」

為朝「1回痛い思いするが我慢してくれ!」

『キラキラメイチャージ!チェックメイジ!』

三💎ココア「ぎゃっ!」


充瑠「大丈夫!?」

ココア「う、うん……一応作戦通り」

充瑠「もう!死なないからって危ない真似しないでください!」

ココア「ごめんなさい……」

ココア「あっそうだ!スズちゃんは!?」


ゲゲ「ここだ」

為朝「い……いつの間に」

虎杖「………嘘だろ、ジグソーパズルみたいになってる!?」


ゲゲ「バラシタラ、1ピース投げろ」

バラシタラ「ペットごときが命令するなである!」

ブンッ!

スズ 確保
残り186人

ココア「い、いやあああああ!!スズちゃん!!」

アサル「嘘だろ!?確かに指1本入るだけで確保扱いにはなるが、たったアレだけで!?」


たくっちスノー「……………!!」


ゲゲ「パズルワルドのピーススプラッシュを浴びた生き物は決まって100ピースのジグソーパズルに変化する」

ゲゲ「あ、組み立てれば直せるがそこに入れるか?ゲッゲッゲ………」

バラシタラ「ハハハ!作戦が裏目に出るのは中々愉快であるな!!」

ステイシー「バラシタラ……!!」

バラシタラ「なんだステイシー、同じトジテンドの分際で俺様に文句でもあるか?」

ステイシー「………俺を昔の雑魚だった頃と一緒にするな!今の俺にはジャメンタルがある!!」

バラシタラ「フン……父親に逆らうとどうなるか教育が必要であるようであるな!」

ゲゲ「よせバラシタラ、今回は『逃走中』のやり方でこいつらを倒すってボッコワウスも決めただろ?」

ゲゲ「別の作戦開始だ、あとは任せたぞパズルワルド」

バラシタラ「ステイシー、今度会った時は確実にお前の心を折ってやるのである!」


たくっちスノー「消えた……いや、まだ一人いるんだよな………」

たくっちスノー(いや………どこだ!?どこにいる!パズルワルドの姿が見えない!一体どこから能力を……)

ズドン!!

たくっちスノー「真後ろ!?」スカッ

たくっちスノー「いや違う!もっと目を凝らせ………あれは、あれは!!」

………


パズルワルド「なるほど、結構当てやすいパズル」


たくっちスノー「狙撃銃!?いや、しかもあの形は知ってる………嘘だ、あれは………」



たくっちスノー「松山のライフル………!?なんでお前が」


ゲゲ「あ、ボッコワウスからお前らに賞金代わりの贈り物だ」



バラバラバラバラ………


たくっちスノー「ひっ………」

充瑠「これ……ぜ、全部パズル!?」

宝太郎「待って、いや待ってよ……多すぎてどれが誰のピースか分からないんだけど!?」

スパナ「1人でも100ピースだからな……笑えないジョークだ」


スパナ「この様子だともう既にハイエナは別のハイエナに食い尽くされた後だろう」

…………


パズルワルド「ボッコワウス様、アレのパズル化を全て終えましたパズル!」

ボッコワウス「ご苦労、しかし何故奴らではなくこんなものをパズルにするんだ?ゲゲよ」

ゲゲ「フッ……決まってるだろ、奴らに恐怖を味合わせるためだ」

ゲゲ「まだまだ持ち場に付け!これから忙しくなるからな!」

パズルワルド「ハハッ!」

……


たくっちスノー(守れなかった)


たくっちスノー(俺は皆を守らなくちゃならないのに……モタモタして考えすぎて、結局……守れなかった)

たくっちスノー(あのペガサス……土壇場で、あんな作戦を……)


たくっちスノー(外したらどうなるか………分かっていたのにそれでも撃って、あの子もそれを覚悟で……)



たくっちスノー(どうしてそんなことが出来た?お互い、リスクがデカすぎないか?)


たくっちスノー(………ああ、そっか)



たくっちスノー(『信じていた』)



たくっちスノー(俺は………時空を守る責任とかじゃなくて、ここにいるヤツらの事を信じられなかっただけなのか)

たくっちスノー(色んなヤツの事は結構好きだと思ってたのに、みんなみんな……信じきれてなかったのか)


たくっちスノー(カノくんが気持ち悪いって言ってたのが、ようやく少し分かった気がする)



たくっちスノー(でも、分からない、俺は何を信じればいい、どう信じればいい?)


たくっちスノー(上手くいかなかった時を考えて、あいつらがどうなるか想像するだけで怖い__)


ハンター「!!」


たくっちスノー「ハンター!?おかしい、さっきまでデータ反応は無かったはずだ!」

たくっちスノー「ウイング展開!マガイモノチェンジ!!レッドドラゴン!!」


………


たくっちスノー「………ハンターの反応が消えたり現れたりしている……」

ゲゲ【ジグソーパズルにされた奴は組み立てれば元に戻るが……】


たくっちスノー「ま……まさか!!」


………


モーリス「くっ!次から次へと!!」


パズルワルド「ピーススプラッシュ!よし、次!」


たくっちスノー「あ、あいつ………全部のハンターをパズル化して、逃走者の目の前で直してる!!」

たくっちスノー「逃走者をハンターが追いかけるんじゃない、逃走者の居るところに予めハンターを呼び出している!!いなくなったらまたパズル化すればいい………これで100%逃走者は……ハンターに見つかるようにしてるんだ!!」

Re: MM逃走中アルティメット∞ 〜最強無敵の裏切り者〜 ( No.57 )
日時: 2024/02/27 08:17
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: GvQC29U9)

パズルワルド「ピーススプラッシュ!!」


ハンター「!!」


沙都子「罠で私に勝負を挑むなんて……100年速いでしてよ〜!!」パチン!


パズルワルド「どわっ!こいつどこからロケット花火なんて仕込んでいたパズル!」

ハンター「!」


沙都子「ごめん遊ばせ〜!」


………

沙都子「ふう………でも、いつ襲ってくるかも分からないと流石にまずいですわね」

「沙都子!!」


たくっちスノー「…………」

たくっちスノー「……………カーレッジを倒すために、そのお前を信じるってことをしたいんだけど、お前が手を貸してくれるって、乗るべきなんだけど!」


たくっちスノー「分からなく………なって………」


沙都子「……………そう、あの方の言った通りでしたのね」

たくっちスノー「あの方!?またかよ!天の助も言ってたけど………なんなんだよ!」

沙都子「そうは言われても私も電話が来たのはちょっと前ですわ、ただ……私もそれで少し予定変更となりましてね」

たくっちスノー「予定変更?じゃあ、今お前は俺と組む気はないって言うのか?」


沙都子「いいえ、組むのは変わりませんわ、貴方じゃないだけ」

沙都子「その方はむしろ………『貴方以外の全員がかり』でカーレッジに挑む気でいますの」

沙都子「むしろ貴方には何もしてもらいたくない、ということですわね」


たくっちスノー「は?え?あ………え?何を言ってるんだ………それ………」

たくっちスノー「それじゃまるで俺が役立たずみたいじゃねえかよ!?」

たくっちスノー「い……いや、確かに俺は……全然勝ててないし役立たず扱いされても……」

沙都子「いえ、この判断は貴方が無能と判断したわけではなく………そうですわね、私はこういう説明苦手なのに………」


沙都子「なんというか……こう………」



沙都子「貴方の使命は1人でカーレッジを倒したり責任背負い込む事では無い………的な………」


たくっちスノー「なんだよそれ………じゃあ俺は何の為に存在すれば!!」


ハンター「!!」


たくっちスノー「やばい!!沙都子逃げるぞ!!シムルグの羽!!」


沙都子「乗りますわよ!」





パズルワルド「ぐぬぬ……ピーススプラッシュ!」

パズルワルド「あいつは中々めんどうだパズル……他の手を使うべきか………」


………

たくっちスノー「はあ……とりあえず急にハンターが来てもこれで大丈夫だな」

沙都子「……………」


たくっちスノー「一応聞く、俺が戦わずどうやってカーレッジの大群を倒すんだ」

たくっちスノー「相手は一人一人俺以上のチートで……しかも、ダグデドドゥジャリジャリとかいう変なやつも乱入してくるかもしれないんだぞ」

たくっちスノー「なんなら今トジテンドだっているんだ!!200人の中にはお前みたいに戦えない奴だって………」

沙都子「でもココアさんは敵を倒すために友達を信じて自ら肉盾になりましたわよ」

沙都子「少なくとも時空に出る前のあの方なら出来なかった芸当………」

たくっちスノー「だからって………もし死んだら」

沙都子「死にませんわ、時空において死ぬとされる事象はただ1つ」


沙都子「『物語から必要では無くなった時』だけでしてよ」


沙都子「それにもうお忘れですの?貴方がやるべき事はカーレッジを1人で倒しに行くことじゃないと」


沙都子「貴方は原点すら忘れている、何故『たくっちスノー』が時空で生きていけたのか」

たくっちスノー「たくっちスノーが何故時空で生きていけたか………?」



沙都子「そう、幾度となく時空を壊そうとした癖に、何故元になったあの方はこうして生きていられると……?」


沙都子「私から協力出来るのはここまででしてよ、後は……そうですわね」


沙都子「貴方の見込んだお友達にでも協力してもらえばいいのでは?」

たくっちスノー「…………そうだな、信じられなくても相談は出来るか」

沙都子「では、今はこの辺りで」

………


トゥルルル……トゥルルル………

たくっちスノー「…………聞こえるんだろ?カノくん」


【リーダー、自分が何の為に存在しているか、本当は言っちゃダメなんだけどまー仕方ないか】

たくっちスノー「い、言っちゃダメってそんなに大事なことなのか?」

【いや、メンタルの問題】

たくっちスノー「…………覚悟はする、話せよ」



たくっちスノー「俺は何の為にいる、何をすれば時空の、あいつらの為になる?」


【じゃあ話すよ】



【今のたくっちスノーは時空で何をする為だけに存在を許されるのか】

【この時空を守るためにやることは何か】
………


総統「終わった、もう終わったワシの人生、いよいよ命とかやばくなってきたかもしれない」

総統「こんな事なら500億円に釣られず元の世界でゴロゴロしてればよかった」

サンレッド「お前それでも悪の組織か、まあ自らくたばってくれるって言うならありがたいが」


サンレッド「つっても……」

『ピーススプラッシュ』

サンレッド「おっと身代わり」

総統「ぎゃああああ〜でもデラックスボンバーよりは痛くない!」バラバラ


サンレッド「あの怪人は今まで見たやつで1番クソめんどくさいな、俺パズルとかあんま好きじゃねーし……」

サンレッド「あんな遠いところから狙撃してくるんじゃな………」


たくっちスノー「………おいそこの」

サンレッド「ああ?」

たくっちスノー「パズルワルドを倒すために手を貸せ」

たくっちスノー「貸してくれ、でも貸してほしいでもない」


たくっちスノー「貸せ」

サンレッド「俺そうやって他人に上から目線で命令されるの大嫌いなんだよ」

たくっちスノー「だったらどうする、ルール上暴力は禁止だよ」

サンレッド「俺はこのゲームを捨てることで逆らうことが出来る」

たくっちスノー「…………じゃ、情報だけ送っておく」

たくっちスノー「パズルワルドはハンターをパズルにして好きなところで元に戻せるようにしてる、だから絶対待ち伏せしてる形になるんだ」

たくっちスノー「手を貸さないならそれで頑張ってくれ!」

サンレッド「言われたからってやらねぇからな!?勝手にやってろ!」


…………

たくっちスノー「…………もしもし、月村さん」

【どうしましたか、たくっちスノー】

たくっちスノー「俺、裏切り者って公表します、危険だけどやります」


たくっちスノー「………聞いてください、もう少し後にカーレッジ・フレインが来ます、あくまで予感なんですけど……来る気がするんです」

【ええ、知ってますよ】

たくっちスノー「ええ………え!?知ってる!?」

【はい、他でもない貴方から聞いたので………だからこそ準備もしてきた】

【それで貴方はどうするつもりですか?】

たくっちスノー「最初は1人で倒すつもりでした、最強無敵として生まれ、なんでも出来る俺が責任をもって時空を守らなくちゃって思っていた」


たくっちスノー「でもあの二人の……戦えないなりに戦える人に望みを託して、信じあったあの作戦………それこそ俺に出来なかった事だった」

たくっちスノー「そしてカノくんが教えてくれた、何の為に俺が時空に存在できるのか」


たくっちスノー「俺は………この持てるだけの全ての力で、時空の色んなヤツを鍛えます!」

たくっちスノー「俺は時空で史上最悪の犯罪者ではなく………史上最強の全生物の師匠になるべきと気付いたんです!」

【では、貴方はもう戦わないと?】

たくっちスノー「………こればかりはワガママになりますけどね」

たくっちスノー「俺もスズとココアみたいに………信じたいんです、信じてみたいんです!!時空の皆を!!」


【………分かりました】


ズドン!!

たくっちスノー「なんか落ちてきた!」

【貴方が覚悟を決めた時に渡すと決めていた、僕が作ったマガイモノ成分です】

たくっちスノー「えっ、月村さんが……ってそういえばこの間、松山が本とかあるくらい成分だけなら誰でも作れるとか言ってたっけ」

たくっちスノー「これを俺に?でもマガイモノは自分と無関係な成分は混ざりませんよ?」

【貴方の成分が元なので混ざるはずです】

たくっちスノー「いいんですか?こんなもの」

【貴方が人々を導くためというのなら、貴方の力になるはずです】

たくっちスノー「ありがとうございます……月村さん」

ドスッ

たくっちスノー「うおおおおおおおおおお!!!?これは!?」

たくっちスノー「はうっ!」

---

……

ダグデド「ハハハハハ!これで終わりだよ、おツブちゃん達!」

ダグデド「見てよ見てよこの並行世界の面白いカーレッジ達!俺のお気に入りなんだ!」

ダグデド「さーて、そろそろ飽きたし…」

ダグデド「バイバイ!!」

……

たくっちスノー「はっ!!」

たくっちスノー「今のは…月村さんの成分が入って、活性化したのを感じる」

たくっちスノー「そうか、思い出した……なんで俺があの時夢を見れたのか」


たくっちスノー「あんなものを見たのか…これは…」


たくっちスノー「母さんが持っていた…絶望の未来を見る力!」

たくっちスノー「…そうか、母さんはマガイモノだから…自分の成分を使って、俺を…」



たくっちスノー「…やるよ母さん、俺が…俺たちが!」


たくっちスノー「うん!力すっげーみなぎる!凄いな月村さん!」



月村「…どうにか受け取ってくれた、これでひとまずは安心です」

月村「マガイモノなのに眠りにつくことを相談したら…」

御剣「成分がどんどん劣化していく状態の初期症状なんてね」

グリリバ「しかしそんな事例聞いたことありませんよ」

御剣「あの子のお母さん自体不完全な成分を浴びて、元人間で、そこから元にした正しいか怪しい代物で作ったんだ、無理もないよ」

異衛門「あと少しであいつも死んでまうところやったな…」

TSS「事情を説明して成分を与えても良かったのではありませぬか?」

月村「それでは彼の為にはなりません、また一人で突っ走ります」


月村「何より…」


たくっちスノー『助けて…!!』

月村「本当は彼も自分一人では怖いと思っている」


月村「僕は大事な部下一人も守れないようでは…支援している月の人々や兄さんに顔向けできません」


異衛門「…あんた、ホンマにワイの知ってる月村サトシと違うなぁ」

クローン「だが、お前…それはつまり」



クローン「お前もカーレッジと戦うことになるんだぞ?」

月村「構いません」

エイチワン「ピピピ!」

異衛門「せやな、たくっちスノーの劣化なんて魔トリョーシカっちゅう生みの親も死んだのにどうしろって思ったらまさか」

TSS「ここにいる小生達もたくっちスノーではありますからな」

月村「赤、青、黄、緑、黒、灰、桃……7人のたくっちスノー」

月村「貴方達の成分を少しずつ混ぜることで、完全なるたくっちスノーの成分を作り、上書きすることが出来ました」


クローン「まあ、これでたくっちスノーにも問題が無くなったのなら………」

異衛門「………ん?おい!!エイチワン!お前なんか透けとるで!」

エイチワン「ピピピ!」

異衛門「えっ、ワイも!?…………うわマジやん!!!」


御剣「待ってよ、これ全員じゃない!?」

TSS「はあ!?まさか混ぜたせいで………!?」

クローン「いや、逆だ、混ぜたから消えるんじゃない、混ぜてないからここまで居れたんだ」



クローン「都合が良すぎないか!平行世界からカーレッジより先に俺様達たくっちスノーが月村と合流出来るなど!!」

クローン「時空はただたくっちスノーの力を復活させる為だけに呼び出したんだ!」

グリリバ「それが終わった今、もはや私達は時空に必要ない」


「と」


エイチワン「ピピピ!」

御剣「あっグリリバ!」


ベリーアイス「ねえちょっと、それじゃあせっかくアタシ達が連れてきた逃走者達も………」

「いやん」

「せめてもう少し喋らせろですぞ!」

御剣「月村!!オレたちは絶対にこの時空に戻ってくる!そしてほとぼりが冷めたらちゃんとたくっちスノーにも会いに行く!」


「もう1人の方も楽しみだ!!」


クローン「月村サトシ!!!これだけは言っておく!!平行世界は山ほどある、たくっちスノーが全て味方と思うな!!」


「特に白いヤツには………白狐には気を付けろ!!」


異衛門「嫌や………嫌や!!嫌や!!これはもうワイの逃走中でもあるんや!!ワイと月村とモーリスの、初めての逃走中アルティメットなんや!!」

異衛門「このゲームの終わりを見届けるんや、どんなにトラブルが起きても、ピンチになっても最後は笑って終わるべきなんや!ワイは……!!」



「助けっ………!!」



月村「…………」

月村「………たくっちスノー、聞こえますか」


たくっちスノー【なんですか、月村さん……今俺は覚悟が決まっています、なんなりと】



月村「時空を超えて分かりあえた友の為にもこのゲームは絶対に……無事に終わらせましょう」

たくっちスノー【はい!!】

……

月村【………ですが少し緊急事態です、としかしたら……数人消えるかもしれませんが、トジテンドともカーレッジ達とも関係ないということは頭に入れてください】

たくっちスノー「えっ、えっ!?」


月村【ですが信じてください、必ず戻ってくると】

月村【………僕も信じていますから】

たくっちスノー「……了解!」


………

モーリス「こ……これは一体どういうことだ……?何が起こって……」

モーリス「体が……このままでは逃走中から離される!こんなところで、まさか……こんな………」


………

アイ「えっなにこれ!?」

號「なんだよこれ!?これまでこんな壊れ方してないだろ!?」

號「ふざけんな!まだ金も手に入れてないのにここから追い出されるのかよ!」

號「俺は!!まだ!!」

アイ「………嫌」


アイ「嫌!!もう帰りたくない!!私はニゲになるの!!機械じゃなくてちゃんとした存在になって!!」

アイ「本当の『星野アイ』のように愛するって気持ちを味わいたい………!!」

………


万太郎「あ、あれ!?母上!?」

レディー「お、おお!?ワシの体がなんか軽くなっていくぞー!?」

万太郎「嘘でしょ!?やだよ!お別れしたくないよ!」

レディー「大丈夫じゃー!ミートだって別次元から来たと言っていた!また会えるのじゃー!」

万太郎「本当!?約束だよ!?カルビ丼用意して待ってるからね!!」

レディー「ワシは牛丼の方がいいのじゃー!」

………


グラディウス「くっ……まさか、KONAMI世界からの情報を待っていたら、時が来るとはな……」

グラディウス「だが……奴のことは分かった………後は、最後に一撃放って、世界にでも貢献するか」



グラディウス「最初で最後のひと仕事だ!!オプション!!」


オプション「!!」

ドドドドドド!!


パズルワルド「ぐえーっ!あっ、銃が壊れたパズル!!」


………

たくっちスノー「………う、嘘だろ!?本当に反応がロストした……」


たくっちスノー「消えた人たち、一体……なんなんだ……」


モーリス・シューメーカー
星野アイ
一文字號
キン肉マンレディー
グラディウス 消滅
残り181人

ーーーーーーーー

沙都子「あの顔………一体何を話したかは知りませんが、あの状態ならもう心配するまでもありませんわね」

沙都子「よ〜し、せっかくだからわたくしも悪役令嬢♢倶楽部会長としてあの3人を指導しましてよ〜!おーっほっほっほ!」


…………

沙都子「ということで集めましたわ」

カタリナ「ということでと」

フローチェ「言われても」

アストリッド「反応に困るんだけど」

沙都子「貴方達に拒否権はなくてよ、これから私と共にカーレッジ・フレインという時空の全てを作ったものも戦うことになりますわ」

カタリナ「時空の全て!?」

アストリッド「どうして私たちがそんなモノと………」


沙都子「何故?そんなもの決まってますわ」

沙都子「元より私が悪役令嬢♢倶楽部を結成したのは、カーレッジを倒せる可能性を秘めた貴方達悪役令嬢を集めたいからですの」

3人「「「ハァ?」」」

沙都子「勝手に与えられた破滅の運命を持つ体に対して、自らの力で抗い未来を変える……貴方達はこの中でも逸材ですわ」

沙都子「カタリナはその性格で無自覚に関係者をすべて懐柔し、フローチェは前世の技術で世界を相撲で侵食し……アストリッドは破滅を想定し近代兵器を密造して国にケンカを売ることを視野に入れている」

沙都子「同じ悪役令嬢でもここまで方向性に違いが出ると面白いですわ」

カタリナ「………でもどうして私達に?フローチェは相撲があるし、アストリッドには銃があるけど私は2人に比べたら戦う力は……」

沙都子「貴方でも役に立つことがありますわ、さあビシバシいきますわよ〜!」


フローチェ「その前に私からもひとつ聞かせて」

フローチェ「何が貴方をそこまでさせるの?」

沙都子「………カーレッジに未来を奪われた、というのは違いますわね」

沙都子「思い出を全て無かったことにされた……というのもまだ曖昧ですわね」

沙都子「『胡蝶の夢』という言葉をご存知で?」

フローチェ「確か……今自分が見ているモノが夢か現実か分からない……みたいな奴だったかしら」



沙都子「私の友達はカーレッジのせいで三周目から今までずっとそんな状態にありますわ」


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