ポケモン二次創作 【金ノ瞳、銀ノ翼】  豆電球 /作



第八章 ~伝説のポケモン~



36、37番道路。
たまたま再会を果たしたリオンとサトル。そのまま一緒に旅をすることになったらしい。
丁度36番道路を通りかかった時、リオンが預かっているタマゴの様子に異変が起こった。
リオン「!!ついに孵るときが来たのね!!♂かな♀かな~~」
サトル「しっ!孵るぞ・・・・」
パキパキパキ・・・・パーーーン!
《たまごから、トゲピーがかえった!》
思わず歓声が漏れる二人。顔を見合わせ、ハイタッチをする。
トゲピー「チョキチョキプリィィ!」
サトル「よし、健康そうだな。心配は要らないだろ。」
リオン「よかったぁ~~サトルがいて・・・私一人じゃ無理だったもん・・・ありがとぉ♪」
サトル「・・・おう。そ、そういえばニックネームとかあんのか?ま、お前のことだから・・・」
リオン「もちろんあるんですよ!この子は・・・鳴き声からとって・・・『チョキ』!どーだ!?」
サトル「そんなことだと思ったぜ・・・」
チョキ「プリィィィ!!」
ガサガサガサ・・・
リオン&サトル「「!!・・・・」」
サトル「誰かいる・・・。誰だ!」
リオン「・・・刺激しちゃだめだよ。多分ポケモンだから・・・」
サトル「ああ。何のポケモンか分かるか?」
リオン「分からないけど・・・大きいポケモンなのは確かね・・・。」
???「グルルルル・・・」
リオンたちの前に現れたのは、2メートルはあろうかという大きさの、立派なたてがみを持つポケモンであった。
リオン「ウインディ・・・。どうしてココに?」
ウインディ「ヴゥ~~・・・・」
サトル「警戒してるみたいだぞ・・・。どうするんだ?」
リオン「・・・・。大丈夫だよ。私達は何もしないから。どうしたの?」
ウインディ「・・・・・・・スースー」
リオン「あ、足が・・・。そっか、分かった。今手当てをするからね。」
サトル「・・・・・・。」
ウインディ「ク~ン・・・・」
リオン「でもどうしてここに居るの?ガーディの進化形の貴方が・・・。」
サトル「もしかして、捨てられたんじゃないか?こいつ。こんなところに1匹でいるのもおかしいし。」
ウインディ「ガルルルルル・・・・」
リオン「え?・・・。ずっとまってても帰ってこないんだって・・・。」
サトル「あ、悪い。気にしてるはずだもんな。・・・よし!俺がお前の新しいトレーナーになってやる!」
《しかしウインディは完全無視した!》
リオン「ははは!そーだよねぇ?じゃあウインディ、私はどう?もちろん嫌ならいいんだけど・・・」
《ウインディはリオンの足に擦り寄ってきた!》
リオン「ウインディ・・・・。」
サトル「あああ~~~!!!!またかぁぁぁ!!!」
リオン「じゃあ、足も完全に治ってないから、モンスターボールに入ってね?はやて♪」
ウインディ(以下はやて)「ヴォン!」
サトル「・・・・・。」