ダーク・ファンタジー小説

2006年8月16日
日時: 2018/07/08 02:37
名前: をうさま ◆qEUaErayeY

>>3-37 >>40-55

2015冬大会 管理人賞ありがとうございます
感想などもお待ちしてます

Twitter:@STsousaku

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Re: 2006年8月16日 ( No.52 )
日時: 2018/04/21 00:37
名前: をうさま ◆qEUaErayeY

 そのとき僕は、見たこともないような大群に揉まれていた。
 信号待ちの間、一息つくために空を見る。狭い空には雲が居心地悪そうに浮かんでいる。辺りには岡山なんかには存在しないほどの高層ビルが立ち並んでいて、雰囲気に圧倒される。
「……なんだこれ」
 小さく呟く。辺りにはいくらでも人がいたが、都会の喧噪にかき消されきっと誰にも聞こえていない。
 ……僕は今、東京にいる。現在は渋谷駅付近を歩いていて、あのスクランブル交差点が目の前にある。この異常なまでの人の多さは東京駅で新幹線を降りたときからそうだったが、未だに慣れない。
 しかも駅の一つ一つが馬鹿みたいに広く、線が意味不明なくらい多い。しかも駅の数も多いから乗り換えアプリが必須である。

 事の始まりは、今から一週間ほど前に遡る。
 あのとき、えんさんから来たLINEのメッセージを見て我が目を疑ったのを覚えている。一週間後に東京でオフ会します、というメッセージと共に、例の掲示板のURLが貼られていて、飛ぶと「2014年春、オフ会決定!」というタイトルのスレッドに、それの詳細がかなりの文字数で書かれていたのだった。
 本心では行きたかったが、流石に完全な部外者ということで断ろうとしたら、君に来てほしいのはメンバー全員の意向だ、と言って貰えたし、半ばダメ元で頼んだ親にも「行ってきなさいよ」とあっさり承諾を貰ったので、割と簡単に僕の東京行きが決まったのだった。
 ……どの方角を向いても、東京だ、と実感する。これは夢なのだろうかと一瞬疑ってしまうほど現実離れしていた。土曜日の昼すぎということで、いつもより人は多いのかもしれない。
 青信号になり、周りの人が一斉に歩き出す。ガゴン、と右手で引くキャリーバッグが段差で音を立てる。

 東京は暑かった。半袖の人がもう既に何人かいて、そうじゃなくとも僕みたいに薄着である人たちが大半だった。スーツを着たサラリーマンたちが浮いて見えるほどだ。
 今日、昼の一時に渋谷のスタバで待ち合わせな! とえんさんに言われたが、今調べてみると渋谷駅周辺にスタバは20件近くあるのでどこの店舗に行けばいいのか分からない。仕方なくLINEで聞くとTSUTAYAのスタバだと言われた。それは目の前にあるからすぐにたどり着く。
 そこは一面ガラス張りで、異様な存在感があった。窓際に見える座席は既に全席埋まっているみたいで、カップルやノートパソコンを広げている人の他に、外国の人が多く見えるのが印象的だ。
「どこにいるんだろ」と、ぽろっと口から出る。先程と同じようにそれは周りの音でかき消された。待ち合わせって言われても、これだけ人が多かったら流石にどれがえんさんで、向こうからしたらどれが僕なのか分かるわけがないのは明白である。
 とりあえず中に入ってみる。レジにかなりの人数が並んでいたが、なんとなく自分がいるべきポジションが分からず端の方へ歩み寄ってしまう。よく見てみると周りにも似たような人たちがそれなりにいた。きっと人を待っているのだろう。
 スマホを出し、えんさんにLINEでも送ろうかと思った瞬間、後ろから声をかけられる。
「あ、君、コウセイくん?」
 僕は驚いて振り返る。それは背の高い男の人で、見たところ、30代……ぐらいに見える。いや、そんなことはどうでもいい。なぜ僕の名前が分かったのだろう。この人は超能力者か何かなのだろうか。
「あ、俺えん。あの、掲示板の」
 言われた瞬間、え!? ぐらいしか言えず、ひどく取り乱してしまったが、少ししてやっと事態が飲み込めてくる。声がSkypeで聞いたことのある声だった。
「……あ、えんさん。あなたが」
 僕は、下から上になめ回すように、彼をまじまじと観察してみる。いかにも大人といった感じの落ち着いた服装で、身長は180センチほどだろうか。背が低めの僕の前に立たれてしまうと、見上げないと彼の顔が見えない。
「なんで分かったのって顔だね。周りを見回してごらん。中学生ぐらいの男の子で一人なのは君しかいないよ」
 周りを見てみる。何度見てもお洒落な店内である。確かに、これだけの人数がいるのにも関わらず自分と同じぐらいの歳であろう人が全然いない。中高生らしき人たちもいるにはいるが、それらは友達と一緒にいるような人たちばかりで、一人だけというのは確かに自分以外に一人もいなかった。

Re: 2006年8月16日 ( No.53 )
日時: 2018/05/13 23:58
名前: をうさま ◆qEUaErayeY

「まあ、なんか頼むか」
 ちょうど列が空き始めたタイミングで彼がレジに並んだので、自分も後ろに付く。空いてるといっても十人以上並んでいるのでそれなりに待つことになるだろうが。
 それにしても、外国の人が本当に多い。ここは本当に日本なのだろうかと少し不安になる。
「こんなに外国人いたっけ、ここ。久しぶりに来たけど」
 前にいる彼もちょうど同じことを思っていたらしく、振り返り大きな声で僕に語りかける。店内にいる女子高生たちの喋る声がうるさい。
「あれ……、えんさんはあまりここには来られないんですね」
「前にも言わなかったっけ? おれ今は地元出てて栃木に住んでんだ」
 ここで、流石に嫌気が差したのか彼はその女子高生を睨みつけるように見つめる。それに気づいていない彼女たちは未だに大声で喋り続ける。皆一様に化粧が濃いのでコスプレか何かに見えてしまう。
「……五人は東京の高校に通ってたってことですか」
「ん? ああ、そうだよ。23区内じゃないけどね」
 少し意外だった。五人のゲーム制作企画を知ったときから、それをなぜか田舎の青春だとイメージしてしまっていた自分がいた。
「で、何にする? コーヒーとか飲めないならこれとかどう? フラペチーノっていうんだけど」
 彼は、並んでいる間に店員から手渡されたメニュー表を僕に見せながら、その、フラペ何とかというメニューを教えてくれる。バナナを使った商品が春の新作と銘打たれている。
「このバナナのやつ? 分かった。サイズは……、一種類しかないのか」
 何故かサイズはTallサイズの一種類しかなかった。名前からして大きいのだと分かるが、見るからにこんな甘そうな物を飲み干せるか心配になる。
 スタバに来るのは当然のように初めてだった。毎秒毎に変わる店内の様子や、窓から見える、瞬きする度に姿を変えるスクランブル交差点を眺めているだけですぐに最前列まで到達する。
 店員に注文を伝えているえんさんは、暫くして財布を取り出した。僕も慌ててショルダーバッグから財布を取り出してお金を出そうとするとえんさんに止められた。「いや、いいよ。流石に中学生には払わせられないって」
 えんさんはそう笑いながら一万円札を出した。飲み物二つで合計700円弱もするとは少し笑えてくる。えんさんが買ったのは安いコーヒーだったので、ほとんど僕の分の値段である。
 注文が終わると、横にずれて商品が渡されるのを待つ。
「人、多いよね」
 僕は反射的にえんさんのほうを向いたが、彼も向こうを見ていた。スクランブル交差点。何故だかずっと気になって暇さえあれば見つめてしまう僕がいる。
「ただ人が多いだけだよ、あんなの」
 何故か皮肉るような言い方だったのが気になったが、僕は何も言えないまま信号が青に変わる瞬間を見届けていた。
 お待たせしました、という店員の声に反応したえんさんは、今見ていたあの交差点など気にも留めていないようだった。

 一階は満席だったので、階段にて二階に移動した。さっき交差点から見えた人たちが半分ほどまだ残っている。一階よりは空いているが、それでも席の半分以上は埋まっている。見ると、さっき交差点で見えた窓際の人たちがまだ座っていた。僕たちは階段から一番遠い席に座った。
「なんか奇跡みたいだよね」
 彼はそう呟いてコーヒーを一口飲み、はあ、とため息をつく。
 聞き返すより先に、彼は口を開く。「思わない? あんなノリで作った掲示板に時間差で君が問い合わせてきてさ、昔使ってたけど今は全然使ってなかったメールを俺がたまたま開いて、一週間前のそのメールに気づいたんだよ。聞けば樹雨とかも俺と似たような感じだったらしいし」
 同じことは自分も前に思った気がする。僕はフラペチーノの上のホイップをストローで飲み、無言のまま頷く。甘い。

「俺、最近はずっと仕事仕事で、なんか夢も希望もないなーって感じで暮らしてたんだけど、俺たちみたいな人間でもこんな奇跡起こせるんだなって、なんか、嬉しかった」
 彼はまたここでコーヒーカップを口へと運ぶ。そのドリップコーヒーは砂糖もミルクも入れていないので、きっと土のように苦いだろう。
「まあ何が言いたいかっていうと、感謝してる、ありがとう。メールでの君は最初申し訳なさそうな感じだったけど、それでも君がとった行動が巡り巡ってこんな奇跡を起こせたのなら、その事実を君はもっと誇っていいと思う。他の人から見たら些細なことかもしれないけど、俺たちは今日十年ぶりぐらいに再会する。それも全てコウセイくんのおかげだよ」
 ありがとう、と最後にまた言われたので、少し畏まってしまう。「そう言ってもらえて嬉しいです」
 あんな行動、僕にとっては自己満足でしかなかった。実を言うと返事が返ってこなかったとしても別に構わなかった。何故なら、2006年8月16日の最終更新も、それはそれで美しい光景だと純粋に思えたからである。
 僕は自分が他人に理解されないようなことを考えていると分かっている。だから、それもそれでありですね、だとか、こんなこと自己満足です、だなんて無意味なことは言うべきじゃないと思った。

Re: 2006年8月16日 ( No.54 )
日時: 2018/06/18 04:51
名前: をうさま ◆qEUaErayeY

「しかし、暑いな、東京」
 彼は独り言のように呟く。もうお互いに飲み物はほとんど飲み干していた。向こうで窓際の席がいくつか空くと、周りの人が取り合うようにして座る。
「あ、で、今日14時にハチ公前で待ち合わせしてるから。そこから電車に乗って俺らの地元まで行くつもり」
 14時というとあともう少しだ。自然とテーブルの真横にあるキャリーバッグを自分の元へ寄せる。いよいよなのかと、少し緊張する。
「緊張する? 俺も緊張してるから気にしないでいいよ」
 それはきっと本当だろうと漠然と思う。「そういえば……、ゲーム製作って順調に進んでますか?」
「急だね」彼は少し笑う。「いや、もう終わってるよ。オフ会が決まったときには既に終わってたかな。俺は総監督だったからほとんど何もしてなかったようなものだけど」
 終わった。あの企画が。莉乃さんの意志を継いだあのゲームが。
「……今度やらせてください」
「もちろん! 自分で言うのも変だけど本当いい作品に仕上がったよ」

 僕は莉乃さんがどこの誰で、どういう容姿をしていて、どういう人となりなのか全く知らない。当たり前だ。会っていないから。
 そして、これから二度と会うことはできない。これだけ片方が一方的に知っていても、心動かされていても。
「……俺たちは高校の頃ゲーム製作をしてた訳だけど、そのときに担当してたものと、十年経った今仕事でやってるものが、それぞれ不思議と近いんだよね。信じられないことに」
 え、と僕はあからさまに驚くように彼を見るが、彼にとっては想定していた反応のようで眉一つ動かさなかった。
「俺はこのときCG色彩も担当してたんだけど、今グラフィックデザイナーみたいなことをやってて、樹雨は音楽担当からミュージシャンになって、水音はスクリプト担当からプログラマになって、ゆーたは原画担当からイラストレーターになってる。皆それぞれこのゲーム製作企画で担当してた仕事を今も続けてて、そこがなんか、感慨深いというか」
 僕が息を呑んでいる間、腕時計を確認した彼は席を立ち、コーヒーカップのトレーを持つ。「さ、行こうか」
「あ、はい」彼は僕に何も言わせなかった。五人のゲーム製作企画。それは全員にとってなんて意味のある事件なのだろうと思う。
 彼は既に歩き始めている。大きな背中が見え、肩には小さなショルダーバッグを掛けていて、自分とは色々な意味での軽さが違うなと笑える。僕はキャリーバッグを押し、すぐに彼を追った。

 店外に出ると、外の暑さはさらに増していた。交差点で信号を待つ人々には、半袖を来た人が先程より増えた気がする。
 前を進むえんさんが眩しそうに目を覆う。一転して太陽が雲に隠れると、彼はほっとしたように手を下ろした。
「今って三月だよな……」
 信号が青に変わったので、人々が一斉に歩き出す。ははは、と僕は愛想笑いだけ作り、その集団に続いた。しだいに喧噪が激しくなっていく。あらゆる方向からあらゆる方向に大群が押し寄せていく様は、相変わらず壮観である。
 ハチ公前。それはここから見えていた。けれど周りにいくらでも人がいるのでどれが彼らなのか分からない。横断歩道を渡り終えたときは流石に目の前だったので、僕はえんさんのほうを見る。
「……あ!」
 彼は走り出していた。何事かと思い僕も続く。彼は迷うことなく走り寄った数メートル先で男女数名と輪を作っていた。
 僕も早歩きで近づくと、彼らは一斉に僕のほうを向く。これが、あの企画のメンバー達なのか。何回かSkypeで話したので声だけは知っているが、いかんせん、顔と声が合わない。まあオフ会なんて普通こんなものか、と勝手に納得する。

Re: 2006年8月16日 ( No.55 )
日時: 2018/07/08 02:37
名前: をうさま ◆qEUaErayeY

「コウセイくん!」
「君がか!」
「マジで中学生だったの!?」
 いきなり三人にそれぞれ話しかけられたので、少し反応に困る。……とりあえず中学生というのを疑われていたのは心外だが。
「初めまして。香征っていいます」
 三人は、初めまして! とハイテンション気味にそれぞれ返してくる。なんというか、普通の大人という感じだ。えんさん、樹雨さん、ゆーたさん、水音さん。僕を見つめる四人は僕にとって間違いなく特別だが、本当にどこにでもいる大人にしか見えなかったのがどこまでも切なく感じた。
「コウセイくん。今日は遠い所からありがとう」
 いかにもバンドマンといった黒くもっさりとした髪の人は、きっと樹雨さんだろう。まず自分なら髪がここまで伸びたら切りにいっている。
「しかし東京久々だけどこんな暑かったっけー」
 関西弁。ゆーたさんに間違いない。整った顔立ちですらっとしたスタイルはこの渋谷の街によく似合っている。
「あー、ゆーたは大阪に戻ってるんだっけ?」
 紅一点の水音さんは華奢で可憐でとても可愛らしい。

「で、今日は俺たちの思い出の場所を案内するよ」
 彼らの視線が一斉に僕に向けられるのを、僕は一途に感じていた。彼らの真剣な眼差しを前にしては、含羞どころか、愛想笑いを浮かべることもままならない。案内、という言葉が少し引っかかった。
「じゃあ、行こう」
 先頭を歩くえんさんに続き彼らもゆっくりと歩き出す。僕もすぐ続こうとして一瞬ためらった。ふと振り返る。スクランブル交差点で信号を待つ人々は相変わらずいつも多い。先程僕と信号を待っていた人たちはもう全員渡りきったにも関わらず、一分もすればどこからこんなにやってきたのかと思う程度に人が集まる。渋谷。僕はこの街を後にする。次ここに来るのはいつになるのだろう。
 ……ここにいる僕と彼らは、この場所に於いて何者だったのだろう。

 僕たちは渋谷駅から山手線に乗って新宿駅で降り、そこから中央線に乗り換えた。
 車窓から見える景色からは高層ビルなどの大きな建物がだんだん減っていく。駅こそ初めは聞いたことのある駅ばかりだったが、立川を過ぎた辺りからは聞き慣れない名前の駅ばかりに停車する。拝島という駅で降り、そこから五日市線という電車に乗り換えたときは全く未知の領域だった。
 僕はこれからどこへ行くのだろうと、少し怖くなった。
「結構、乗りますね」
 気づけば僕たちは一時間近く電車に乗っていた。車内にいる乗客の数は岡山とそう大差ない。僕たちは岡山ではまずお目にかかれないであろうロングシートに座り、無言のまま向こう側の車窓ばかりを見続けていた。いや、僕が喋らないのはまだ分かるが、彼らが何も話そうとしないのは明らかに不思議だった。
 またここで、熊川、という駅に停車する。乗ってくる人はほとんどいなかった。
「ああ、大丈夫。もう少しで降りるよ」
 僕の真隣に座っている水音さんが答えた。ほとんど一時間ぶりに喋ったからか、声がか細い。それは踏切の音にかき消されそうだった。反射的に声のほうを向くと彼女はこちらを見てなどいなかった。彼女の瞳はまっすぐ前だけを見つめている。つられて僕も向くと、東京っぽくない景色だけを延々と続かせる車窓があった。彼女は未だ向こうを見つめたまま動かない。この車内で窓外の景色だけが動いていて、それ以外の物は全て静止画のように止まっていた。
 僕はその瞳を、目に焼き付けるように見入った。間違いなくこの瞳だと思った。あの夜、Skype越しに泣かせた女性の瞳は。

 ……電車はそれから二駅進み、秋川、という駅に停車した。
「いやー、やっと着いたね」
 プラットホームに降りてから、彼らはそれぞれ一様に伸びをしたり体をほぐしていた。
 僕はここで辺りを見回す。しつこいようだが東京感が一切見受けられない。むしろ、田舎の無人駅にすら見える。黄色い屋根の駅舎が印象的だった。
「ここが、俺たちの聖地」
「ここがですか……」
 広い空は、この世の何よりも澄んだ色をしていた。きっとここは僕の想像していた彼らの故郷に限りなく近かった。
 ついにここにたどり着いたのだと、一瞬感動する。そして次の瞬間、たまらなく恥ずかしくなった。僕は、東京が彼らの故郷だと、渋谷でえんさんから聞かされ愕然としたが、それらは完全に早計だったと感じざるを得なかった。
 この狭いプラットホームから見える、自分の浅はかさや世間知らずさを恥じる心すら許してくれそうな空がそこにあった。

Re: 2006年8月16日 ( No.56 )
日時: 2018/07/11 07:40
名前: うなぎ


7/20はうなぎの日

ウナギボン食えよ

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