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*12*
サーキットシティ、廃工場近くのコースでは...
サイクロンシャーク
「シャアアアアーーーッ!!」グルンッ!!
「ぐわあああっ!!」
たくっちスノー達が探している二番目のバーストギア、サイクロンシャークがミニ四駆達をなぎ倒していた
「だ、大丈夫かジェットビー!?」
「ううっ...モーターをやられた」
「何!?...貴様!!」
サイクロンシャーク
「俺様はサイクロンシャーク、バーストギアの帝王!俺様を倒したいのであればグランイーグルを呼んでくるんだな...」
「何を!?あんなお前みたいな暴れん坊、誰が連れてくるか!」
サイクロンシャーク
「ほう?」
「ここはレースカーの街!レースのオモチャはレースで勝敗を決する!お前もここに来たなら分かっているだろう!」
サイクロンシャーク
「そんなもの知らないな...車のオモチャがみんなくだらないかけっこをすると思ったら大間違いだ」
「なんだと!?」
サイクロンシャーク
「もう一度言う、俺様を倒したいのであればグランイーグルを呼んでくるんだな」
「.....」
「なぁ、グランイーグルを...」
「ダメだ!レースの魂を知らない暴れん坊なんかには...」
リボル
「お前達!」
サイクロンシャーク
「ん?」
「あっ...リボル!!」
たくっちスノー
「紺さんのスキャン機能すげぇや!あっという間に見つかった!」
紺
「サーキットシティに残ってて良かったですよ...」
ダメタル
「マシンを破壊して回るサイクロンシャークとはお前だな?」
サイクロンシャーク
「なるほど...お前は隣町に居るヒーローフィギュアとやらか、それに...グランイーグルまで来てくれたか」
グランイーグル
「サイクロンシャーク...」
サイクロンシャーク
「本来俺達は善と悪の関係にあるが、オモチャとしてはそんなの関係ない...仲良くしよう、我が同胞」
リボル
「グランイーグルはお前みたいな壊し屋じゃない!」
サイクロンシャーク
「レースマシンには分かりはしない!俺様とこいつの苦難と悲しみを!」
グランイーグル
「苦難と悲しみ...?どういうことだ?」
サイクロンシャーク
「知りたいのであれば、俺様と戦うのだ、グランイーグル!」
グランイーグル
「何っ!?なんで同じオモチャ同士で戦う必要がある!」
紺
「バーストギアってそういうオモチャなんですけど」
サイクロンシャーク
「...そうだ、どうせならお前達もかかってこい、暇潰しになる」
リボル
「良いだろう...俺達が勝ったら、もう破壊屋はやめてレーサーになるんだ!」
サイクロンシャーク
「良いだろう、ただし俺様が勝ったら金輪際バーストギアに関わるな」
ダメタル
「良いだろう...サイクロンシャーク!鉄の刑法の名の元にお前を逮捕する!」