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*16*
~ランチビレッジ~
一足先に到着していたゾンビ娘と紺はランチビレッジの役場に足を運んでいた
「私が村長です」
ゾンビ娘
「それは前に違うところで聞いた」
「旅の者、ランチビレッジへよくきてくれました」
ゾンビ娘
「挨拶はいい、それよりもここの店が看んな休業しているがどういうことだ」
「それが...」
ドガァンッ!!
その時、役場の隣から何かが壊れる音がした
「あっ、またやられた!」
ゾンビ娘
「何の音だ?」
紺
「確か、役場の隣に鍵の掛かった小屋がありましたよ」
ゾンビ娘
「ドロボウか、店が開いてない理由が何となく分かってきたぞ」
「...あああどうしよう、今日はノレニカ氏の誕生日だというのに...このまま材料なしでは」
ガチャッ
「村長...」
ゾンビ娘
「ん?」
役場からスーツを着た老人が近づいてくる
「の、ノレネカさん...」
ノレネカ
「調味料泥棒はまだ捕まらないのか?」
「あ、ああ申し訳ない...奴は怪力で手に追えなくて...」
ノレネカ
「ワシの誕生日パーティーとチキンを、どれだけのオモチャが待ち望んでいるのか分かっているのか?このパーティーには遠くからわざわざ足を運んでくるオモチャだっているんだ、もし中止になったら...」
「わ、分かっている...分かっているけど、調味料泥棒に敵う奴なんて...」
ゾンビ娘
「そこのじいさん、ノレネカと言ったな?」
ノレネカ
「お前は...旅の者か、何の用だ?」
ゾンビ娘
「あんたの店のチキンは旨いのか?」
ノレネカ
「何を言い出すかと思えば...当たり前だ、ワシのフライドチキンは最高品質を維持する究極のチキンだ、食べられない物は後悔するほどのな」
ゾンビ娘
「ほう...その調味料泥棒とやら、私に任せてもらえないだろうか」
「えっ!?」
ノレネカ
「ほう...お前がなんとかすると?」
ゾンビ娘
「そうだ、私だって飯を食うためにわざわざここに来たのだからな、調味料泥棒のせいで肉が食えないというのなら片付けるまでだ」
ノレネカ
「...面白い、良いだろう。」
「の、ノレネカさん!?」
ゾンビ娘
「ただし、私が帰ってきたら高級のチキンを用意しておけよ」
ノレネカ
「ああ、リングポテトも付けてやろう」
ゾンビ娘
「交渉成立だ、泥棒は何処を塒としている?」
「恐らく...この近くにある『マゾの金山』を根城にしているんじゃないかと」
ゾンビ娘
「根城はともかく、その名前はなんとかならないのか...では行ってくる」
※原作と同じ名前
ゾンビ娘達が役場を出ようとしたとき...
black
「ちょっと人を探しているのだが、胸が貧相で尻が素晴らしいゾンビみたいな女を知らないだろうか」
ゾンビ娘
「」ザシュッ
black
「oh...」
たくっちスノー
「blackさんが死んだ!?」