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*35*
【第六話】
『玩具のマガイモノメイカー』
~ヒーロータウン~
怪盗ボーイの事件とザンシャインに別れを告げ、ヒーロータウンに帰還した一行
まともに休めなかった黒達はサビィの所に出向く前にメタルの家で休むことにした
黒
「」チーン
白
「二度あることは三度ある」
たくっちスノー
「船に乗っていく町のイベントってまだ沢山あったはず....」
黒
「冗談じゃない」
ダメタル
「まぁともかくだ、ようやく帰れた、それでいいじゃないか、ゆっくり休もう」
菖蒲
「ああ、結局夜寝られなくてすげぇ眠いんだ」
たくっちスノー
「.....マガイモノメイカー」
イクサー1
「大丈夫...でしょうか?」
たくっちスノー
「ああ、すいませんイクサー1さん、ちょっと気になることだらけなもので」
イクサー1
「それは、あの黒い塊の事で?」
たくっちスノー
「はい...マガイモノメイカー、マガイモノを作る者達、奴を見るに自分以外に既に誰かが存在している、ということになる」
たくっちスノー
「そして...怪盗ボーイの行動を見るに、そいつはマガイモノを悪事に利用しようとした」
イクサー1
「悪事...」
たくっちスノー
「僕は許せないんです...マガイモノメイカーとして、マガイモノとして、個人のエゴの為に生き物を産み出して利用するという行為が」
ダメタル
「...その口振りだと、正しいマガイモノメイカーも存在していると言えるのか?」
たくっちスノー
「当然だとも、例えば...」
サビィ
「おーい先輩先輩!!大変、大変っすよ!!」
話を遮り、サビィが扉を叩く
ダメタル
「どうしたサビィ、お前から出向くなんて珍しいな」
サビィ
「せ、先輩達に...果たし状っす!!」
ダメタル
「何、果たし状?宛先は誰だ?」
サビィ
「分からない...思い当たる人物は?」
ダメタル
「...俺も分からない、色んな奴を逮捕してきたからな、これといって浮かばない」
たくっちスノー
「ちょっと見せてくれる?」
そう言うとサビィは扉の隙間から手紙を入れる
black
「えーと何々...『オリジナルへ』」
ダメタル
「オリジナル?オリジナルとは何だ?」
たくっちスノー
「...マガイモノが、使われた設定に対して使う呼び方だ、自分から見たblackさんみたいなものです」
黒
「つまりマガイモノからの果たし状か...」
たくっちスノー
「可能性があるとするなら...メタル、blackさん一行、そして...イクサー1さん、貴方だ。」