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*43*
【第七話】
『ガングとマイスマイル社』
たくっちスノー
「ガング君...本当にあのガング君なのか!?」
ガング
「ああ!そうだよ!」
たくっちスノー
「変わらないなぁ!どうしてここに!?」
ガング
「それはそっちだってそうじゃないか!」
黄
「...な、なんだこれは」
縁
「知らんよ」
「...凄いな、本当にここに集落が出来ているとは」
手を取り合う暇もなく飛んでくる、聞き覚えのある声に、たくっちスノーはすぐ正気に戻り振り替える
たくっちスノー
「あ、メタル...それにイクサー1さんも、どうしてここに?」
ダメタル
「こちら的にも新しく出来た戸棚が気になってな」
イクサー1
「...そちらの方は?」
たくっちスノー
「ああ、とりあえず二人に先に紹介しておくよ...彼はガング、ガング・インスピレーション、自分の友達のオモチャ職人だ」
ダメタル
「友達...?見たところあんた人間型だろう?ここらで見ないどうやってここに来た?」
ガング
「この近くの渦を通ったらここに来たんだけど...」
たくっちスノー
「ああ、時空の渦か...まあいいか、悪用しないことはよく分かってるし」
ダメタル
「black達を呼んできた方がいいか?」
たくっちスノー
「お願いねメタル、皆にも知らせておきたいし」
ダメタル
「行ってくる」
ダメタルがまたヒーロータウンに向かい、たくっちスノーは話を続ける
たくっちスノー
「に、してもまさか君がね...僕と同じマガイモノメイカーになるとは思わなかったよ」
ガング
「マガイモノメイカー?何だいそれ」
たくっちスノー
「まさか知らずに作っちゃったの!?」
ガング
「うん、綺麗な女の子を見たからアレみたいな人形を作りたいなぁっていつもみたいにオモチャ作りしてたらあんな風になっちゃって」
黄
「えっ」
たくっちスノー
「お、おう...君らしいっちゃらしいが」
ガング
「ここは良いところだよ、素敵なオモチャが沢山あって...子供が喜ぶ姿が容易に想像出来るんだ」
たくっちスノー
「ほー...あ、そういえば僕がデザインした『シャチろう君』ってどうなった?」
ガング
「ああ!あれだったらリアルワールドのここの水族館で置いてもらえることになったんだ!」
たくっちスノー
「おおー!」
イクサー1
「...?」
black
「来たぞ、たくっちスノー」
たくっちスノー
「あ、blackさん」
黒
「あいつがマガイモノか、本当に私と似ているな」
黄
「オリジナル...今度は本物か」
ガング
「あっ...あの娘ってティー君の知り合いだったんだ!!」