完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~
*55*
~ヒーロータウン~
ダメタル
「一週間ぶりのヒーロータウン...変わらないな」
白
「黒、イクサー3の乗り心地どうだった?」
黒
「マッハを越えるような速さだったが、不思議と吐き気や気持ち悪さは感じなかった」
たくっちスノー
「さて、ここからサビィさんのアジトまで行って...」
「ウオオオオーーンッ!!」
ダメタル
「ん?」
街の近くで、大きな叫び声が響く
菖蒲
「なんだ、この町に怪獣でもいたのか?」
black
「...ん?皆、あれを見ろ」
blackが指を指した先に居るのは...
ウールヴィア
「ウオオオオーーンッ!!」
ガング
「うーん、迫力あるねぇ」
亜区里
「オモチャなだけあって実物よりは小さいが、それでも心に来るものがある」
たくっちスノー
「ガング君!」
ガング
「あ、ティー君また会ったね!それにその銀髪の人...見つかったんだ!」
たくっちスノー
「へへ、おかげさまでね」
ダメタル
「これは...この間の怪獣か?」
亜区里
「ああ、三日前にマイスマイル社が発売した1/1000スケール!『ウールヴィア』だ」
ガング
「ウールヴィアがデパートに並んだって聞いて飛び込んできたんだって」
ウールヴィア
「社長さん、僕の演技どうですか?」
亜区里
「本物には劣るが迫力はあるな、わが社の玩具として誇らしく生きるのだぞ」
たくっちスノー
「へー、確かにこうやってでっかいのを見るとカッコよさを感じちゃうなぁ」
菖蒲
「ああ、これだけ図体がでかいなら色んなものを見ることが出来るな」
亜区里
「なんだ、探し物でもしているのか」
ダメタル
「探し物...というか、まぁそれっぽいものだが、黒いメタルポリタンを探している」
ガング
「黒いメタルポリタン?」
亜区里
「ガングによれば、同じオモチャは二体以上生き物として現れないと聞くが?」
たくっちスノー
「戦闘員やモブ以外の立場が決まってる奴はそうですよね...でも、彼女が見たというので」
イクサー3
「間違いない!真っ黒だった!」
亜区里
「ウールヴィア、その図体と羽なら世界を見渡せるだろう行ってこい」
ウールヴィア
「えー!?」
亜区里
「社長特権だ」
ウールヴィア
「ひー」
ウールヴィアは空高く飛んでいった
ダメタル
「俺も路地裏をパトロールしてみる」
たくっちスノー
「じゃあサビィのアジトには自分が行くよ」
ダメタル
「俺的にも、その黒いポリタンが気になるものでな.....」
イクサー3
「あたしも行く!」