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*104*
終章引きニート感情論
さて、次はどうするか。あくまのきしでないにしても、タフなのは違いない。体力では負けるだろう。
なら、速攻。
「ドルマっ!!」
相手の顔にピンポイントで当てる。あくまで、目隠し。
よろめいた相手に追撃、
「魔道の書」
相手に効果が出たのを確認し、距離を取る。相手もこちらの位置を把握するが、その時には間合いの外だ。
弓に持ちかえ、マジックシュートを打つ。三発打ったが、一発手に当たっただけだ。だが、問題ない。
ブーメランを構え、バーニングバード。防ごうと斧を振り回す相手。
杖を握り、狙いを定める。
「ドルクマっ!!」
ドルクマは体の中心で炸裂する。鎧は無惨に砕けていく。
沸いてくる実感。
勝利。
僕は微かに熱を感じていた。なんとも言えない余韻に似た感情を・・・。
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