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＊紹介文／目次＊

重なる世界の続編小説です。一応、ドラクエXの二次創作ですが。全く違った世界が広がってます。ご了承ください。
前作が完結にあるので、よんでみてくださるとありがたいです。

主人公
【名前】雨祢氷見弥
【性別】男
【年齢】13

簡易あらすじ
魔物や多種族が暮らす、自然豊かなアストルティア。科学が発展した、グリーディア。異質な二つの世界を行き来してしまった、九佐駄男は二つの世界を一つにしてしまう。
そんな現象から二十年、引きニートの主人公は、異質な世界の異質で平凡な暮らしを行っていた。感情、それを巡る感情の葛藤に、少年は迷いだす・・・。

10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～ 100～ 110～

＊108＊

終章引きニート感情論

「好き勝手いうなよっ！！」
僕は怒鳴る。ただ、怒鳴る。
「好き勝手言わして貰うぞ。ケフフ、お前は弱い。それに、お前は何をしているのかのぉ？」
何を？している・・・？
「お前の存在は、人を救えたのかのぉ？」
僕は答えない。
「例えば・・・。あの店、何故焼かれたのかのぉ？恨み、嫉妬？またまた、事故？」
「ふざけるな・・・。」
二人の攻撃が同時にくる。それは、避けられないものではなかった。だけど、頬をかする。
「その二人、仲間であると思うのはお前以外にいるのかのぉ？」
僕は答えない。また、攻撃がかする。
「まぁ、その二人は‘仲間でありたかった’ようじゃがの。」
ありたかった？何を言っている・・・。
「いや、なりたかった・・・かな・・・？」