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引きニート感情論 完
作者: 火羅 ◆t2Fwfd0vJs  (総ページ数: 115ページ)
関連タグ: ドラクエ 二次創作 重なる世界続編 
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四章残された希望論

「なるほど。たしかに学者がその存在を使うのは、些か強引ですね。」
「はい。さて、と。そろそろ休憩しません?」
「へぇ、その様子なら大分情報は入ったみたいですね。では、互いに整理する時間と。そうしましょう。」


僕とアオバは互いに距離を取り、寝転がる。ここ、草原に大木が一本。良い景色だ。
さて、整理しよう。
まず、エルフという生物がいる。それは、異世界の生物であるのは明白。そこに人間がいるのも反応でわかる。また、父さんの知り合いであり、おそらくは研究対象。アオバのいた世界は、恐らく科学が発展してない。原初の生物を曖昧にしたのに、答えなかったのは学者にしては妙だしね。さらに、僧侶は神を信仰している。当たり前だ。だが、それを比べている。比べる対象にしている。
違和感ありあり。うーん。賢い者。僧侶とは違う。とは・・・。
そうか、職業にあって学者でない。つまり、賢者とは特定の仕事を僧侶と行う。そして、僧侶とは立場、仕事が違う・・・。なら、神様関係ないなぁ・・・。

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