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*52*
四章残された希望論
・・・し・・・。
・・もしもし・。
聞き覚えの無い声。
いや、どこかで・・・。
ん?
目を開き眩しさを感じる。微かに見えるシルエット。
テンパ・・・?
「あ・・・。」
「全く・・・、休憩とはいえ気が抜けすぎていませんか?」
どうやら寝ちゃったみたい。他人を前に寝るって・・・。駄目だな、僕。
「まぁ、それだけ敵視されていないと受け取りましょう。それとも、腹部の傷で血を流しすぎたのですか?」
そういわれて気づく。僕、撃たれて・・・あれ?
「傷がない・・・?」
「いや、親切心と賢者のつとめを果たしたまで・・・。エルフとして当然です。」
へぇー、と感心する僕。
ん?ちょっと待てよ・・・、
賢者って
「超能力者!?」
「違います」
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