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五章空虚な持論
「そうだ。」
間を持たず、不意に言葉は発せられる。
「へばる前に、どれだけ知っちまったか・・・、聞いとくぜ。」
「・・・分かりました。」
それから、僕が帝国について知っていることだけを教えた。勿論、アオバについては言うはずがない。
「なるほど・・・。手遅れ、って訳か。なら、」
容赦なくはいつくばらせられる。そう、笑いながら言い。
そして、狙いをこちらに定める。
だが、ただではやられる気はない!
「ドルクマ!」
正に不意打ち。今度は当たっている。だが、
効果なし。
「え?いや、なんで?」
「馬鹿なことだ。俺の印象から属性を考えるんだな。」
そう、狼は闇。闇に闇は無意味。つまり、効果があるのはイオ系のみ。
「まぁ、イオラじゃたかが知れてる。肉弾戦じゃ秒もかからねぇんじゃねぇか?諦めろ。お前と俺じゃ格が違いすぎる。」
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