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*8*
弐章仮想世界の推論
『ようこそ、戦線サバイバルへ』
奇妙だ。広告は二時間ほど前に来ている。だが、このゲームは今始まったような説明。
『このゲームは簡単です。生き残ってください。それがルールです。』
ざわめく仲間、チャットを見た限りは同年代ばっかだ。
『ちなみに、途中棄権、離席は自由です。』
これは当たり前だ。それを肯定する。改めて・・・
『キャラの・・・いえ、安全は保障しませんが。』
麗『恐怖』
圭『氷見弥・・・、これって・・・。』
『では、クリアを祈ります。』
雨『圭、麗奈・・・。』
汗が吹き出ているのが分かる。怖い、だけど
雨『クリアしよう。絶対に。』
友を、守ろう。生き残ろう。みんなで。盤上の汗を叩くように拭った。
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