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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第47話VS四天王キクノ!」パート2

アイコ現在の手持ち
ゴウカザル、ルカリオ(戦闘中)、ムクホーク(戦闘中)、ストライク(戦闘中)、エムリット、スカタンク


 ストライクはカバルドン等三体を見据えた。
「つるぎのまいよ!」
 アイコの指示でストライクはつるぎのまいを踊りだした。ステップを踏み鎌を振るって踊りだした。
(何をするつもりなのかしら・・・?)
 キクノは戸惑いを感じたが、ゴローニャにいわなだれを指示した。岩がストライク目掛けて落ちてきた。ストライクは踊りながらこれをかわして、つるぎのまいを踊り続けた。
 攻撃を上げさせるわけには行かないと、カバルドンとナマズンがいわなだれとがんせきふうじを飛ばして来たが、ストライクは華麗に動いてこれをかわし続けた。
「ゴローっ!」
「ズーン!」
 ゴローニャとナマズンがれいとうビームとかえんほうしゃを放った。ストライクは鎌を盾にしてこれをガードした。
「ジャンプよ!」
「ストライク!」
 アイコの指示でストライクはジャンプして、ゴローニャを跳躍のキックで転ばせて、カバルドンに迫った。
「カバルドン、ストーンエッジよ!」
「カバルドーン!」
 キクノの指示でカバルドンがストーンエッジをした。ストライクはバック転をしてこれをかわした。そして、最大に溜めた攻撃力をフルに使ってシザークロスを見舞った。
「カババーっ!」
 今のが決め手となってカバルドンが力尽きた。カバルドンが倒されたことですなあらしが止んで、砂と渦潮に飲み込まれていたルカリオとムクホークが解放された。
「皆、行くわよ!」
「ピーっ!」
「グワオーっ!」
 アイコの指示でルカリオとムクホークは残った二体に接近した。ムクホークはナマズンに、ルカリオはゴローニャにインファイトを振るって二体に大ダメージを与えた。
「ゴロー・・・」
「ズン・・・」
 ゴローニャとナマズンは力尽きた。アイコの勝利である。
「やった!」
「あらあら、ご苦労さま、ゆっくり休んでね」
 キクノは敗北を悟ったのか、カバルドン等三体をボールに戻した。
「とても強いのね。おばあさん感心しちゃったわ。ここまで来るのに苦労したでしょ」
「はい、色々ありました。でも、私一人の力じゃない。一緒に戦ってくれるポケモン達のおかげなんです」
「ほほ、それを聞いて安心したわ。さあ、次の階へ行きなさい。あの人が貴方を待ってるわ」
「あの人?」
「貴方のことを知ってる人よ。さあ」
 キクノに促されて、アイコは次の階へと進んで行った・・・。

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