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*114*
「第48話VS四天王オーバ!」パート2
アイコ現在の手持ち
ゴウカザル、ルカリオ、ムクホーク、ストライク、スカタンク(戦闘中)、エムリット
「ハガネール、熱〜い、にほんばれだぜ!」
「ネールーっ!」
オーバの指示でハガネールはにほんばれをして陽の光を上げた。
「ほのおのキバだ!」
そして、キバに炎を灯してほのおのキバでスカタンクに迫った。
「スカタンクちゃん、かわして!」
「スカーン!」
スカタンクはアイコの指示で平均の素早さながらもハガネールのほのおのキバをかわしていった。そして、ジャンプしてハガネールの体に飛び乗ったが、
ジュー・・・!
「スカカカ、カーン!!!」
しかし、陽の光を浴びていたハガネールの体は焼け石のように熱していた。スカタンクは熱さに耐え切れずに地面に降りた。
「ネルネル、ネール!」
熱した体をしたハガネールが固い歯をガチガチ鳴らして笑った。これにスカタンクは怒り心頭になった。
「しっ!」
アイコは堪えて、と指を口に当てた。これを見てスカタンクはすぐに落ち着いた。
「来るか、来ないならこっちから行くぜ、ハガネール!」
「ネール!」
オーバの指示でハガネールは前進した。そして、アイアンテールでスカタンクを沈めてやろうと動いた。
「スカタンクちゃん、かえんほうしゃよ!」
「スカーン!」
アイコの指示でスカタンクはかえんほうしゃに出た。お尻からの発射である。
「ぬおわ、何い?!」
「ネ、ネール?!」
スカタンクの仰天行動にオーバは頭を抱えてびっくりした。ハガネールも意表を突かれたように驚くも体を仰け反ってスカタンクのかえんほうしゃをかわした。
「今よスカタンクちゃん、いたみわけよ!」
アイコの指示でスカタンクはいたみわけをした。お互いの体力を半分にしたところで、スカタンクはかえんほうしゃを放った。ハガネールはこれに直撃した。ハガネールは自分の熱の暑さに耐え切れず、力尽きた。
「くー、やってくれるねー、アイコちゃん。今の俺は大劣勢・・・。この状況、燃える、燃える、燃えてきたぜーっ!」
ハガネールを戻すと、オーバは劣勢をチャンスと捉えるべく自身のテンションをフルに高めた。
「よっしゃあ、俺一番の切り札で相手をしてやるぜえええ!」
オーバはボールを豪速球で投げて、自分の切り札を出現させた。
「ヒヒーン!」
ボールから出て、ひのうまポケモンのギャロップが荘厳な声を上げて地面に着地して、炎の毛を散らしてオーバの前に立った。
「ゴウカちゃん、行くよ!」
アイコはスカタンクを戻して、ゴウカザルを出した。
「行こうぜい、ギャロップ。とっしんだーっ!」
「ヒヒーン!」
オーバの指示で、ギャロップはゴウカザルにとっしんしてきた。
「ゴウカちゃん、受け止めるのよ!」
「ゴキャ!」
ゴウカザルはギャロップを掴んで飛ばしてやろうと構えの態勢に入った。
「蹴りをぶつけろ、ギャロップ!」
「ヒヒーン!」
オーバの指示でギャロップは突進すると見せかけて、後ろ蹴りをゴウカザルにぶつけた。ゴウカザルは吹っ飛ばされてステージの壁に衝突した。
「ゴウカちゃん、立ち上がるのよ!」
「ゴキ!」
アイコの呼びかけにゴウカザルは目を覚まして、マッハパンチで先制しようとした。
「ヒヒーン!」
するとギャロップは頭の角を突き出してゴウカザルを牽制した。
「ゴキ?!」
これにゴウカザルは思わず制止してしまった。ギャロップは角を突き出して、突き刺しにかかった。ギャロップの角が真上に振り下ろされると、ゴウカザルはその角を掴んで刺されまいとした。
「ギャロップ、ソーラービーム!!!」
「ヒヒーン!」
オーバの指示でギャロップはソーラービームを放った。ゴウカザルはこれを直撃してダメージを受けた。
「ひのこの雨だーっ!」
「ヒヒーン!」
ギャロップは、自身の体毛からひのこを撒き散らして、ひのこを連射してきた。
「ゴウカちゃん、ジャンプよ!」
「ゴキャーっ!」
アイコの指示でゴウカザルは、ジャンプして、急降下のマッハパンチに出た・・・。
パート3に続く・・・。